August 2019
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森と林業と田舎の本

2019/07/30

林業本がお安く買えます~次世代森林産業展2019 

8月1~3日は、長野市ビッグハットで「次世代森林産業展2019」が開かれる。

林業関係者には、そこそこ情報が流れているかと思うが、結構大きな、おそらく日本で最大の林業の展覧会だ。林業機械の展示だけでなく、多くのセミナー、シンポジウムなどが開かれる。

後援は長野県とオーストリア大使館であるように、若干ヨーロッパ系林業の香りがするかもしれない(笑)。

私は1日午前10時半より、「林業に絶望する理由・希望を見出す理由」と題した講演を行うとともに、刷り上がったばかりの『絶望の林業』を販売する。講演時はセミナー会場(会議室1)で販売するが、その後は別のブースを借りて行うので探してください(^o^)。

別に森林・林業書籍を売るブース(築地書館)もあるので、こちらも探してください。ここでも、拙著『樹木葬という選択~緑の埋葬で森になる』に『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』の販売をする予定である。

なお、これらは、市販よりお安く買える予定。


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と言っても、明後日だからなあ。長野市近郊の人しか無理か。もっと早く告知せいって? そのとおりです<(_ _)>。

 

ちなみに私は明日、長野入りします。夜、お暇な方はいますか? 孤独のグルメ楽しもうかと思ったり、夜の観光楽しもうと思ったり、心はざわついています(^o^)。

 

2019/07/04

タピオカミルクティとストロー

台湾では、タピオカミルクティーを飲んできた。日本で流行っているが、やはり原産地で味わわねば。ただし、私の頼んだのはチーズ味(^^;)。ちょいと変則か。

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タピオカを吸うには、この太いストローが必要だ。ただ、それでも詰まるから勢いよく吸引すると、ポコッとタピオカが口の中に飛び込んで喉に激突して痛かった(-_-;)。やはりタピオカはスプーンですくう方がよいと思う。

と、台湾グルメの感想を書きたいのではない。気になるのはストローだ。

このところ、ストローに対する風当たりが強い。マイクロプラスチック問題が世界的課題として取り上げられたかと思うと、なぜか矛先はストローに向いたのだ。これ、いかにもおかしい。世に出回るプラスチックのうちストローなんて、何千万分の1だろうが。あえて世間の目をそらそうとしたとしか思えない。

それに飛びついたのが、環境ジャーナリストの竹 田有里さんだ。水害被災地を取材して、間伐遅れが危険と聞き、間伐推進のために間伐材を使う商品をと考え、飛びついたのがストロー。木造注文住宅を手掛ける「アキュラホーム」に話を持ちかけ、間伐材を使用した「ウッドストロー」を開発させてしまった。
製法は、スギ材をかんな屑のように0.15ミリまで削り斜めに筒状に巻いたもの。手作業でつくっており、なんと1本50円。

本気か? 誰が使い捨てのストローに50円出すんだ。だが、いたよ。

東京・永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」と共同で「ウッドストロープロジェクト」 として事業を立ち上げ、レストランで木のストローの使用を始めたというのだ。しかも木のストローを発表したら中央官庁や有名ホテルなどから問い合わせが殺到したという。世の中、50円のストローを使っても平気な顧客を抱える店がたくさんあったのか。官庁は税金だから痛みはもともと感じないのかもしれないが。

それにしても、一体ストロー何本分で1立米の木になるのか考えたことはあるのか。本気で間伐材の新たな使い道がストローと思っているのか。これで間伐が進むと考えているのか。いや、そもそも間伐材が売れないと誰が言った? いまや引っ張りだこではないか。バイオマス燃料として足りずに困っている。

ようするに、単に流行のストローに乗っかっただけとしか思えない。(その流行も恣意的につくられたものだろうが。)

ストローゴミをなんとかしたいのなら、回収システムを確立する方がよいだろう。多くが店で出すのだから、しっかり回収するだけで、巷に捨てられるストローは激減させられる。あるいはタピオカ、つまりキャッサバ澱粉から、生分解性プラスチックをつくり、それでストローにした方が意味あるんじゃないか。タピオカストローで、タピオカを吸い上げるのは話題にもなるし。

 

