「動物を守る人」連載への違和感
朝日新聞で「動物を守る人たち」という連載があった。6日が最終回だったよう。
1、2もあるから、検索してほしい。
一応、毎回目を通していたのだが、どーにも引っかかる点がある。それは……「しょせん、イヌネコのことだけなんだな」。
詳細に読めば、実験動物などのマウスや、ニワトリ、ブタなど家禽・家畜も登場するのだが、それも「しょせん、愛玩動物、家畜、実験動物……という人が管理している動物」のことだ。
イヌネコの虐待やノラネコなどを保護したい人が多いのはわかるが、野生動物とくに最近話題の害獣~シカ、イノシシ、クマ……ほか、近年急速に人間社会に出没して問題になっている動物たちをどのように捉えているのか……という視点が見つからない。
言っておくが、害獣を守れ、と言っているのではない。私は、駆除が必要だと思っている。それに今やクマを殺せ、駆除しろ、の大合唱だ。シカも南アルプス山中に群れている写真が出たら、駆除する声ばかり。
だが、クマは昨年1万2000頭あまり、シカとイノシシにいたっては合わせて120万頭以上を毎年駆除している。こちらの「動物」に関して、何もコメントしていないのが違和感になる。「たかだか」ノラネコノライヌの駆除数は年間1万匹足らず。それと比べると命を奪うレベルが違いすぎる。
だいたい、120万頭以上の駆除動物をどのように処分しているか考えたことがあるか。
基本は埋めるとされているが、現実はほぼ放置。焼却処分するにも、莫大な手間と金がかかる。なおジビエになるのは、シカとイノシシで頭数的には1割以下だが、肉となるのは重量の3割以下。つまり全体の3%程度しか利用していない。ほかの駆除動物を加えたら1%ぐらいになるだろう。
それに実験動物や家畜の解体後の残渣……膨大な生き物の死骸が処分されている。重量で比べるのもヘンだが、膨大な命を絶って無為に捨てているのに、役に立てている実験動物がかわいそうと言われても、ね。。。。
……とまあ、そんな怒りにも似た気持ちを持ってしまった。
獣害を駆除した、で、その後はどうしてる? ちょっと考えてみたい。
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