逃亡者は山に隠れられるか
我が家の裏山には多くの山道が伸びていて、それこそ何百回も歩いている。が、その中で山道に囲まれた一角が気になった。
小さな峰があり尾根筋なのだが、そこから水が流れだしているのだ。それが小さな渓流をつくり、やがて川となって、ため池に注いでいる。
はて、どこから水が湧いているのだろう。ざっと3本の山道に囲まれていて、その内部が盛り上がっているのだから、水が溜められるような場所はないはず。
という、軽い疑問から、水が湧きだすところを見てみたい……という些細な探検家気分で分け入った。結構な急斜面を登り、ブッシュを分けて進む。冬で葉が落ちている上、わりと獣道ぽい踏み跡があるから通りやすい。
すると、意外なほど複雑な地形であることに気づいた。単なる1つの盛り上がりではなかった。谷も入り、尾根は1本ではなく複雑に伸びていた。そこにもスギの植林地があったが、なかなかの大木に育っているじゃないか。深さ3メートルを超える渓谷だってあった。
一転、平坦地も見つかった。結構広い。10メートル四方はあるから、ここにキャンプもできるのではないか。住宅地に近いのに、山道にだって近く囲まれているのに、こんな場所があるなんて、意外と誰も知らない(はず)。
人生に悩んだら、ここでテント張って、何日間も他人に会わないで過ごす……なんてどうだろう(  ̄▽ ̄)。
焚き火も可能だが、煙を出すのはまずい。しかし携帯コンロ……いやロケットストーブを使えば焚き火でも煙は出ないぞ。もちろん延焼しないように、垂直に切り立つ渓谷の底なら安全だ。水もある。イノシシが出たら危険だが、狩りはできるか。ウリ坊なら仕留められるかも? でも解体が大変か。
いっそ警察に追われても、ここに逃げ込んだら見つからないのではないか、と思いついた。
山狩りをされてもここまで人が入るだろうか。入っても、隠れられるぞ。ほら、あの岩影にもぐりこみ、落葉や落ち枝を被ればわからなくなる。じっと潜んでいたら……そして水が染みだしているところも発見。小さな流れになっている。ここで水が飲める。これなら長く滞在できるぞ。食べ物は、カロリーメイトを10箱くらい用意しておけば、1週間ぐらい持つ。そうして捜査線が解かれるのを待って、そっと山を下りて遠地に逃亡する……あ、これが一番危険だな。町に出たとたんに捕まるわ。やっぱり山でずっと暮らさねば\(^o^)/。
……どんどん妄想が膨らむ(笑)。
でも、グアム島の横井庄一氏は、住宅地のすぐ側(100メートルと離れていない)に穴を掘って、食料も自給しつつ28年間も隠れ住んだのだ。
アマゾン先住民は、手ぶらでジャングルに入り何日も旅を続けるという。
山には、それぐらい生存のポテンシャルがあるのだ。
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