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森と林業と田舎の本

2021/03/01

トルコの植林面積

さすがに驚いた。いきなり、こんなニュースを目にしたからである。

「トルコは植樹ヨーロッパ1位、世界4位」 トルコ大統領府が発表

ピンとこない。トルコと言えば、中近東の国だから、なんとなく乾燥地帯のイメージがある。実際、内陸部には砂漠もある。せいぜいブドウやイチジクなどの農作物が盛んだから、乾燥地農業はよくやっているのかな、と思い浮かべる程度だ。

具体的には、極めて短く、こんな記事になっている。

トルコ共和国大統領府通信局のファフレッティン・アルトゥン局長が、自身のソーシャルメディアで、トルコは「植樹において、ヨーロッパ1位、世界4位」であり、「森林を増やしている国の中で世界6位」であると表明し、「この18年間で 173万9944ヘクタールの新たな森林が我が国にもたらされた。木について言えば、ヨーロッパ1位である」と述べた。

これだけ。さすがに納得できないので、少し調べてみる。

すると、こんなグラフが見つかった。

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森林面積は右肩上がりではないか。ただし森林率は15%。やはり、たいして森林はないのだ。また人工林比率は、30%。

全森林面積のおよそ 30%にあたる 342 万ヘクタールが人工造林地となっている。最近 5 年間では年平均 16 万 ha の造林実績がある。主な植栽樹種はマツ類(Pinus nigra、Pinus brucia)である。トルコの造林事業は「造林・土壌保全総局」のもとで実施されている。

2016年の森林面積は、11万8174平方キロメートル。最も低い1990年の9万6220平方キロメートルと比べると、1.23倍にもなっていて、増加率は高い。日本と比べた表もあった。

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こういうのを見ると、まだまだ森林面積自体は大きくないが、植林そのものには力を入れている様子が浮かび上がる。日本は多い多いと自慢している(いや、多すぎるから伐ろうとのたまわる)が、面積は横ばいで全然増やしてない。蓄積が増えたというが、質的には劣化していると言えるだろう。

もしかしたら、今後の国際的な炭素の排出権取引「カーボンプライシング」を睨んでいるのかもしれない。ヨーロッパでは大きな市場となるだろうから、森林を増やすことは国際社会での発言力は有利になる。

ちょっと頭の片隅に記憶をとどめておこう。

 

 

2021/02/04

時松辰夫さん死去に触れて

ニュースで、大分県の由布市湯布院町の「アトリエときデザイン研究所」主宰の時松辰夫さんが1月3日に死去していたことを伝えている。83歳だというから、そこそこ天寿を全うされたのだろうが、私にとって記憶に残る人だ。

と言っても、取材したのは20年近く前ではなかろうか。クラフト作家ではあるが、本人の作家活動というよりは木工指導で有名な人だ。全国に木工を広げて、それによる町おこしや個人レベルでの田舎暮らしの生業などとして成り立たせていた。

Photo_20210204223701研究所(工房兼販売店)は樹林に包まれている。

とくに湯布院には研究所という拠点があって弟子の養成をしていたし、湯布院観光の一角を担っていたはずだ。旅館で、ここの木工品(食器から家具まで)などを使って、それが欲しくなってこの店を訪ねる……というルートができあがっていたからだ。

しかもつくられているのは、地元の樹木(雑木)を利用した作品。私が訪ねたときも、果樹園で古くなった木(ミカンだったと思う)を植え直すために伐った木を使った器がつくられていた。材料の木を巡るドラマも聞きながら、それを作品に仕上げていくのだ。それは言い換えると樹種を選ばない。

しかも行うのは、いわゆるグリーンウッドワーク。生木を削る方が柔らかいのでつくりやすい。ただ、そのままだと割れるから少しずつ乾燥させるのだけど、それに電子レンジを使うとか、ウレタン樹脂を浸透させて固めるとか、当時の私には目からウロコの手法だった。
なにより木工品の価格からすると、1本の木から数十万円分の商品が生まれる。

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由布院ブランドとも言えるものだが、それを全国に広げるための指導も行っていて、各地にここで習った技術で取り組んでいるところがある。私も、その後そんなところを3、4ヶ所見て回った。ただ、完全に成功しているところはそんなにないようだ。町おこし、と思って取り組んでも難しい。やはり木工が好きという人材がいないと進まないのだろう。弟子は約500人、このうち約150人が工芸で生計を立てているとあるが。

