無料ブログはココログ

本の紹介

生駒山中

2017/06/24

アジサイ移植と空模様 

先日、まさに久しぶりに雨が降った。それも大雨だ。

 
これぞ、チャンス。翌日(また見事に晴れた)タナカ山林に行き、アジサイの移植を行う。ベランダで育てていたアジサイの挿し木苗を山に植えるのだ。
 
2週間ぐらい雨が降っていなかったのだが、濡れた土を掘るのは気持ちよい。だいたい2か所に植えた。
 
176_1
 上手く根付いてくれよ。。。。
 
翌日はかんかん照りだった……。
 
やばいな、と思ってペットボトルに水を詰めて水やりに行く。
やはりというか、かなりしおれていた。ここで枯れてはたまらない。
 
そして、今日も晴れだったのだが……夜半から雨が降り出した。予報では、今後1週間は雨ばかりである。よし、これでアジサイが根付いてくれたらよいのだが……。
 
 
ちなみに昨年までに植えたアジサイも花を咲かせ始めている。
 
176_1_2  176_2
 
アジサイは、各地からもらったり山取りしたり、一部は咲き終えた鉢植えを安く購入して集めたもので、品種が何かわからないまま。花が開いて、初めてこんな品種だったんだ、と思う。
 
 
将来的には、アジサイが林床に広がってほしい。ま、世話を見るつもりはないので(~_~;)、立派な花が咲き続けるかどうかわからんが、林床植物としてはアジサイが一番よろしい、というのが私なりの結論なので、とりあえず実現させたい。
 
ちなみに、生駒近隣の矢田寺はアジサイ寺と呼ばれる名所だが、そこのアジサイは今か旬だよ。
 
048
ここまでアジサイで埋めつくそうとは思わないが……。

2017/06/16

アジサイが咲いてしまった

ベランダのアジサイが咲いてしまった。

 
007
 
きれいだな、と喜べない。
 
このアジサイは、生駒山中から枝を切ってきたものなのだが、そもそもこれは、タナカ山林に植えようと思ってベランダで花瓶に挿していたもの。しばらく養生して、根が出たら山に植えるつもりだったのだが……。
 
植えるタイミングとしては、梅雨が始まってからだ。土質は石まじりで乾燥しがちなのだが、山に毎日水やりに行けない。そこで一雨降ってから植えて、その後も雨が続くのが理想的。
 
実際、昨年まではそうして植えてきた。ほとんどの挿し木は根付いている。
今年も、すでに植える場所の草刈りもしておいて、いざ、雨よ!
 
だが、梅雨入り宣言してから何日経つんだ……。1週間どころか2週間ほと雨が降っていない。完全に植えに行くタイミングを外している。
 
あげくに、ベランダで花まで咲いてしまったのでは。。。。
 
開花にエネルギーを取られてしまうとちゃんと根付けるか心配になる。
 
予報では、まだ1週間ぐらいは空梅雨が続きそう。やばいぞ。

2017/06/13

蔓を飲み込むクスノキ

先日、私の山林の隣の土地で特殊伐採を行った。

 
そこは元棚田で、現在は地主が小屋付き農地として家庭菜園をやられているのだが、周りに繁った木々ですっかり暗くなってしまっていた。
そこでタナカ山林が皆伐を行ったものだから、うちも伐ってほしいと頼まれたわけ。私が手を出せる程度には伐ったが、厳しいものは吉野から招いたプロにお願いした。
 
なかでも課題は、石垣から生える木々。土地の境界は石垣が積まれている。高さも3メートルほどあるが、その石の間から木が生えているのだ。それも大木化していて、直径40センチを越え、高さも10メートル以上あるクスノキもその一つ。
 
私も立ち会ったのだが、石垣の間、つまり垂直の壁から生えている木を伐るのはどんなものかと興味津々(^o^)。
 
2_010
 
身体をロープで固定してチェンソーを振るうと、あっさりクスノキは倒れた。周りに清々しい樟脳の香りが漂う。
 
ちょっともったいなかったな、と今更思うが、どうもしようがない。わずかな枝葉と木片を切り取って車の芳香剤にしました(笑)。
 
で、ここからなのだが、倒れたクスノキの幹を見ると、面白いものが。
 
2_026
 
太い蔓が巻きついている。おそらくカズラの仲間、スイカズラ?かな、と思うのだが、それよりもよく見てほしい。幹に食い込んでいる……のではなくて、幹が蔓を取り込んでいる。
アップにしてみよう。
 
2_025
 
いやあ、負けていません。クスノキは蔓植物を飲み込んだわけだ。
いよいよたくましい生命力を感じる。
 
ま、それを伐ってしまったわけだが(;^_^A。

2017/06/03

火祭りタイマツの栽培

お客さんが来たので、生駒の棚田を案内。

 
その途中で見かけたのが、棚田の一角で行われていた藁の刈り取り作業だ。
 
009  
 
思わず覗きに行くと、生駒大社の火祭り用のタイマツにする小麦の藁栽培なんだそう。ちょうど今が刈り取り時期なのだった。
 
生駒大社は、生駒の鎮守の神様を祀っているが、秋に火祭りが行われる。ほとんど地元以外では知られていないが、なかなか由緒正しき?立派な祭なのである。その最後に巨大なタイマツに火をつけて走る行事があるのだが、小麦の藁を使うらしい。
 
