高さと太さ。台湾杉はどっち
6月2日の本欄で「台湾檜と台湾杉ツアー」という記事を書いたが、東アジア最高峰としてのタイワンスギが発見された経緯の記事がアップされていた。
【神木の島】台湾で東アジア最高木を確認 高さ84.1メートルのタイワンスギ「大安渓倚天剣」
さらにユーチューブもあった。こちらはこの木に登っている。
《神木之島》正式預告︱5.15 樹頂見
写真を借用させてもらうと、こんな大木。
これまで日陰者?だったタイワンスギがいきなりクローズアップされそうだ。太いタイワンヒノキの話はよく出たが、高さはスギの方が上であったか。タイワンヒノキの中には直径6メートルのものがあったが、この木の直径は3メートルぐらいで、高さは84メートルとのこと。
険しい山岳地帯に巨木の森というと、日本なら屋久島を連想し比べてしまう。屋久杉も太さ自慢のところはあるが、高さはあまり競わない。縄文杉でも25メートルくらいである。そして縄文杉以上の太い木を探す人々はいるが、高い木を探す話は聞かない。
これまで「大木」というと、太さ(直径、根回りなど)にこだわる声が多い。日本でも最大の木と言われたら鹿児島の大楠だろう。そして屋久杉の数々。高さはあまり競わなかったように思う。台湾も日本も台風があるので、高木は折れてしまいやすいのだろう。が、この木は谷間にあって、うまく風除けになったのかもしれない。
嘉義市檜意森活村であった彫刻展の作品
« Y!ニュース「野生動物が市街地を闊歩するきっかけは…」書いた裏事情 | トップページ | パイオニア松! »
「森林学・モノローグ」カテゴリの記事
- 壁面緑化は思い通りにはいかない?(2026.07.16)
- 意外と早い?森に還るまで(2026.07.13)
- 巨木だけでない多様な森(2026.07.10)
- 脱炭素に「森林」は必要か(2026.07.03)
- 『吉野山独案内』を読む…無理(2026.07.02)































カリフォルニア北部にある世界一高い木の高さは正確性をたんぽするために人が登って上から地上に巻き尺を垂らして測っていると思います。台湾でもそうしているのでしょうか?海外の巨木の基準には、高さ、幹周、体積があったと思います。世界一高いレッドウッドの場所は秘匿されてますね。体積では、同じくカリフォルニアのシャーマン将軍の木、幹周最大の木はメキシコのどこかにあったと思います。
投稿: くま | 2026/06/10 19:13
記事に記したYouTubeを見てください。ツリークライミングして、巻き尺?を垂らして高さを計っていますよ(^^;)。
これまで北米のレッドウッドの森が有名でしたが、今回の台湾や中国チベット自治区のヒマラヤイトスギなどアジアでも高木の発見が進み出したようです。
投稿: 田中淳夫 | 2026/06/10 23:22