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森と林業と田舎の本

2019/12/01

咲き続けた?アジサイの花

私が山にアジサイを植えていることは時折触れてきたが、ふと思い出して、それを見に行く。

もっとも、植えているのは山のブッシュの中。アジサイを増やして、林床を覆って雑草の繁茂を抑えつつ見映えをよくするためである。いつかアジサイ園にしようという目論見もあるv(^0^)。

もっとも、今は周りの木々の中で被圧されがちだ。そのためコツコツ周りの茂みを切り開いて日が当たるようにしている。そのうち高樹のほかはアジサイばかりになれば、花の季節は美しいだろう。花の咲く時期は短いが……。

だが、なんと花は咲いていた。

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色もしっかり残っている。

アジサイの花の季節は通常6月7月。せいぜい8月まで。その頃咲いた花が、そのままドライフラワーのようになっているのだ。半年間、咲き続けたことになる。これって、偶然?それともアジサイの花だったら珍しくないのだろうか。

枯れた花にオイルを浸透させて、生きたときようにしなやかにしてから色付けしてプリザードフラワーにする手もあるが、これぐらい色と形が残っているのなら、そのまま売り物になりそう。

アジサイ園からナチュラル・ドライフラワーを生産するビジネスにならないか……と獲らぬタヌキの皮算用をするのであった。

 

2019/11/30

倒木の森遭難

この秋は、ずっと風邪がぐずついていてトレーニングというか体力づくりができなかった。

さすがにヤバイと思って少しずつ復活しようと思う(でも風邪は完全に治っていない)。それで生駒山を歩きに出た。だが、快晴の日よりに土曜日となると、どこも人を見かける。人のいないところ……と思って選んだマイナールートは、過去歩くのに難儀した道。それを逆にたどるつもりだったのだが……当初は草ぼうぼうで体中に草の実がついて難儀した(^^;)。

が、いきなり陥ったのが沼。かつても湿地はあったのだが、そこが巨大化している。数メートルのぬかるみさえ突破すればよかったのに、数十メートルの泥沼を歩く羽目になった。足元に枯れ木などを投げ込んでその上に足を置くと、今度はまた別の枯れ木を持ち上げて次の足元に置く。それを繰り返して進む。

やっと抜けたかと思ってホッとしたら、なんと次の谷が抜けていた。大雨で削られて道は流されたらしい。そこに倒木が重なっている。

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もどれん。もう一度沼を渡るのはイヤだ。仕方ないので、倒木一本一本の下をくぐったり上を乗り越えたり。しかも急斜面。いつまで続くのよ(泣)。ほとんど遭難状態。

20191130_151044 ようやく抜けた。幸いそこから道は残っていた。

……と思ったら、すぐ道は消える。えぐれている。ここ数年、毎年台風などが来ていたが、その度に大雨と大風で被害を受けたのだろう。しかしマイナーな山道を修復することなく,放置が進んでいる模様。

日の高いうちに脱出できるだろうか……と心配になったところで、送電線の鉄塔が見えた。その下に行くと、やはり道があった。しばらく行くと、いきなり視界が広がる。

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なぜか皆伐現場。なぜ、ここだけ木を伐ったのかわからない。雑木林だろうに。しかも作業道はない……。でも歩きやすくてよかった。皆伐現場に出くわして喜んだのは初めてである。

そこを抜けて再び崩れた道をたどって行くと、行きたい方向に伸びていない。完全に草木で封鎖されている。かつてたどった道は消えたか。ブッシュをかき分けて進むのは危険なので、仕方なしに道跡のある方をたどると、自動車専用道(阪奈道路)に出てしまった。なんと、車の走る道を歩くことになる。

自動車とすれ違いながら歩くのは消耗する。少々めげながら、なんとか元の位置にたどり着いた。

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今年イチバンの紅葉が見られたことが慰めか……。

こんな1日があってもいい。風邪が治ったような気がした。

 

 