それを栽培する畑が棚田の一角に設けられて集落で維持している。そこに出くわしたのだ。私も、初めて見たことになる。
 
004  
 
話してみると、昔は各々が栽培していたが、10数年前から一か所で栽培することになったという。伝統を守るためには、それなりの工夫が必要なのだろう。
 
 
 
ちなみに生駒大社の火祭りは、こんな具合。(写真は、生駒大社のHPから拝借。)
 
Photo
 
ホームページを見ていると、私が過去に見学した火祭りと若干作法?が違っている。あれ、タイマツはここから走ったっけ……とか、順序が記憶と違う……と思うところもあるのだが、これも少しずつ工夫してよりよく変えているだろうね(^o^)。

2017/05/30

復活したセンダンとアジサイ

タナカ山林。今年はいきなり草木の生長が早くなった印象がある。

 
3年前に皆伐して、その跡地に生えてくる植物を観察しているのだが、これまでボソボソと生えていた稚樹が、今春以降一気に伸びてきた。
このままだと酷いブッシュになりそうなので、少しずつ除伐を行う。残して延ばすと決めた木以外は、バッサバッサと伐る。草刈りは地味で大変だが、細い木を伐るのはナタを振るえるので楽しい(^o^)。
 
 
そして、気づいた。
なんと、昨秋植えた早生樹センダンの2本の苗が掘り返されて枯れたことは記した。おそらく肥料に油粕を撒いたのでイノシシにやられたのだと思うのだが……。
 
175
 
なんと1本が復活していたよ。掘られて枯れたと思ったが、たくましい。現状は、昨年植えた苗より小さいほどひ弱だが、しっかり根付いたようだ。
このまま育ってくれたらよいのだが……ちなみにもう1本は、どこにあったかわからなくなった(笑)。草ぼうぼうなもんで。こちらも復活していたら、そのうち頭を出すかもしれない。
 
 
さらに昨年末に伐採してもらってナラ枯れ木の下敷きになってしまったアジサイ。こちらも元気に復活していた。
 
175_3
 
写真ではわかりにくいが、手前と真ん中の茂みがアジサイ。つぼみが付いているので、もうすぐ咲くだろう。伐採した木は刻んで動かせるものは移動させたが、太い幹は残したまま。
 
今年も梅雨に合わせてアジサイの苗を植える予定だ。この調子でアジサイを増やして、いつか園にしてしまう構想である。
 
 
生駒山の棚田も元気。
 
010  015
 
こちらも扱い方次第で名所になると思うんだが。

2017/05/24

名前のわからないキノコを食す

生駒山の森の中で、枯れ木についたヘンなキノコを発見。

 
一瞬、キクラゲの一種かと思ったのだが、白い姿にハナビラタケ? かと思い直す。
 
2
 
毟りとる。意外や、軟らかい……というよりゼリーみたいだ。水分が多すぎるのか?
 
よくよく見ると、透明感もある。
 
1
 
ハナビラタケなら食用にできる。薬効もあるという。が……イマイチ自信がない。
 
えい、やっ! と持ち帰り、よく洗って汚れを落とす。そして熱湯で茹でてみた。
 
その後、水分をとり口に含むと、味はあんまりない。むしろゼリー感が強い。
 
大丈夫かなあ、と迷いつつ、ポン酢に浸して口に……。これは美味かった(笑)。
 
しかし゛やっぱり同定できないまま食すのはまずいだろう、とこれまでにした。いや、これまでのところで食べちゃったんだけどね。。。
 
さて、正体はなんだったのか。誰か、詳しい人、いる?

2017/05/20

湿原にて

いい天気なのにパソコンの前に座っているのがイヤで飛び出した。

 
どこへ行こうか、と迷った末にふらふらと湿原へ。
 
ちょっと花の季節には早かったかもしれないが、アヤメや黄ショウブは咲いていた。
 
Photo  4
 
つい、カメラ小僧になる(~_~;)。
もう少しで、ミズバショウやギボウシ類も花開くだろう。
 
いつもは静かなこの湿原も、さすがに土曜日ということもあって人が多かったね。
 
生駒山は、コナラ林に照葉樹林、それに竹林にスギやヒノキの人工林……が広がっているが、考えてみれば、湿原もあれば草原もある。川も滝も渓谷も池もある。それらがみんな家から10分20分で着くところだ。さまざまな植生を目にできる、なかなかの好立地だ。
 
