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森と林業と動物の本

2026/08/09

クマ対策グッズビジネス

某ディスカウント店で見かけたグッズ。

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クマよけサイレン」。クマ出没対策のグッズである。ペットボトルを潰した音、爆発音、イヌのこえ、ピストル(の発射音)の4種類の音が立てられるらしい。それにライトもつく。大音響、とあるが、いかなる効果があるか。ペットボトルを潰した音……というのが、どこから出てきたのか気になる。効果的、という実証があるのだろうか。

クマと対峙したとき、まあ、ないよりはマシかなあ、という感じであろう。絶対安全とはいかない。日常的には防犯ブザーとして使えばよいか。

クマの出没が話題になる中で、クマ対策がある種のビジネスチャンスになっている。今年5月には、こんな展示会も開かれている。

クマ対策最前線、電気マットにAIアラート◆身に迫る危険にどう立ち向かう?展示会リポート

これは「地域防災EXPO」の中の「野生動物リスク対策ゾーン」だそう。

通常の獣害用電気柵は、クマにはあまり効かない。それだけに踏ませ型とか、工夫している。熊スプレーは、10メートルとぶとか。一般のスプレーは5メートルぐらいだと聞くから、かなり伸びた。
住居に近寄らせないとか、AIで侵入を探知するとか、自治体や地域でクマの侵入をくい止めるものが多そうだ。効果は試行錯誤中だろう。

なんにでも、ビジネスチャンスになれば機能も切磋琢磨して発展する。クマの出没も折り込み済みの生活圏になりそう。ただ、費用も高くつきそうだから、どこまで普及するか。日本人は、ギリギリまで他人事で済ませるような気もする。

 

2026/08/07

ゲルマン民族並み?クマとシカの大移動

熊本地震や酷暑などの話題が増えてクマ出没のニュースは目立たなくなっているが、今夏もクマはよく人里に出没しているようだ。

で、こんな看板を見つけた。

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よくあるクマ出没への注意喚起? なのはわかるのだが、場所は奈良の春日山原始林なのだ。

そう、世界遺産の森にもクマは出没しているのだよ。県庁より数キロ、ハイキングコースにもなっているのだが。

そしてニュースというほどではないが、奈良市内では奈良のシカの市街地出没がよく話題になっている。SNSでも奈良関係者をフォローしていたら、日常的に街の中にシカが歩いているよ、という情報が飛び交っている。

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奈良のシカが平城宮跡に住み付いている噂もある。奈良公園から遠征して、新天地を探している様子。オスメスがいれば繁殖するだろう。

私は生駒山にシカが移り住む可能性を感じている。生駒山は周囲を市街地に囲まれた孤立した緑地でこれまでシカは生息しなかった。もし住み着いたら、山の生態系は変わるだろう。

これ、動物界の大移動が始まっているのだ。世界史のゲルマン民族大移動のような。言うまでもなく、西ローマ帝国の崩壊とフランク王国の成立から、西欧が生まれている。

野生動物の生息地分布が変わることで、生態系への影響が広範囲になる。一つ一つは小さくても、全国的な生態系変異の始まりではないか。

もしかして地球の変容を目の当たりにできる滅多にない時代なのかもしれない。

2026/07/25

隠れシカ~ナラシカトレイン

またナラシカトレインに乗った。近鉄奈良線を走る奈良とシカのラッピングカーだが、最初は珍しく、乗れたらラッキー!だったのが、このところ結構な回数で当たる。台数を増やしたのか?

ともあれ、私はナラシカトレインに乗ったら、どこか、まだ気づかないところにナラシカ(奈良のシカ)が描かれていないか探してしまう。外装・内装にどっぷりナラシカと萌えるカノジョが描かれているし、吊り革や吊り広告にさえナラシカは登場している。そこで、まだあるのではないか……と思ってしまうのだ。

そして……またもや発見してしまった。私がこれまで気づかなかっただけかもしれないが……。

まずは、これ。

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眠りシカ。荷物を積む網棚の奥である。こんわりと大きいのに、これまで気づかなかったなあ。

でも、これだけじゃなかった。こんなのもあった。

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車窓の枠である。「座席はゆずりあっておすわりください」。この一文に、ナラシカの顔が添えてあるではないか。こだわるねえ。

ちなみに背景になっているのは、窓ガラスに描かれた五重塔?のシルエットである。

ナラシカについては、このところ話題になりやすくなったが、生息数の爆増など゛いろいろ問題を抱えている。それについては改めて。今はナラシカトレインを楽しむのだ!

