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森と林業と動物の本

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2025年11月

2025/11/30

料亭の紅葉写真、その裏事情

奈良に「百楽荘」という料亭がある。敷地面積1万坪とかいって、園内に10の離亭があり、戦前の瀟洒な建築物が見られる。そこの庭の紅葉が美しいと言われつつ、これまでは料亭利用者でしか見られなかった。それのを今年は無料公開していた。

近くなもんで気軽に寄ったのだが、そこで写真を撮る。

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どう? なかなかしゃれているだろう。が、これらの写真は、ちょっと現実離れしている。何が?

もう一枚、お見せすると……。

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これが普通。紅葉自体はきれいなのだが、とにかく人が多いのよ。私は気軽におとずれたつもりだったが、どうやら各地に告知されていたらしく、物凄い人の列ができているのだ。人抜きで写真を撮るのは至難の業。せっかく人の切れ目を狙ったつもりなのに、背景に入ってしまったり。

そう。3枚の上記写真は、みんなAIで処理して余計な人物を消している。ただし2枚目は一人だけ残して庭の広さを強調してみた。
このAI機能がスマホなどについたことを知り、いろいろいじるのが楽しくなった(^-^)/ 。今のところ、邪魔に映り込んだ電線や人物を消す程度だが……。

最近、朝日新聞が野生動物の写真をAIで加工したものを掲載したので訂正を出していたが、(これは暗い所の動物をよく見えるようにしただけでなく、写角まで変えていたので問題となった。写真の提供者が加工していた)この手の問題はなかなか厄介だ。

AI加工の提供写真を取り消し 事実と相違と判断 朝日新聞社

これとは別に、最近は取材で撮った写真に人物が写っていると問題になるケースが起きている。とくに子供の場合は何かと気をつかう。
最近も木育の写真を撮らねばならなかったのだが、子供たちが映り込む場合、保護者に許可を求める余裕のないタイミングもある。しかし、顔が写っているものは新聞や雑誌に掲載しづらい。結局、顔のわからない遠目に引いた写真とか、後ろ姿ばかりの写真になってしまう。

そんなとき、AIで顔や姿全体を消してしまおうかな、という誘惑にかられる。さて、どこまで許されるのか。メディアの発信者として考えねばならない点である。

2025/11/29

1杯15万円のコーヒーがあるなら

アラブ首長国連邦のドバイにあるカフェ「ジュリス」で、1杯3600ディルハム(約15万円)のコーヒーの提供が始まった、というニュース。「世界一高価なコーヒー」だ。

ドバイでコーヒー1杯15万円 世界一高額、「繊細な甘さ」売り

使う豆は、中米パナマ産の「ニド 7 ゲイシャ」という希少なもの。なんだ、この名前は。二度の7人芸者か (@_@)。
トルコ出身のオーナーは「ジャスミンのような花の香り、オレンジやベルガモットのようなかんきつ類の風味にちょっぴり、アンズや桃を感じる味わいだ」と味を表現する。

まあ、これは金持ち相手の商売ではあるが、それでも売れるのがドバイなのだろうね。

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AFPニュースより借用。

日本でも、以前紹介したと思うが、1本10万円のレンコンを売る農家もある。1ボトル60万円の日本茶がある。それで「どんなに美味いのだろう」と思わせたらしめたもの。そうした商品がつくれること知らしめることに意義がある。日本茶のほかにも日本酒とかリンゴやイチゴなどバカ高商品を世界に出されている。

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1本60万円の日本茶。Foodieサイトより借用。

思い切り高額の商品を出す意味はある。何もすべての商品の高くしろというのではなく、最上級のものにはそれだけの価値があることを世間に知らしめるためだ。それほど美味いものをつくれる技術力を示し、それが全体の底上げになるのだ。通常100グラム300円のレンコンが350円で売れるようになるかもしれない。お茶も、抹茶人気が煎茶の価格を押し上げる。

だったら、木材もそんな商品をつくってほしい。1本100万円の床柱は、かつては役物、銘木の世界ではあったのだが、現在は消えてしまった。床柱の需要が落ちたからだ。しかし、内装材や家具には、そんな価格をつけてもよい商品があるはずだ。木製キャットタワーが100万円していたこともある。

言い換えると、素材としての木材が高くするのは無理がある。だが、そこで生み出された商品(の技術、デザインなど)の価値が高まり、それが木材全体の価値を高める可能性がある。そうしたら、通常の柱が1割高く売れるかもよ。

2025/11/28

晩秋の蝶

生駒山の森を歩いて出会うのは、イノシシとノネコだけではない。

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落ち葉の中に白いものが……とよくみると、蝶ではないか。ウラギンシジミだろう。

でも、翅はボロボロ、よく見ようと顔を近づけても身動きしない。でも、わずかに触覚が動いたから、まだ生きている。ただ朝夕は冷え込むし、雨もこのところよく降るから生存には厳しいだろう。もはや、命尽きようとしている。

生態系って、こうした生き物も包含しつつあるのだよなあ。

2025/11/27

「ノネコ撲滅」本はどう?

昨日は「クマ本を書くつもりはない」と記したが……。そこへ、こんなニュース。

ニュージーランド、2050年までにノネコ根絶へ 生物多様性保護目指す 

CNNニュースの報道だが、
ニュージーランドは生物多様性を守る取り組みの一環として、2050年までにノネコの根絶を目指す計画を発表した。

タマ・ポタカ自然保全相は20日、ラジオ・ニュージーランドの番組の中で、ノネコを「冷徹な殺し屋」と形容。鳥類やコウモリ、トカゲ、昆虫などの種を脅かす捕食動物の根絶を目的とした「プレデターフリー2050」の対象にノネコを加えると発表した。

ネコこそ危険な外来種、生物多様性の敵! というわけだ。

記事には、具体的につぎのようなケースを上げる。

「ノネコは農場から森林に至るまでニュージーランド全土で見かけるようになり、在来種の鳥類やコウモリ、トカゲ、昆虫を脅かしている」

北島の町オハクネの近郊では1週間で100匹以上のツギホコウモリがノネコに殺された。スチュアート島のニュージーランドチドリが絶滅寸前の状態に追い込まれたのもノネコが一因だった。

「ノネコはまた、イルカを害して人間に影響を与え、農場に家畜損失の損害を与えるトキソプラズマを拡散させる」

これは注目すべきだ。ノネコが在来の生態系に与えている悪影響を考えれば、こうした政策をもっと早く取るべきだった。
何も南太平洋の孤島で特殊な生態系のあるニュージーランドだからではない。同じことはオーストラリアや北米でも言われてきた。日本でも、小笠原諸島に奄美群島、そして伊豆諸島の御蔵島……。各離島では、ノネコの増殖が重大な生態系破壊を生み出している。とくに鳥類被害は大きいし、爬虫類や両生類もかなり食っているはずだ。

これにスポットを当てたら本が書けるかもしれない。。。。。。ノネコ撲滅作戦!

