gooブログの終了
昨日、「goo blogサービス終了のご案内(2025年11月18日)」というのが届いた。
gooブログが、今秋に閉じてしまうということだ。
覚えておられる方がいるのかいないのか、私は最初、gooでブログを開始したのだった。ブログが流行り始めた頃に、私も新刊を出版したので、その宣伝になるのか、いやその前にブログなるものがどんなものか確かめてみようという実験的な気持ちだった。
調べてみると、2005年の6月3日だった。
こんな感じ。
これから恐る恐るプログをスタートします。
テーマは、これから出版する拙著『だれが日本の「森」を殺すのか』に関する情報。
もともと自前のHPで紹介するつもりだし、そこに日誌的な「生駒通信」もあるのだけど、今時流行りのプログなるものを試してみたいと思い、別途始めることにしました。
とりあえず、こちらではこの新作の周辺情報や裏話を中心に書いていきます。いつまで続けるかって? そりゃ売れなくなるまで(^^;)。まあ、期間限定になるだろうけど、始めてみます。
ちなみに、発行予定日は6月13~14日頃ではないかと思います。手元には見本誌も届いていませんので、私も表紙デザインさえ知らない。
期間限定になるだろう、と記していますな。それから20年、続けてます(笑)。
それも、ほぼ毎日ではなかろうか。最初の頃は日曜日は休もうとか、正月7日間は書かないで置こうとか、いろいろ決心したはずなのだけど、書き出すと日々のリズムがあって、下手に休むと書けなくなる。むしろ毎日ネタを考えている方がよろしい。というわけで、続けている。まあ、海外旅行に行ったり、たまには休むが、その時は今やSNSにちょろりと書くようになってしまった。
その後、使い勝手の悪さからココログ、つまり現在のNIFTYのブログに移ったのだが、gooブログはそのまま残しておいて、どーでもよいことをたまに書くようになった。タイトルも「森林ジャーナリストの裏ブログ」と変えた。
森林ジャーナリストの裏ブログ
表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと
さて、それが閉鎖されるというのである。最近はほとんど書き込んでいないというものの……書くのは本当にドーデモ体験談である。ゴジラ映画や谷山浩子のコンサートの感想とか(笑)。
しかし、実はそれなりに利用価値がある。それは、当時の発想や情報のメモになるからだ。思いつきであっても、何かの森林関連ニュースに触れて、こう考えた、こんなことを思いついた、と記しているから、日記以上の思考メモになっている。検索すると、ヒットすることもある。
つまり、私の知恵・情報の倉庫として扱ってきたのだ。それは現在のココログも一緒だが……。ときに依頼原稿のテーマが決まらない時に、古いエントリーを見返して、なるほど!と思ってそこから記事を書くこともある。自分のネタをパクる\(^o^)/。
だから他人に見せるのではなく自分の記録用としての価値が大きい。なくなると困るし、何よりも自信の日記を廃棄されてしまうような感覚だ。どこかに移設するか、ファイルにしてパソコンに取り込んでおくか。コメント欄はどうなるのか……。考えると難しい点がいろいろ出てくる。
どうしようかな。
最近のグーグル検索では、ブログを後回しにするアルゴリズムが組まれているそうだ。だから外部からヒットして入ってくる人も減っていると聞く。ブログ全盛から凋落の時代なのだ。しかし、私的にはブログが記録にはもっともよろしい。
SNSは、自身の書いたものがどこへ行ったかわからなくなったり、完全に消えてしまうこともある。奇妙なコメントが殺到することもある。一覧を見ることも難しい。
というわけで、ココログはまだまだ続く。(ココログが閉鎖になったら悪夢だ。)
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