木材技術開発は……パネル化?
林野庁の、こんな報告を見ている。
なかなか面白い。一生懸命、木材、それも国産材の利用拡大をめざして、それに使えるような木質建材を研究している。やはり目立つのはCLTなわけだが。
私が目を止めたのは、こちら。
内装材として、無垢フローリングに複合フローリング、そしてDLTが紹介されている。私は、この中でDLTが好きなのよ(^o^)。
DLT、ようするに木ダボ、つまり木の栓で板をつないだパネルだ。CLTが接着剤で張り合わせるのと違って、木ダボだから小規模な工場で作れる。またダボを抜いて再び板に戻すことも可能になる。少なくても接着剤を使わないからチップにしても大丈夫。ま、CLTほどの強度はないという不安はあるが、内装に使うなら問題なし。
そして次に、大スパン用部材。
こちらにはNLTが登場する。板(ツーバイフォー材)を釘で止めた建材だ。
接着剤でなく釘を使うことをどう評価するか。まず小さな工場で生産可能になる。でも分厚い横架材になるのだから、大断面集成材と比較すべきか。
ここで開発している技術に関しては、サイトを見てもらうとして、私が感じたのは、木材の用途、そして使いやすさを考えると、集成してパネル化するのが一つの方向性になるのではないかな、ということだ。
CLT、DLT、NLTいずれも板のくっつけ方による違いだが、大きく面材にすることで木材の用途が増えると見ているのかもしれない。
思えば、不燃材なんて木材の否定だ、と思っているし(笑)、強度を求めるなら鉄筋を通せと思う。木材には、そうでない、そうした機能を付加するのではなく、木材ならではの特徴を活かしてもらいたい。
これは私の個人的意見であるが、さて、木質建材の向かう方向はどちらだろう。
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