杭はいつ、どこから腐る?
久方ぶりの「杭の上の生態系」である。
森林公園にあった丸太の杭の上に草が生えていた。
通常、丸太は外側から腐るはずだが、この杭は芯から腐り、そこに土壌のような植物の生える培地ができたのだろう。そこに草の種子が落ちて芽吹いたのだろう。
なぜ、芯から腐ったかと思えば、おそらく杭には防腐剤を含浸していると思う。そのため外側は腐りにくい。しかし薬剤は、芯まで届いていなかったのではないか、そのため外側表面より芯から腐ってほかの植物が生えられる程度になったということか。
このまま様々な草が生えてくれば、その草に虫もつくだろうし、菌類もはびこるに違いない。そこにささやかな生態系ができるのではないか。
大阪万博のリングも、部分保存が言われているが、防腐や耐火を考えると、かなり難しいと思われる。塗料を塗るしかないが、それでは毎年塗り替える必要がありそうだ。あの巨大な、高さ20mもあるリング(の一部)に塗料を塗ろうと思えば、櫓を組まないといけない。そして塗るには何日かかるだろうか。あの櫓のようなリング(の一部)に、櫓がいつも組まれていたら、絵にはならない。
最初から含浸処理した木材を使えば、そこそこ長持ちしたのに、と思わないでもない。でも、芯まで達していなかったら、やはり腐る。
う~ん。やっぱたリングは保存は無理。ゆっくり朽ちるのを10年くらい眺めているのが一番かもよ。
そんなことを、この杭を見て考えたのである(^-^)/ 。
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