とまあ、そう表明すれば感情的な批判が飛び交うのは間違いあるまい(⌒ー⌒)。

以前調べたこともあるのだが、日本では明確にノネコによる環境悪影響や駆除に関する研究をしている人はなかった。むしろネコはなぜ可愛いのか、という研究を進める人はいる。

かろうじて上記の離島などの個別ケースで駆除をしてきた、する必要があるとするだけだ。ただし正確にはノネコの完全駆除ではなく、生体捕獲して飼い主探しをするなど、えらく手間のかかる方法を取っている。さもないと世間の反応が怖いから。ネコ様に遠慮してしまっているのだね。

ちなみに、ここで駆除を主張するのは「ノネコ」である。ペットのネコではない。街に棲むノラネコでもない。生まれたときから野生であるネコが問題なのだ。だけど、ネコの奴隷に成り下がった人々は、ノネコとノラネコ、そして飼いネコの区別もつかず、頭に血を上らせて反対するのであろう。

この点は、クマも当初似た展開だった。ただその後クマによる人身被害が相次いだから、駆除やむなしの声が8割を超えたが、ノネコ駆除に賛成するのは1割いるかなあ。ノネコが人を襲いかかるようになれば、気持ちが変わるかな。

これ、取材も執筆も大変だけど、出版元を探すのも大変。出版したら抗議に対応するのも大変。めんどくさそうだなあ。

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生駒山にもノネコがいっぱいいるんだよ。

2025/11/26

クマブーム?

今年はクマ出没が多かった(現在進行形)が、それに合わせたクマブームが起きているよう。

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書店の店頭平積み台には、クマ本コーナーがつくられていた。よく集めたね(^o^)。ここにあるのは新しいものが中心なので、古いクマ本もあるよ。

ちなみに私にも「クマブーム」が。私が執筆するのに加えて、記事のコメント依頼が多いのだ。講演まであった。

私は「頼まれるとイヤと言えない性分」なので(^^;)、一応全部お応えするのだが、その際に必ずいうことは、「私はクマの研究家ではないし、クマに特別詳しいわけでもない。ただクマの情報を収集して、それらの内容を分析しつつ、合理的な説明をできるようにしているだけ」ということだ。「それでもいいか?」と聞くと、それでいいというのだもの。依頼者は、そろそろ単に「クマを見た、クマに襲われた」といった証言を求めるところを脱して、クマの出没多発の全体像を説明する人材を求めているのだろう。

私がクマと直接関わったのは、学生時代に「クマの冬眠穴調査」を手がけたことぐらいだ。ハンターの案内で、山の中を歩き回ってクマの冬眠穴を調べるのだが、春先ですでに冬眠は開けているはずだったと思うが、もし中にいたら……と思いつつ岩穴や樹洞を覗き込み、大きさなどを計測していた。木に登って樹洞を覗くときには「足が震えているぞ」とハンターにからかわれたのを覚えている。

ほかは、各地の農山村や森林を歩く中でクマの痕跡を発見したり、クマを見かけたぐらい。

だから、依頼に応えるためにクマの本や論文を探して随分読んだし、日夜クマ出没のニュースを探して集めている。

そこでわかってきたことは、無茶な思い込み(クマは飢えているから仕方なく人里に出てくる、クマは本来臆病な動物なので、人を襲うのはよほどのこと……)は排したうえで、多様な生態を持っていること。そして、どんどん変化していること。昔のクマの行動生態調査の結果は通じなくなってきて、今風のクマが増えている。クマ対策に正解はないこと。クマの本が多数出るのは悪くないと思うが、誰が読むのか。

あまり続くと飽きてくる私。シカやイノシシの本は出版したが、クマの本を執筆することはなさそうだ。

そろそろクマブームから脱しなけばなるまい。次は何が起きるだろうか。

 

2025/11/25

木材自給率、減少へ

2024年の木材需給表が発表された。

「令和6年(2024年)木材需給表」の公表について 

重要なのは、木材自給率が42.5%と0.4ポイント落ちていること。登り調子だった自給率も、いよいよ頭打ちか。

建築用材等の自給率は52.9%で2.4ポイント減少、非建築用材等の自給率は36.5%で0.7ポイント上昇だそうである。

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木材の需要については、以下のようにまとめている。

令和6年(2024年)の木材の総需要量は8,187万4千立方メートルとなりました。前年と比較すると196万立方メートル(2.5%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が24万1千立方メートル(0.4%)減少したこと、しいたけ原木が3万7千立方メートル(19.4%)減少したこと、燃料材が224万立方メートル(11.0%)増加したことによります。
また、輸出量は400万3千立方メートルとなりました。前年と比較すると60万8千立方メートル(17.9%)増加しました。

木材の供給については、このように。

(1)国内生産
令和6年(2024年)の国内生産量は、3,480万9千立方メートルとなりました。前年と比較すると48万6千立方メートル(1.4%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が56万5千立方メートル(2.5%)減少したこと、しいたけ原木が3万7千立方メートル(19.4%)減少したこと、燃料材が109万立方メートル(9.7%)増加したことによります。
(2)輸入
令和6年(2024年)の輸入量は、4,706万5千立方メートルとなりました。前年と比較すると147万4千立方メートル(3.2%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が32万4千立方メートル(0.9%)増加したこと、燃料材が115万立方メートル(12.6%)増加したことによります。

一応、需要も、国内生産量も増えている。結局、輸入量の伸びが国産よりも大きかったということになるのか。

ただ建材需要と国産建材の供給は減っているのだね。建築が減った上に建材に適した木が国内に少なくなってきた? 加えて国産、輸入ともに燃料材の伸びが大きい。この当たりの解釈、分析は、もっと細かく見ないとわからない。

2025年に木材自給率50%をめざす、という目標は、もはや達成は無理なことが確実となっただろう。

 

 

2025/11/24

干し柿に挑戦

我が家の柿収穫はまだまだ続いている。ご近所へのおすそ分けもするが、焼け石に水状態。隣家に枝を伸ばしている分から先に収穫しているが、いつ尽きるのか。収穫した分だけで100ぐらいあるし、まだ木には100個以上残っている。

柿の生食に柿プリン、柿羊羹にといろいろ試しているが、とうとう保存食にならないかということから、干し柿に挑戦することにした。

意外と大変なのは、柿を結びつける作業。枝から切り取る際にうまくひっかかるように残さないといけないし、紐にくくりつけるのも思っていた以上に大変であった。それに皮をむくのも結構手間がかかる。

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不格好ながら、とりあえず縁側の庇に吊るす。風とかで揺れて、落ちてしまわないか心配。

何日ぐらいで乾燥するか。カビが生えないか。。まったくわからんまま手さぐりで。
ねういや青柿の柿渋づくりもわからんままテトキーにつくって今も壺に入っている。もしかしてかびるよりも乾燥して干からびそうだが、今度の干し柿はどうなるだろうか。

 

2025/11/23

日本最大の木彫大仏とは

大阪の駅で見かけたポスター。

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引っかかったのは「日本最大木彫地蔵大仏」の文字。

ん? 日本最大の木造大仏なら、奈良の長谷寺の大仏ではないのか。

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と思って調べると、藤次寺のは4m10cmで、長谷寺のは10.18m。なぜ、こちらが日本一なの? 不思議に思ってポスターをしばらく眺める。