ちなみに本気で木材用途を考えるなら、国産材割り箸に力を入れるべきだ。国産材の高級箸でも原価は6円ぐらい。箸袋をオシャレにつけても20円程度だろう。そして機械化もできている。木材消費量も、ストローなどよりよっぽど多い。50円のストローをつくるぐらいなら国産割り箸をもっと増やすことこそ、新たな使い道となるだろう。新しくないのだけど。

マイクロプラスチック問題を真面目に考えるなら、ストローではなく、まともな実効性のあるものから取り組むべきだろう。

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こちらは台北のスーパーで買い物したときに購入したレジ袋。高いのだよ。6元した。20円を超える。今や台湾は全面的にレジ袋有料化を行っている。

2019/06/25

岩手県住田町の仮設住宅

岩手県住田町が、東日本大震災で被災者向けに建設した木造仮設住宅は、今年度末で提供が終わるそうだ。そこで役場庁舎のエントランスに1棟を移設して展示しているという。

思えば、私が東日本大震災の現場に足を運び岩手~宮城~福島と回った際のスタート地点が住田町。まずは、この仮設住宅を見学したのだった。ちょうど建設の真っ盛りだった。

 

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この仮設住宅は、もともと町で地元木材を使った仮設住宅を国に提案しようと以前から準備を進めていたもの。ある意味、非常にタイミングがよかったわけだ。そこで町独自の判断で建設を進めたのである。当時は仮設住宅にも国の基準があって、木造は当てはまらないから補助金が出ないという問題があり、そこでモアツリーズが全国から寄付金を集める運動を行っていた。たしか3億円必要で、そのうち2億円ぐらいを寄付で賄ったのではなかったか。私も些少ながら寄付した思い出がある。

庁舎に展示している仮設住宅は木造平屋で約30平方メートル、間取りは2DK。震災直後の町や町民の対応、仮設住宅建設の経緯をパネルや映像で説明しているそうだ。

当時、見学に行ったメンバーの一人は「ここに住みたい!」と叫んで顰蹙?をかった(笑)。たしかに木がいっぱいの室内とペレットストーブまで付いていたのでオシャレだった。しかも独立した一戸建て。長屋形式の仮設住宅は、隣の声が聞こえてプライバシーがないことが問題になっていたから、非常にレベルの高い仮設住宅だった。実際、この仮設から転居した住民の中には、これを移設したいという要望もあって払い下げたと聞く。なお1戸当たりの建設費は約450万円で、国の基準の上限561万円より安く付いている。この点でも優秀である。

大災害に際して、こうした事業をいち早く取り組んだ住田町には、林業の町としての矜持を感じられた。林業だからできること、を考えたのではなかったか。……今や私は、どこぞで「林業の町」と聞くと、すぐに脳裏には大面積の皆伐風景が浮かび、ああ矜持のかけらもなく森林破壊している地域ね、思ってしまいがち(とくに宮崎県ね)なのだが。

展示は8月7日までとか。機会があったら、行ってみたいけどなあ。

 

2019/03/20

ココログ異変

昨日は、ココログ、つまりこのブログの管理システムのリニューアルが行われたのだが、その後混乱。ログインできなくなった。
なんか絵に描いたような展開で、あるある状態であった。
本日朝もログインできず、午後になってようやく正常化した……とのことであるが、ログインしてみて仰天。
全然デザインも何もかも変わってしまった。とくに写真のアップの仕方がよくわからん。
というわけで、本日もお休み。システムの正常化とともに、新管理画面の扱い方を丁寧に教えてくれ。
……この文も、アップできない可能性高し。

2019/02/17

キコリ祭りのポスター変遷

えっと、北海道中川町で開かれるKIKORI祭 のポスターが送られてきているんだが。

 
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例によってデカすぎ(^^;)。張るところに困るよ。。。内容はリンク先へ。
 
日程 平成31年2月24日(日)
開催時間 10:00~15:00
開催場所  中川町保健センター前広場
イベント内容 
きこり丸太レース
林業体験ブース(薪割り体験・「とび、がんた」体験・焚き火)
子ども雪遊びコーナー(ちびっこきこり丸太レース・スラックライン体験)
飲食ブース(焼肉・そば・豚汁 他・各種ソフトドリンク・アルコール類)
マーケットブース(木工・陶芸・雑貨・白樺樹皮細工 他)
イケメンKIKORIコンテスト
お問い合わせ先 きこり祭実行委員会 事務局
申込みフォーム / TEL 01656-7-2816 / FAX 01656-7-3511
 
