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森と林業の本

2024/11/27

庭の野草まとめ

庭に、なんだか忘れたがガラスのケースが放置されていた。おそらく証明器具、そのシェードではないかと思うのだが、どこから持ち出して、なぜ庭に放置したのか忘れた。

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中に草が繁っているみたい。光を通すと生育するのだ。そっと、開けると……。

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このとおり。どうやら昨今の冷える日は、このカバーが温室効果をもたらしたようで、周りの野外の草は枯れているに、こちらは元気。

そっともどす(´Д`)。

この際だから、今年の庭で見かけた野草を紹介しよう。

ヒメオドリコソウ
ムスカリ
ハナニラ
アレチヌスビトハギ
ハハコグサモドキ
ササグサ
オヤブジラミ
セイヨウオトギリソウ
ムラサキツユクサ
ウリクサ
カラスビシャク
イノモトソウ(シダ)

……これはほんの一部だが、庭で見かけて、すぐ名前が出てこないので調べて確認したものである。全体に外来種が多い。見慣れた日本の野草と思っても調べてみると外来種。また在来種に似た外来種というのもある。ここで全部写真をアップするのは面倒なので辞める (@_@)。

最後に、キノコも。

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今年秋はキノコをあまり見なかった。秋が短かったことと関係しているのかどうか。このキノコの名前はわからない。

 

 

2024/11/20

朝顔の咲く初冬

朝は庭を巡回するのが日課だが、こんな花を見つけた。

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朝顔だ。11月だよ? すでに冷気が強くなっている朝に、朝顔が咲いているなんて。しかも極小。花の直径は3センチあるかないか。

おそらく夏栽培した朝顔から落ちた種子が芽を出して花を咲かせたのだろう。しかし、蔓や葉は、あまり見えない。成長する余裕もなかったか。もはや最後の力を尽くし、種子を作ることに注力したように見える。朝顔の二毛作である (@_@)。

極小で、ヨレヨレの蔓なれど、赤い花びらは目立つ。庭では、伏見トウガラシの最後の収穫を行い、ミカンも少しずつ実をもぐ。生産はいよいよおしまいだろう。

そういや今年の夏は、朝顔に元気がイマイチなかった。花の数はそこそこ着いたが、葉量は増えず力強さが足りない。蔓は2回の屋根まで伸ばしたが、そこで頭打ちだった。それなのに11月に花を咲かせる根性はあったんだ。

 

2024/11/06

生駒山麓ノラ古墳巡り

ちょっと散歩に出ることにした。遠くまで行くのではなく、近所を歩いて軽い運動。ただ歩くだけだと、イマイチ面白くないし、知っているところばかりになりかねない。そこで訪ねる先の目標として古墳を巡ることにする。

奈良県は古墳だらけ……と思っている人も多いだろうが、実は……古墳だらけ(^o^)。確認された分だけで2700ほどあるそうだ。ただ生駒山系としては、生駒市内は少なくて、南隣の平群町に多くある。そこで平群まで車で行って、古墳を巡り歩くことにした。グーグルマップには、驚くほど多くの古墳が表示されている。ただし有名なものは、ほとんどない(笑)。まあ、それがいいのだけど。

最初にめざしたのは、四ツ辻古墳。せっせと急な坂道を登ってたどり着いた……はずが、姿が見えない。ちゃんとスマホには「到着しました」と表示されているのだが。

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周りは雑木林というかブッシュ。仕方ない。その森に分け入った。道はないが、すぐに見つけた。こんもりした丘を回り込むと、ありました。

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小さいが、ちゃんと玄室がある。しかし、入るのはきつそう。匍匐前身のまま終わってしまう。奥行きは2メートルくらいか。むしろ岩の上に伸びた樹木が気になる。

次にめざした古墳は、完全に周りがコンクリートの擁壁に覆われていて、しかもササなどが生い茂っている。登り口もないのでパスした。その次にめざした古墳は、そもそも山の中。道からでも100メートルくらい離れているらしい。とりあえず森に分け入ったが、まったく痕跡も見つけられなかった。ふう。このまま森の中をさまようのはまずい。そこそこにして引き返した。

ちなみにこの日は暑かった。汗をかくだけでなく、虫も飛ぶ。

もう最後にしようとめざしたのは、柿塚古墳。マップでは道沿いだ。が、またもや見つからない。いや盛り上がった塚はあったのだが、まるごと樹木が茂りブッシュに包まれている。入り口を探そうと、その草木をかき分けて進み、盛り上がった塚を一周する。どこかに玄室の口が開いていると思うのだが……。

1周した最後のところで発見。ああ、反対周りをすればよかったのか。

しかし、入り口が小さすぎる。

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これを入るのは、かなり大変だろうな、と思いつつもカメラを差し込んで内部を撮影。

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結構広そうよ(^_^) 。が、今のままの服装で入ったら泥だらけになるだけでなく、多分虫にやられかねない。マダニがいる可能性も高い。(以前、やられた。。。)古墳にもぐりこむのは、もっと寒くなってから。真冬が適切かもしれないね……。

