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森と林業と動物の本

2025/07/16

金魚16匹目の謎

我が家の庭池の金魚。また謎が出てきた。

以前も何匹いるのか?という記事を書いた。一時期は11匹まで減っていたのに、次々と小さな金魚が登場して15匹いるんじゃないか。

金魚に個性はあるか?

しかし、毎朝数えているが、14匹しか確認できない……なかなか15匹全部は確認できない、という状態だったのだ。

とにかく夏は、元気に動き回るから数えづらい。個体識別も、小さいのが3匹だったはずだが、どんどん大きくなって区別が着きにくくなった。やっぱり14匹なのだろうか。。。。小さい1匹が消えた(死んだ)のかもしれない。

そう思っていたのだが、今朝餌をやろうとしたら、どっと集まってきたので、思いついて写真を撮った。写真で静止画像なら、ゆっくり数えられるではないか。

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そし数えると……重なっていたり、水面が光っていたりするので大変なのだが……おお、15匹いた。ちゃんと全部育っているのだなあ。

それで安心していたが、ふと後で数え直すと……写真の下右部分に赤い色が透けている。これも金魚ではないか。それもわりと大きい。とすると……なんだ、16匹になってしまった。おかしい。今まで稚魚、小赤でも15匹までしか確認していないのに。どこから来た?

どんどん金魚が増える謎の池であった。

2025/07/10

ゴーヤの育ちは何が決める?

家の中から、見えた。ゴーヤ。

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一番乗りのゴーヤが実っている。もう少ししたら収穫しよう。

もともとは家の壁を這わせて2階のベランダまで伸ばし、日照を遮るのが目的だった、ゴーヤを栽培したのは。

ところが昨年は、なかなか2階まで伸びない。ゴーヤの実はそこそこついたが、イマイチ元気がない。それはプランターだったからではないか、と考えて今年は地植えにした。家の壁に這わせるにはプランターでないと難しいと思っていたのだが、今回はネットを張りつつ、庭の地面を盛り上げて壁面から離れたところから伸びるようにしたのである。

そして入念に水やりをする。昨年だって、朝夕2度も水を与えたが、最近の酷暑の中では足りなかったのかもしれない、と思ったのだ。しかし、地植えだから、土の量が多く、しかも雨も降る。プランターだと、置き場所が庇の下になって天水はあまり期待できなかったのだ。

おかげで、非常に勢いよく伸びてベランダまでゴーヤの葉が広がっている。実りが遅いかな、と思ったが、ついに第一号。

そのほかキュウリにトマト、シシトウ、トウガラシ……といろいろ収穫しているが、それぞれ場所によって育ちが変わる。

ところが、花ではアサガオに元気がない。ちゃんと支柱があるのに、蔓を上に伸ばさず下の方で固まって花を咲かせている。植物の生理はわからん。

難しいねえ。

 

2025/07/09

モンキチョウ?モンシロチョウ?

この写真に覚えがあるかどうか。

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我が家の庭で撮影したのだが、見た通り蝶が交尾中。

これをアップしたのが、6月14日であった。

その時は、モンキチョウと軽く書いてしまった。見た通り、羽が黄色くて斑紋があるからモンキ、と思い込んだのだ。

しかし、どうも気になる。モンキチョウとモンシロチョウの区別は難しい。モンシロチョウの中には黄変種が結構な確率でいて、黄色い羽を持つ。同じく白いモンキチョウもいるらしく……。これは本当はどちらか?

そんなときに出会ったのが、高校生のS君。高校一年生で昆虫マニアであった。網を持って蝶を追いかけるのだが、その前に一目見て、それがなんという種が同定する。いや蝶だけではない。本人のいうにはカマキリの方が好きらしい。それも、捕まえた小さなカマキリを一目で「チョウセンカマキリ」だと言った。チョウセンカマキリは、通常はカマキリと呼ぶ種で、何も朝鮮半島からの外来種ではない。そして、よく似たオオカマキリとの差を教えてくれた。

マニアともなると、その程度は朝飯前のだろう。

そこで思い出して、スマホの中にあった上記の写真を見せて鑑定をお願いした。

すると゛一種で「モンシロチョウですね」。即断(^^;)。

その見分け方のポイントも教えてくれたが、ほとんど脳裏を素通りする。ようするに斑紋と羽の縁の色合いがどうの……と。
ともあれ私の疑問が解けてよかった。虫マニアとはそんなものなのだろう。なぜ、ほかの科目はからきしだったとしても、虫に関しては、詳細な知識を身につけられるのか。(S君が、ほかの成績がいいのか悪いのか知らない。あくまで一般論。)

