木材自給率、減少へ
2024年の木材需給表が発表された。
重要なのは、木材自給率が42.5%と0.4ポイント落ちていること。登り調子だった自給率も、いよいよ頭打ちか。
建築用材等の自給率は52.9%で2.4ポイント減少、非建築用材等の自給率は36.5%で0.7ポイント上昇だそうである。木材の需要については、以下のようにまとめている。
令和6年(2024年)の木材の総需要量は8,187万4千立方メートルとなりました。前年と比較すると196万立方メートル(2.5%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が24万1千立方メートル(0.4%)減少したこと、しいたけ原木が3万7千立方メートル(19.4%)減少したこと、燃料材が224万立方メートル(11.0%)増加したことによります。
また、輸出量は400万3千立方メートルとなりました。前年と比較すると60万8千立方メートル(17.9%)増加しました。
木材の供給については、このように。
(1)国内生産
令和6年(2024年)の国内生産量は、3,480万9千立方メートルとなりました。前年と比較すると48万6千立方メートル(1.4%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が56万5千立方メートル(2.5%)減少したこと、しいたけ原木が3万7千立方メートル(19.4%)減少したこと、燃料材が109万立方メートル(9.7%)増加したことによります。
(2)輸入
令和6年(2024年)の輸入量は、4,706万5千立方メートルとなりました。前年と比較すると147万4千立方メートル(3.2%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が32万4千立方メートル(0.9%)増加したこと、燃料材が115万立方メートル(12.6%)増加したことによります。
一応、需要も、国内生産量も増えている。結局、輸入量の伸びが国産よりも大きかったということになるのか。
ただ建材需要と国産建材の供給は減っているのだね。建築が減った上に建材に適した木が国内に少なくなってきた? 加えて国産、輸入ともに燃料材の伸びが大きい。この当たりの解釈、分析は、もっと細かく見ないとわからない。
2025年に木材自給率50%をめざす、という目標は、もはや達成は無理なことが確実となっただろう。
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