そうか、「地蔵大仏」だ。木彫ともある。長谷寺のは観世音菩薩。

調べると福岡大仏(東長寺)も高さ10.8m、光背の高さ16.1mあるという。こちらは座像なんだそう。

さらに但馬大仏(長楽寺)には、15.8mもある木造三大佛が並んでいるそうな。ただし金箔張り。

藤次寺のも、東長寺のも、長楽寺のも近年つくられた大仏だ。昭和から平成時期に建造された。古いのは、やっぱり長谷寺だなあ。
ちなみに豊臣秀吉の方広寺の大仏は木造漆喰塗金箔張りだったそうだが、燃えてなくなった。あれは高さ19mを超えたものと思われ、日本一だろう。金剛づくりの奈良の大仏(約15m)よりもデカい。

なんだか木造にはいろいろあるらしい(^^;)。

ちなみに、吉野山金峰山寺の蔵王権現像3体は高さ約7mと5m2体。秘仏だが、ちょうど秋の公開中。11月30日まで。これはド迫力である。

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これに敵う木造大仏はないと思う。

2025/11/22

COP30で森林経済のパラダイムが変わる

ブラジルのベナンで開かれているCOP30。たいして話題にならない……会場で火事が起きたことがニュースになるくらいか。

むしろ気候変動対策として化石燃料を減らして再生可能エネルギーを増やすというのも、バイオマスエネルギーに向かって行く。これって山の木を燃料にバンバン燃やして発電しろ、ということだよね?逆効果じゃん。

気候変動対策もパリ協定からも後退必至。もはや臨界点を越えて気候変動の暴走が始まる……そんな気がする。

ただ、一筋の光明……と言えば大袈裟だが、FCLP(Forest and Climate Leaders' Partnership)が動き出したことは気に留めたい。

「森林と気候のリーダーパートナーシップ」と訳するのかな。立ち上がったのはCOP27だが、2030年までに森林破壊を止め、逆転させることを目標としている。一応、日本も参加している。全体では30カ国以上だ。

今年は、その中でTropical Forests Forever Facility(TFFF)が立ち上げられた。これは熱帯林の損失を止めるとともに増やすファイナンス・メカニズム。ようするに資金を集めようというもの。目標総額は125億ドルであるが、日本は拠出を見送ったね。ここんとこだけ、ニュースになっていたが……。一般には、「また環境のために金を出せ」かよ、と思っている人が多いのではなかろうか。

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ただ、資金集め以上に大きな意味がある。なぜなら、これは「森林を維持している面積」に対して対価が支払われる仕組みだからだ。言い換えると、森林を保全・再生した実績に応じて各国へ資金提供が行われるのだ。

たとえば炭素排出権などのクレジットでは、CO2吸収量といった削減量によって支払う仕組みだ。これは計算が複雑怪奇であるだけでなく、森を守っているのかどうかグレーな部分があった。森林再生といっても単一種による人工林造成では、生態系の質や生物多様性に寄与するかどうか怪しかった。単に林業的な経済政策に金を回すようにも見える。

だが、TFFFでは森林を維持することで経済的メリットになる。国家として、森林面積を増やし保護することでネイチャーポジティブを進めれば資金が支払われる。

これは、従来の地球環境政策、森林政策からすると、大きな転換点だと思う。森林を価値ある資産として扱い、森林を守ることが経済的に合理的になるとするものだ。ネイチャーポジティブ経済の根幹をつくる第一歩だと思う。

熱帯林フォーエバー・ファシリティ(TFFF)は、保全のための革新的な資金調達モデルを提案している


日本国内の森林や林業なんて目先の事情ばかりをせせこましく考えるのではなく、世界的を森林政策の潮流を知っておくべきだろう。

 

 

 

2025/11/21

庭師との攻防(^^;)

庭の木の剪定に庭師を頼んだ。これまで可能な限り自分でやっていたのだが、高さ4mを越える木の頂点がボサボサになってきたので、さすがに素人仕事ではできない。特殊な脚立が必要だろう。

が、頼んだ人(隣家に出入りしていて、以前も頼んだことがある)は、耳が遠いのである。高齢なせいもあるのだろうが、多分、何か障碍ぽく、話すときは補聴器を使う。使っても聞き取れないらしい。彼の声も聞き取りにくい。

私としては、高木の剪定をお願いしたい。低木類は私でもできるし、そもそも中低木は繁らせようというのが私の意図だ。というのは、庭に面した裏の家から丸見えになるから。私からしてもコンクリートの壁を眺めるのはイヤなので、わざと密生させて緑の壁をつくってきたのだ。

そのことを説明するのだが、通じているのかどうか……。身振り手振りも加えて、大声で繰り返して、なんだか外国人とのコミュニケーションみたい(^^;)。

わかったわかった、というので任せておいた。私自身は仕事もあるのでたまに覗くだけ。

……結果として全部伐られたよ(泣)。。スカスカになって見通しがよくなった(゚д゚)。。。また掃除をしてくれるのだが、庭の有機物をごっそり片づけてくれた。私は堆肥にするつもりだったのだけど。落ち葉が積もっていたところも地肌が見える。

4_20251121164801ブロック壁までスカスカ。

植物としては、思い切り枝を透かして空間を開けた方がよいのだろう。庭師的にも、それがきれいな庭の作り方になるのだろう。日本庭園的に樹冠を丸めておく。すると、また若葉がよく伸びる……。
しかし、私は植物の成長生理よりも、景観として見通しを悪くすることを狙っていた。ブッシュ化しているのも里山の雑木林の世界を演出していた。そのブッシュをかき分けて屈んで進むのも、それなりに楽しいのだ。すると意外な動植物を発見したりもする。キノコが生える、昆虫を発見する。植えてもいない木々草が生えている。

仕方ない。これから冬で落葉樹は葉を落としてより見通しがよくなるだろう。春になっても、再び枝葉が繁るのは夏前かな。半年以上先だ。それまでスカスカの庭を甘受しなければならない。

日本庭園のつもりでいるか。その奥に隣家が見えて、外灯の光が夜も差し込むけど……。

3_20251121164901地肌が露出

そして、気づいた。前回(3,4年前)に頼んだときも、同じような嘆きをしていたのだった (゚o゚;) 。忘れていた。。。

2025/11/20

トラベラーズチェックの両替

エメリカン・エキスプレスのトラベラーズチェックが出てきた。400ドルもある。

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当時、海外に行くときは現金ドルとクレジットカード、そして盗難などに備えてトラベラーズチェック(アメックス)も用意していた。が、ほとんど使うことなく帰国後仕舞い込んでいたのである。

これはお小遣いになる、と両替しようと銀行に行ったら「もう取り扱いを止めました」だと! アメックスも販売を止めていた。なんとトラベラーズチェックは世界から消滅しかけているのだった。

どうする? 郵送で交換してくれるところもあるというが…調べると、大阪のトラベックスという両替窓口、つまり外国人が日本円に両替するマネーエクスチェンジャーならできるそうだ。

そこで考える。現在は円安が進んでいる。155円まで行った日もある。購入したのは、だいたい東日本大震災前後ではなかったか。その頃の為替レートは……円高が猛進して80円を切っていた。これは大儲けになるのではないか?