オタクの知識、恐るべし。

私が小学生のときに、モンシロチョウとモンキチョウが尻尾の先でくっついていたことがあった。それを捕らえたのだか、当時は人間の下半身がくっついたシャム双生児が有名だったので、町の世界にもいるのか! それにしても別種なのに……と世紀の発見をした思いだった。

大人になって、あれは交尾中で尻尾がくっくいていたわけではないのだろうな、と気づいたが、まだ別種が交尾するのか、という疑問があった。そして後にモンシロチョウの黄変種の存在を知って、ようやく安心したのである。今回見、どちらも黄色のモンシロチョウの交尾であったか。

 

2025/07/05

市街地での特伐

たまたま通りかかった生駒市内の市街地で、特殊伐採が行われていた。

急斜面に繁った木なのだが、周りは住宅地。倒す方向が狂うと、電線を切ったり住宅を襲いかねないから木登り伐採をすることになったらしい。

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どうやらここから山ひだに入った奥に砂防ダムを築くことになり、そのための工事用の道路をこの急斜面の崖を削ってつくることになったらしい。そこまでする必要あるかなあ、と思ってしまうのだが、仕方ない。

木登りの準備をしている人を眺めてしまった。どこの団体というかチームだろう、と思ったが、声をかけるのは止めておいた。お仕事の邪魔をするようで。奈良県の特伐チームは幾つか知っている(生駒市にアーボカルチャーの第一人者がいる)が、遠慮したのである。

それにしても特殊伐採、つまり木登りして木を伐る作業は当たり前になってきたんだな、と感じる。逆に言えば、特伐でないと倒せない木が増えたということでもある。今回は道路づくりのためだが、今後は街路樹や公園木、そして庭木の伐採にも普通に行われるようになるだろう。それだけ人の住む近くの樹木の大木化が進んでいるということか。

 

2025/07/04

ハンゲショウの繁みの穴

頭が疲れたから、生駒山の森林公園に行って、リフレッシュを図る。

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湿原にはハンゲショウが繁っていた。おりしも半夏生(夏至から11日頃。農作業で疲れた体を休める日)である。たしかに緑の中の白い葉は涼しげで、ホッとする。昨年は随分減ったと思ったが、今年はよく繁っている。補植をしたのか、それとも自力で繁殖し拡大したのか。

いずれにしても、今年は見応えがある。

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ハンゲショウが繁っている中に、ぽっかりと穴があった。誰か、分け入って荒らしたのか?

おそらくイノシシだろう。ここで寝たのか。暑苦しい奴だ。

2025/07/02

アジサイは強し

久しぶりにタナカ山林に行った。

夏は暑いから、億劫になりがちだ。虫も多いし(> <;)。それに最近は自宅の庭をいじるのが楽しくて、つい山は後回しになってしまう。

それでも、行こうと思ったのは、梅雨の前にアジサイを植えたから。それが育っているのかどうか確認しておきたかった。実は挿し木苗を植えてすぐ、何者かに掘り返された。おそらくイノシシだと思うが、なぜ小さな苗を狙ったのかわからない。それでも、すぐに植え直したから、根付いたのか気になっていたのだ。

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おお、ちゃんと根付いている。小さいながらも1カ月経って葉が青々しているのだから、もう大丈夫だろう。あっさり梅雨明けしたので、今後雨が長く降らなかったら心配だが……。

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驚いたことに、花が咲いた跡もあった。長く放置したので咲いた状態を見損ねたが、ちゃんと花をつけていた。こんな苗なのに。

アジサイは強い。実は周辺の木が育ちすぎで日陰になっていたけれど、むしろ乾燥しにくくなったのではないかと思う。

実は10年以上前に植えたアジサイもそこそこ咲きだしていた。

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10年くらいしたら、もっと花盛りになると期待しよう。

2025/06/22

キノコはどこから現れた?

戦争。犯罪。他者を貶めることに快感を露骨に感情に満ちた世界。

もうニュースを読むのもイヤになるのだが……そんなときは庭に出て、気分を変えよう。そこで庭の事件簿。

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庭のプランターに植えたタチアオイの根元にキノコが……。もう一つ、こちらのプランターの花の中にも。。。

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面白がっているのではない。キノコ自体は庭に生えてもかまわないのだが、今回生えてきたのは、移動させることも考えて植えたプランターなのだ。ある意味、庭とは別の世界に同じキノコが次々と生えてくる。土はホームセンターで購入したものを使っている。

