ツリーハウスの木を傷つけない建設方法
十津川村の「空中の村」。ここにはツリーハウスやツリーデッキなど数多くの樹上施設がある。
大木に寄り添うように作られているのだが……その建て方はいかがなものか。それを経営者のジョラン・フェルリさんに聞いた。まず見せてもらった器具2種類。
違いがわかるだろうか。最初は樹木にボルトを通してデッキを支えるもの。次が、樹木に穴を開けずに締めつけるよう添え木をして支えるもの。
これ、フランスのツリーハウス建設技術なんだが。
実は、前のボルトを通した方がよいそうだ。ボルトの穴は直径数センチにすぎず、中の大半は活きていない心材。
それに比べて穴を開けない方が木の負担が少ないように思えるが……締めつけると、樹木の表面近くにある形成層を破壊してしまうのだ。水は上に上がらず、樹冠で生産された炭水化物は下へ下りなくなる。結果、枯れてしまうそうだ。ボルトを通した方が長生きする。
ということを模型を使って説明してくれるジョランさん。
この日は雨だった。。。
ただ、ツリーハウスの重さを樹木で支えるかぎり、樹木に負担があるのは当然で、常にメンテナンスしないといけないし、将来的には別の木につくり直すことも考えているそうだ。
ツリーハウスの建設方法としては、そのほか樹木に頼らずに地面から支柱を建てたり、樹木の周りに櫓を組むこともあるが、なかなか悩ましい問題である。
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