2019/11/02

森でフェスに遭遇

天気もいいし、森を歩いて沈思黙考するか。私にとって森は書斎なのだ……と思って生駒山の山麓公園に行ったのだが……まず、入口がやたら渋滞しとる。車を停めるのも大変。さすがに快晴で3連休か、まあ少し森の奥に入ったら、すぐに人影は消える。日本人は実は森が嫌いで木々に囲まれるような奥には入らない、という私の持論がある( ̄^ ̄)。

と、ところが。

なんとフェスをやっていた。

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ここまで行くと、もう静かに歩くのは諦めた。

なかには、私の知っている店も出ている。夜の行きつけのバーとか(笑)。マスターはちゃんと蝶ネクタイしてるし。こんな明るいところで店出しているんすか、と話しかける。アルコール飲めないし、やっぱり夜行くと約束。私の“応接室”ラッキーガーデンのカレーナンもありました。でもスリランカ料理店なんだが。ナンでいいのか?

イベント的にツリークライミングや(プールで)カヌー秘密基地づくりもやっている。もはやごった返しているといってよい。
あては外れたが、まあ、こんなことがあってもよいだろう。もっとも、私は早々に退散しましたがね。

考えごとは、スーパーマーケットを歩きながらすることにした。

 

2019/10/05

湿原のツリフネソウ

生駒山湿原地帯の定点観測。

秋に入った(入った気がしないけど)ら、ハンゲショウから次はツリフネソウの群落に移り変わったようだ。

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このところ体調不良。よく眠れないし、風邪を引くし、目が痛いし、身体のアチコチにガタが来ていると感じる。

涼しくなったら山を歩いて鍛え直そうと思っているのに、全然涼しくならないので……と言い訳(^^;)しているが、本当は暑い盛りでも耐えられるように鍛えねばならんのだった。森歩きを改めて心がけよう。

実は、この湿原。溜め池のために堰が築かれて生まれたところなので、もともと地形的には谷であり、多少の傾斜がある。そのためか水はけが比較的よい。下手すると乾燥してしまう。

ツリフネソウが咲いているところも地面が渇きかけていた。思わず木道から下りて花に手を伸ばしたくなるのだが……

ツリフネソウの花言葉は「私に触れないでください」であった。。。。

 

 

2019/10/02

庭に植えたい木ナンバーワン

暑い。とくにこの数日は完全に夏になってしまっている。服装も夏に逆戻り。10月だよ? 
夜も寝苦しくて、何も被らずに寝たら、夜中に寝冷えなのか鼻水で鼻がつまって目が覚めて、眠れなくなるとか、なんか最悪。秋になると消費増税と言っていたが、暑さが続いているのだから延期できないか……とか考える。

と、まあ、そんなときに目にしたのが、この木である。

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ご存じだろうか。実は、私の好きな木なのだ。できうるものなら自宅の庭にも植えたい。生長は早いから数年で高さ3~4メートルになるらしい。そして実をつける。この実が好きなのだ。私が初めて食べたときは、こんな美味い果実があるのか、と感動したものだ。
そして、食料不足に陥ったときは、未熟なこの実をもらって、煮て食べた。煮ると冬瓜のような感じで腹持ちにはよいのだ。この実入りのカレーライスもよかったなあ~。

と思い出にふけるこの樹木の正体は、パパイヤ。

そう、熱帯果樹である。とても日本では育たない。冬を越せないと諦めていたのだが、なんと植えているところがあったよ。しかも……

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実も付けているではないか。もう少し大きくなれば食べられるかも。本当は、かり大きくなり、黄色に熟せば甘くて美味いのだが、未熟な実も料理用に美味しい。沖縄では野菜だ。生駒山も、沖縄なみに育つかもしれない、このところの暑い気候が続くなら。

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場所は、私の応接室、スリランカ料理店ラッキーガーデンである。ここではバナナも育てているが、パパイヤにも挑戦か。この山の上でも植えられるなら、標高が100メートルほど低い我が家でも可能かも……。今後、育つ樹種は温暖化が進む中でどんどん変化するかもしれないなあ。

 

2019/09/23

「倒木処理」は灯台もと暗し

昨日からの体調不良は続いている。身体がだるい、夜中に目が覚める、わずかな酒が残る……これは老化の症状だろうか?

