金魚のトラウマ
先に、我が家の池の金魚が何者かに襲われたらしく、数が激減したことを伝えた。
その後、生き残りの金魚はいったい何匹いるか確認しているが、最大で6匹しか見つけられない。まだいるにしても10匹は超えないだろう。以前は20匹いたのだから半減以下だ。池の中には隠れ家も用意していたのに、それを襲ったのだから、かなり頭もいいし、素早い動きの金魚を捕らえられたのだから、俊敏な動きもできるのだろう。
とりあえず池の上にテグス糸を張りめぐらせたが、果たしてそれで守れるか……。
いや、それ以上に問題なのは、生き残り金魚の警戒心が半端ないことだ。以前は池の端に立てば餌をもらえると寄ってきたほどで、実際餌をばらまくと群がったのに、今や底の方に張りついている。餌を投入したら、寄るどころか逆に逃げてしまう。相当警戒心が強まっていると見られる。
10匹以上の金魚を襲った犯人は、池に恐慌をもたらしたようだ。金魚もその記憶をとどめているのか。
……でも、そろそろトラウマ解消に、若い金魚を入れてやろうかなあ。
そこで思いついた。
もしや魚類にもトラウマというものがあるのかもしれない。PTSD(心的外傷後ストレス障害) を発症しているとか。
そもそも餌に寄ってくるのは、一種の学習効果と条件反射であるから、それと同じというか、反対に逃げる反応も起こり得るのではないか。また魚類の知能も侮れず、長期記憶もあるのではないか。
これ、誰か研究していないかな。研究してほしい。
「恐怖の生態学」というのがあって、恐怖感情が生き物を進化させたという仮説もある。
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