2026/07/14

奈良の街を歩くシカ

奈良市に出る機会があると、いつも奈良公園のシカを観察している。観光客とシカの関係、その戯れ方を見学するのが好み♡

ただ、今回は公園ではなく、そこから多少は離れた街の中にいるシカを探してみた。
というのはクマの市街地出没が話題になっているからである。クマはなぜ市街地に出るのか、という繰り返される疑問を解く鍵を、奈良のシカの観察から考えてみようと思ったからだ。

さっそく見つけた。ならまち界隈である。

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奈良のシカも、今では頻繁に市街に出てくるようになった。まあ奈良のシカだから(^^;)怖くもないし、それなりに街に馴染んでいるようにも見える。浴衣に日傘の女性とのツーショットは似合っている。でも地元民は誰も気にしない。観光客は騒いでいるけどね。あ、私も撮影していたから観光客なみか。

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商店街でシャッターを開くのを待っているシカもいた。その店が開くのは明日だって。

やはり市街地への進出はかなり頻繁になった気がする。とくにコロナ禍の最中から奈良公園を脱出するシカが増えてきた。
今年の3月だったか、とうとう生駒山を超えて大阪まで足を伸ばしたシカもいたことを記憶にあるだろう。目撃は6頭だったのに、大阪都心で捕まえられたのは1頭だけ。残りの5頭は消えている。奈良公園に帰ったという目撃はないので、生駒山に居ついた可能性もある。オスとメスがいたら繁殖してしまう。要注意である。

私は、シカとクマの市街地進出には何か共通点があると思っている。具体的には言いづらいが、生息数の増加とともに街に何かを求めているはずだ。単純に餌と言ってもよいのかどうか。ほかにも何か理由があるのではないか、と。「人は怖くない」と学習したのかもしれない。

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庭木食っちゃダメだって。

2026/06/25

イノシシの先祖はブタ?

なんとも奇妙な、いや意外すぎる発想の研究だ。

イノシシの先祖はブタだった?下顎骨の出土遺跡から解明 現代日本の野生イノシシは、弥生時代のブタの遺伝子を受け継いだ

名古屋大学の 新美倫子准教授の研究発表。ただしタイトルに引っ張られると間違う。正確には、「日本のイノシシ」には「中国産のブタ」の遺伝子が混じっている、ぐらいだろう。

Photo_20260625162901サイトより

ブタは、イノシシを飼い馴らして家畜化した動物だ。その結果、遺伝子だけでなく形態にも多少の違いでできていて骨にも証拠がある。一方で日本のイノシシの化石にブタの痕跡が混じっていたので調べてみたら……ということだと思う。

しかし弥生時代に中国からブタを移入していたというのも面白い。日本産のイノシシをブタ化したのではなく、中国で先にブタ化した個体を持ち帰った日本人がいたわけだ。当時の中国なら魏かもしれないが、そこに派遣された使者が帰国する際にブタをお土産にした? 卑弥呼の時代かもしれん。魏志倭人伝に記しておいてほしかった。そして、そのブタが逃げ出して、野生のイノシシと交雑した……。

もっとも、その後の日本でイノシシを獲物とする過程で、また家畜化を進めた可能性もある。
江戸時代には長崎出島に西洋のブタも持ち込まれた。明治以降は大々的にブタを輸入している。それらも逃げ出してイノシシと交雑した可能性もあって、イノブタと呼んでいるが。

実は生駒山に増えたイノシシも、イノブタ説があるのだが、真偽はわからない。見た目はイノシシそのものである。

私は、家畜の成立に興味を持っている。野生動物がいかにして人間のために変異してきたのか……という視点だ。家畜になる動物、家畜に仕立てる過程と条件、などを考えている。ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ラクダ……そしてイヌ、ネコ。
中でもブタは、もっとも古くから成功した家畜なんだが、それが野生と家畜の間を行き来していたというのは実に面白い。