Photo_20210204224401細い幹でも、このように成形すると碗が幾つも採れる。

建築材しか眼中にない林業とは違う木材利用に目を向けるきっかけとなった。その意味でも、私に新たな視点をくれた人であった。そうそう、取材で訪れて夕方になったら、晩飯の用意までしてくれたよ(^o^)。

最近、広葉樹林業なんて言い方で、木工にも目を向ける人や地域が出てきたが、ずっと昔から時松さんは、それを唱えていたんだぜ(そして私も、その片棒担いでいたんだぜ)と言いたい。合掌。



2020/08/19

バイオマス白書2020、公表

昨日は霞が関側のバイオマス発電に関するごにょごにょした動きを紹介したが、くしくも本日、バイオマス白書2020が公表された。こちらは白書と言っても政府が発表しているものではなく、NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク(BIN)が出しているもの。

紙版もあるが、インターネットサイト版を広く公表している。

バイオマス白書2020サイト版(本編)

目次は以下の通り。

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バイオマス白書2020の紙版は、ダイジェスト版(A4版フルカラー28p)を1冊200円(送料・税込)にて、注文を受付ている。
こちらは、以下のページから申し込める。

全体を通して網羅的にバイオマス発電の動きについて取り上げている。今年は舞鶴のパーム油発電をほぼ中止に追い込んだことがトピックに入っているが、私はそこでダイベストメントの動きがあったことに注目する。ダイベストメントとは、投資撤退のこと。パーム油発電事業を推進していた日立造船へ融資を行っている金融機関に対し、環境団体がダイベストメント(投資撤退)を呼び掛ける文書を送った。

すでに幾度か本ブログでも取り上げているが、企今や環境に対する姿勢が企業にとって投資を呼び込んだり撤退されることで影響を与えるのだ。もし環境に寄与する事業なら投資が集まるし、逆に持続可能性の問題がある事業には、資金面で大きなリスクとなる。世界中で石炭火力が中止に追い込まれているのは、このダイベストメントが起きているからだ。

日本の林業はEGS投資かダイベストメントか

それなのに肝心の資源エネルギー庁では、「バイオマス発電を主電力に!」なんてぶち上げているんだから(´Д`)。意識低すぎ。世界の孤児だ。

2020/04/07

コロナ緊急事態の裏で起きている世界的危機

とうとう出た、コロナウイルス(COVID-19)による緊急事態宣言。

奈良には直接「宣言」とは関係ないのだが、影響は受ける。ずっと罹患者が少数で収まっていた奈良県も、このところじりじりと増えてきた。東京と比べると桁が2つほど低いが、さすがにこれほど長引くと、強大な大仏様のご加護と役の行者の神通力も薄れてきたようである。

ところで、世界にはコロナウイルスの影に隠れているが、猛威を奮っているものがほかにもある。

お忘れかもしれないが、COVID-19が流行る以前に問題となっていた疫病は、豚熱(豚コレラ・CSFウイルス)である。日本では中部地域を中心に広がり、各地の養豚業者が悲鳴を上げていた。基本的に治療法がなくて、罹患した豚はもちろん、同じ養豚場の豚はすべて殺処分対象だ。何千頭という豚が命を絶たれて埋められていく様子は悲惨である。現時点で中部地方と沖縄の8県で発生している。さらに野生のイノシシから病原体CSFが12県で発見されている。野生動物にもうつる……というより野生動物から感染したのだろうが、根絶は難しい。

それだけではない。もう一つアフリカからやって来た新病が広がっているのだ。

正式にはASFと呼ばれているが、これまでアフリカ豚コレラとされてきた。名前のとおりアフリカで広がった豚の病気だが、これが中国に入ってきて、今も広がっている。一度は根絶したと言っていたのだが、1~3月に新たに6カ所でAFSの感染例が確認されたそうだ。この病気は豚熱以上に致死率が高く、伝染力も強い。そして治療法はない。終息は見通せない状況だ。アフリカは常在だが、アジアではベトナムやフィリピン、インドネシアにも伝播しているし、モンゴルや韓国でも発生した。

ちなみに豚熱もAFSも、ウイルス性の感染症。どちらもイノシシにも広がり、日本でも野生のイノシシに豚熱ワクチンを与えるという作戦に出ているが、効果ははっきりしない。もし、これが豚の体内で変異をして人間にもうつるようになったら、COVID-19の二の舞だろう。多くの感染症は野生動物からもたらされるのだ。豚だからと過小評価するのは危険だ。