……結局、両替は135円レートだった。随分手数料が引かれるなあ……と思ったが、購入時が高くても90円くらいだったとすると、1ドル45円も上がっていることになる。やはり儲かったのだ\(^o^)/。

このところ、円安の進行が止まらない。債権の長期金利も爆上がりしているし、かなりヤバイ領域に入ってきたと思う。

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一方で、なぜか私の所に木材のCD 材に関する聞き取り調査が来た。

九州・中国・四国・関西地域におけるCD材(木材)の取引価格や、CD材の流通量とサプライチェーン(山元から需要先)、需給バランス(余っているのか、需要過多で価格が高騰しているか)……こんなことを聞きたいという。ちゃんと謝礼も払うというのである。

しかし、私は業界紙記者じゃあるまいし、値動きまで知らんよ、盗伐された木が燃料にされていることは追っかけているけどね、と返答しておいた。CD材は、輸入が圧倒的なのだから、国産材がどこまで影響を受けるか。

木質ペレットの自給率は、2.4%まで落ちている。2024年の木質ペレット国内生産量は対前年(2023年)比4.3%減の15万2000トンで、輸入量は10%増の638万1000トンだよ。国内生産は縮小されるばかりだ。

そこに円安となれば輸入額は高くなり、コスト高になる。国産燃料を増産するか。いまさら無理だろう。バイオマス発電所はどうするか。

……円安で儲けたのは珍しい例で、多くは厳しくなるだろう。

2025/11/19

Y!ニュース「盗伐裁判、違法木材の購入者の責任」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「盗伐裁判、違法木材の購入者の責任も追及する」を執筆しました。

この裁判は、単に盗伐被害者が、民事で加害者を訴えたという見方をしては意味の矮小化につながると思う。肝は、直接(違法)伐採に関わっていない原木購入者も被告にしたことだと考えるからである。仮に、その原木が盗伐されたものだとまったく思わなかったとしても、購入しただけで罪になると考えるのだ。

実際は、知らないはずはないのである。伐採業者は札付きだし、調べる手段はいくらでもあるのに確認しなかったのだから。 もしかしたら市場側が伐採業者に資金援助している可能性もある。違法であろうが、どんどん原木持ってこい! である。もちろん貸した金も高利で返済させるから、二度美味しい。

日本の司法は、多くの場合できるだけ事件を矮小化したがると感じる。関係者を狭い範囲にして少なくしたがるのだ。事件の全体の事象を追わずに、目先の被害者加害者の関係だけに絞りたがる。それって、単に仕事を減らしたいだけのようにも感じるが、環境問題のステークホルダーは広いし、広くしなければ解決に近づけない。

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ちょっと困ったのは、原木市場の写真を使いたかったのだが、そのまま載せると、これが被告になったところと勘違いされると問題になること。そこで文字を消しました(^^;)。これならイメージ写真だろう。

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これが訴状の冒頭。

 

2025/11/18

Wedge ONLINEに「空中の村」を書いた裏事情

Wedge ONLINEに、『奈良県十津川村にある「空中の村」、登山やクマのイメージから脱却し、日本で森林リゾートは根付くのか?』を執筆しました。

なお、同じ記事はYahoo!ニュースなどにも転載されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/141601338c262a6772af1b4124697c0a318e6dce

10月31日、11月1日に取材したので、わりと超特急な執筆と公開。なぜなら、12月になると閉園するとわかったから(^^;)。
その前に紹介しないと、「もう閉まっている」と言われては残念だ。

本当は、もっと多くの写真を載せたかった。「空中の村」の魅力は、映像じゃないとわかりにくいから。せめて、こちらに載せておく。

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3月からオープンするから、その時は別の記事を考えるかな。

 

 

 

 

2025/11/17

迷路とベンチ~平城宮跡にて

気分が晴れないときは、平城宮跡へ。なんたってだだっぴろい。快晴の日は訪問者も多い(駐車場が満杯)が、130ヘクタールの草原に吸い込まれてみんな見えなくなる。

おりしもオギの白い穂が満開だ。ススキのように見えるが、平城宮跡に生えているのは近縁のオギと、ヨシである。

そして「おぎの美術館」が開かれていた。オギの野原を美術館に見立てたアートイベントである。

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背丈を超えるオギの原の中に迷路のような遊歩道がつくられているのだ。風景がそのまま絵画になる。描かれているのは朱雀門だ。
そしてベンチ。寝転がると空に描かれた空が見える。

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私は、「迷路」と「ベンチ」によるまちおこしはできないか、と考えている。町の魅力は迷路であることと思うのだ。その角を曲がると何かあるのかわからないドキドキ感。目的地がわからなくなって彷徨う感覚。その中で意外なものを発見する興奮。これらがあると、その町は魅力的になる。

ただ、ひたすら歩いて迷って出られない……というのは恐怖となる。そこに必要なのがベンチ。街角にベンチがあると、腰掛けて休める。そこでお茶できたり、つい買い物をしてしまう。たまに誰かと出会って会話する。ホッとして、また歩こうと思い出す……。
そんな街づくりをすれば、人は勝手に集まると思うのだ。

この「美術館」には迷路とベンチがある。

実は、平城宮跡の中には、数多くのベンチがある。何千人と人が来ても吸収してしまう草原と、そこで休めるベンチ。

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ベンチに座って1300年前の賑わいを想う。

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2025/11/16

新築五重塔

朝日新聞の土曜版に「はじまりを歩く」という連載があり、そこで五重塔を取り上げていた。

しょっぱなが北海道石狩市の弘照院。今年10月に完成したのだという。今どきの五重塔? そして最古は明日香村の飛鳥寺にあった五重塔。

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驚いたのは、現在日本には80基以上の五重塔があるというのだが、そのうち30基以上が平成以降の新築なのだということ。なんと現在残る最古の法隆寺から数えても1300年も経っているが、五重塔の4割近くが、ここ30年ぐらいの間に建てられたの?

そういや私も仙台で五重塔を見かけて訪ねたことがあった。

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孝勝寺の五重塔で、平成15年に建てられたのだという。これだって今から20年以上前なのだが、やたら新しく感じる。

しかし、五重塔というのは、実は役立たずなのだ。本来は仏舎利や仏像を納める塔であり、インドやスリランカでいうスツゥーパだから。

記事では「眺める建築物」としているが、それも飛鳥時代や奈良時代ならともかく、現在高さも様式も、見るものを驚かせる要素は少ない。あえて金をかけて五重塔を建てる意義はどこにある。

そもそも心柱を通しているから、部屋がない。いわば1階建ての上に高い天井があるのだ。外から見ると、屋根・庇が5つあるから五重なだけ。さらに飾りの裳階 (もこし)という庇もあるから六重塔に見える三重塔も多い。
ただ東大寺などにあった七重塔は、巨大で上部の階まで登られたはず、という説もある。登って眺めていたんじゃないか……というのだが。

何のために今の時代になって五重塔を建てるのか。ミョーな憧れがあるらしい。

もしかして、建てることで古代建築の技術を守っているのかもしれない……と思ったりもする。もちろん当事者がどれだけ意識しているのかどかはともかく、こうした建築もしくは修復がないと、実践の場がないわけで、消えてしまうからだ。

奈良興福寺の五重塔は、現在修復中。大屋根の中だ。

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やりがんな振るって木材を削っているのかなあ。

ちなみに生駒の某霊園にある塔はなんだ?

