庭に見慣れぬ雑草
庭で見つけた雑草の花。
ムスカリ?
ムラサキケマン。
他にもある。珍しくはないのだが、昨年の我が家には生えていなかったか、かなり少なかった種だ。なぜ今年は群生するのか。とくにムスカリは園芸植物で、自生していること自体が問題である。
毎年生える草が変わってくるのは遷移?侵略? 我が家の庭の主に草本を調べていると、大半が外来種なのだが……。
庭という人工自然空間も、実は場所の気候や生態系の影響を受ける。
これは九州は福岡県飯塚市にある旧伊藤伝右衛門邸の庭だが、目立つのは照葉樹だった。もちろんモミなどの針葉樹、カエデなどの落葉樹もあるが、敷地の周囲に配置されている大木の多くはカシ、シイ系の照葉樹なのである。やはり九州という位置から針葉樹・落葉樹より照葉樹を選んだのだろう。ついでに言えば、庭に建つ東屋の柱はシュロだった。これも暖帯系を感じさせる植物である。
完成させた庭も、常に遷移することを意識しないと維持できない。
まあ、私は観察を続けるだけであり、無理に維持せずなすがままであるが、庭の観察が日々の日課になりつつある(^_-)。
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