ほかにも大問題なのが、東アフリカで大発生したサバクトビバッタの大群だ。

今や海を渡って中近東、中央アジア、インド、そして中国へと東進している。こちらは風に乗って1日に100キロ以上も飛んで移動しつつ餌として植物という植物を食べ尽くす。このままだと大飢饉を引き起こしかねない。ケニアでは推定1200億匹のバッタの襲来により8400万人分の食糧が失われたという。それが数を増やしつつ進んでいるのだ。どんな穀倉地帯も砂漠化してしまう。だが、対策はコロナのおかげで後手後手に回ってしまった。中国にとってはコロナの次にバッタに怯えなくてはならないのだ。

 

付け加えると、こちらも忘れられているが、オーストラリアの森林火災

昨年11月末に発生し、大陸全土に広がった。とくにひどかったニューサウスウェールズ州では、面積の6・2%に相当する550万ヘクタール以上を焼失した。そしてコアラも多数が焼け死んだことが世界中に知られ話題になった。一時はシドニーにも大規模な火災が及びそうになっていた。その後も燃え続け、ようやく年を越して雨が降り鎮静化に向かっていたのだが、完全な鎮火宣言が出されたのは3月31日である。しかし、森林火災は今年も各地で発生する可能性が高い。オーストラリアだけでなくアマゾン、シベリア、東南アジア……。

現在はニュースがコロナウイルス一辺倒だが、こうした重大な問題になりかねない危機にも目を配っておきたい。

 

2020/02/17

「ワールド・ウッド・デイ」の開催中止の裏事情?

3月17日から21日まで東京都内で開催する予定だった「ワールド・ウッド・デイ2020」を知っているだろうか。もう開催まで1か月を切っているのに、そして世界最大のイベントだと謳っているのに、全然知られていない……。

この「ワールド・ウッド・デイ」の中止が決まったようだ。

少し説明すると、このイベントは、国際木文化学会(IWCS)とワールド・ウッド・デイ基金(WWDF)が主催し、ウッドレガシー推進議員連盟・同協議会と連携して東京五輪にあわせて“木の総合文化”を世界に発信するイベント……ということだった。結構、規模の大きな話なのである。日本では初めてだが、各国で開かれている。

だが、新型コロナ肺炎が流行していることを理由に取りやめることにしたというのだ。

 

これは、かなり怪しい。むしろ当事者は中止理由に「新型肺炎が使える」とホッとしているのではないか。その裏側のゴタゴタを私は耳にしていたからである。

なんなら「ワールド・ウッド・デイ」で検索してほしい。結構多くのサイトが登場するが、中身を読もうとすると、ほとんどがない。なかには「準備中」のままだったりする。作りかけで止まったようなサイトばかりなのだ。

趣旨などを書いている(実は家具新聞の記事)サイト

もう一つ準備中の(PR会社)サイト

空っぽの「ワールド・ウッド・デイ」サイト。

主導したはずの建具組合のサイト。(リンク切れ)

 

だいたい、これほど大きな大会なのに、協賛にも後援にも林野庁はおろか全森連や全木連など大きな団体が全然登場しない。結局、家具新聞や建具組合が紹介しているように、林業・木材産業サイドではなく家具業界が主導権をとった(それに広告代理店がノッタ?)。もっとも主導権争いというより、誰も主導権をとりたがらなかったのかもしれない。とにかくバラバラ状態で、建具組合だけでは何もできず、ほとんど準備が進んでいなかったのではないか。

そこで、新型コロナ肺炎が大変だ!とこじつけて中止した、というのが私の見立てである。日本への誘致には、台湾の篤志家が力を注いだということだが、それを無にしてしまって残念である。

さあ、どうかな?反論というか、もっと内実を知っている人は教えてくださいませ(⌒ー⌒)。

 

ちなみに「ワールド・ウッド・デイ」自体は、これまでも世界で開催されていて、真っ当なイベントである。日本が悪いのだ。

2020/02/07

「着るロボット」によるウォーキングツアー募集

これまでいくつかのメディアで紹介してきた「着るロボット」。パワードウェアを林業にも応用しようという動きがある。

そこに「着るロボット」を身にまとってのツアーが企画されている。開発した奈良の株式会社ATOUNと旅行会社が組んだのだ。

京都での実証実験ツアー
KNT-CTホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、社長 米田 昭正:以下、KNT-CT)とグループ会社のクラブツーリズム株式会社(本社:東京都新宿区、社長 小山 佳延:以下、CT)と株式会社ATOUN(本社:奈良県奈良市、社長 藤本 弘道:以下、ATOUN)は、ロボティクス技術を活用した歩行支援用の「着るロボット」=パワードウェア プロトタイプHIMICO(ATOUN提供)を用いた歩行サポートツアーを正式にコースラインアップに追加し、本日より発売いたします。

