「このままでは国産割り箸が消える」を書いた裏事情
Wedge ONLINE、およびYahoo!ニュース(転載)に「このままでは国産割り箸が消える!原因は中国か?世界中で需要があるのに職人と工房が減る日本の身勝手な事情とは?」を書きました。
ほんの少し前に書いた『「割ってある割り箸」の関税が統計を狂わせる』(Yahoo!ニュースエキスパート)とセットである。
下市町まで行って、箸祭りに参列したことから割り箸の記事を書こう思ったと思ったところ、内容がいっぱいありすぎて、一本にまとめると混乱すると思った。もともとWedge ONLINE用の記事を予定していたのだが、あえてYahoo!ニュースに関税問題の記事を書く。国産割り箸、とくに最高級の杉箸が危機的状態で、クラファンで資金を集めて職人養成をしようという話と、いったい日本の割り箸消費量はいくらなんだ、という問題が絡んでいるのである。
マニアックで、どうせアクセスを稼げない内容をYahoo!ニュースに持ってくるのはひねくれているから(^^;)。
この二つの記事を書いて気づいたこと。それは「割り箸は森林破壊だ」と喧伝された時期は、割り箸消費量の最盛期ということ。
一方で、「割り箸こそSDGs」と言われ始め世界では割り箸需要が伸びている昨今に、日本の割り箸消費量は減少している。これは輸入割り箸を含めての数字だ。皮肉というか、日本が世界の趨勢に置いてきぼりを食らっているかのようである。
もう一つ。拙著『割り箸はもったいない?』を出版した際は少数派だった竹箸が、こんなに増えるとは思わなかった。だが、竹は割り箸としてはイマイチだと思う。つるつるしているし、香りや肌触りも木箸ほどではない。とくに一本竹箸は使いにくい。
なお、タイトルに「身勝手な事情とは?」とあるが、これは編集部でつけたもの。ちょっと中身と相違があるなあ。基本、私は本文しかチェックしていないが、今後はタイトルにも気をつけるか。
同時に、「割ってある割り箸」というのも、よろしくない。なんと書けば伝わるだろう。業界的には一本箸と呼んでいるが、それでは一般人にはわかりにくい。簡潔に、箸が分かれた状態で完封している箸の呼び方も考えないと。
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