丸太は肩に担いで搬出~1500年同じ方法か
明日は、奈良女子大学でシンポジウムなのだが、私は林業の歴史を語る。
そこで資料づくりをしていて、見つけた写真。
古代は、いかにして木材を山から運び出していたか……という説明を使用として手持ちの写真を探している中で発見したのだ。
これ、人間が肩で担いで運んでいたはずだ。それを説明できるイラストを使おうと探しているうちに写真を見つけたのだ。これはリアルでよい……って、、、写真がある?古代の?まさか!
これ、「吉野山林写真貼」という林業遺産にもなっている資料なのだが、そこに写っていた。言い換えると、この写真貼が作られた明治36年でも、まだ肩担ぎをしていたわけだ。
古代の、飛鳥時代、奈良時代の林業を紹介するつもりたったのに……(^^;)。
ちなみにこちらは,平城宮跡資料館にあった図。こちらは正真正銘奈良時代の様子を描いているのだが、筏をつくって川を流している。こちらの方が進んでいるじゃないか。こんな平野でよいのか、と思わぬでもないが、山から出してきた木を丸太にして平城宮を建設した奈良盆地まで運んだことを示しているようだ。
肩で担いで山から下ろし、川を流して目的地へ……なんだ、飛鳥時代と明治期の技術は一緒じゃないか。
林業技術は、1500年ぐらい進歩せずに来たのかもしれない。
さて、明日はどのように説明するかな……。
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