ちなみに、私はイノシシ年だよ。

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2026/05/14

「吉野・大峯展」で見たベビースキーマ

奈良国立博物館で、「吉野・大峯展」をやっている。これまで門外不出だった秘仏まで展示されているから、かなり力の入った展覧会だ。ならば行かねばなるまい。

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これまでの国博の展示は、単に並べているだけの印象があったのだが、今回は比較的詳しく説明文もつき、何を意味するかをつかみやすかった。
蔵王権現を初めとして数多くの仏像などが並ぶ。役の行者から藤原道長、後醍醐天皇、秀吉……と歴史的な流れがわかってよかった。

ただ、私が目を止めたのは、童子である。子どもの修行僧。

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よく見れば怖い顔をした者もいるのだが、全体に可愛らしい。そして、よくよく見ていて気づいた。

これはベビースキーマだ!

つまり丸っこくて身体の比率の中で頭が大きい、目が大きい……赤ちゃん顔なのである。……これって、クマと同じ?

とまあ、不遜なことを考えた(笑)。今年も全国でやたらクマの出没が相次いでニュースになると、私にコメントを求められる。あの手この手切り口を変えて書いてきたが、さすがにもう無理(^^;)。でも、クマって、子どもだけでなくて成獣も顔は丸っこいんだね。だから怖いはずなのに可愛く見える。

もしかして、野生動物の中のクマの生存戦略? と考えてしまった。可愛く見えたら殺される確率は下がるかもしれない。ただオスグマは赤ちゃんクマを襲うことがよくあるのだけど。同類には全然ベビースキーマの役割を果たしていない。

そして、奈良といえば……せんとくん!

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これこそ、典型的な童子であり、ベビースキーマなのだ。

2026/03/25

日本最古のネコとイヌ

昨日、Yahoo!ニュースにコメントをつけた。

約1400年前の土器にくっきり残る肉球…国内最古のネコの足跡の可能性 土器乾かす横をウロウロ?

“1400年前の古墳から見つかった土器にくっきりと残る肉球。当時、日本にいなかったはずのネコの足跡ではないかと話題になっています。
かわいらしい肉球型のくぼみ。これは、2007年に姫路市内の古墳から出土した須恵器と呼ばれる土器です。その後の調査で、大きさや爪の跡がないことなどから、ネコの足跡である可能性が高いことが分かりました。
日本では、ネコは平安時代初期の文献に初めて登場しますが、 この須恵器は、さらに200年ほど前のもので、ネコがより古くから身近な存在だったことをうかがわせます。”

コメントは、以下のよう。

「日本最古のイエネコの骨は、長崎県壱岐島にある弥生時代中期のカラカミ遺跡からの出土である。おそらく3世紀のものだから、この土器に残る足跡(7~8世紀か)より遙かに古い。イエネコの骨の出土例は、それまで13世紀のものが最古だった。壱岐は朝鮮半島から日本列島への渡来ルートにあるから、早くから渡来人とともにネコが渡ってきたのだろう。また同じ壱岐の原の辻遺跡では、イヌの骨も多く出土している。こちらは解体して食していた可能性がある。」

ようするに、元記事を否定した(笑)。姫路で発見された土器の足跡を日本最古としてはイカン。しかも、この土器の発見は2007年である。今頃、ニュースにすることではない。まあ、市の重要文化財に指定したからなんだろうが。

というわけで、改めて日本に渡来したネコとイヌについて紹介したい。というのも、私もこの動物の渡来に興味があるからだ。

そして見に行ってきたのが、壱岐の一支博物館だ。ちゃんと骨が展示されている。

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これがネコの骨。弥生時代の中後期というから、どう見ても今から1700年くらい前。こちらが最古である。果たして、愛玩動物だったのか、家畜だったのか。

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こちらはイヌの骨。ただし解体された痕があるので、食肉扱いだったのではないか、という説もある。

このイヌが日本犬の元祖に近いのかどうかはわからない。もしかしてニホンオオカミに近いのかもしれない。ニホンオオカミは、タイリクオオカミより柴犬に近いとDNAから読み解かれている。

壱岐は、朝鮮半島や中国大陸から倭国への航路に当たり、日本古代史に大きな役割を果たしている。古墳時代まで栄えた一支国があったのだ。古墳も多い。大和王権とも関係が深かったのだろう。壱岐にイヌやネコが渡来しても、日本本土に来たかどうかわからん……といったいちゃもんはつけないように。

