伊藤伝右衛門の檜兜
昨日は、伊藤伝右衛門邸で見てきたものを紹介しようと思っていたのだけど、最後に買ったお土産の印象が強すぎて(^^;)、カレーをアップしてしまった。
実際にお見せしたいものは、こちら。
檜兜。ヒノキでつくられたカブト。もちろん実戦用ではないのだけど、超高級品。かなり格の高いもののよう。
孫に送ったものとされるが、白蓮の薦めだったと伝わる。端午の節句の武者飾りだろうか。
ちなみに伊藤邸の中には白蓮資料館もあるのだけど、二人の間で新聞を通して行われた公開離縁状の応酬については、一切触れていない。いや、離婚したことさえほとんど触れず。私は、それが読みたかったのに。ただ白蓮用の水洗トイレがあったのが新鮮だった。
また邸宅の造りや使用された木材、細工などには興味深いところもあった。明治期の和風建築の粋(プラス西洋様式の取り入れ)という目で見たら、なかなか面白いのではなかろうか。
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