庭には土ぐらいいっぱいあるように見えて、あまり掘り起こすと、すでに生えている植物に影響が出るので、意外と手に入らない。コンポストには土に還った生ゴミもあるが、まだ使うのは早すぎる。というわけで購入したのだが……。

離れたプランターに同じ種類のキノコが生えてきたのだから、この土にキノコの菌糸が含まれていた可能性は高い。どこで生産した土なのか確認し忘れたが、国内でも遠く、下手すると外国の土を使っている可能性もある。購入した土の中に菌糸が相当広がっているのだろう。いまのところ花に影響は出ていないが。

そういや庭に勝手に生えてくる雑草も、たいてい外来種。もしかしたら土の中の微生物だって、在来ではないかもしれない。生命体の移動は、どのように起きているのか気になる。もしか3したら在来の菌糸と外来の菌糸がぶつかると、そこに競争が起きて戦っているのかもしれない。どちらが勝ち残るか。それとも共存・棲み分けできるのか。ああ、この世は難しい。

口直しにアジサイの花。

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2025/06/14

交尾中?のモンキチョウ

庭を飛んでいた2頭のモンキチョウ。

なんか、飛び方がおかしいと思ったら、尻がくっついておる……ようするに交尾中らしい。

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写真は着地(というのか、葉の上にとまったところ)したところを撮影したが、それまではヒラヒラと飛んでいた。あきらかに胴体の先がくっついている。交尾中でも飛べるのだ。

とまあ、レアなシーンを見ることができたのだが、実はあまり飛ばれると庭の植物に卵を産みつけられてしまうから困るのである。すでにスティックブロッコリーにはモンシロチョウが大挙して押し寄せて幼虫だらけにされ、それで葉はボロボロなのだ。
ほかにも実りだした野菜類は多いのだが、すぐに虫がつく。ここは農薬を使わねば。。。

調べると、モンキチョウは豆科の植物が幼虫の餌だそうである。庭にはカラスノエンドウも多いから、そちらに産むかな。それならいい(笑)。

庭は、昆虫たちの楽園になりつつある。

 

ホタルを撮影

ホタルが群舞するという池に見に行った。

やはりというか、多くの人が押し寄せている。それは諦めるとして、夜の撮影は難しい。とくに光るホタルを撮るのは。

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これはスマホで撮影。最近はスマホの方がコンパクトデジカメより優秀だ(笑)。ただし,これは明るすぎる。なぜなら、この池の隣にグラウンドがあって、そこでサッカーの練習をしているために夜間照明がきついのだ。

それに加えて、観客の中には、ホタルを見るためにライトで照らすバカがいる。光るホタルを照らして、どうやって見るねん。あまりにトンチンカンな行動だ。さらにスマホで撮影しようとするのもアホ。

と言っても、私も撮影したのだけど(^^;)。本当は三脚を備えるなどすべきなのだが、それではホタルの光は流れて線になってしまう。ホタルそのものを撮りたいのだよ。まあ捕獲してクローズアップすればよいのだが、ここでホタルの捕獲は御法度だろう。

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かろうじて写ったもの\(^o^)/。単なる点じゃ。

2025/06/10

アジサイの魅力

庭のアジサイが咲きだした。ちょうど昨日には梅雨入り宣言がされた。

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まだ満開にはほど遠いが、花芽はいっぱいだから、今年こそ盛大に咲くだろう。

アジサイを植えて3年目か。最初は挿し木ばかりしていた。山から採ったものや園芸店の鉢植え移植であったが、それが大きく育つのを待つ。昨年はかなり育ち、広がりも出てきたものの、まだ花は少なかった。満を持して今年こそ、なのである。

アジサイは、日陰でも育つし、挿し木も楽。花は大輪で色が変わり華やか。あまり背丈が伸びないのもよい。葉には毒を含んでいるそうで、虫に食われることも少ない。私のお気に入りの花木なのである。

実は、先んじて生駒山の一角にも植えてきた。タナカ山林をアジサイの花園にしてやろうという密かな野望を抱いていたのだが、花が目立つと、勝手に地所へ侵入されるかもしれないので、道沿いにはブッシュを残し、その奥に植えるという面倒な方法を取る。おかげでブッシュをかき分けて奥に入るとアジサイの花が眺められるという世界(^^;)。「秘密の花園」風である。(バーネットの児童文学『秘密の花園』は、なんか奇妙で、でも心をくすぐり記憶に残る作品である。ちょっと憧れもあった。)

でも、アジサイも世話をしないと花は多く咲かない。剪定も肥料散布も必要だ。山だと放置気味になるので、自宅でやろうという魂胆だ。さて、自分だけが眺めるアジサイ園となるかどうか。

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