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これはコンクリート製なのだが(^^;)。

 

2025/11/15

カエデの紅葉枯れ

そろそろ各地で紅葉の便りとやらがニュースになる季節だが、我が家のカエデ状況。

実は、夏から紅葉が始まっていて……いや、ようするに枯れ始めたのである。

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やはり夏の暑さと水不足だろう。普通に水をやっていたつもりだが、今夏の長く続く暑さで追いつかなかったのかもしれない。それでも植木鉢はともかく地植えのカエデまで枯れるとは……。

写真左は、木自体はまだ枯れていないと信じたいが、葉は縮れてちゃんと広がっていない。右は完全に枯れた。枯れ枝を剪定したのだが、おそらく復活することはなさそうだ。葉が赤くなっているが、紅葉ではないのである。

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かろうじて色づきだしたのがこのイロハカエデ。しかし、イマイチ元気がない。いろは変わりだしたが、樹勢は衰えた気がする。

カエデは暑さや水不足に弱いのか。我が家だけの現象かと思っていたら、各地でカエデ枯れが進んでいるというニュースを見た。各地で起きているらしい。ただし夏を乗り切り、急速に気温が下がったところでは、逆に彩りがよいという。

我が家はよろしくない(-_-;)。。。鉢植えは、奈良にあるカエデ専門植物園で購入したものだったのに、枯らしてしまった。これまで冬の寒さが課題で耐寒性の樹木を植えていたのだが、暑さと乾燥に強い植物に変えなくてはならないか。

これからは夏の日照と暑さによる水不足に堪えられる植物が生き残るのだろうな。野山、いや地球全体に起きることかもしれない。

2025/11/14

毎日難儀なことばかり♪

毎日難儀なことばかり 泣き疲れ眠るだけ~

朝ドラ「ばけばけ」のオープニング曲は、こうした文言で始まる。ハンバートハンバートの『笑ったり転んだり』という曲の出だしだ。G5lwse9buaae2yp

難儀なこと……まさに。我が家に今何が起きているのか。

もともとキッチンの換気扇の調子が悪いので修理をもちかけたところ全交換を提案された。想定よりかなり高くつく。まあ、いい。この際、最新鋭機種でちょっとリフォーム気分だ。

とまあ、この時は我ながら大盤振る舞いする余裕はあった。が、仕事部屋に備えたコピー機が故障。20年選手なもので「部品がありません」とメーカーに言われた。当時の金額だと50万近くしたのだよ。。。。これは保留。コピーの必要な場合はプリンターでしのぐことにする。A4までならできる。(私のコピーは新聞など大画面が多いのだけど。)

トイレのウォシュレットが水漏れするようになり、修理を頼むと「この機種はメーカーのブラックボックス。全取っ替え」と言われ……泣く泣く交換に。ン十万円。そうとう高くつく。

寒くなったのでエアコンの暖房を入れたら動かなかった。これも「基盤がイカれていますね」と言われ、修理にするしかないが高くつく。

その前段で「電源を落として入れ直したら治るケースも」というので試すと、ああ、パソコンの電源を落としていずスリープ状態だった。幸いパソコンは復原できたがディスプレイがうんともすんともしねない。液晶の回線が切れたらしい。あわてて古いパソコンのディスプレイを外してつける(イマココ)。これで当座はしのぐが、サイズが小さいし、改めて購入すべきだろうな。。。。

ほかにも小さな故障や紛失はいろいろあって、自分で直したものもあったが、多くは買い直している。

そういや今年の春に車も買い直したのだった。あれから各種の買い換えが続いている。なんなんだ。かなり気分はドヨンとしてしまった。
これを仕事しない言い訳にするか。そう思って気分を軽くする(; ̄^ ̄;)。

♪そんなじゃダメだと怒ったり これでもいいかと思ったり♬

歌詞は、このように続く。怒るべきか。むしろ諦めて風に流すか。

さらに2番なんだろうが、

日に日に世界が悪くなる 気のせいかそうじゃない

となる。そう日に日に世界は悪い方向に進んでいるのではないか、という感触を感じるのだ。ウクライナ、ガザ、スーダン、そしてインドにパキスタンでもテロが起きた。各地で戦の臭いがする。気候変動、洪水、地震……地球環境対策も風前の灯火だ。

その現実を振り返ると、我が家の家電などが次々に壊れるなんてカワイイことじゃないか(^^;)。

私は、カワイイはカワイソウとつながっている。カワイイと感じる対象の多くはベビースキーマ(幼児体型)であり、それに対する保護本能こそ、カワイソウの感情を生み出す。ときにクマまでカワイイと感じて保護しろ、駆除するな、とイキリタツ単細胞もいる。

我が家のカワイソウはカワイイに通じるのだと信じて楽しもう。今夜も散歩しましょうか♪

2025/11/13

またまた延期?EUDR

昨年より延期され、今年12月発効も、何かと揉めていたEUのEUDR(森林破壊防止規則)だが、先月、なんとか決着がつく見込みだあると紹介した。

EUDR延期問題、決着

森林破壊防止規制は当初の計画通り2025年12月31日に発効するが、延期はココア、コーヒー、木材、パーム油、家畜、ゴムなどの製品を扱う中小零細事業者にのみ適用される。

これらの小規模事業者にとっては、規制の施行は2026年12月まで延期される可能性がある。

私は、これを「ギリギリの攻防で、全面延期にならずに済んだ。ただし、まだ最終決着したわけではない。」と記したが……本当にまたもや巻き返しにあって延期になりそうだ。

EU、森林破壊防止規則さらに1年延期を提案

今年末に予定していた森林破壊防止規則(EUDR)の適用について、さらに1年延期することを模索している。ロイターが11日に閲覧した10日付の交渉草案で明らかになった。
草案によると、大手企業への適用を来年2026年12月30日に、中小企業を27年6月30日に、それぞれ延期する可能性がある。
EU欧州委員会は先月、中小企業などに関する順守基準緩和を提案したが、適用時期の延期には踏み込んでいなかった。
EUDRの柱は、ココア、パームオイルなど森林破壊と結び付く一次産品の輸入を禁止すること。一部の産業や国からは禁止措置について、コストが高い上、物流の観点から実施が難しいとの声が上がっている。

なかなか、反対派のロビー活動は強力なようだ。「小規模事業者のみを延期」のはずが、大企業も1年延期、小規模事業者は1年半延期というさらなる後退の提案が出てきたのだ。

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私の持論だが、森林破壊にかぎらず「人類は予測して引き返すことは苦手で行き詰まってから引き返す」ことを歴史上繰り返している。今回も、地球上の森林破壊を進めて、気候変動対策も有名無実化して、荒れ狂う気候の中で、ようやく森林破壊禁止を議決するのかもしれない。

日本も、はげ山をつくってからでなければ禁伐はしないのである。

EUも、建て前は森林破壊防止でも、実際に自らの利権に関わると、そう簡単に妥結しない。今回も「ギリギリの攻防が続く。まだ最終決着したわけではない。」という言葉を残しておこう。この続編は、12月末ぐらいに書くことになるかな?

