棚?極限のシェルフ
無印良品で見かけた家具は、面白いものがいっぱいある。
これはエクストラ・シェルフと名付けられているが、ようするに棚である。移動できるのかラック扱い。
高名?デザイナーの設計のようだが、一見だれでも、とくに林業家なら自作できそうな構造である。丸太の輪切りや半割りを金属の骨組みに接続しただけではないのか?
そういや、これまでも太い角材を置いて「ベンチだ!」という“家具”を見たことがある。丸太のタンコロの表面を磨いて置き「スツール!」と強弁した声もあった。
でも、こうしたデザインに価値があるし、それが高く売れることでもある。ン万円以上するんだよ。
誰でもつくれそうで、誰もやらなかった家具。言い換えればアイデア勝負。
我と思う林業家は、自らデザインのセンスを磨いて挑戦しないか。販売ルートなどをつくるのは大変だが、今はネット通販もある。職人的技術を磨く前に「アイデア」で戦える時代である。
とまあ、昨日完結した「半分、青い」(BS11)を見て思ったことだけどね(^_-)-☆。
私はこのドラマを、漫画からそよ風の扇風機まで、クリエイティブな活動の苦しみを描いた佳作だと思っている。
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