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本の紹介

生駒山中

2019/01/12

樹穴の正体は

生駒山を歩いて目についたスギの木。

 
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うむむ。
 
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中は、わりと深くて広がっているようにも見える。
 
これの正体はなんだろう?
 
キツツキか? こんなに縦に列をつくって5つも開けるだろうか。
しかも位置的には、地表から1,5メートルぐらいで、巣穴としては不適切だろう。
 
まさか人ではあるまいな。 
誰か、この分野に詳しい人はいないだろうか。
 

2018/12/22

枯れ木を食ったのは誰だ?

タナカ山林の話なのだが、皆伐した際に倒した太いコナラがある。 

 
それは時とともに朽ちていたのだが、先日見たら、ちょっとヘンな様子。
 
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どうも、自然に朽ちたのではなく、誰かがつつき回した印象。といっても人間ではないと思える。何か道具を使ったようには見えないから。伐ってから4年ぐらい経って初めての現象である。
 
となると……生駒山でそんな動物と言ったら、イノシシぐらいしかいないはずだ。普及した木を荒らす理由はなんだろうか。木そのものを食べるとは思えないので、腐った木質部に美味しい芋虫でも住んでいるのか? 
 
 
もう一つ、面白い造形。
 
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2種類の細い樹木の幹が重なっているところに別の蔓植物が巻きついたらしい。なんか強烈に締め上げて2本を束ねているうえ、蔓自体も幹に食い込んでいる。
 
伐り落としてやろうかと思ったが、なんだかカワイソウになって? そのままにした。でも、そのうち枯れるよなあ。
 

2018/12/19

シンボルツリーよ!

我がタナカ山林の半分を皆伐したのは、2014年の1月から3月にかけて。

 
ブッシュ状態だった山林だが、その中低木を伐採する際に、真ん中に幾本かの大木を残した。のっぺりした草原にしてしまうのではなく、シンボルツリー的な大木があれば見栄えもいいから、というつもりだった。もちろん、そこから種子(ドングリ)が落ちたら更新にも役立つかもしれないし。
 
樹種は、コナラとアベマキだと思う。
 
そのうちのアベマキにカシノナガキクイムシのものと思われるフラス(木屑)が出だしたのは翌年か。しかし葉はまだ生い茂っていたし、頑張って生き長らえたかな、とホッとした。
 
1512_4  15年12月。
 
1612_6  16年12月。
 
181_4  18年1月。
 
あれれ、急速に枯れてきた……。そして。
 
182  18年12月。
 
今年の台風で枝がみんな折れて落ちてしまったよ……。
ま、枯れているのだから仕方ないけどね。ただ、落ちた枝もかなり太いのが周りをなぎ倒している。とくにせっせと植えたアジサイを。
 
それを除く作業に従事する。ただチェンソーを使わなくなったので、手鋸で頑張る。太さ10センチ級の枝を短く切断して、移動させないといけない。枯れ木だから伐りやすくはあるのだが、やはり疲れますわ。
 
でも、冬の間に笹などを切り取り、伸びてきた若木のうち残す木と除く木の選別をしようと思う。……とそう考えている時に思いついた。なんで林業の下刈りは、熱い盛りの6月~8月にするんだろうね。冬の間にしたら楽なのに(笑)。
 
 
 

2018/12/05

コナラでなかった

我が家のある街の一角に、まだ台風被害の痕?が残っている。

 
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フェンスを破って道に倒れ込んできたのだが、結局、突き出た部分を切っただけで済ませている。倒木そのものの撤去も、壊れたフェンスも直していないまま。これが何本もある。
 
すると、その木から新しい枝葉が伸びてきた。根っこも浮いた状態で、なかなかの生命力。
ま、それはおいといて、この木、普通にコナラと思っていた。
 
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ほれ、葉もコナラの葉だ。 
 
が、その隣にある倒木。
 
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こちらの葉はなんだ?
 
Photo
 
どう見てもブナ科のコナラではない。丸っこい葉はマメ科か?
 
よくよく見ると、ニセアカシアではないかと思う。公園とかではなく、一応山裾なんだが、ニセアカシアが生えていたか。でも、材質はいいじゃないか(笑)。
 

2018/11/08

生駒山にサル定着?