2025/11/12

ニホンオオカミが生態系の頂点?

クマの出没問題が大きくなるにつれて、「日本の自然界の生態系が崩れている。それはニホンオオカミがいなくなったから」という言説が広がりだした。少し前にもシカの獣害問題で言われていたのだが、ようするに「日本の生態系の頂点にいるのがニホンオオカミだったのに、それが絶滅したからシカが、クマが多くなったのだ」というわけだ。

本気か?

ニホンオオカミの存亡が日本の自然界を左右したという発想は、あまりに浅はかだ。ましてや「生態系ピラミッドの頂点」と決めつけられてはたまらない。

そもそもニホンオオカミは、体格がシバイヌくらいしかない。遺伝子的にもシバイヌに近いとされている。とてもツキノワグマを倒せる戦闘力はない。
エゾオオカミはタイリクオオカミに近く大柄だが、やはりヒグマに対抗できるほど強くない。

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東吉野村のニホンオオカミ像。大きさは日本犬と同じぐらいだ。

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同じく東吉野村の某喫茶店に展示されているタイリクオオカミの剥製。若個体らしく小振りだが、それでもニホンオオカミよりは大きい。

オオカミの戦闘力も、過大評価しすぎ。1頭では大したことはない。オオカミは足の指に水掻きのような皮があるのでベタ足ぽく、走ってもあまり早くない。ただ群をなして狩りをする。それでもシカやイノシシが対象だ。オオカミが群をなしていてもクマを襲わないだろう。

一方でヒグマはライオンも倒すほどの破壊力を持つ。では生態系の頂点がクマかと言うと、それも疑問だ。雑食性で普段は植物食であるし、生息場所も多様だ。オオカミなどを襲うことも餌にすることもない。ほかの生き物の個体数を調節する能力はないだろう。

そもそも生態系を単純なピラミッド型と見なすことがおかしい。もっと複雑で多様な峰と谷を持つ生態系図になるのではないか。もちろん、オオカミにしろクマにしろ、生態系の中でそれなりの役割はあった・あるだろう。だから絶滅は残念なことである。(現在のクマ出没に騒いでクマを絶滅に追い込んでもいけない。)しかし生態系には可塑性がある。変化しつつ補正されていくものである。大騒ぎすることではない。

一方で、増えすぎたシカ対策にオオカミを野に放て、という声もあるが、次のような記事が出ている。

復活したオオカミを百年ぶりに殺処分、米カリフォルニアで何が?

生態系を立て直すために一度はオオカミが滅んだ地域でほかの地域からオオカミを導入して復活させたケースだ。しかしオオカミが家畜を襲うため群ごと処分することになったという。50頭程度の群が87頭のウシを殺したという。野生のシカより家畜を餌としたのである。
それを防ぐため、威嚇や24時間パトロールなど様々な手をとったが効き目がなかったので駆除せざるを得なくなったらしい。

オオカミはシカしか襲わない、と勝手に言っている連中に読んでもらいたい。

 

2025/11/11

宮崎県盗伐被害、ついに裁判へ

このところ、裁判所に通ったり司法関係の書籍や資料を読んで勉強したりすることが続く。

もともと事件報道的なテーマは手を出さないと決めていた。目先の事件ものは一過性だと思っていたからである。だが、『盗伐 林業現場からの警鐘』を手がけたことや、地元のメガソーラー問題に顔を突っこんだことから、触れざるをえなくなった。そして日本の司法制度に絶望しかけている。

日本は「法の支配」ではなく「人の支配、法による支配」ではないか……と気づいたからである。冤罪事件の発生はおぞましいが、実は反対に事件にされない事件があまりに多いことにも気づいた。門前払いである。警察、検察、判事……らが、恣意的に取り上げない案件がいかに多いことか。それなりに理由はつけているが、まるで加害側を庇うかのよう。

とまあ、ぐだぐだ嘆いても仕方がない。まったく立件されない盗伐事件も、民事とはいえ、一部でついに裁判が始まった。宮崎地裁である。

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ここで盗伐内容を説明するのは差し控えるが、この訴状の請求金額を見てほしい。

かたや1953万6000円、かたや434万2800円。この金額。もちろん盗伐された森の面積は違うが、通常の業者が「誤伐の賠償金」として提示するのは、その100分の1ぐらい。通常の盗まれた材積の価値も、この10分の1くらいだろう。請求額とはいえ、ぐんと上げたのである。

もう一つ重要なのは、請求先(被告)の中に都城地区製材業協同組合が入っていることだ。つまり盗伐された木材を買った側の業者にも責任を追求している。この画期的なことがわかるだろうか。

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 ようするに「買っただけ」の業者でも真面目に仕事すれば、納入された木材が違法伐採の可能性が高い怪しい物件であることはわかるはず、と切り込んだ。グレーでもダメ、という論法だ。

これが疑惑の業者たちのプレッシャーとなるかどうかに注目である。もちろん判決を待たないといけないが、巨額請求を抱える被告になるだけでも心理的な圧力は発生する。

盗伐問題だけではない。私の見立てだと、宮崎県の林業はあと10年もすれば崩壊する。宮崎県の森林の可能資源量(経済的に採取可能量)が底を突くからである。今の伐採量とコストを維持できなくなり、機械化を進めた業者は小回りが利かずに採算が合わなくなる。倒産・廃業が多発するのではないか。おそらく補助金投入や違法行為で先のばしを図ろうとするだろうが、長くは持つまい。もしグレー木材への目が厳しくなれば、いっそう難しくなるだろう。

賢い業者は、今から転換を模索すべきだろうね。実は転換する方向はいくらでもあるのに、それに目を向けないことに絶望するのだ。

 

2025/11/10

ミニ薪セット、何に使う?

先日の十津川村を訪れた際に、「道の駅」で見つけたお土産。

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ミニ薪セット。小振りな薪類が箱に詰められている。鉋屑?のほくちもあるか。カワイイ。面白い。

でも、何に使う? 

だって、本気で薪として使えば、あっと言う間に燃え尽きるだろう。よほど小さな、短時間の焚き火がしたいのだろうか……。全部燃やしても1時間、いや30分持つまい。お湯を沸かすか、バーベキューを行うか。ソロキャンプ用?

それより「薪」をインテリアとして設置するのがよいかもしれない。なんとなく、室内でアウトドア気分を浸れるという……。パッケージもオシャレだ。子供がいたら、積み木にできるかもしれない。お値段は?