今回は、あくまで散歩なのだから。と言い訳して退散することにした。しかし、平群は古墳がまだまだある。大きなものは、石舞台古墳に匹敵するほどの大きな玄室を持つそうだ。また石棺が残るものもいくつかある。

しかし、ちゃんと保存というか管理しているものは少なくて、まさに放置されている。今回のように入り口もなければ説明版もないところが多い。私は、こうした古墳を「ノラ古墳」と呼んでいる。調査が済んでいるものばかりでもないらしい。

また遺構、じゃなく行こう。散歩として。

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これは平群中央公園内にある西宮古墳。石棺あり。公園の一角だから入る人は多いと思うが、どちらかというと放置状態(^_^) 。

2024/10/28

自家製ミカンジュース

庭のミカンを収穫し始めた。昨年は大豊作だったのだが、その木に今年は実がほとんど成っていない。が、別の木が実っている。

ただ、今年はいつまでも青ミカンのままだったので躊躇していたのだが、少しずつ収穫することにした。

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柿も少し。こちらも昨年の豊作木は少なくて、昨年はほとんど実をつけなかった別の木に少しだけ成っている。

下記は小振りだが、まあまあ甘い。問題はミカンだ。イマイチ甘さが足りない。熟せばいいのかもしれないが、生食では空きそうなのでジュースにすることにした。だいたい5つ絞ると、500ミリリットルペットボトルに一杯になる。

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今回は2本分絞った。実そのものは100ぐらい成っているから、当分、ジュースには不自由しなさそう。

今年はオレンジジュースの価格が高騰している。その理由は、輸入しているブラジルのオレンジが不作であること。天候不順に病害発生が続いているのだ。日本の輸入オレンジの半分以上がブラジル産だったから、一気に果汁価格も上がった。アメリカ産もハリケーンでやられたという。
と言っても、それは2022年から。2年遅れで日本に入ってくるオレンジ価格が高騰し量も激減しているらしい。

というわけで、オレンジジュースは高値になっているが、今後も改善するかどうかは不透明。これも気候変動の影響かもしれない。

ただし、私は温州ミカンのジュースを満喫できそうだ。

 

2024/10/26

金魚異変

我が家の庭の池に棲む金魚。徐々に数が減っていると以前記したが、新たな事態に気づく。

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真ん中の金魚を見てほしい。あきらかにメタボ……太りすぎ。なんで、こんなに腹が膨れているのだ?

もしかして妊娠して腹に卵を多数抱えているのか? しかし、まったく様子は変わらない。産卵の気配もない。やはり餌の食い過ぎだろうか。数が減っているから一匹あたりの餌の量が増えた? しかし、この一匹だけなのだ。寄生虫が腹に詰まっているとか、いろいろなケースを考えるが、どうも該当するものがない。

そんなときに新たな発見。

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こ右の金魚を見てほしい。あきらかに小さく、小赤に近い。これは、新生児だ。いつ生まれたのだろうか。しかも模様が朝だけでなく黒も混じっている。以前、黒金魚がいたが、いつしか姿を消していた。その忘れ形見なのか。なかなか写真に撮れなかったが、ようやくゲットした。
しかし、卵から孵化したのなら1匹だけということもないはずだけどな。これまで発見できなかった(夏は、池に藻が繁っていた)うちに数が減って、最後の生き残りだろうか。もしかしたら、ほかにもいるかも。

これまでも卵から孵った若金魚はいたが、いつしか姿を消していた。もっとも成長して現在の成魚になった個体もいるかもしれないが……。

池の中でも世代交代が始まったのか。ちなみに原の大きな金魚はそのまま。あいつが産卵したわけではなさそうだ。

2024/10/22

コンポストの中・温室の中

久しぶりにコンポストの中を出してみた。上部の分解していない部分は、別途穴を掘って埋める。土になった部分を引っくり返すと……。

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ゴロゴロ出て来るわ来るわ。この幼虫はなんだ。

カブトムシなら歓迎なのだけど、ちょっと小さい。カナブンか。この後、まだ成長して大きくなるのだろうか。蛹化・羽化するのはいつ?

昆虫のことは苦手(^^;)。

埋めもどしておいた。コンポストは、少し移動させて庭のレイアウトを変える。新たに残飯なり刈り取った雑草なりを放り込む。なるべく家から有機物は外に出さない主義なので、どんどん庭の土が増えていく。この土で来年は何を育てるか。

ところで、温室の中にキチョウ?モンキチョウ?モンシロチョウの黄変種?が入り込んでいた。出られないで焦ってる。

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実は、温室はもうすぐ分解しようと思っている。もともと温室は家の中にあふれている観葉植物の冬越し用に設置したのだが、結局は効果がなかった。暖冬と言われているが、冬の間に1、2回は雪が降ってかなりの低温になる。すると温室内でも観葉植物は枯れてしまうのだ。

