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生駒山中

2017/05/24

名前のわからないキノコを食す

生駒山の森の中で、枯れ木についたヘンなキノコを発見。

 
一瞬、キクラゲの一種かと思ったのだが、白い姿にハナビラタケ? かと思い直す。
 
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毟りとる。意外や、軟らかい……というよりゼリーみたいだ。水分が多すぎるのか?
 
よくよく見ると、透明感もある。
 
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ハナビラタケなら食用にできる。薬効もあるという。が……イマイチ自信がない。
 
えい、やっ! と持ち帰り、よく洗って汚れを落とす。そして熱湯で茹でてみた。
 
その後、水分をとり口に含むと、味はあんまりない。むしろゼリー感が強い。
 
大丈夫かなあ、と迷いつつ、ポン酢に浸して口に……。これは美味かった(笑)。
 
しかし゛やっぱり同定できないまま食すのはまずいだろう、とこれまでにした。いや、これまでのところで食べちゃったんだけどね。。。
 
さて、正体はなんだったのか。誰か、詳しい人、いる?

2017/05/20

湿原にて

いい天気なのにパソコンの前に座っているのがイヤで飛び出した。

 
どこへ行こうか、と迷った末にふらふらと湿原へ。
 
ちょっと花の季節には早かったかもしれないが、アヤメや黄ショウブは咲いていた。
 
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つい、カメラ小僧になる(~_~;)。
もう少しで、ミズバショウやギボウシ類も花開くだろう。
 
いつもは静かなこの湿原も、さすがに土曜日ということもあって人が多かったね。
 
生駒山は、コナラ林に照葉樹林、それに竹林にスギやヒノキの人工林……が広がっているが、考えてみれば、湿原もあれば草原もある。川も滝も渓谷も池もある。それらがみんな家から10分20分で着くところだ。さまざまな植生を目にできる、なかなかの好立地だ。
 
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亀だっている(^o^)。
 
 
ちなみに薄暗い林間の中の小道も、ナラ枯れが進んで伐採されたことで、明らかに日照がよく入るようになって森が明るくなっていた。すると、いろいろな草木が生えてきた。
 
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これらを日替わりで散歩しているのは、いわば定点観察しているようなもの。少しずつ変化することに気づいて植生の遷移を実感できるのであります。
 
 
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こんな草原もある\(^o^)/。つい最近も、巨大建造物の遺跡が見つかったなあ。
 

2017/05/14

もと来た道をもどらない

しょっちゅう生駒山周辺を散歩している私だが、歩くルートを決める際に、自分なりのルールがある。ルールというよりこだわりというべきか。

 
それは「同じ道を歩きたくない」だ。
もう少し正確に言えば、「歩いてきた道をもどりたくない」だ。
また「できるかぎり知らない道を選ぶ」でもある。
 
さすがに毎回違う道というわけにはいかないが、できるかぎり順路は変えるし、未知の道があったら、そこを選ぶ。また後戻りはしたくない。
どうにも行き止まりになってしまえば仕方がないが、そうならないように神経を尖らす。この道はどこかに抜けられるか……というのが重要となる。一見行き止まりぽくても、どこかに抜け道がないか。ときには道ではない農地やブッシュを横切って抜けられないか……とも思う。
 
新たに見つけた山道を歩いたときは、なかなか選択が難しい。
 
 
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今回の選んだ道は、わりとよい道であった。
が、進む方向が、私の行きたい方向とは違うんだよね。。。(ーー;)。
最終的には車を止めているところにもどらなくてはならないのだけど、この道は真反対の方向に伸びている。逸れる脇道も見つからないし。。そろそろ諦めるべきか。。。このままだと大和郡山に抜けてしまう。生駒にもどるのは不可能になる。
 
が、イヤなのであった。後戻りしたくない。もう少し行けば方向を変える分かれ道が現れないか……。
 
もう少しだけ。あとカーブまで行って、分岐がなければ諦めよう。
 
そう思って行くと、カーブを巣で来たらまたカーブ。じゃあ、そこまで。
そのうちに急な登りになり峠ぽくなってきた。これはヤバイ。屈辱の後戻りをするか。。。
 
だが、そこに救世主的?な小さな谷を発見したのである。山道の脇から水が流れたかのようなガレ場。この谷の伸びる方向は私の帰りたい方向。よし!
 
谷のブッシュをかき分けて下る。落ち葉が分厚く積もっていて、枯れ枝が谷をふさぐ。
ただ勝算がないわけではない。奥に水面ぽい光が見えたからだ。山の中で水面というのは溜池の可能性が高い。そして溜池とは人がつくったもので、池の端には必ず道があるはず。だから溜池まで下れば活路は開ける。
 
そう判断したのだ。
 
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出ました。溜池でした。そして、溜池の堰部分にちゃんと人の歩ける道がありました。
 
読みは当たったね。
 
一気に下る。やがて農地に出た。
 
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なかなか気持ちのよい段々畑であった。新緑と青空の映えること。当然、農道があるのでさっさと下れる。方向的にも駐車場へ向かっている。
 
……で、ちょっと脱線。
 
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道沿いに古墳がありました。墳丘がはぎ取られているが、そこそこの規模だ。奥に石の棚があり、中央に石棺桶ぽい痕跡もある。わりと珍しい形式のようだ。この辺りは古墳地帯なのであった。
 
やっぱり「もと来た道をもどらない」と、いろいろ発見があり、新たなものが見つかるのだよ。

2017/05/12

謎の虫食い?

