Y!ニュース「メガソーラーを止めた…」を書いた裏事情
Yahoo!ニュースに「メガソーラーを止めた専門知識と、本質見ない行政の許認可」を執筆しました。
平群町メガソーラー裁判で、あんな逆転勝訴の現場に居合わせることは貴重だと思ったのだか、ニュースは、すぐに全国に広がっていた。裁判始まる前に来ていたテレビ局は1社だけだったのに、記者会見場には全社揃っていたほどだ。もちろん新聞社も来ていた。
そして会見中にも放送や配信がされたらしい。私のTwitterの速報さえ、ものすごい勢いでシェアというかリポストされていく。当日だけでなく、翌日から次々と記事が出て、ネットも賑わっている。私と一緒に傍聴していた記者がすぐに記事にしているのだ。
のんびり、どんな記事にしようかなあ~と考えていた私は負けた……そんなわけで、裁判結果を記事にするのはやめた(⌒ー⌒)。
ちょうど開かれていた奈良県議会を見たが、私の見ている範囲内ではメガソーラー訴訟に関する質問は出ず、知事も応えていない。
一次情報ではなく、何を論じるべきか。そこで思いついたのは、この手の裁判、許認可に必須の理系的知識の資料がいかに読みにくいか、素人には理解しにくいか、である。それが住民訴訟の壁になっているとも言える。同時に行政の許認可担当者は、本当に理解しているの? という疑問にもつながる。内容を十分に理解していたら、裁判以前にまず役人が住民に説明しろよ……と思ったのである。
森林や林業施策も同じだ。専門知識を持ったフォレスターもいないのに、よく政策を遂行しているな。。。
世の中、複雑になるばかりだ。個人の知識には限界がある。いっそ、AIに任せた方が、忖度もなくてデータだけを読み込んで可否を判断してくれるんじゃないかなあ。
メガソーラー工事現場。雨が触れると崩れるよねえ。
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いい企画だと思います。環境法は司法試験の選択科目にありますが数パーセントの選択率です。
わたしも間違える自信があります。専門家と共同作業でやる分野ではあります。
投稿: 岡本哲 | 2026/06/23 18:13
私もエセ理系でして、しかも生物系。工学や物理などの世界はわかりません。
法律家の中には、数字を読むのが得意な人もいるのかもしれませんが……。現実問題として、超難解な技術の上に成り立っている社会があります。
投稿: 田中淳夫 | 2026/06/23 23:10
改めて見てもすごい現場ですね。粘土質の地質が剥き出しなので、A0層が流れた箇所では森林どころか、2~3年は草本すら生えてこないかも…簡易でも土留しないと崩壊はともかく、土はどんどん流れてしまいますね
投稿: 0 | 2026/06/24 08:08
基本は風化した花崗岩で、非常に崩れやすいです。しかも現在は地肌を削って盛り土をしています。その上にパネルを並べるつもりなんでしょうが、まだ土留めをしていないので、雨が降ればどうなるか。
投稿: 田中淳夫 | 2026/06/24 12:12