日本最初の林業博物館
昨日紹介した神宮美術館の前には、神宮農業館がある。
明治24年の内国博覧会の建物らしいのだが、雰囲気ある 外観だ。登録文化財指定だそう。なんでも平等院鳳凰堂をイメージして建てられたとか。そして日本で最初の産業博物館だとある。そうか、当時は工業などより農業こそが産業だったのだ。
陳列しているのは、一方に下賜品や皇室の稲に関する儀式の資料が並ぶが……もっと幅広く展示していた。農業だけでなく、むしろ農林水産業、いや自然科学系博物館に近い。日本最初の博物館だった。
内部撮影が禁止なので、展示物をお見せできないのが残念( ̄∇ ̄;) 。だが、林業資料も少なくない。銘木など木材の見本や巨木の薄切り、ヒノキの挽き割りした大板……。さまざまな大鋸。樹木を伐りだす様子も展示してある。
そして驚くのが蝋でつくった蝋製の植物見本。今なら造花を初めとして合成樹脂製の植物模型があるが、それ以上の精密さで草花を蝋で製造していたのだ。この技術、今も残っていないのだろうか。芸術的でもある。
そして、驚きのニホンオオカミの頭骨標本。こんなところで出会えるとは。
ニホンオオカミとは何か、という考察も面白い。
いやあ、規模は小さいが、博物館マニアとして楽しめるよ。
神宮美術館には、横山大観を初めとする名画もあったが、私は、こちらの方が好き(^o^)。
あまり人気はないのだけど、価値あるミュージアム群であった。
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