1
 
亀だっている(^o^)。
 
 
ちなみに薄暗い林間の中の小道も、ナラ枯れが進んで伐採されたことで、明らかに日照がよく入るようになって森が明るくなっていた。すると、いろいろな草木が生えてきた。
 
1_2
 
これらを日替わりで散歩しているのは、いわば定点観察しているようなもの。少しずつ変化することに気づいて植生の遷移を実感できるのであります。
 
 
031_2
こんな草原もある\(^o^)/。つい最近も、巨大建造物の遺跡が見つかったなあ。
 

2017/05/14

もと来た道をもどらない

しょっちゅう生駒山周辺を散歩している私だが、歩くルートを決める際に、自分なりのルールがある。ルールというよりこだわりというべきか。

 
それは「同じ道を歩きたくない」だ。
もう少し正確に言えば、「歩いてきた道をもどりたくない」だ。
また「できるかぎり知らない道を選ぶ」でもある。
 
さすがに毎回違う道というわけにはいかないが、できるかぎり順路は変えるし、未知の道があったら、そこを選ぶ。また後戻りはしたくない。
どうにも行き止まりになってしまえば仕方がないが、そうならないように神経を尖らす。この道はどこかに抜けられるか……というのが重要となる。一見行き止まりぽくても、どこかに抜け道がないか。ときには道ではない農地やブッシュを横切って抜けられないか……とも思う。
 
新たに見つけた山道を歩いたときは、なかなか選択が難しい。
 
 
1
 
今回の選んだ道は、わりとよい道であった。
が、進む方向が、私の行きたい方向とは違うんだよね。。。(ーー;)。
最終的には車を止めているところにもどらなくてはならないのだけど、この道は真反対の方向に伸びている。逸れる脇道も見つからないし。。そろそろ諦めるべきか。。。このままだと大和郡山に抜けてしまう。生駒にもどるのは不可能になる。
 
が、イヤなのであった。後戻りしたくない。もう少し行けば方向を変える分かれ道が現れないか……。
 
もう少しだけ。あとカーブまで行って、分岐がなければ諦めよう。
 
そう思って行くと、カーブを巣で来たらまたカーブ。じゃあ、そこまで。
そのうちに急な登りになり峠ぽくなってきた。これはヤバイ。屈辱の後戻りをするか。。。
 
だが、そこに救世主的?な小さな谷を発見したのである。山道の脇から水が流れたかのようなガレ場。この谷の伸びる方向は私の帰りたい方向。よし!
 
谷のブッシュをかき分けて下る。落ち葉が分厚く積もっていて、枯れ枝が谷をふさぐ。
ただ勝算がないわけではない。奥に水面ぽい光が見えたからだ。山の中で水面というのは溜池の可能性が高い。そして溜池とは人がつくったもので、池の端には必ず道があるはず。だから溜池まで下れば活路は開ける。
 
そう判断したのだ。
 
2
 
出ました。溜池でした。そして、溜池の堰部分にちゃんと人の歩ける道がありました。
 
読みは当たったね。
 
一気に下る。やがて農地に出た。
 
3
 
なかなか気持ちのよい段々畑であった。新緑と青空の映えること。当然、農道があるのでさっさと下れる。方向的にも駐車場へ向かっている。
 
……で、ちょっと脱線。
 
4
 
道沿いに古墳がありました。墳丘がはぎ取られているが、そこそこの規模だ。奥に石の棚があり、中央に石棺桶ぽい痕跡もある。わりと珍しい形式のようだ。この辺りは古墳地帯なのであった。
 
やっぱり「もと来た道をもどらない」と、いろいろ発見があり、新たなものが見つかるのだよ。

2017/05/12

謎の虫食い?

タナカ山林で妙な状態の木を見つけた。

 
太い二又のコナラの一方が折れていたのだが……これはなんだ?
 
1
 
一瞬、鉈かチェンソーで切り込みを入れたのか、と思ったが、よくよく見れば虫食い。しかし、こんな穴を開ける虫とはなんだ? かなりデカいぞ。
それに切り口が妙だ。誰か、刻んだのか。たとえば虫の幼虫を探すためとか……。幹が折れたのもなぜだ。
ナゾを感じる倒木であった。 
 
 
全体は、こんな感じ。
 
Photo
 

2017/05/08

新緑の中のナラ枯れ

生駒山がナラ枯れの猛威にさらされていることは、度々伝えてきた。

 
この新緑の季節というのは、ナラ枯れがわかりやすい。
 
真夏に葉が赤茶けて枯れるのがナラ枯れの特徴だが、実はその時期はまだ枯れたとは言えない。たしかに葉に水分が行かずに葉が枯れ落ちるのは事実だが、樹木として枯れた(生命を失った)と判断できないからだ。
また冬になると、コナラなどは落葉広葉樹だから葉を落とすため、枯れたのか落葉しただけなのか区別が付きにくい。
 
だが、春になると、生きている木々は一斉に新芽を出し、緑に萌える。昨夏、ナラ枯れを起こした木々も、ここで復活する可能性が意外とある。枯れた半分くらいは新芽を出すようだ。意外としぶといのだ。
 
それでも新葉が出ないコナラは枯れたと確認できるわけだ。
 
 
そんなわけで、5月の生駒山の森を見る。
 
3_2
 
7
 
ああ。やっぱり相当枯れているなあ。。。。全体の2~3割に達するんじゃないか。
まだまだ終息しそうにない。
 

より以前の記事一覧

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

森と林業と田舎