タナカ山林で妙な状態の木を見つけた。

 
太い二又のコナラの一方が折れていたのだが……これはなんだ?
 
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一瞬、鉈かチェンソーで切り込みを入れたのか、と思ったが、よくよく見れば虫食い。しかし、こんな穴を開ける虫とはなんだ? かなりデカいぞ。
それに切り口が妙だ。誰か、刻んだのか。たとえば虫の幼虫を探すためとか……。幹が折れたのもなぜだ。
ナゾを感じる倒木であった。 
 
 
全体は、こんな感じ。
 
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2017/05/08

新緑の中のナラ枯れ

生駒山がナラ枯れの猛威にさらされていることは、度々伝えてきた。

 
この新緑の季節というのは、ナラ枯れがわかりやすい。
 
真夏に葉が赤茶けて枯れるのがナラ枯れの特徴だが、実はその時期はまだ枯れたとは言えない。たしかに葉に水分が行かずに葉が枯れ落ちるのは事実だが、樹木として枯れた(生命を失った)と判断できないからだ。
また冬になると、コナラなどは落葉広葉樹だから葉を落とすため、枯れたのか落葉しただけなのか区別が付きにくい。
 
だが、春になると、生きている木々は一斉に新芽を出し、緑に萌える。昨夏、ナラ枯れを起こした木々も、ここで復活する可能性が意外とある。枯れた半分くらいは新芽を出すようだ。意外としぶといのだ。
 
それでも新葉が出ないコナラは枯れたと確認できるわけだ。
 
 
そんなわけで、5月の生駒山の森を見る。
 
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ああ。やっぱり相当枯れているなあ。。。。全体の2~3割に達するんじゃないか。
まだまだ終息しそうにない。
 

2017/04/29

タケノコ通貨の発行が……

先日、タケノコ堀りに行ったらイノシシにやられて全滅状態だった。

 
そこで、今度こそ! とまた出かけた。次に伸びてくるタケノコを、イノシシより前にゲットするのだ……!
 
そう勇んだのだが、なんと、前以上に森が掘り返されている。もはや耕運機を入れたのか゛と言いたくなるほどだ。
もともと雑木林なのだが、モウソウチクの地下茎がかなり入って毎年タケノコが出るわけで、それを「森を守るためにタケノコを駆除しているのだ」と嘯いていたのだが……。
 
今年は、イノシシさんがタケノコ駆除に協力してくれたらしい。
ありがとう……。
次は、イノシシを駆除したい(-_-メ)。
 
タケノコは、店で買うものではないと思っているから、今年はタケノコを味わうことは無理かと思えたのだが、しつこく探すと……ありました!
 
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小っちゃ!  10センチくらいしかない。これの皮を剥くと、本当に小さくなる。
 
それでも、新物を味わいましたよ。美味しゅうございました。
しかし『森は怪しいワンダーランド』にタケノコは地域通貨だ、と記したが、今年は通貨の発行ができないかもしれない。自家消費するのが精一杯では、近隣に配れない。このままではデフレになるではないか。
 
もっと頻繁に見回ろうかな、と思った次第。まだまだ捲土重来、臥薪嘗胆、失地回復、起死回生、リベンジ……。通貨発行権を我が手に取り戻さねば。
 

2017/04/27

薔薇が咲いた……場所

薔薇が咲いた、薔薇が咲いた、真っ赤な薔薇が……と言ったら何を連想するだろうか。

 
ま、往年のマイク真木のフォークソングはともかく、生駒山中の遊歩道を歩いていて見かけた薔薇の花。
 
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わりと大輪のしっかりした薔薇の花だが、通常、薔薇は野生化しない(野ばら以外は)と思っていたが。園芸植物の最たるものだから。
 
が、この花の咲いている根元はどこにある?
 
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ブロックの隙間だった。。。
これぞ、隙間植物。植物は、やっぱりたくましい。
 
せっかくだから、大輪をアップに。
 
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2017/04/26

アオキが優占種?