「薪」というものをブランド化したアイデア商品と思えば、なかなか優秀だ。

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ちなみに、こちらはホームセンターで見かけた薪セット。
薪の量は、こっちの方が少し多いかな。でも相当小さい。量も少ない。オシャレではない。値段は安い(笑)。

 

2025/11/09

ウェブセミナー「クマは空腹なのか」を開催

宴(クマの話題)もたけなわではございますが……獣害についてのウェブ・セミナーの講師を引き受けた。

「シラス」という場による「クマは空腹なのか」

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シラス

医師の「大脇幸志郎のもっと不健康でいこう」が主催のコーナー。
ゲンロン
が中心となって運営する放送プラットフォームだそうだが、 シラスというのは「シラバス」「お白州」「知らず」「白子」? 何を意味するんだろう。

11月13日(木)の12時30分より90分。平日の昼なので、リアルタイムでは聞きにくいだろうがアーカイブ試聴もできる模様。
タイトルにはクマとしているが、私はクマの専門家ではなく、野生動物全般の中からクマを中心に据えて話すつもりだ。

なかでも私がこだわりたいのは、クマなど野生動物が増えた理由と、クマの駆除に対する抗議活動が起きるわけ

とくに後者は、私の「動物はカワイイか否かで差別される論」が世間に通じるか? なぜイノシシやシカが駆除されてもクレームは来ないのに、クマには集中するのか。カワイソウとカワイイは根が一緒ではないか……と考えているのである。

 

なお、過去の「病理としての盗伐:なぜ日本の林業は安心して木を育てられない世界になってしまったのか」も改めて公開。

 

2025/11/08

外来種定食~近大農学部祭にて

先日の3連休中に、近畿大学農学部の学園祭が開かれていた。近大マグロの解体ショーがあると聞いたのだが……。

私が時間に余裕のあった2日はなかった(泣)。ただ、近大農学部そのものには幾度も取材に行っているし、(キャンパスが)買い物時の通り抜けルートでもあるのだが、学園祭は知らなかったので覗いてみることにした。車で10分の距離(^o^)。

なるほど、模擬店が並び、舞台で踊り……と学園祭ぽかったが、意外とサークルや研究室の発表展示は少なかった。迷路みたいな学舎も大変だ。

その中で見かけたのが、これ。主催はどこだったか、メダカ研究会だったか。

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外来種定食(笑)。身近で採れる外来生物を食べる試み。アメリカザリガニにウシガエル、ブラックバス、コイ……。

どれが美味い?と聞くと、ウシガエルだそうだ。鶏肉に似ているという。それをいうならザリガニはエビそのものだろうし、コイはすでに食材ではある。いっそ、これらを食べられる模擬店があったらいいのにねえ。植物系の外来種は取り入れなかったか。

なお生駒山系は外来種だらけだ。ため池にはブラックバスやブルーギル、それに金魚と錦鯉だらけ。ただ近大キャンバスの中には、絶滅危惧種のニホンバラタナゴの棲む池があったはず。そこは取材に行ったことがある。
雑草も外来種が増えているし、私はヘアリーベッチを取り上げてほしかったのだが、その展示は見なかったな。

たまには、地域の催しを覗いてみると、なんだか「地域の現場」がわかる気がする。

2025/11/07

生駒山にもクマ出没?

加熱するクマ出没問題。私のコメントも過激化しがちなのだが……(^^;)。

なんと生駒市にもクマの目撃情報が出た。といっても、まだ未確認なのだが、北部の高山地域で見たとのことだ。

確認されたものとしては、隣接する京都府精華町がある。

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場所は、精華町の自衛隊基地と住宅地の光台だという。

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かぶの新興住宅街が光台。その上の緑地が自衛隊基地。弾薬庫があるらしいが……。いずれにしても地図を見ればわかる通り、生駒市高山とつながっている地域である。

ただ、若干疑問なのは、生駒山系は孤立していることだ。周りを住宅地などに囲まれており、とくにクマがいると思われる東部の京都・滋賀・奈良の県境に連なる山々からは木津川を挟んでいる。

クマが木津川をわたるか? しかも目撃されたのは小さいという。幼獣だけでは無理ではないかそれとも母グマもいるのか。

しかし、クマより遥かに数が多く、また体格もよく飛び跳ねられるシカだって、この山系にはいない。ナラシカのように人に慣れたシカでも、さすがに住宅地の中を抜けて、川を渡って、生駒山系に入ることはなかったのだ。ニホンザルはいたけどね。

もしかして、イノシシやノイヌなど別の動物を見間違えた可能性もある。連日のクマ報道で過敏になっているから。

イノシシはたくさんいるし、東京23区内にもイノシシが出たと話題になっているとおり、人里でもわりと平気だから不思議ではない。

まあ、しばらく続報が出るのを待ちたい。

 

2025/11/06

柿の大量消費メニューを考える

毎度、採れすぎる柿の実に悩まされているが、今度は柿羊羹づくりに挑戦。

と言いつつ、その前に柿プリンもつくってみた。

柿プリンは実は簡単すぎる。柿の実をミキサーで砕いて牛乳と混ぜるだけ。それで固まる。これは以前もつくったことがある。

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そのうえで、改めて羊羹づくりを。

でも作り方は酷似している(笑)。実の部分をミキサーで砕く。できる限り細かくトロトロになるまで砕く。
その間に湯を沸かして寒天粉を溶かし、そこに砂糖を投入。またレモン汁……ならぬシークァーサー汁を入れる。よく煮立ったら、そこに柿の実を流し入れる。あとは冷えて固まるのを待つだけ。

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味はほんのり酸味もあって、甘さは好みでなかなかよい羊羹となった。ただ、ちょっと柔らかいかな。水を減らし寒天粉を増やすとよいのかもしれない。

そういや、柿の走りの時期に柿ジャムもつくっていた。こちらも粉砕した柿の実に多少の水を入れて砂糖をどかっと入れて煮るだけ。こちらは固まらないで、そのままジェル状になったのがジャムだ。

3品は、作り方も材料も似ている。この3種類の柿食品はみんな似ているのだ。シークァーサーではなく、庭で採れるミカンの汁を絞るとより自給率が高まるか。味付けも砂糖以外はないか。別の甘味料も考えよう。寒天ではなくゼラチンを使って固めればムース。あるいはワインと似てコンポート。いっそ柿の炒めものとか、煮物はどうだ?
ただ砕く際に種子が混ざると、口触りがかなり微妙になる。あくまで果肉だけになるようにしたい(失敗点)。

次は実を砕かない食品づくりを考えてみよう。タルトはどうだ? パイを焼くか。……とまあ、料理男子、スイーツ男子になってきたぞ。

 

2025/11/05

ツリーハウスの木を傷つけない建設方法

十津川村の「空中の村」。ここにはツリーハウスやツリーデッキなど数多くの樹上施設がある。

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大木に寄り添うように作られているのだが……その建て方はいかがなものか。それを経営者のジョラン・フェルリさんに聞いた。まず見せてもらった器具2種類。

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違いがわかるだろうか。最初は樹木にボルトを通してデッキを支えるもの。次が、樹木に穴を開けずに締めつけるよう添え木をして支えるもの。