生駒山の北辺にある大阪府立公園の一つ「ほしだ園地」。

ここでニホンザルを見かけたという情報が寄せられた。そこで私も、現地を訪れてみる。
 
場所は、吊り橋を見下ろす展望台への道だという。
 
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ただ、平日昼間なのに、意外や多くの人が登っていた。展望台はわいわいとにぎやか。これでは、サルも出ないわな。私は、早々に退散したが……。
 
ここは、全国でも有数の長い吊り橋がある。名付けて「星のブランコ」(^^;)。ちょっと恥ずかしい。だが長さ280メートル、最高低差50メートルというから、たいした規模だ。こんなものが生駒山系にあることは、意外と地元の人も知らない。(十津川村の谷瀬野吊り橋は297メートルだから、ほぼ匹敵する。)
ついでに言うと、クライミングウォールもある。なかなか面白い園地なのだ。 
 
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こんな風光明媚なところにニホンザルが? 
 
実は3年前にもニホンザルの目撃例 が多数出て、それは生駒市側、つまり奈良県側だったのだけど、その後生駒市の北端である高山地域に多数目撃されるようになった。それも複数いたという。
それが今回は大阪側のほしだ園地。園地では、時折目撃談があるらしいから、ある意味、定着しているのかも。どうやら、生駒山北端部分をホームレンジにするようになったのかもしれない。 
 
何を餌にしているのか。何頭いるのか。遊動域はどの程度か。疑問はいっぱいあるが、今のところ静観だろう。
 
ニホンザルも獣害を引き起こす。賢いだけに、単なる防護柵は乗り越えるし、人家まで侵入した例もある。また凶暴だったりもする。それだけに気をつけねばならないが、植生を破壊することはないし、頭数が多くなければ被害も限定的だろう。
 
さて、生駒山の生物多様性が増した、といってよいのかどうか。
 
 
ちょうど、紅葉が始まり掛けていた。まだすべての木々ではないが、カエデやウルシ(ヌルデか)などが色づいている。
 
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 次は、紅葉の盛りに吊り橋に行ってみようか。
 

2018/11/03

メガソーラーの増殖

ふと思いついて、滅多に行かない生駒北部の山中に向かった。

 
その辺り、隣町がごみ焼却場を建設していたところだ。山を大きく切り崩していたのである。反対運動もあったと思うが、たいして盛り上がらないまま完成している。ま、ゴミを処分する施設は必要だから、私としても大きな反対はしない。
ところが、そこで「ソーラー発電所」の看板を発見。そこで、それらが見通せるところまで登ることにする。 
 
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台風で倒れた木が山道をふさいでいるが、なんとか乗り越えてたどり着いたところから、こんな全容が見えた。
 
煙突が立っているのはゴミ処分場だ。その裏側に広大な敷地にソーラーパネルが広がっているのではないか。これは……10ヘクタールぐらいはあるだろうか。道路際から見えない奥地の山を削って埋め立てて、こんな施設を作っていたのか。
 
知らないうちに増殖するのが、ソーラー発電所である。バイオマス発電とか風力発電だと、巨大な建設工事が必要だし、地域の環境アセスメントもオオゴトだが、ソーラーの場合は比較的簡単だ。建設も、基本的にはパネルを並べるだけで済む。
 
私は一概にソーラー発電は否定しないのだが、なぜ山を削って埋めた土地に建設しなくてはいけないのか。生駒山の表面積の何%がソーラーパネルに覆われたかなあ……なんて考えてしまうのである。

2018/10/17

糞だらけの理由

久しぶりにタナカ山林を訪れる。

 
正確には、しょっちゅう訪れていたが、あんまり中には入っていなかった。やはり夏は暑いし、草ぼうぼうだし。たまに行くと、スズメバチが飛んでいて逃げ出したりとか。。。。
 
それでも、ようやく勇気を持って林内に分け入ったわけだ。
 
案の定、荒れていた。
 
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台風やら大雨、強風で折れる木はばんばん折れている。
が、その分空が広がっていた。
 
