EUDR延期問題、決着
EUDR(EUの森林破壊防止規則)の延期問題が決着しそうである。
この「合法であろうと森林破壊をしていたらダメ」という画期的な規則、具体的にはEUは輸入しないぞ、という貿易規則は、すでに発効が1年延期になっていたが、今年12月にようやく……と思っていたら、またも延期論議が。
だが、巻き戻しもあって、ようやく決着しそうだ。(英文ページだが、ネットは自動翻訳してくれる。)
森林破壊防止規制は当初の計画通り2025年12月31日に発効するが、延期はココア、コーヒー、木材、パーム油、家畜、ゴムなどの製品を扱う中小零細事業者にのみ適用される。
これらの小規模事業者にとっては、規制の施行は2026年12月まで延期される可能性がある。
もともと森林破壊をしていないか調査確認する作業が難しすぎる、というのが延期の理由だが、大企業はできるでしょ、というわけで小規模事業者のみを延期するわけだ。ギリギリの攻防で、全面延期にならずに済んだ。ただし、まだ最終決着したわけではない。最後の欧州議会などの採決が必要だ。アメリカも反対しているから、また引っくり返される恐れもある。
私は日本も含めて、違法伐採対策に絶望しかけているが、かろうじてEUDRだけがよい方向だと期待していた。それもひっくり返るのか……と憂慮していたが、土壇場で踏みとどまった。まあ、これだって、どこまで効果があるのかわからないのだが……。
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