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2026/04/13

CLT普及ロードマップver.4の悪文

CLTの普及に向けた第4次ロードマップ」なるものがあることを知った。これ、内閣官房が作っているのだね。林野庁と国土交通省の両方が関わっているからだろうか。

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ようするに、鳴り物入りで莫大な補助金も注ぎ込んで作ったはずのCLTが全然普及しないから……だと私は思ったのだが、そうじゃないらしい。過去(1次~3次)の説明によると。

まず最初のロードマップは、平成26年(2014年)。「CLTを一般的な建築材料として位置づけることを第一の目標としていました」。そしてこれは「おおむねロードマップのとおりの成果を得て、平成28年度末(平成29年3月)に終期を迎えました」。

第2次のロードマップは、平成29年(2017年)に策定。「CLTの需要の一層の拡大を目指すことを第一の目標としていました」。こちらも「おおむねロードマップのとおりの成果を得て、令和2年度末(令和3年3月)に終期を迎えました」。

そして令和3年(2021年)に策定(令和4年に改定)した第3次ロードマップは、「CLTの更なる利用拡大を目指すことを目標としていました」。これは「おおむねロードマップのとおりの成果を得て、令和7年度末(令和8年3月)に終期を迎えました」。

なんと!全部成果を上げていたのだ (@_@)。

そして今年以降は、「林業・木材産業の活性化による地方創生の推進や脱炭素社会への貢献に向けて、一層の普及を目指すことを目標」としているのだそう。今年8月31日のCLT活用促進に関する関係省庁連絡会議(第17回)で決定するらしい。こちらに本体(PDF/539KB)がある。

全然わからない(笑)。

今のCLTの状況を「成果を得た」というのも鉄面皮だが、結局何をしたのか伝わってこない。

私は、CLTに反対しているわけではない。こんな建材もあっていいね、ぐらいである。これの普及が林業を救うとか、ほかのどの建材よりも優れている、とは全然思わないけど。それを国が異常に出しゃばって普及させようとしていることに違和感があるのだ。あげくに普及のロードマップだと。

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実際、その別紙詳細を読んでも理解できない。これ、日本語か? 外国人が執筆して、AIで翻訳したの?

とくに???となったのが、2番目の【CLT等の木材利用の効果の発信】の項目。

ペロブスカイト太陽電池等による創エネ性能や断熱性の高い建材及びエネルギー効率の高い設備等の導入による省エネ性能等にも留意しつつ、以下の取組等を通じ、「建築物等への木材利用によるカーボンニュートラルへの貢献等についての理解が定着する」ことを目指す。

唐突にペロブスカイト太陽電池が出てくるのだが、それが文章の中で何処に掛かっている言葉なのか。だいたい何を留意するの?CLTを使うと、ペロブスカイト太陽電池は使えないの? それともCLTに張り付けて使えというの? まず読める日本語にしていただきたい。

ちなみに日本でペロブスカイト太陽電池が実用化して販売が始まるというニュースを日本スゴイ的な扱いしていたけど、これ、世界的に見たら全然遅いのだよ。世界で最初の実用化はポーランドだし、中国では100社以上がペロブスカイト太陽電池を開発している。理論は日本が発明したのに、この体たらく。

まず文章力から見直してほしい。読める日本語が書けないのは、内容を理解していないからだろう。このロードマップだと遭難する。

 

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政策・行政関係」カテゴリの記事

コメント

補助事業の場合、最終的に実績報告書というものが補助を受けた事業者から提出されます。それらすべて有意義な補助事業でありこのような成果が出たという、作文というか補助事業が肯定的になるように作成されます。この国の最大の欠点であるのですが、問題点を問われることがないのです。その結果は何の改善もなく一定の期間補助事業が継続され実質的な成果は何も生まないのです。うまくいった。大きな成果があったなどのごまかしで行われ続けているのですからいい加減な実績報告を読んで現実を知らない上部機関は意味のない何を言いたいのかわからないロードマップなどを記載することになります。どうしようもないのです。

すべての補助事業は「成果」を出したことにしないと困るのでしょうね。
それにしても、見かけだけでもそう納得させる文章力があればいいのに、奇妙奇天烈な文章で、余計に混乱させている。
ロードマップはつくることに意義があって、そのとおりに歩むかどうかは興味ないのかもしれませんこの4次ロードマップの終了時にも「おおむね成果を得て」と書くことに決まっているのでしょう。

こういう迷文みると、ヒトに伝える気ある?って。
通り越して感心してしまいます。
AIに要約させると
​「次世代太陽電池(ペロブスカイト等)や断熱・省エネ技術を活用しつつ、木材利用がカーボンニュートラルに貢献することへの理解を広める」
とのこと。
てか、具体例が逆に理解を阻害している(笑)

AIも要約に困ったんじゃないだろうか(笑)。

ここ以外にも意味不明な言葉が並んでいます。担当者は自分で書こうとせずに、AIを使った方がいい。

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