生駒山の一角にあるタナカ山林(^o^)を皆伐したのは3年前。

 
今、跡地にわさわさと生えてきているのはアオキだ。とくに春は、アオキの若葉が新緑の中心。
 
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もともと林床にはアオキが多かったのは事実で、その上のカシ、シイ、ナラ類を伐採したわけだが、その後の植生はアオキが優占しそうな勢い。
 
アオキって、萌芽も伸びるし、少々折ったり刈り取っても元気に復活する。成長力も早いから、ほかの木々の芽生えを押さえ込むかのよう。
 
それにしても代表的な陰樹とされていて、木陰にひっそり生えるはずだったのに、上に覆い被さっていた樹冠がなくなり日光をたっぷり浴びると、わさわさと生えております(笑)。
このままアオキの巨木が繁った森になったらどうしよう。
 
もともと落葉樹林だったのに照葉樹の進出が激しく、皆伐には再び落葉樹林にもどそうという意図もあった。だから、比較的落葉樹の稚樹は残しつつ照葉樹系の木々は全部伐った。落葉樹は萌芽更新しやすく、成長も早いはず。。。
にもかかわらず復活するのはアオキにソヨゴと照葉樹が目立つ。しかも成長が早いとは。。。
 
まあ、陰樹だ陽樹だという分け方自体が意味ないのかもしれないが、皆伐後の植生の遷移というのはあんまり教科書どおりに行かないものだ。
 
 
ちなみに、今年はタケノコを一本も掘っていない。全部、イノシシにやられた(>_<)。
 
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全国的に不作だという情報もあるが、不作なりにあるはずのタケノコを根こそぎ荒らされてしまったよ。。。ぐやしい。

2017/04/01

怪しの森の怪しいワールド

4月1日。いよいよ決行することにした。

何かというと、以前から気になっていた山への潜入だ。ちゃんと遊歩道はあるのだが、そこから逸れて進むルートがあるようなのだ。その別れ道?を発見したものの、まだ奥へと分け入っていない。そこに分け入り、その奥にどんな世界が広がっているのか探検する……というミッションである。

昨夜は丸1日雨だったので、地面は濡れているのが気になるが、明日以降は少し忙しいので今日しかない。
 
まず別れ道に入った。当初は草ぼうぼうだったが、すぐに道らしくなる。落枝などはあるが、通るのにたいして支障はない。
 
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やがて池にぶつかった。太いコナラの根元が水に浸かっている。なんだか水の色が怪しい……。
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道はどんどん荒れてきて、通りにくくなる。しかし、ときおりさびた空き缶とかビニール袋などのゴミが落ちていて、人が来たことがある場所だと感じられる。そして滝があった。
 
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なんか不自然に感じた。滝の裏の岩が、なんだか積み石みたいに見える。
 
そして、さらに奥へと足を踏み入れると、もはや道はなくなるのだが、ブッシュをかき分けて進む。すると、なんだ、この巨石は?
 
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一辺10メートルをはるかに越える巨石がなんか人工的な切り口で立ちふさがる。ピラミッドを連想させる。
 
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今度は、いかにも加工した四角い石が散乱した場所に出た。ここから石を伐りだすことがあったのだろうか。しかし、何のため?大坂城の石垣ではないだろうな。。。
 
わっ、なんだ、ここは? 廃墟か。昔の集落跡か。
 
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ぎゃ、羽ばたき音が響いて見上げると……オオコウモリ!? 翼竜じゃないだろうな…。
ここはジュラシックワールドか。
 
 
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怪しげな世界に迷い込んだような……。
少し広場に出たと思ったら、何か立っている。またブッシュをかき分けて柱のような丸太の前に出ると。。。
 
 
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奇怪なトーテムポール。ここは、どこ? 誰が何をつくったの? ここに何があるのだ?
 
 
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こ、これは巨石文明の名残か? まるでインカか何かの遺跡のような。。。 
 
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あ、怪しげな祠? いや、何か地下世界への入口か……。しかし、こんな小さな穴に入れるのは誰だろうか。。。
地べたに這いつくばって、中を覗いてみた。
 
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え? 何? 何か動いた。人? コビト……?  まさかアリエッティ?
 
 
 
 
 
……その後、私は意識を失いました。
どうやって、この世界から脱出したのか覚えていません。でも、あの世界はたしかにあったのです。。。信じようと信じまいと。       
 
 
 
 
 

2017/03/30

移動古本屋

移動古本屋が登場した。

 
その名もMAGARI books。 各地に間借りしつつ店舗を開くから。
 
今回の場所は、私の応接間・生駒山中のラッキーガーデン。
 
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見てのとおりの、一つの棚だけ。(腰掛けているのが店主。)
こちら側は雑誌が並ぶ。バックナンバーだが未使用である。裏側が、書籍。自らの好みと勘に基づく品揃えだ。
 
店主・酒井クンは、スタンダードブックストアで働いていたが、今月をもって退職して、このような移動本屋を開いていくという。
いろいろ思うところはあったのだろう。が、こうした書店づくりもオルタナティブな道かもしれない。
 
現在、書店の凋落はすさまじい。もともと本の売上は、毎年10%ずつ下がっていくと言われる中で、さらにAmazonを始めとするネット書店の台頭で店舗を維持するのは大変だ。
 
スタンダードブックストアやヴィレッジヴァンガードなど、書店なのに雑貨を置くような別の道を探る動きは起きているが、実は雑貨の方が売れ行き好調で、肝心の本は伸び悩んでいる。このままだと、新趣向の書店は雑貨店になってしまう。
 
私のような執筆者としても、書店の衰退は死活問題だ。
 
ぜひ、あの手この手の展開を試すしかないだろう。
 
 
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考えたら、ラッキーガーデンも、レストラン・カフェなのに羊牧場……という点では、同じ業態なのかも(笑)。

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