Wedge ONLINEに「保持林業」の記事を書いた裏事情
Wedge ONLINEに「一部の木を残す「保持林業」って?林業の新潮流、全部切る「皆伐」より森林の再生が早く、生物多様性にも寄与か」を執筆しました。
Wedge ONLINEは、森林や林業などの分野に限らず書かせてくれるので有り難い。そこで先に街路樹や樹木葬、過疎地にモンベル、古墳のお宿……など幅広く扱っている。
それでも、たまには?林業関係の記事を書こうかと思っている。そこで森林・林業白書に「生物多様性と林業」という特集テーマがあったので、それにちなんだ記事を書き始めたのだが……面白くない(^^;)。我ながら生物多様性というのは具体性に欠けて雲をつかむような話になりがちだ。
そこで事例の一つである保持林業にクローズアップしてみた。
本音では、十分に生物多様性に寄与する林業というよりは、現在の皆伐施業との折衷案ぽいのだが、それでもやらないよりマシ。
問題は、写真だ。文中で触れた北海道の実験地の写真を使いたいと思ったのだが、気づいたら締め切り3日前で日曜日。白書の写真なら自由に使えるはずだが……と思ったが、小さすぎる。ほかにあるのは許諾を取らないといけない。時間的に無理だ。
というわけで、私が静岡県の天竜林業地で見せてもらった写真を使うことにした。
ここはブログなので、林野庁のホームページにあった小さな写真をこっそり?張り付けておくね。
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台風常襲地ではどちらも風害が心配になる伐採方法ですね。
写真の群状保持は4辺のいずれかに同面積を残す場合とどう違うのか・・木陰ができて人間にも優しいのかな。
投稿: くさ | 2025/06/20 14:04
そうしたことも含めて研究中なのでしょう。試行錯誤の最中です。
投稿: 田中淳夫 | 2025/06/20 16:33
群状保持は林内の環境に適応した植物は残ると言っていました。皆伐で消えてしまう林床植物にとってはレフュージアたり得るようです(点状保持ではこうはいかない)。一件無意味にも見えますがどこに焦点をあてるかで考え方も変わってくるようです。ちなみに、他の場所で群状に保持した箇所は風倒が実際に起きていました。
投稿: 0 | 2025/06/20 18:06
保持林業とは、皆伐による生物多様性破壊を少しでも少なくして、復活を早めるための施業です。これが生物多様性を寄与するというには、ちょっと弱い。というか、皆伐よりマシ、と考えるとよいかと思います。
そして今も試行錯誤中の未完成な技術ですね。
投稿: 田中淳夫 | 2025/06/20 20:22