今日は台風だし、1日寝て過ごそう……しかし、朝から雨は降っていない。風も生暖かいが、快適なほどでさして強くない。これでは台風のせいにして寝て過ごせないではないか。

そこで、まずタナカ山林を訪れる。夏の間、ほとんど放置していたが、どうなっているのか?

そこで見かけたのは、電線・電話線にかかる木々(-_-;)。

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千葉を他人事にしておられないぞ。もし、木が倒れたら電線もしくは電話線にのしかかる可能性大。今のところ、接触しているのは細目の枝だったり、電線が非常に太いことから断線の心配はないが、幹が倒れてのしかかるような事態になるとヤバイ。

とはいっても、私にこれを処理する能力はないなあ。そもそものしかかっている木がナラ枯れ対象木だったりする。枝に葉はついて樹勢はあるようだが、梢が落ちているところをみると、ナラ枯れ病からのサバイバル木だろうか。下手にいじると、逆に折れる。

千葉の倒木処理問題についてコメントしていたのに、灯台もと暗しの事態はどうすればいい? 

それにタナカ山林そのものが草ぼうぼうである。せっかく数年前に皆伐したのに、ブッシュにもどってしまう。まずは、草刈り・除伐から始めるか。運動することで体調不全も解消するかもしれない。老化だったら逆効果だが。。。

 

 

2019/08/21

切株の上の……メルヘン

暑くて運動をしなくなったら、身体がなまってしまった。

そこで一念発起。森を歩こうと思ったが,たいていのコースは経験済みだ。どうも既視感のあるルートは面白くない。いままで歩いたことのないコースは……と考えて選んだのが、野崎観音へのお参り。落語の「野崎参り」で有名だが、実は浄瑠璃にもなった悲恋の舞台でもある。ここまで行くには、生駒山を登って大阪側に下りて、また登る……ということになる。道は知らないがきつそうなコースだ。

覚悟を決めて、まずは生駒山の飯森山に登り、そこから下りていくのだが……その山道で見かけたのが、切株。

 

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折れたのか何かで処理したのだろうが、中途半端な高さの切株だ……と思ったら、その上に何かある。これは、「切株の上の生態系」シリーズで使えるような植物が生えているのか?

が、近づくと意外なものがあった。

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なんと。コケの小屋に住むコビトさんがいたではないか(^o^)。

このポーズは何か楽器でも弾いているのか?

なかなかやるねえ。こんな造形を森のアチコチに設置したら楽しいだろう。よく子供たちを森に連れて行って森林環境教育~!とか言っているが、実は森に入れば子供はすぐに喜べるわけではない。何か引っ掛けるネタがいるのだが、そこにこんな造形をいっぱい森の中に仕掛けたら夢中になるのではないか。

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チェンソーアートでも、切株に彫るスタンプカービングというのがある。

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以前、我が家の庭にも異空間への入口を設置したことがある。ミョーな遊具を置くのではなく、想像力をくすぐる作品がほしい。

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これを森全体に広げられたら楽しいと思うのだよ。。。

ちなみに久しぶりの登山はメチャきつかった。暑さと急坂にやられてへたりました。

 

 

2019/07/23

半分、なつぞら

今日の天候は、青空が広かってギラギラ照りつけるかと思えば、急に暗くなっていつ降るか……と思わせる空模様になったり……。

こーゆーのを「半分、なつぞら」というかなあ(^^;)。

そこで、昨夏に見た半夏生(ハンゲショウ)の景色を見たくなって、生駒山の湿原へ向かう。気のせいかもしれないが、最近はハンゲショウを売り物にする花園が増えたように感じる。これまで注目されなかった植物が、急に注目を集めだしたような……。

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よく咲いていた……て、これ、花とちゃう。葉の一部が白くなるのであった。