ちなみに、本日は、この記事にコメントをつけた。

木桶仕込みの発酵文化を次世代につなぐ 香川県・小豆島でサミット

木桶サミット。今年もやってます。先年、取材として参加するつもりだったが、直前に高価なカメラを壊したので、意気消沈して取りやめたことがある(-_-;)。

 

 

2026/03/10

里道で見かけた獣害対策

奈良盆地には矢田丘陵があり、里山風景が広がっているのだが、そこを散歩中に通った道。

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やたら道と雑木林の間に金柵があるので、よほどイノシシなどが出るんだろうな、と思っていたら、こんな路面に遭遇。これは害獣が、足を踏み入れるとひずめが穴に落ちるから怖がり、侵入を躊躇させるための仕掛けだろう。それでいて自動車は通れる。

奥山で鹿害対策用に見かけたことがあるが、イノシシにも有効なのか。(矢田丘陵にシカはいないはず。……知らんけど)

里山に設置しているのは珍しいだろうが、なかなか物々しくてよい。実はここ、大和郡山市と奈良市の境くらいで、近くにイオンタウンも道の駅もあり、新興住宅街が広がり、ついでに富雄円山古墳もあり、比較的賑やかなところである(^^;)。

ただし、よく見てほしいが、右手の柵は、仕掛けの途中で途切れている (@_@)。まあ、これでも害獣の侵入は難しいかもしれないが、イマイチ手抜きだな。土地所有者の意向もあるのかもしれないが、効果半減かもしれないよ。

2026/01/14

高市首相とクマの生息数

高市首相、本気で解散総選挙をするつもりのようだ。

おそらく自民党はそこそこ議席を伸ばし勝つだろう。若者の支持率は非常に高いし、公明党もまだ野党化していず一部は従来の候補者を支持する。維新は負けても下駄の雪だ。立憲民主党に勝ち目はないだろう。

選挙の勝敗を決めるのは、組織ではない。感情であり気になるかどうか。それぞれの政党にいかなるイメージを持っているか、リーダーの注目度にかかっている。もっとも高市氏本人以外の自民党のほかの議員はわかっていなさそう。だから、伸び悩むかもしれないが……。

国民民主党、参政党はどうか。おそらく伸びると思う。とくに参政党の支持者は、既成政党に幻滅している人たちが支持層で、組織も関係ない。それでいて、地域活動に熱心で、地ならしを進めている。いくら主張の似ている高市首相でも、自民党にもどらない。

でも、感情選挙というのは今だけ刹那主義でもある。先のことは考えない。目の前の好き嫌いで決める。いや好きでなくても面白さで決める。芸人と同じだ。

選挙報道のおかげで、株式は乱高下しつつどんどん上がる。そして急激な円安と長期金利高が進む。こちらの方が先を読んで動いている。
いずれも物価高を呼び込む材料ばかり。貯金もなく、借金・ローンのある貧乏人は困るだろう。逆に貯金や投資が多い人はウハウハ喜ぶ。私のような富豪はバンザイなのである(⌒ー⌒)。

円安は怖い。国の安売りだ。日本の輸出依存度は2023年で162か国中126位。その裏返しで海外株式と通貨や金が上がる。つまり、それらに投資している私のような富豪はバンザイなのである。

若者の多くは貧乏だろうが、高市首相を応援する。私のような富豪は、本音は高市首相を馬鹿にしつつ、儲かっているからほくそ笑んでいる。物価高って、ようするに貧乏人から金を毟り取って、金持ちに渡すという構造だね。これっていい構図だ(私のような富豪には)。
でも若者に貧乏人は、生活が苦しくなれば政治を恨んで批判するのではなく、より強そうな指導者をすがりつく。高市政権は大磐石であろう。

さて、戯れ言を書いてしまったが、先を読む、裏を読むということは重要だな、と思った次第。

たまたまクマの出没に関して検索していたら、ヒットしたのが、このブログ記事。

2012/01/26ツキノワグマの生息数が激増?

