NHK「ザ・バックヤード」に森林総研
NHKのEテレ番組の「ザ・バックヤード」で、森林総合研究所が取り上げられた。
ちょうど22日に再放送があるようだし、配信も行っている。
「想像を超える最新研究」を紹介するというのだが、具体的には少花粉スギに、木のお酒、そしてCLT。
まあ……いいんだけど、ちょっと物足りない(^^;)。私には、ありきたりというか、最新というよりすでに売り出し中だよね、と思ってしまう。いかにも無難で自慢できそうな成果を選んだ気がする。このラインナップは森林総研側で選んだのか。NHKのプロデューサーのチョイスなのか。
たとえば森林総研の研究成果は、このサイトのプレスリリースでも紹介されている。
私は、もっとマニアックなテーマを選んでほしかった。ゴキブリの研究とか、根っこの全国規模の分布とか。変態的、なんじゃこりゃ、というのが良い(^○^)。
もちろん地球温暖化による桜の開花異常とか、原発事故後のセシウムの移動なんてのも挑発的だ。やらんだろうが。
ま、どれも林業ぽくない。
話は変わるが、今の日本の林業は、政策レベル、研究レベル、そして現場の情報レベルがいずれも断絶している。それをいかに連携させるか、するつもりがあるか、が最大の問題点だ。少花粉杉とか木材からつくる酒なんて、現場に還ることはない。政策で押し込んでも、補助金で釣っても、少花粉杉の苗はたいして期待されないだろうし、CLTも普及しない。
そのことに気づかないとね。
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