とくにナラ枯れなどしていた木が折れている。根元から折れるのではなく、枝がぶっ飛んでいる。多分、枯れて柔軟性がなくなっているからだろう。樹冠がなくなった方が林内は明るくなるのだ。高樹がなくなれば、林床から中小低木も伸びてくるし。
 
なるほど、こうして森は新陳代謝するのだ、と思った次第。
 
で、気になるのは、明るくなったからなのか、やたらイノシシの糞が多くなったこと。
 
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なんか、森全体が獣臭い。やだね、こっちは。

2018/09/07

台風の効用・タナカ山林

再び台風一過の生駒山を偵察。

 
今回はタナカ山林を見回り。さて、我が山林は台風でいかなる状態にあるか。。。
 
予想どおり、多くの木々の枝が折れて落ちていた。もっとも、その多くはナラ枯れしたコナラなどだ。 
 
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それは仕方がない。私のしたのは、宙ぶらりんの枝を引きずり下ろして地面に置いたり、太い倒木はノコギリで切ること。 
地面に触れたら腐食も早まって、早く土に還るだろう、という期待からだ。
 
考えてみたら、ナラ枯れ(だけではなく、枯れた)木々は、これまでも少しずつ枝を落としていたが、今回の台風で一気に落ちた。これは効用ではないか。 
枯損木が立っていると、いつ倒れるか枝が落ちるか気が気でない。下手に人が通っている時に倒れたら怪我人も出るだろう。それを解決してくれるのが台風なのかもしれない。
 
長い目で見れば、倒れた幹や落下した枝葉が腐っていくことによって、土壌が肥える効果も見込める。 
 
それに……樹冠に穴が開いて、少し明るくなった気がする。これで日差しが差し込んだことで、下生えが育つかもしれない。森の新陳代謝が進むという効用もある。
 
さらに言えば、林床に枝や倒木が散乱していることで、イノシシなと野生動物が入りにくくなるし、人の勝手な侵入の抑止効果もあるんじゃないか。 
 
そんな風に前向きに捉えよう。
 

2018/09/05

台風一過の生駒山で気づいたこと

記録的な強風台風がすぎた翌日、傷跡はいかなるものか。

 
私も、山の様子を見に行くことにした。我が家の荒れた庭はほったらかしにして……。
 
といっても、いきなり山の中に入るのは危険なので、比較的しっかりした遊歩道を歩いてみることにした。もっとも、その入り口にたどり着くまでに倒木だらけで、片づけ作業車と人々が汗をかいているのを目撃するのだが……。
 
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いきなり、こんな状態で。
 
Dscn6165_2
 
この幹をへし折るか、と思わせる。どんな風だったんだ。
 
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遊歩道の各所が倒木や崩壊で通れなくなっている。通ったけど。 
そして感じたのは、意外とスギ林はしっかりしている。多少は折れたものもあるが、それはもともと枯れていた可能性があり、森林としては被害は少ない。
むしろ倒れたり折れたり崩れたりしているのは、多くが雑木林であった。  
 
Dscn6162_2
 
スギ林は、地表面に植生が少なくて風が抜けやすかったのかもしれない。また比較的高樹齢が多くて、根張りがしっかりしていた可能性もある。 
 
だが、なにより放置された雑木林は想像以上に弱いということだろう。雑木林……広葉樹林とか自然林などとも呼び、人工林より強いイメージを持っている人が多いかもしれないが、密生して荒れた雑木林は人工林よりずっと弱いのではないか。 
 
この仮説、確認するためにしばらく生駒山の“台風の傷痕巡り”をしてみようか。
 

2018/07/26

ハンゲショウからギボウシへ

7月も終わりに近づいたので、また生駒山中の湿地に出かけた。

 
先月30日の記事でも、ハンゲショウの群落を見ていたことを報告したが、1ヶ月経ってどうなったか。
 
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まだ咲いていました(正確には葉だけど)。でも、かなり萎れかかっている。この後、白い葉はどうなるのだろうか。
 
 
その代わりに咲き始めていたのは、こちら。
 
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これはギボウシの仲間。多分、ミズギボウシだと思う。花はしろっぽく写っているが、わりと赤みや紫を帯びている。これがアチラコチラに咲き始めたら、また景観が変わるだろう。
湿地も移り変わっていきます。
 
 

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