これ、フランスのツリーハウス建設技術なんだが。

実は、前のボルトを通した方がよいそうだ。ボルトの穴は直径数センチにすぎず、中の大半は活きていない心材。
それに比べて穴を開けない方が木の負担が少ないように思えるが……締めつけると、樹木の表面近くにある形成層を破壊してしまうのだ。水は上に上がらず、樹冠で生産された炭水化物は下へ下りなくなる。結果、枯れてしまうそうだ。ボルトを通した方が長生きする。

ということを模型を使って説明してくれるジョランさん。

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この日は雨だった。。。

ただ、ツリーハウスの重さを樹木で支えるかぎり、樹木に負担があるのは当然で、常にメンテナンスしないといけないし、将来的には別の木につくり直すことも考えているそうだ。

ツリーハウスの建設方法としては、そのほか樹木に頼らずに地面から支柱を建てたり、樹木の周りに櫓を組むこともあるが、なかなか悩ましい問題である。

2025/11/04

変木の床柱が台所に……

吉野川沿いにある三奇楼。かつて筏師が楽しんだ料亭旅館だが、現在はゲストハウスになっている。

そこを覗かせていただくと、川に面した棟はワーキングスペース「三奇楼デッキno下」と名付けられたシェアハウスになっていた。

簡易宿泊所的に長期滞在しながら仕事に観光にと使えるのだが、その一角で見たのは……。

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ここ、改造されてキッチンになっているのだが……どう見ても、元は床の間(笑)。そして驚かされたのは、床柱と落掛(おとしがけ。床の間の横木)だ。落掛は皮つきの変木で、床柱は……これ、何? 黒光りしているけど。心材部分は茶色だが、表面は真っ黒。

まさか、まさか黒檀ではあるまい。もしかして黒柿か。どちらにしたってチョー稀少木ではないのか。

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アップしてみた。

誰か、正体がわかる人いる?

こんな床柱を設えた床の間からは、さぞか粋な料亭だったと思わせるけど……今は台所\(^o^)/。周りの冷蔵庫や布巾、調理器具など雑然とした様子が庶民的だ。

それにしても、吉野川の流れを目にしながら仕事なんてできねえよ。。ぼおっと眺めて1日が暮れる。

2025/11/03

「ガバメントハンター」が普通語になった

クマの出没が増す中、急速に使われるようになった用語「ガバメントハンター」。マスコミだけでなく、政府、自治体の行政の会議でも頻発するようになった。

これ、私が紹介したのは昨年の6月だ。ほとんど1年半前である。

クマ出没に備えるガバメントハンターについて考える

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この用語、当時は一般にほとんど知られていなかった。私はクマ対策の一環で猟友会頼みの限界を感じる中で、一部の自治体には公務員でハンターをしている人がいることを知った。彼らのような存在をガバメントハンターと呼ぶらしい。いわば獣害対策を担う公務員であり、駆除も担当する人という意味だ。これこそ、必要なのではないか、という思いから取り上げたのである。

ただ調べる中で、そんなに簡単なものではないことがわかってきたので、そのことも含めて記した。

言葉としてはそんなにこなれていないと思うが、公務員ハンターではちょっと別のニュアンスになりそうで、あえてガバメントを使ったのだが……。

それが急速に注目されている。そして拙記事も今頃よく読まれるようになった。

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これ、Yahoo!ニュースのアクセス数解析の一部。もっとも読まれたのは執筆直座の昨年6月だが、その後は低空飛行でひと月に100もいかなかったのに、いきなり先月から急上昇している。少なくても拙記事が先鞭をつけたと自負しておく。

こうした盛り返しは、ネット特有である。読者が長々と続くというロングテール(長い尻尾)理論的には、いきなり尻尾の先を踏まれて腫れ上がった病気みたいだ(笑)。踏んだのは、誰だ?政府か?

まあ、よろしい(^^;)。ただ記事に書いた通り、そう簡単ではない。ハンター任せではなく、役所上げて連携しなけれは機能しない。ちゃんと記事を読んでね。

それにしても、自衛隊だけでなく、警察もライフル銃を持たせようという動きがある。警官もピストルを撃つ訓練をしているし、SATのように特殊急襲部隊はライフル射撃訓練をしているからできると考えたのだろう。
しかし、そんな特殊部隊員をクマ駆除に動員できるのか疑問だし、対人とはまったく違うから、改めて対クマ用訓練を必要とする。何よりライフルは長距離射程による狙撃だ。市街地出没個体を狙うのには向いていない。射程は数m~30mくらいしか見込めないから、使うべきなのは短距離射撃に向いた散弾銃でスラグ弾ではなかろうか。

ヒグマ駆除!市街地で銃を撃つ難しさを考える

……とまあ、考え出すと、本当に簡単ではない。警察は許認可的には自衛隊より現実的だが、いずれも即戦力ではなく、長い目で見てクマ対猿要員を養成する覚悟がいるだろう。部署も新設する必要があるかもしれない。今年のクマより来年のクマ対策である。

いずれにしろ専門家としてのクマ駆除のできるハンター養成は急務になってきたのは間違いない。

2025/11/02

森林林業木育視察旅行です、はい。

十津川村に行ってきた。奈良県の南端、日本最大の村、森林率98%の森林王国だ。

もちろん視察である。もちろん取材である。

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「空中の村」で樹上で行う木育にいつて取材してきたのである。ネット上(インターネット上ではなくリアルの木の上)で森林の大切さ、木の素材としての優秀さを感じてもらい、林業振興に役立てるかを考えるために行ってきたのである。

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あ、これは……その、これは樹上で動物を大切にする感覚を養うためにぬいぐるみと触れ合っているシーンであって、ちゃんと体感的に視察しているのである。エヘン。

その夜は、ツリーハウスで宿泊することも考えたのだが、残念ながら満員。

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で、仕方なく温泉旅館に泊まる。ああ、豪華絢爛食べ放題山の幸!そして。

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いやあ、朝からの露天風呂は最高だ! しかも渓流に面していて、本当の自然の中の露天! 源流かけ流し! 
これが今回もっとも印象に残った。素晴らしい。

かくして森林林業木育視察は終わったのである。。。。

 

2025/11/01

柿の木、どうする?

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世間で柿の木に対する風当たりが強まっている。もちろんクマを呼び寄せるから。甘い柿が大好きなクマさん。

でも、我が家は悩みどき。柿の実が鈴なりだから、クマさんは、来ないと思うけど(((^_^;)。

なぜなら次々と実は熟すから。せっせと収穫しているが、食べきれんし、熟しすぎるとボタッと落ちる。庭ならまだしも道路を汚す。隣の家でも苦情が来る。

かといって捨てるのはもったいない。だから、せっせと食べ続けるのである。1日何個食べていることか。柿の実の剥いた皮が大量に出る。ポタポタ汁が落ちる。甘い柿は糖分たっぷりから太る。美味いけど。

今日出会った女子高生と柿談義になった。彼女の家の庭にも柿の木があるそうである。そしてボタボタ落ちる柿の実の話になり、ヤダヤダヤダo(><;)(;><)oの大合唱。

ホント、クマが来なくても柿の木なんて良いことないのである。

ごちそうさま(^人^)。テヘッ

 

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