八代の日本製紙が生産していた紙
またもや熊本地震。
私は最近、奄美諸島での地震が増えていた(スマホで通知される)ので、奄美~鹿児島ラインでの地震の心配をしていたのだが、まさかの熊本再び。この世は常に裏をかく。
イオンモールの爆発も驚いたが、八代の日本製紙工場でも煙突が折れて極めて甚大な被害を出しているようだ。安否不明が7人もいる。
そこでこの工場が生産していた紙の種類を調べてみたところ、主に新聞用紙や印刷・情報用紙(上質紙・コピー用紙など)であった。
これらの紙がしばらく不足するかと思われたが、別の記事で今年1月に、新聞用紙の整備の一部を撤去してトイレットペーパーやキッチンペーパー生産に転換するという一報が掲載されていた。どうやら稼働率は半分以下に落ちていたようだ。
その点からは、新聞用紙が足りなくなる心配はあまりしなくてもよい(他の工場でおぎなえるか)かもしれないが、せっかくの計画がこの地震事故で止まるかもしれない。いや、加速する可能性もある。
思えば、東日本大震災の際も、石巻の日本製紙工場が津波に飲み込まれて壊滅したのだった。
私も訪れたが、この工場では書籍用の紙を生産していて、代替ができない有り様だった。しばらく出版業界は戦慄したのである。それを全力で復活させた記録がある。
『紙つなげ!彼らが本の紙をつくっている』(佐々涼子著)
そんなことを思い出しつつ……熊本を見守りたい。
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