生物多様性への森林施業事例集
林野庁が、「国有林野の森林施業における⽣物多様性への配慮事例集」というものを発行していた。
国有林ばかりだが、各地で生物多様性に寄与する方法を模索している。皆伐ばかりしている罪滅ぼしか(^^;)\(-_-メ;)。
大きく残存木を利用するもののと植栽するものがある。また地拵えから間伐、主伐までそれぞれの段階の工夫もしているみたいだ。
林業現場を見ていると、何も考えずに旧態依然とした施業をしているところが目につく。しかし再造林や低コスト施業が言われるだけでなく、生物多様性など地球環境的な課題の指摘も増えているだけに、もっと施業法を見直すべきだろう。
また山主や森林組合の中にも、生物多様性を気にかけているところもある。しかし、実行するには技術的なバックボーンがないと二の足を踏む。
実際、国だけでなく、都道府県、市町村、大学・研究機関、民間と、さまざまな部署で、林業における新しい施業法を試しているところはあるはずだ。
残念ながら、各試行の結果がまとまって報告されていない。ぜひ一体化して、それぞれの実験的工夫とその成果を一覧できるサイトをつくってほしいものだ。
もっとも、この事例集、細かな点はともかく、全体として試み方が似通っている。もっと大胆な実験も紹介してほしい。以前、大分県の国有林で「3本巣植え」という手法を試した例を紹介したが、そんな実験は各地でやっているはずだ。
混交林づくり
保持林業も広がっているし、針広混交林づくりも各地で行われている。奈良県なんぞ市町村別にやっている。そうした事例を網羅してくれたら、参考になると思うのだが。
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