おかげで?数が減ったから、残る植物群は家の中に入れるようにした。すると温室そのものは必要なくなる。まあ、私の引きこもり部屋として使うのも面白かったのだが、夏は超高温で入っていられないし、春秋だけでは無駄が多い。冬は電気ストーブを持ち込んで携帯コンロでお茶を沸かして飲んで過ごしたが、そこまでして引きこもる必要はないか、という結論が出た(^^;)。だいたい緑がないと、籠もっても楽しくない。

撤去後は、オープンエア空間のお茶室をつくるつもりだ。でも、虫が多すぎると辛いのだなあ。


もう一つ、昆虫ネタ。

排水口掃除しませんか~と回ってきた業者がいた。特価セール中で、しかも点検だけならタダ。

この言葉にひっかかって(笑)、いや怪しい業者でないことを確認して(実際、全国チェーンで作業の始まりに第三者チェックもする念の入れよう)、お願いする。自宅の排水口と雨水桝をチェックするのだが、一つに木の根っこが出ていることがわかったので、掃除をしてもらうことにした。その数や手間を考えると特価は本当だろう。

で、排水口にやたらいたのが、カマドウマ。

どこから入ってくるのだろうね。

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人のサイズではない穴の中に、また別の生活圏があって多くの生物の住み処になっているのだなあ。

2024/10/15

切り株の上の生態系……から樹木は生える?

切り株の上に新たな植物が生えて生態系を築く……というシリーズ。

ただ、今回は狭い切り株というより杭なのだが、その断面に育つのは通常草本だ。種子が飛んできて断面に落ちる確率が高いのだろう。しかし、こんな状態を見つけた。

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ここに生えている芽は、どうもナラ類、コナラのように思えるのだが、ようするに樹木の稚樹だ。こんな狭い杭の上に樹木が育つかもしれない。

ちなみに通常なら杭となった丸太は外側から腐ると思うのだが、これは防腐剤でも塗ったのか。中心部から腐って、そこに苔も生えて土壌代わりになるものができたのだろう。そこにドングリが落ちた?

いつまで育つかわからないが、このまま育ち続けたら、杭より太くなるかもしれない。まあ、人間が邪魔しなければ、だが。

杭を覆うようになったら面白いな。

 

2024/10/12

庭にひっそり咲く花

庭の一角で見つけた花。

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何の花か、すぐわかったらエラい。林床の薄暗い地面に咲く。茎も枝もなく、いきなり地面から蕾が伸びて、しばらくすると花が開く。

なかなかカワイイので、採らずに残しておいたものなのだが……。答は、こちら。

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そう、ミョウガだ。秋になってからミョウガが豊作で、あまり採っても食べきれないし、来年のことも考えて残している。すると花が咲きだした。可憐だ。初めは白かったが、徐々に黄色くなってきた気がする。

この花は食べられるか。酢漬けにするとか聞くが、どうだろう。食べるというより、「つまもの」として使えそうだ。花みょうがという商品もあるし。でも、主役の食材がない……。


2024/10/08

庭の収穫期

今夏は家庭菜園が全滅レベルで、十分に収穫できた野菜類はほぼない。せいぜい伏見唐がらしぐらいか。キュウリもトマトもゴーヤも稔りが悪い。原因はわからん。酷暑かもしれない。

ところが、秋口から急にミョウガが採れだした。そしてミカンも、昨年大豊作だった木はほとんど実をつけないものの、別の木がかなり稔った。まだ青いままで実も硬いからと放置していたが、試し採り。

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昨年のミカンは甘かったが、この木はどうかな……と思いつつ、切ってみた。

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思っていたよりジューシーなのだが、味わうと甘味は足りないなあ。時間とともに甘味は出るのか、それともこのままか。そこで絞って果汁をジンで割ってみる。

これは……よろしい(^o^)。酒の割り材にもってこいのミカンであった。ほかにカキもほどほどに実っている。

そういや、金魚が元気になった。夏は暑すぎたのか、随分数を減らしたように見えるが,今は逆に太りすぎ金魚がみ見つかる。地球温暖化と季節の移ろいと食欲の秋を庭で感じるのであった。

2024/10/03

ニホンミツバチが巣をつくったところ

我が家にもっとも近い神社は、ひっそりと「金比羅社」と名がつく小さなものである。周りは住宅地開発が進む。

が、どうやら歴史は古いらしい。灯籠などには江戸時代の年号が残るし、もともとは広い山を持っていたのかもしれない。そこを開発して我が家のある住宅街もつくられた可能性だってある。しかも狭くなったとはいえ、その社域はこんもりと木が茂り、周囲を遮断するかのような結界となり、暗がりには霊気も漂う。一人で訪ねると、ちょっと怖くなるほどだ。

そこを久々に訪れたら、社内の祠の一つにミツバチが群れていた (゚o゚;) 。

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よく見てほしい。どうやら祠の中に巣をつくったようなのだ。ニホンミツバチだから私は、ギリギリまで近づいた。
これは……駆除できない。恐いのは、霊気よりも蜂だった(-_-;)。

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スズメバチも1匹だけ飛んできたが、なんどもアタックしては追い払われているよう。

さて、今後はどうなるかなあ。

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