「四万十ドラマ」の大躍進?
たまたま阪神百貨店を訪れた。そして地下の食料品売り場を歩く。
そこで発見した店が「四万十ドラマ」だった。和菓子を中心とした商品が並んでいた。
びっくりだ。四万十ドラマが百貨店に常設店舗を持つなんて。(昨年10月オープンらしい。)
「四万十ドラマ」とは何か。実は株式会社である。今から30年ほど前、この四万十ドラマを取材した。高知県四万十市の「地域商社」を名乗っている会社?だった。会社と言っても、自治体と組んで立ち上げた団体だから第3セクターになるか。ようするに四万十市(当時は中村市だったかな)の産物を売っていくという意図であった。
まあ、手づくりぽさが目立ったが、これに注目したのは、売り出す商品が面白かったから。
くそっぱ。フキの葉である。これで野ぐそをしたときに尻を拭くと気持ちよいのだそうだ。(……私も実験したことがあるわ。たしかに。)
川舟。四万十川で使われる舟である。川舟大工がまだいたのだ。
小学生の書いた作文、研究発表の冊子もあったような。
ほか、なんだったかなあ。一応、ヒノキ片とか、米とか野菜、鮎、地元の栗の菓子などもあったかと記憶するが……。
面白いけど、売れるかい~!と思うものが並んでいた。まだインターネットが始まった(Windows95が出た)ばかり?の頃だったのでネット販売も無理だった。
ようは商品売るより、名を売る戦略だった。川舟売りますとあれば目を引くが、実際に買ってもらいたいのは別の農産物というわけだ。
取材した記事は「ビーパル」に掲載したのか、「田舎暮らしの本」だったか。一度、バックナンバーを探してみようかな。
しかし、その後正当派の地域商社になったようだ(笑)。
ちなみに、今はしっかり四万十ドラマオンラインストアが立ち上がっている。くそっ葉も川舟もないけど。
当時取材した若者も、今や立派な社長だ。なつかしいなあ。
決して尻すぼみの地域起こしではなかったことを証明しているのだ。
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