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2025/04/27

ドクダミの除草の仕方と利用

庭にドクダミが増えてきた。

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ドクダミは嫌いではない。それなりに生えているのなら庭の彩りv(^0^)。ただ、あまり多くなりほかの草本を押し退けるようでは「生物多様性」を減退させてしまう。という崇高な?使命感から、一部を駆除することにした。

ただし、地表部の若芽を摘むだけである。ドクダミは地下茎を残すとどんどん増えると言われているから、掘削して地下茎・根から排除しろ!とよく記されているのだが、それでは土壌の攪乱になる。現在の土の生態系を破壊すれば、地表部にも影響が出る。それはほかの草にも影響を与えるし、せっかく萌えだした若葉の季節に土をむき出しにしたくないのである。

さて若葉を摘み続けたら、果たして何回再生するだろうか。ドクダミの生命力を試してみるつもり。尽きたら生えてこなくなるだろうし、生えてくるたび収穫できると思えばよい。

さて、摘んだドクダミの若葉をどうしようか。

ネットでドクダミ、レシピと検索すると、結構多くのドクダミ料理法が登場した。葉はハーブ扱いだし、茎も炒めたら美味しいらしい。サラダにもなるらしい。東南アジアでは、普通に野菜扱いなのだから当たり前だが、日本人は臭いを嫌うので苦手な人が多いだろう。でも、パクチーブームもあったわけで、ドクダミの臭いもパクチーに似ていると思えば、そのうちブームになるかも。

そのうち調理も挑戦するつもりだが、まずは簡単なドクダミ茶にすることにした。単に乾燥させるだけ(笑)。

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1日で、わりとカラカラになる。あと数日したら、砕いてお茶葉ぽくしてみよう。

ドクダミは毒を除く薬でもあるから、今後の使い道を模索する。

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コメント

ドクダミ茶、エスニックな香りに飽きたら、乾燥させたあとにフライパンで焙じるとなかなか美味しくなります。

実は、試飲してみたのですが、イマイチでした。まだ乾燥が足りないのかとも思いましたが、私好みではなくて……。
次は焙じてみます。別のハーブティと混ぜるのもアリかもしれませんね。

実は、わたしもドクダミのエスニックな匂いが苦手だったんです。
で、古くから薬草茶として親しまれてきたので美味しく頂ける方法があるはずと、試しに焙じてみたら、生臭さが消えて、えもいわれぬ芳しい薬草の香りと味に。

今は水分が多いですので、白い可愛い花の蕾の時期に、根本から収穫して、水で洗って、5~8本くらいを輪ゴムで束ねて戸外で乾燥(蒸し暑い雨の多い時期だと、エアコンの風の当たるところで)させてカラカラになったら、そのまま、フライパンの上でハサミでザクザク3~5センチ程に切ります。
ドクダミを指先でふわふわって炒ることが出来るような弱火加減で焙じて、焦がさないように気をつけて、葉っぱを指先で小さく砕く感じで焙じると、梅雨の蒸し暑さを忘れるような芳しい薬草の匂いが立ってきます。
お好みの焙じ加減になったら、砕いたドクダミをティーパックにつめて出来上がりです。
この時、フライパンに残るドクダミの粉は正に生薬って美味で山姥の密かな楽しみだったりします。 

(但、料理につかってるフライパンを使うと油の臭いが移り油臭くなります。新しいフライパンがお勧めです)

なるほど。
やはり乾燥をしっかりあないといけませんね。
そのうえで焙じ方も研究しますか。……でも、生えてくる勢いがすごくて、早くもドクダミとの負け戦を感じています(⌒ー⌒)。

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