ナショナルコレクション認定制度で選ばれる木
日本植物園協会に「ナショナルコレクション認定制度」というのがあるそうだ。
植物園では、植物の保全活動を行なっているが、2017年から「野生種、栽培種に関わらず、日本で栽培されている文化財、遺伝資源として貴重な植物を守り後世に伝えていく」ことを目的に、植物コレクションを「日本植物園協会ナショナルコレクション」として認定する制度をつくったそうである。基準は、植物学的な分類群、園芸品種、歴史、文化など一定のテーマを持っているもの。
このほど京都府立植物園が開園時に植栽された樹齢100年を超える個体、日本国内への導入史を示す初期導入樹種、開園以前から残る原植生の樹木などがヘリテージツリーズ(歴史遺産樹木)として認定されたというニュースがあった。種数は、36属38種215個体。
京都府立植物園では、先にサクラ品種コレクション(186品種467個体)とか、野生ハスのコレクション(海外での調査等で採集された野生種2種の19 系統121個体)も認定されている。
私は植物園が好きで、見かけたらできるだけ入るようにしているが、こんな制度があったのだね。( ..)φメモ
ちなみに京都府立植物園で好きなのは、やっぱりこれ。
ジュラシックツリー。オーストラリアで発見されたジュラ紀の生き残り樹木である。現地でも場所は秘密と聞いているが、それが日本の植物園に植えられているとは。
東京の神代植物園にあったムニンノボタン。小笠原諸島の固有種だが、現地ではほぼ絶滅しかけていた。最後の1株まで減っていたが、それを植物園(東京大学附属植物園)で増やし、再び移植して現地で復活させようとしている。
そういや紀伊半島などでわずかに残存しているトガサワラは絶滅危惧種扱いで保護されているが、この種をたどるとダグラスファーに行き着く。ベイマツとして大量に輸入されているものだ。この2種は、同じトガサワラ属の近縁種。ただアメリカ大陸では繁茂したが、日本では希少な残存種になっていたのだ。
こういうのもヘリテージになるかな。
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