木製鳥居の復活を
台湾檜でつくられた建築物を探している。そこでふと気づいたのが、鳥居。これ、全国にあるのではなかろうか。
すぐに思いつくのは明治神宮の第2鳥居だろう。ほか橿原神宮などにもある。
だが、もっと大きな鳥居、それも1本の原木でつくられたものがあった。福岡護国神社の一の鳥居だ。明治神宮のものは、たしか寄木ではなかったか。
これ、1943年、つまり戦時中に建てられたらしい。当時の台湾は日本領だったから、どんどん台湾の巨木を伐って日本に運んだのだろう。そして日本の神道の鳥居になっていく。
こちらの写真だったら、いかにも原木をそのまま鳥居の足にしたという感じがする。
もともと鳥居は木製だったはず。それも巨木を使うから神聖な結界を敷くことができた。宮島の巨大鳥居もクスノキだった。しかし、掘っ立て柱では、すぐに木は腐る。そこで石で作り出し、やがてコンクリート製や塩化ビニール製の鳥居を作り出すのだね。まあ、ときとして銅製の鳥居などもあるが、よほど管理をしっかりしないとすぐに錆びて腐り落ちる。
なぜ台湾檜を使ったのかと言えば、ようするに日本本土に鳥居にできるような巨木がなくなったから。
しかし今なら、スギならかなりの大木も育ってきたし、防腐措置を施した木製鳥居もつくれる。木製鳥居を全国的に復活させたら、結構な量の木材需要が生み出される、かも?
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