ドラゴンの村にて
和歌山県龍神村を訪れたら、龍神村ドラゴンミュージアムというのがあった。
……が、定休日(-_-;)。
ミュージアムの前に置かれたドラゴン。多分、コモドドラゴンだろうが、実際に生息する巨大トカゲの実物大だ。その迫力たるや……よくぞ、ここまで緻密に彫ったものだ。一応ベンチなのだが、遠目には剥製?と思ってしまうほど。
そこで、この木彫りを彫ったチェンソーアートの第一人者・城所啓二氏に連絡を取って会うことになった。彼はこの村に住む。
彼がチェンソーアートを始めて25年経つというから、私とのつきあいもほぼ25年、四半世紀だ。ここ数年は会う機会がなかったのだが、今回の思いつき紀伊半島一周旅行?は、旧交を温めるのにもってこいだった。
彼の家にお邪魔してチェンソーアートの近年の動きや林業界の最新事情など情報交換。表面には出てこないが、さまざまな動きがあるようだ。そりゃ取材しないといけないな、と思わせるものもある。
それにしても、彼のチェンソーカービング作品は、すでに別次元になっている。最近は仏像を彫ることも多く、もはや仏師である。
これはいただいたカレンダー表紙だが、この1対の仁王像なんぞ、お寺に展示されたらみんな手を合わせる代物だ。
そして、その価格も聞いたが、やはりずば抜けている。大木とはいえ、スギの2番玉で直径は80センチくらいか。2メートルものを半割にしてつくったそうだ。普通に丸太として買えば、1万円もしないのではないか。
木材の価値は最終商品に加工して生まれる。
チェンソーアートは、25年前に日本林業の起爆剤になると信じて取り入れた。私も取材した。丸太から木工品へ橋渡しする価値の創造……ということを考えていた。それは今も生きている理念なのだが……残念ながら世間に十分理解されたわけではない。
とまあ、そんな昔の青臭い時代の話もしつつ、いつしかお互いの老後の設計、健康法、親の介護……という話をして盛り上がり(^^;)、そろそろ時間だから帰らねばとなっても「また会って、老後の話をしよう!」と言い合って別れたのであった\(^o^)/。
« 野外アートONKAI | トップページ | Y!ニュース「スギこそ、地球温暖化対策の…」を書いた裏事情 »
「木製品・木造建築」カテゴリの記事
- 日本橋に木造ビルが建ち並ぶ?(2026.06.01)
- 木材技術開発は……パネル化?(2026.05.24)
- 木橋の腐朽(2026.05.15)
- 公園木で薪生産は可能か(2026.05.12)
- ドラゴンの村にて(2026.04.23)































コメント