備蓄品には何がある
我が家にある非常食。
5月の連休中に帰省した娘のお土産(^^;)。勤めている会社では災害時に備えて食料品を備蓄しているが、そろそろ賞味期限が近づいて来ると社員に払い下げ?されるそうで、その一部を私におすそ分けがあったのである。いくつか食べてみたが、まずまず美味しく食べられた。
会社が備蓄しているというのは有り難い話である。
高市内閣は、「日本は石油備蓄がたっぷりあるから、節約しないぞ」と啖呵を切り、足りないと言われたら「全体としては足りている」を繰り返す。全体ってなんだ? 林野庁も、「全体としては、日本の森林は飽和状態である」を連発するが。「全体としての備蓄」はたっぷりあっても、各所用途別に行き渡るものではないのだ。
そこで、日本の備蓄品を確認してみた。
まず昨年騒がれた米に、現在騒ぐ石油。LNGにLPガスも一応備蓄している。さらにレアメタルも意外としていた。
また新型コロナ禍で問題になった医療用マスクにフェイスシールド。ゴム手袋なども備蓄しているらしい。これは現在の石油危機にも有効だ。さらに抗ウイルス薬、災害用の簡易トイレ、段ボールベッドや簡易ベッド、パーティション、キッチン資機材、入浴用の資機材……。なお、海外支援用と思われるテントや給水容器、ビニールシートなども。難民キャンプなどに欠かせないからだ。
意外なところで言えば、塩も備蓄している。食用塩はもちろん工業塩はかなり重要だからね。
だが建築資材は見当たらない。仮設住宅も備蓄と言えるほどないが、あっても木造仮設住宅ではない。
木材の備蓄という発想はないか。森林の立木は備蓄という考え方もあるが、実際は伐採搬出、製材、乾燥まで考えると、半年以上のタイムラグが発生するから、緊急時に間に合わない。それがウッドショックにつながった。
ちょうど、イラン戦争の影響で、木造住宅の梁や柱用の国産製材品が値上がりし始めた。輸入材の輸送コストの上昇も関係あるのだろう。それで国産材に向かうのだろうが、集成材にしようとすれば接着剤価格も影響するから、いよいよ「目詰まり」を起こす。
木材をどのように備蓄するのか、考えてみてもよいのではないか。少なくてもサプライチェーンの回転早くして、荒製材品を林内に備蓄して、天然乾燥させておけば、危急時に素早く出せる。腐朽を防ぐ手間は考えねばならないが……。
ちなみに我が家では、たいていのものは多めに買っておりローリング備蓄している。食べるだけなら1週間や2週間は持つと豪語したい。水も10リットル以上貯めている。災害時には庭に焚き火コンロを設置する覚悟である。
社会が複雑化し、さまざまな要素が絡み合っている現代、一品二品をシンボリックに備蓄しても周辺商品がなくなると用をなさなくなる。とはいえ、すべて政府の備蓄に頼るのは愚の骨頂だろう。備蓄は各人の覚悟である。
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