すでに「ツーリズムEXPOジャパン2019(2019年10月)」で「着るロボット」体験会や、10名限定で募集した実証実験を兼ねたツアーを京都で実施していたが、正式にツアー商品として販売することにしたのだそうだ。
そして第1弾は「世界遺産・宇治上神社と宇治のまちなみウォーキング」

<ツアー概要>
■コース名:「着るロボット」で歩行をサポートする体験ツアー 世界遺産・宇治上神社と宇治のまちなみウォーキング
■出発日:2020年3月3日
■旅行代金(お一人):2,500円
■申込受付:コース番号:B0910-981(10:00集合)/B0911-981(13:30集合)
■集合・解散】京阪宇治駅(集合)/宇治公園(解散)
■旅行企画実施:クラブツーリズム株式会社 関西テーマ旅行センター
https://tour.club-t.com/tour/relation?r=KAN99487
*WEBにてコースの詳細をご覧になってお申込みください。
*サポートスタッフが同行いたします。

ちなみに使われる機器は

<使用機器 パワードウェア プロトタイプHIMICO(ATOUN) 詳細>
日々の歩行を支えるパワードウェア。歩行支援用パワードウェアのHIMICOは、坂道歩行で最大19.0%、階段の上りでは最大17.8%、砂地の歩行では最大30.7%の支援効果。快適な着心地を目指して、歩く姿勢や癖などの個人差を意識したアシスト制御手法の開発、および、さらなる小型軽量化に取り組んでいます。

■プロトタイプ仕様
想定装着者:身長155 cm~190 cm、腰回り100 cm以下(服を着た状態での寸法)
重量:2.5 kg
(仕様および外観は、予告なく変更されることがあります)

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私が着用した様子。

なお参加対象者は、高齢者や体力に少し自信がない人のほか、最先端のテクノロジーの体験をしてみたい人も歓迎だそうだ。実際、このパワードウェアを応用して、山登りがどこまで楽になるかを考察するのもよいだろう。いつか林業にも応用が効くようになるかもしれない。

ただしパワードウェアによるサポートは、あくまで歩行のアシストであり、まったく歩行ができない方が歩けたり階段を昇り降りができるようになったり……するものではないのでその点は理解のほどを。

 

2019/12/18

Yahoo!クリエーターズプログラム感謝祭の表彰台

東京に来ている。

いろいろ目的のあるなか、夜はYahoo!クリエーターズプログラム感謝祭に出席する。

Yahoo!ニュースの書き手が集まる場だが、会場はホテルニューオータニだ。この宴会は、一人5000円で収まるだろうか……。これはYahoo!が払ってくれるけど(^o^;)。

お祭りなんだが、部門別の表彰もある。それでドキュメンタリー部門で登壇したのが、なんと伊藤詩織さんだった。

彼女、今日は裁判の判決が出て歴史的な日(勝訴)。ニュースでも流れていたが、その日にこんな会場で会えるとは。

彼女は、時として事件の被害者としてばかり注目を浴びてきたが、ちゃんとジャーナリストとしてドキュメンタリーの仕事で成果を上げていた。テーマはシエラレオネである。渋い。

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というわけで、今夜は飲んだくれたのであった。

2019/12/14

気になる辺境~ブーゲンビル島独立へ…

今、もっとも気になる国際ニュースは、イギリスEU離脱か。米中貿易摩擦、いやアメリカ大統領選挙か。。。いや、私の場合は、これだ。20191213_131106

先日、テレビで山本五十六を取り上げた番組が放映されていた(BSプレミアム『英雄たちの選択』)が、日本人にとって、ブーゲンビル島と聞いてもっとも知られているのは、山本五十六が撃墜戦死した場所としてだろう。だが、注目すべきは独立戦争である。
この島は、地勢的にはソロモン諸島の最北部であり最大の島だが、行政的にはパプア・ニューギニアの一部。一時期は世界最大級と言われる銅鉱山があり、パプア・ニューギニアの財政はこの鉱山によって支えられていると言われていた。しかし、あまりに酷い自然破壊とそれに伴う住民生活の破壊が進んで、採掘を止める運動から襲撃となり、さらに独立運動となった。BRA(ブーゲンビル独立軍)が結成され鉱山(オーストラリア系)を破壊して島を閉鎖したのだ。その際に使った武器は、日本軍の残したものだという……。

……それが1990年代なんだから、長い長い闘争期間が続いて、とうとう独立を巡る投票が行われることになったのだ。そして、その結果が、これ。投票率が90%を超え、そのうち独立賛成が97・7%。もうなんと言っていいか、圧倒的だ。

