台湾檜と台湾杉を見るツアー
2024年の今頃、私は台湾に行っており、いろいろ取材したのだが、2年後の今、生駒で台湾人に会っていた(^o^)。
李皓綸氏。Facebookでつながったのだが、彼は台湾の嘉義大学で林業・林産業を学んで日本に来て、いろいろやりつつ現在は奈良で林業をやっているという変わり種(笑)。台湾人で林業に関わっている人というのも少ないが、さらに日本各地の林業を知っている人は滅多にいない。そして下手な日本人より林業事情に詳しい。
私の興味はタイワンヒノキである。阿里山には残念ながらほとんど巨樹のタイワンヒノキは残されていなかった(保護されている36本のみ)のだが、宜蘭の方にはまだ巨木の林立する天然林があるという。
そこで別のことも知った。台湾には高さ73メートルのタイワンスギの高木があり、これがアジアで最高木だというのだ。
たしかに日本でもっとも高い木は、京都・花背のスギで高さ62メートルほど。また東南アジアの熱帯雨林にも高木はあるが、正確に計測されているものに70メートルを越えるものはなかったはずだ。
ただし最近、中国チベット自治区で102メートルのヒマラヤイトスギが発見されたという……。とはいえ、アジア有数の高い木が台湾にあるのだ。タイワンスギは、非常に生長が遅いので台湾で植林されていないそうだが、天然のタイワンスギも貴重だ。
それならタイワンヒノキの巨木林と、超高木タイワンスギを見るツアーを催したい、という話で盛り上がった。ほか本多静六の調査に歩いた道、というのもあるらしい。彼も台湾の原住民アミ族の人々を日本に招いて林業ツアーをしているそうだが、日台林業交流ツアーになる。
えーと、李さんの写真を撮らなかったので、こちらの写真を張っておく。
2年前に訪れた台湾の国立政治大学の王副教授と在台邦人の曽根さん。土倉龍次郎について貴重な情報を得ることができた。王副教授は原住民研究をしている。その時に、台湾で林業の講演をしてくれと言われたことを思い出す。
台湾は、長く森林保護策から伐採をしてこなかったが、いよいよ資源も回復してきたので、林業復活の芽が出ている。とはいえ、林業技術が途切れているから、今後人材育成が課題になるだろう。一方で、しがらみだらけの日本林業とは違い、一から理想の林業を構築できる可能性があると私は思っている。これからの台湾林業に注目したい。
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