今回は6回目だが、いつもポスターが凝っている。なかなか男臭いというか、汗臭いというか。。ちなみにポスターの変遷も、リンク先に飛んだら載っているからみてもらえたらよいが、今回気づいたのは、「植」という文字があるとおり、この写真も植林の姿なんだね。
 
これまで丸太挽きとか雪の中のたき火とかだったのだが。
 
正直、植林の姿はあんまり絵にならない。道具も鍬だし、大木もチェンソーのような刃物も登場しない。が、これをポスターの1面に採用したというのは、もしかして植林を意識しだしたということなのかな?
 
中川町は、天然林の広葉樹施業を売り物にしている。その点では、大規模林業と一線を画しているのだが、はたして何か変化があるのか……。 
 
 
それはそれとして、肝心の私は中川町を訪れたことがないのだ。一度訪問する機会をつくってほしいものである。
 
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こちらはチラシサイズのポスター。植林以外の作業の姿も入っている。

2019/02/05

「森と林業の10年」 あと10日

やはり宣伝しておかねばならないか。 

 
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来週15日に大阪で開かれるのが、「森と林業の10年」サウンドウッズ設立10周年記念フォーラム[第2弾]。
今気がついたが、始まりの時間が午後5時半とは。大阪に勤めている人ならかろうじて間に合うか? という時間に設定してある。
 
 
開催日  :2019年2月15日(金)
開催時間 :17:30~20:30 (受付開始 17:00)
講演会場 :近畿中国森林管理局 1F レストラン杣soma
      大阪市北区天満橋1丁目8番75号
参加料  :3,500円(ドリンク軽食付き)
登壇者  :田中 淳夫(森林ジャーナリスト)
      中島 彩(有限会社ウッズ森林管理部)
プログラム:
  第一部 基調講演:田中淳夫
      「絶望の林業から希望の林業へ」
  第二部 トークセッション
     「この先10年に求められる森を育てる人」
      スピーカー:田中淳夫
      聞き手  :中島彩
      進行   :安田哲也
  第三部 懇親会
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■参加お申込みはこちらのwebページから
 
 
目玉は、なんといっても第2部のトークセッション。
 
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思えば二人の馴れ初め……じゃなくて、出会いからもちょうど10年経つはず。大阪で見かけて広島へ追っかけ(^^;)……じゃなくて取材に行きました。その後も、ちょろちょろ節目にお会いして、お互いの近況を話してきました。
 
そんな話も交えつつ、この10年の森林と林業の変遷を語れたらと思っています。
彩ファンの皆さん、必見ですv(^0^)。

2019/01/25

盗伐問題にのほほん答弁

厚生労働省の「毎月勤労統計」のデータ不正が問題になっている。

 
たまたまニュースを見ていたら、野党はもちろん、与党も怒っている。珍しい光景だ。どちらも怒っているのに……その中でのほほんな答弁をしている官僚。あくまでミスであって、故意にやったのではないという姿勢で押し切ろうとしている。力説するというより、私知らないもんね、と開き直ったような態度。
 
すごい度胸だ、と思っていたが、何か同じ光景を見た気がする、ことに気がついた。
 
しばらく考えて、これだ、と思い出す。昨年12月11日の農林水産委員会だ。
 
 
田村議員は宮崎県えびの市で起きた盗伐問題を取り上げたのだが、当然ながら厳しく追求する。そこに政府の小里康弘農林水産副大臣が答弁に立つ。彼は自民党の衆議院議員だが、現地を訪ねたことを話し、ケシカランことだ、警察とも連携するよう厳しく伝えた旨、報告する。それに対して、田村議員は謝意を示すのである。
共産党が政府を褒めるのだから、なかなか珍しいんじゃないか……と思っていたが、次に牧元幸司林野庁長官が答弁に立ったのだが、そこで口にしたのは
 
「盗伐と言われていますが、誤伐か盗伐かはわからない……」うんぬんという発言。
 
いやあ、これまた度胸あるわ。
 
盗伐と認めたくないらしい。できれば誤伐に済ませたいニュアンスだ。なぜなら盗伐なら刑事罰だが、誤伐ならわずかな賠償金で済むからね。あくまで林野庁は業者の味方。
ちゃんとコンクリートの測量杭がある山なのに、誤伐というのは度胸ある。しかも一カ所ではとなくて頻発しているのだから。与野党の声を無視したのほほん答弁。
 