ハンゲショウは、不思議な植物だ。葉の半分ぐらいが白くなるのはなぜなのか。いや、正確に言えば1枚の葉の半分が白いのではなく、ほとんどが白い葉と完全に緑の葉が混じっている生え方をしている。白い部分は葉緑体がなくて光合成できないとしたら、植物としては非常に不利だ。それとも白い葉緑素があるのか? 
もしかして白い葉は、華麗な花びらと同じ役割を果たしているのかもしれない。派手な花ぽく見せて昆虫を呼び寄せ、その葉の下の地味な花の花粉を媒介させようという深慮遠謀……。

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それに葉をアップで見ると、実はさしてきれいではない。ただパッとしない葉でも集まると、不思議な景色となって映えるのだ。葉の中にもさまざまな性質があって、それが集まることで特異な効果を発揮できるのかもしれない。

余談だが、朝ドラの「なつぞら」。アニメ創成期を描いた話と思っていたら、戦災孤児や北海道開拓の逸話まで交えつつ、戦後日本の夢を見ることのできた時代を上手く描いている。実際にこの時代を生きた人にとっては、辛くて酷いことも多かったのだろうけど、いつか必ず抜け出すぞという「希望」があったのではないか。「絶望」流行りの昨今、ちょっと羨ましいぞ。

2019/06/07

蔓の巻きついた?欄干

裏山の遊歩道にかかる小さな橋。

その欄干に妙な模様を見つけた。

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なんと。藤の蔓でも巻きついたか。こんなに欄干に食い込むなんて。蔓はその後枯れて落ちたが、木の欄干には跡が残ったのか……。

……と思ってよく見たら、この欄干、というか橋そのものがコンクリート製だった。。。

つまり、いかにも蔓が巻きついたように溝が刻んであるのは、最初から模様としてつくったのか?
なんともオタクぽい施工をしたもんだ。まあ、一瞬騙されたし、この皺のおかげか苔がよく生えて雰囲気いいから悪くない造りだと思うが。

2019/05/19

生駒ガイド番外偏・緑ヶ丘美術館

奈良国立博物館で、「国宝の殿堂 藤田美術館展」をやっている。ほかの美術館の作品を並べることを特別展として大々的にやるというのも面白いのだが、やはり人気は国宝「曜変天目茶碗」だろう。なんでも、この茶碗を見るだけの列が館内に80mも並んでいるという……。

ま、世界で数点しかない代物なのだが……なんかどこかでよく似たものを見たような気がする。

と考えて思い出した。生駒市の新名所・緑ヶ丘美術館。生駒山麓の緑ヶ丘町にある。
ここで今は「抹茶碗と棗展」をやっている。そのうちの一点が似ていたような。

しかし、まさか曜変天目があるわけない。調べると「油滴天目」であった。似てるやん(笑)。油滴の方がシンプルであるが、その光り方は曜変に近く魅惑的だ。そこで、改めて美術館を紹介しよう。

実は、ここを10連休中に続けた「連休生駒ガイド」のトリにするつもりだった。ところが気がついたら連休終わっていたので外れてしまった。これを機に知ってもらうのも悪くない。

この美術館が誕生したのは、わりと最近。昨年か一昨年ではなかったか。それが緑ヶ丘美術館

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住宅街の中にぽつんとある個人美術館なのだが、その中身たるやすごい。

まず無料(笑)。入るとお茶か出たりする。そして、まずは地下のシアターで展示作品の説明ビデオを見る。

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それから2階3階の展示室へ行く。展示室は狭くてさほど展示の品も多くはないのだが、相当ハイクラス。全部当家が収集したらしい。傾向としては古いものより現代(20世紀~)の作家作品である。人間国宝の人のものもあった。今回は茶道具で、前回は漆芸展だったが、日本美術中心かと思えば、次回はハリウッド映画のポスター展という。洋画もあるそうだ。

館員に女性だけでも3人いたし、展示は全部所蔵品というのもすごい。なんとも贅沢な時間を過ごせますぞ。お金持ちの道楽? そうかもしれないが、こういう形で世間に還元するのはよいことだ。なお退館時には、お土産ももらえる\(^o^)/。

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ちなみに撮影OKなんだよ。

 

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