私は紛争前の島に渡ったことがあって、その時は鉱山の一部を目にしたし、また(ソロモンに比べれば)豊かなブーゲンビルを目にしたが、あまりの物価高に逃げ出した。そして次にソロモンに行った際は紛争真っ只中で、島は閉鎖されていたが、私は潜入を試みてブーゲンビル島の一歩手前の島まで行った。が、そこで私は病気に倒れて断念するのである……。まあ、渡らなくてよかった。渡っていたらもどれなかったかもしれん。

この件については、
ブーゲンビル・クライシス1
ブーゲンビル・クライシス2

Img001_20191214214001

ちなみに、こんな新聞記事もある。BRAはブラック魔術を使うらしい……。

現地から手紙が届いたこともある。

Img002_20191214220201
よく読めないけと(^^;)、ソロモン諸島側にも戦火が広がった様子が書かれている。幸い、21世紀に入って停戦にはなったが、結着は着いていなかった。

そこが、ついに独立か。まだ紆余曲折はありそうだが……。

あのすさまじかった鉱山の自然破壊も、30年間も閉鎖されていたら、また緑に包まれているだろうなあ。
一方でソロモン諸島国でも、島ごとに次々と分離して独立州になっている。イギリスのEU離脱とか、各地で独立紛争が広がっているが、分離・独立の動きは辺境でも進んでいる。否、辺境こそ世界の縮図、世界のトレンドが真っ先に現れる地域なのかもしれない。

 

2019/11/13

女性に頼まれたら……「中島彩、テレビ出演」の件。

私、どうもある種の女性に弱いのである。何か言われたら断れない……そういう女性が何人かいるのである。

一人は、娘。娘が帰省時の送り迎えはもちろん、飲み会までもアッシー君を務める。さらに「チーズケーキ食べたい」と言われたら、朝から必死になってチーズケーキを売っている店を探して走り回る。

それから『絶望の林業』の担当者。「ここ、オカシイ」と指摘されたら、「はいはいはい」と言って、すぐ直す。「増刷するから、明日までに直しを」と言われれば必死に間に合わせる。

そして……中島彩さん。10年に及ぶおつきあいです。

今回、こんな要望が。
私事ですが30分のドキュメンタリー番組に出演致します。」とのこと。つまり

この番組を見なさいとな。そして「興味ありそうな方がおられれば、お伝え頂ければ」とな。……いやあ、そりゃブログで告知するのが一番早いでしょ(^o^)。

セブンルール
関テレ・フジテレビ系(全国放送)
11/19(火)23:30〜予定

中島彩偏

このサイトの予告編によると、フラダンスも踊るらしい(⌒ー⌒)。楽しみにしよう。まだ日があるので、忘れないように録画予約することをお勧めする。私はしましたぜ。


なお、この日サッカー放送の影響で試合が延長すると、23:30より遅くなる可能性もあるそう。

 

2019/09/11

また盗伐が不起訴

このところ、『絶望の林業』がらみの話題を続けたが、またもや盗伐案件に……いや、フツーの森林や林業の話題も取り上げたいのだけどね。

なかなか被害届を受理しないし、受理しても不起訴にしてしまう状況の中で、検察審査会でようやく「不起訴不当」の決定がされて検察に差し戻された件。なんと、再び不起訴の決定がされたというのだ。

Photo_20190911214201

実は、この件は、Wedgeの記事「横行する盗伐、崩れる山林 林業県・宮崎の闇でも取り上げた。盗伐されたのに、その被害届を警察が受理しないので70回も通ったというのだが、ようやく受理されたのに、すく不起訴。そこで検察審査会にかけて、ようやく今年4月に「不起訴不当」を勝ち取ったというもの。これで裁判か……と思われたのに、なんと検察はもう一度不起訴にしてしまった。

こうなると、打つ手なしである。不起訴の理由説明もない。最初は電話一本で終わらせようとしたそうだが、粘って文書で告知させたという。地検が不起訴の決定を文書でなく、電話で伝えるだけのつもりというのも、法治国家的にどうよ? と思う。いかに記録に残したくないか、表沙汰にしたくないのか。

宮崎県の林業界というよりは、司法も巻き込んだ闇は深いのお。。。折から、台風など大雨が続くが、盗伐跡地はどうなるだろうか。

 

追伸・農林水産大臣に、江藤拓議員が選ばれた。宮崎2区選出。(親が)盗伐の親玉じゃねえのか、という噂も飛び交う男である。

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