しかも林野庁はクリーンウッド法で違法木材を扱わないようにする……とか。この法律、違法木材を締め出すとは条文のどこにも書いていないのだけど。あくまで「合法木材を推進」で終わらせている。罰則もないし、そもそも登録していない業者は関係ない。
 
こんな繰り返しで国会の質疑は進むんだろうな。。。
 
 

2018/11/10

「全国削ろう会」で見たもの

福岡県久留米市で開かれた「第34回全国削ろう会」を覗いてきた。

 
削ろう会とは、思い切りはしょって説明すれば「大工の祭典」(笑)だ。鉋で木を削って、その削り屑の薄さを競う。何ミクロンの世界なのだ。
 
木を薄く削るには、何より刃物が大切で、刃物を切れるようにするには砥石が必要で……というわけで、会場では大工道具や砥石のお店が並び、また鉋削り体験コーナーなどもあって、建築・木工関係のお祭りと化している。
 
参加者は約200人。海外勢も結構いて、鉋がけに邁進しているという、ちょっと不思議なイベントであった。
 
 
で、私がその中で注目したのは、これ。
 
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諸戸林業が出展していたのであった。唯一の林業界からの出展。丹沢から伐りだした100年もののヒノキであった。 
 
「なんで、大工のお祭りに林業が出展したの?」と聞いたら、林業の宣伝のため。みんなが削っている木材は林業家が育てたのだよ、と知ってもらうため、であった。 
 
そして、詰めているのは、二人の林業女子。
 
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右が伐りだした人(あんまり表に出たくないそう。。。)、左が製材した人。着物女子でもある。
 
削ろう会で何を見て来たんだよ、と文句言われるのを承知で紹介しておく。あ、何も林業女子がいたからではない。大工と木工の祭典に出展した林業関係者だからであるv(^0^)。

2018/08/05

「バイオマス白書2018」を読んで

バイオマス白書2018 が発表された。紙版とともにネット版もあるから、誰でも目を通していただきたい。

 
なお白書と言っても官庁が作成するものではなく、NPO法人バイオマス産業社会ネットワークがまとめたもので毎年公表している。
 
昨年は怒涛の勢いでバイオマス発電所の認定と建設が行われ、ちょっとした騒ぎになった。なかでもパームオイルそのものを燃やす発電までが登場して問題となった。これらの点は、私も適時ブログやYahoo!ニュースに書いてきたから、繰り返さない。
 
ただこの白書によると、どうやら「潮目は変わった」らしい。世界的にバイオマスに依存することが無駄、コスト高と認識されてきたからだ。その背景には、太陽光や風力の発電価格が劇的に下がって、いまさらバイオマス発電を行うメリットが見えなくなってきたからだという。
 
それなのに……と思わせたのは、この1年間に建設稼働し始めたバイオマス発電所一覧を見たからだ。
 
最大の発電所は、石巻に誕生した日本製紙の14万9000kw規模であるが、これは石炭混焼。
混ぜる割合は最大30%とのことだから、バイオマス由来は4万4700kw。
バイオマスだけでは、八戸バイオマス発電の1万2400kw。また福岡の大牟田市シグマパワー有明の5万kw(バイオマス稼働は4万6000kw)だろう。石炭火力のリニューアルらしいが20万トンのPKS(ヤシ殻)を燃料にしているらしい。
 
どんどん大型化が進行している。ここでも国際トレンドに逆行している。そのうち、世界中からバイオ燃料が日本に集まる(日本しか稼働しなくなるから)ようになるかも。当然、電気料金として集められた日本の財産が海外に出て行くのである。
 

2018/07/12

「森をつくろう」の「家を建てよう」

送られてきたのは、デカいポスターだった。

 
送り主は、NPO法人森をつくろう 。
ご存じの方はよく知っているだろう。佐賀県の佐藤木材が立ち上げたNPO法人森をつくろう(佐藤和歌子理事長)は、毎年、木造住宅の設計コンペを行っている。
このコンペの対象は学生だが、すごいのは、選ばれた設計図を元に実際の家を建てることだろう。
今年は14回目のコンペ開催だそうだ。舞台は金沢とのこと。二次審査のプレゼンテーションは岡山県の倉敷で行う。全国的になっているなあ。
 