おお、14年前にクマが増えていることを指摘しているのか。立派。そう思って開くと……。

なんだ、私が書いたんじゃないか!! (´Д`) 

昨年2011年の長野県内のツキノワグマの推定生息数は、3624頭。この数は、10年前の8割増だという。2001年は1913頭だったのが、06年が2771頭になり、とうとう3000頭を超えたわけだ。

言い換えると、14年前からクマは増えていることは、研究現場では指摘されていたということだ。10年で8割増。いや、2020年の調査では7270頭になっているから、さらに2倍だ。現在は、もっと多いかもしれない。

昨年のクマの捕獲頭数は、1万頭を超えている。25年11月末時点で過去最多の1万2659頭である。12月分を加えたら、1万3000頭を超えるかもしれない。冬眠するはずなのに、今も出没を繰り返しているからだ。とくに子グマが多い。全国の生息数は、おそらく7~8万頭、いや10万頭になっているのではないか。
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私のパソコン内に収蔵されている写真の中からクマを探したら、こんなものしか見つからなかった……。かぶりものとぬいぐるみである。こちらの方がカワイイね。

2025/11/27

「ノネコ撲滅」本はどう?

昨日は「クマ本を書くつもりはない」と記したが……。そこへ、こんなニュース。

ニュージーランド、2050年までにノネコ根絶へ 生物多様性保護目指す 

CNNニュースの報道だが、
ニュージーランドは生物多様性を守る取り組みの一環として、2050年までにノネコの根絶を目指す計画を発表した。

タマ・ポタカ自然保全相は20日、ラジオ・ニュージーランドの番組の中で、ノネコを「冷徹な殺し屋」と形容。鳥類やコウモリ、トカゲ、昆虫などの種を脅かす捕食動物の根絶を目的とした「プレデターフリー2050」の対象にノネコを加えると発表した。

ネコこそ危険な外来種、生物多様性の敵! というわけだ。

記事には、具体的につぎのようなケースを上げる。

「ノネコは農場から森林に至るまでニュージーランド全土で見かけるようになり、在来種の鳥類やコウモリ、トカゲ、昆虫を脅かしている」

北島の町オハクネの近郊では1週間で100匹以上のツギホコウモリがノネコに殺された。スチュアート島のニュージーランドチドリが絶滅寸前の状態に追い込まれたのもノネコが一因だった。

「ノネコはまた、イルカを害して人間に影響を与え、農場に家畜損失の損害を与えるトキソプラズマを拡散させる」

これは注目すべきだ。ノネコが在来の生態系に与えている悪影響を考えれば、こうした政策をもっと早く取るべきだった。
何も南太平洋の孤島で特殊な生態系のあるニュージーランドだからではない。同じことはオーストラリアや北米でも言われてきた。日本でも、小笠原諸島に奄美群島、そして伊豆諸島の御蔵島……。各離島では、ノネコの増殖が重大な生態系破壊を生み出している。とくに鳥類被害は大きいし、爬虫類や両生類もかなり食っているはずだ。

これにスポットを当てたら本が書けるかもしれない。。。。。。ノネコ撲滅作戦!

とまあ、そう表明すれば感情的な批判が飛び交うのは間違いあるまい(⌒ー⌒)。

以前調べたこともあるのだが、日本では明確にノネコによる環境悪影響や駆除に関する研究をしている人はなかった。むしろネコはなぜ可愛いのか、という研究を進める人はいる。

かろうじて上記の離島などの個別ケースで駆除をしてきた、する必要があるとするだけだ。ただし正確にはノネコの完全駆除ではなく、生体捕獲して飼い主探しをするなど、えらく手間のかかる方法を取っている。さもないと世間の反応が怖いから。ネコ様に遠慮してしまっているのだね。

ちなみに、ここで駆除を主張するのは「ノネコ」である。ペットのネコではない。街に棲むノラネコでもない。生まれたときから野生であるネコが問題なのだ。だけど、ネコの奴隷に成り下がった人々は、ノネコとノラネコ、そして飼いネコの区別もつかず、頭に血を上らせて反対するのであろう。

この点は、クマも当初似た展開だった。ただその後クマによる人身被害が相次いだから、駆除やむなしの声が8割を超えたが、ノネコ駆除に賛成するのは1割いるかなあ。ノネコが人を襲いかかるようになれば、気持ちが変わるかな。

これ、取材も執筆も大変だけど、出版元を探すのも大変。出版したら抗議に対応するのも大変。めんどくさそうだなあ。

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生駒山にもノネコがいっぱいいるんだよ。

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