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2026/02/23

神宮のタイワンヒノキ

伊勢の神宮美術館の庭に、タイワンヒノキが植えられていますよ、と教えていただいたので、行ってきた。

神宮美術館とは、伊勢神宮の外宮と内宮に関する美術品を展示しているところで、近くに神宮徴古館と神宮農業館、そして別宮の倭姫宮のある一角。

伊勢神宮に参る人は多いが、こちらに足を伸ばす人は少ないのではなかろうか。

そして、美術館には「四季のこみち」と呼ばれる庭園があるのだが、そこをうろうろしたら、ありましたよ。

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たしかにタイワンヒノキだ。考えてみれば、日本で生きたタイワンヒノキを見られるところはあまりないように思う。どこか食物園に植えられているだろうか。先日の新宿御苑でも、タイワンスギはあるのにタイワンヒノキはなかった。その点からも貴重な一本。

日本にタイワンヒノキを植えて林業につなげようという動きはなかったのか気になる。逆に考えれば、なぜ神宮美術館の庭に植えたのか。美術館は平成5年に建設されたとあるから、30年ほど前だ。この木は根周りの太さからすれば樹齢30年どころではない。

しかし、なぜこんなに枝分かれしているのだろうか。タイワンヒノキは、少なくても台湾ではスックリと太い幹が伸びているものだったのだが。
日本のヒノキでも、これほど枝分かれした木を見た記憶がない。もしかして、苗を密植して癒着した? それなら美術館建設と同時に植えても、これぐらいの太さになるかもしれない。

なお、この庭園には多くの樹木が植えられていて、さながら樹木見本園だ。なかにはケヤキやメタセコイヤの巨木もあった。

ともあれ、生きたタイワンヒノキの貴重な見本である。

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コメント

神宮美術館の場所にはかつて神宮農業館が建っており、付属植物園もありました。このタイワンヒノキも戦前から植えられていたのかもしれません。

なるほど、農業館はもともとこちらにありましたか。
それなら樹木見本園のような庭園も納得できます。
農業館に関しては、本日アップしましたが、ニホン最初の自然系の博物館的な展示でした。神宮が、このような役割を果たしている点からも興味深いです。

上記とは別の者ですが、初代館長の田中芳男による植物園計画があったようですが、完遂はされず、その後昭和中期?頃には温室が設置(経緯不明)。平成5年の美術館建築の前には取り壊され、平成30年前後の美術館休館の際に新たに道が作られ、近くで木が見れるようになりましたね。

そうした経緯がありましたか。
田中芳男に関しては、農業館の方に展示がありましたね。温室まであったというのは驚き。昭和中期というのは戦後ですね。
神宮と植物の関係は、もっと注目すれば深くなりそうに思います。

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