 
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デカすぎて、ポスターを張るところが見つからない。かろうじて扉に張ってみたが……大きな割に字が小さい(~_~;)。読めないよ、老眼には。
 
で、小さなチラシの方を。
 
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こっちはシンプル。「木がよろこぶ家」というキャッチだ。でも、本文はやっぱり読めない(~_~;)(~_~;)。
 
で、団体のサイトを覗いてみた。そこに募集要項 がある。
 
ちょっと抜き出してみる。
 
参加登録期間     2018年6月20日(水)~2018年9月25日(火)
作品提出期間     2018年8月1日(水)~2018年9月25日(火)(当日消印有効)
一次審査結果通知   2018年10月上旬予定
二次審査及び表彰   2018年12月1日(土)
 
.設計課題
 家族が憩う場所であるという住宅本来の機能を中心にしつつ、防犯性や耐火性・耐震性等の確保の他、現代のライフスタイルや家族構成の変化にも柔軟に対応することができ、斬新なアイデアを取り入れた木造一戸建ての提案
 
.設計条件
①敷地面積は300㎡以内(集合住宅の場合は500㎡以内)とし、敷地条件、住宅の延べ床面積は適宜想定するものとする
②敷地設定においては下記の点において考慮すること
・今回プレゼンテーションの舞台となる金沢市をはじめ、全国には伝統的な建築物や町並みを保存する取り組みが行われている地域があります。それらの特性を活かし、さらに魅力ある地域づくりに繋がる建物を提案すること
・詳細の設定の必要はないが、施工をしてみたい地域をあらかじめ指定すること
・その地域の伝統的建築技術や素材について、それぞれ情報を収集し、それらを活かした将来に残すことのできる住まいや構法の提案に繋げること
 例えば、生まれ育った地域や思い出のある地域等を設定し、その地域で使用、伝承されてきた技術や素材を活かしながら、それらに独自の斬新なアイデアを盛り込んで作品制作を行うこと等
③1階~2階建て(設定した地域等で、これ以外の提案がある場合は除外しない)
④家族構成は自由
   *但し
       ・設定した家族構成に見合う間取りであること
       ・設定した家族構成および設計した家のコンセプトを設計図に記載すること
⑤伝統構法による木造住宅
⑥戸建住宅や集合住宅の別は問わないこととする。(但し、①、②の条件を満たしていること)
⑦斬新な木構造の提案
    木造の技術は、古く大陸から伝わり、先人の職人が高温多雨である日本の気候風土に適した形にアレンジしてきま した。これから将来に向け、突発的に起こりうる稀な自然災害への備えが求められるでしょう。そこで、先人の築いた技術に、提案者らしいアレンジを加えた「新・木造」の構造提案を行ってください

応募資格は、以下の全てを満たすものとします
①大学または大学院・高等専門学校・専門学校(以下、大学等)で建築を学ぶ学生 但し、応募の時点で30歳以下の学生を対象とする
②国籍は問わない。但し、プレゼンテーションやその際の質疑応答に対応できる程度の日本語力を有すること
③個人またはグループでの応募とし、グループの場合には1グループの人数を最大4人までとする
④グループでの応募は、自らが大学等で専攻する分野を住宅建築の中に反映させたいと考える学生の参加も可。 但し、大学等で建築を学ぶ学生を少なくとも1名含むこと
⑤その他以下の要件を全て満たすこと
・独自のアイデアに基づき自身の力量により資料等を作成するものであること(他の専門機関や団体にコンペの業務を委託しないこと。但し、資料の提出等を依頼することを妨げない)
・応募書類提出後、12月1日(土)に行なわれるプレゼンテーションに確実に参加できること
・施主募集の対象となるコンペであることを理解し、真剣に制作に取り組んだ作品であること
・各応募者とも作成段階で第三者のアドバイスを受けることを妨げない
 
建築系の学生を対象としているのは、将来木造住宅を建てられる建築家を増やすためだという。これもまた、林業と結びついている。
 
顔の見える家づくり運動は沈滞しているが、こちらはコツコツと。
 
 

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