85歳。能登から東京への行脚
明日は、参議院選投票日。
最近は選挙ストレスという言葉もあるそうだが、政党・候補者も支持者もアンチ支持者も、言いたい放題で批判の応酬ともなれば、まともに耳にしていれば心がすり切れる。
そこで、こういう和尚がいることを紹介をしておきたい。
自然宗佛國寺黙雷和尚。85歳。6月13日に能登半島の先端を出発し、東京まで行脚する予定だ。行脚なのだから、もちろん徒歩。基本野宿。とくに能登半島では泊まるところはおろか食事するのも困難だったそう。またいくつかの場所で坐禅行を行うが、この酷暑である。もはや苦行、地獄だろう。
(行程の様子は、Facebookに折々アップされている。興味ある方は「自然宗佛國寺」で検索していただきたい。上げるのは佛國寺の釈妙円尼。)それでも合間に私のところにも便りをいただく。現在は富山から新潟を経て長野に入り、今後は山梨と進む。8月14日に到着を予定しているとのこと。
私が知り合ったのは、もう20年近く前になるのではないかと思う。三重県大台町にある佛國寺にも泊めていただいたこともある。
経歴を聞かせていただいているが、詳しく聞けば、大抵の人が仰天するはず。
ほんのさわりを披露すると、中学生のときに共産党に入党したいと野坂議長に手紙を書いたが断られた、というところから始まる。ならばと入ったのが赤尾敏の大日本愛国党だというから笑ってしまうのだが……。浅沼稲次郎社会党書記長の暗殺された日比谷公会堂の現場にもいたという。もしかしたら自分が山口二矢になっていたかもしれない……と。
その後の歩みは、かなり生々しい政財官界の裏模様なのだが、一転して得度し全国行脚を始め、日本の地方の疲弊を知り、農山村、農林業の建て直しに奔走する。自然宗佛國寺を創設してからは、大台町に山も購入して事業化もしている。
その一部は記事にも書いた。
一方で、安倍晋三が第1次内閣から下野した際に、佛國寺で坐禅を組んでいたこともあるとか。い今も、総理大臣になりたい!という政治家が訪ねてくる。
話を聞いていると、その信条は右翼のようでいて左翼ぼくもあるという不思議な和尚なのである。
今の政治状況を憂え、震災からの復興ままならぬ能登より発って、東京に到達したら、そこで議員たちに何を語るのか。
興味がある人は、目を向けていただきたい。
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