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2025/08/13

宮崎県は年間どれほどはげ山をつくっているのか

宮崎県が、スギ丸太生産量連続34年日本一を達成したというニュース。

スギの丸太生産量 宮崎県34年連続で日本一

農林水産省の統計によりますと、宮崎県は去年1年間のスギの丸太生産量が、172万8000立方メートルで、34年連続日本一となりました。
前の年に比べ11万8000立方メートル減りましたが、2位の秋田県とは35万立方メートルの差となっています。

これでも減った方らしい。このニュースは,ようするに自慢しているのだろう。

これ、一体どれだけのスギ林を伐っているのか。宮崎県では、あまり利用間伐生産はしていないはずなので、全部皆伐によると仮定する。

スギ林の1ヘクタールの材積はどれくらいか。

林野庁の「森林資源現況調査」(令和4年3月31日現在)によると、全国累計から算出したものでは、36~40年生のスギ人工林の1ヘクタール当たりの幹材積を337立方メートル(樹高約20メートル、平均直径20センチのスギが1ヘクタールに1000本ある林分の材積量)としている。

宮崎県は、相当樹木の生長がよいし、伐るのも40年生以上の林分が多いから、とてもこんなものではないと思うが、計算をしやすくするために400立方メートルにしておく。また幹材積と丸太の材積は近いものとする。

すると単純に4320ヘクタールになった。もっと正確な各数値を見つければいいのだが、調べるのが面倒くさい。ここではこうしておく。これが皆伐面積? いくらなんでも……と思うが、どこか計算間違いしていない? 

このうちの7割に再造林しているから、1296ヘクタールははげ山のまま。この数字が34年続いていたら、4万4000ヘクタールのはげ山が誕生したことになる。今後、再造林率を上げると言っているが、こうした過去の跡地はどうなるか。

宮崎県のスギ人工林面積は、23万9113ヘクタール。はげ山率は18%になってしまう。

この計算の誤差がどれくらいかわからない。極めて大雑把だ(笑)。でも、お遊び的にでも、こうして数字を出すと、なんとなく宮崎県の林業の実態像が見えてくる。

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林業・林産業」カテゴリの記事

コメント

ChatGPTだと宮崎県の皆伐面積は2800ha/年ですね。

おお、そういう方法もありましたか。
私の計算よりかなり少なめになりましたが、やはり生長量が大きいのかもしれませんね。どこかにそういう数値を示しているのでしょうか。
ならば再造林率70%から引くと、840ヘクタールのはげ山が毎年生まれていることになる。

宮崎県に限らず、現在の皆伐地は先人が費用をかけて育てた物を収穫しているだけの良いとこ取り林業だと思います。今後の再造林は、獣害・気象害をよく検証し、保育費用をかける価値があるのかどうか、治山治水を守って行けるのかどうかを考えるべきでしょう。戦後の拡大造林のように、植えときゃ何とかなるだろう的なお気楽山造りでは、ハゲ山クソ山(失礼!)造りにしかならないと思います。

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