プナン族の思い出~サル肉?
昨日、ボルネオ熱帯雨林の危機を訴える記者会見のことを紹介した(そして今晩、一般向きセミナーも開かれる)が、そこで私が訪れたバラム川の村の話をしよう。夏は、こうした思い出話が似合う(^^;)。
私が訪れたのはバラム川上流部と言っても、今回問題になっている源流地域ではなく、別の支流なのだが、訪れたのがロング・セリダンという村。ケラビット族の村である。でも、プナン族も周辺のジャングルに住んでいて、ときに村に訪れて交易をしていた。だから出会うことができたのだ。彼らは、村に滞在する際の小屋がある。
彼らの交易品は、主に沈香だった。ジンチョウゲ科の樹木の樹液だ。日本の正倉院に納められていて、織田信長が切り取ったことで有名な「蘭奢侍」なるものも、おそらく沈香である。チョー高価なので「森の宝石」と呼ばれる。私が会ったときも一塊持っていた。
栽培できる木ではないので、原生林がなくなれば消えていくだろう。
でも、当時の私は、あまり興味がなく、むしろ興味津々だったのはこちら。
サル。サルを解体して肉を食べるのである。ちょっと味見したかったなあ。
私が滞在していたロングハウスに来てもらった。兄妹である。言葉は、現地の人にプナン語をマレー語に通訳してもらい、そのマレー語を同行のマレー語の達人に日本語へと通訳してもらう…という手間をかけたのだった。
腕に腕時計をしていたのが、驚き。時間を知るためではなくブレスレッドのような飾りだろう。誰にもらったのか。
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