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森と林業と田舎の本

2021/07/12

『地球を滅ぼす炭酸飲料』の描く世界

地球を滅ぼす炭酸飲料~データが語る人類と地球の未来」(ホープ・ヤーレン著 築地書館刊)。

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本書のタイトルはちょっとミスリード。むしろサブタイトルが本筋だろう。英語版は2020年3月の発行だから、すぐに日本語版発行へと進んだようだ。ちなみに原題は『The Story of More』。これ、直訳はなんとすればいいだろう。とくにMoreが……? 「詳しい物語」?「より多くの物語」? いっそ「もっと、もっとの物語」(笑)。「もっともっとちょうだい」と言う人類の欲望の物語。

内容の前に著者を紹介する。ホープ・ヤーレンは地球生物学の科学者で、2016年にタイム誌から「世界で最も影響力のある100人」の一人に選ばれた。ハワイ大学に終身在職権のある教授だったが、2018年にオスロ大学に移った。どうやらトランプ(前)大統領の影響もあるらしい。ノルウェー科学文学アカデミーのメンバーでもある。

・[目次]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本語版に寄せて

第Ⅰ部 生命

第1章 著者、気候変動に取り組む
第2章 増え続ける人口
第3章 延びた寿命
第4章 都会を目指す

第Ⅱ部 食物
第5章 穀物の過剰生産
第6章 太りすぎた家畜
第7章 過保護な魚たち
第8章 炭酸飲料は砂糖がいっぱい
第9章 作っては捨てる

第Ⅲ部 エネルギー
第10章 エネルギー使用量の急増
第11章 頻繁な移動
第12章 植物は燃料不足解消の救世主か
第13章 タービンは回る

第Ⅳ部 地球
第14章 変化した空気
第15章 気候温暖化
第16章 解けていく氷
第17章 水位の上昇
第18章 大いなる別れ
第19章 もうひとつの道

付録 無駄を減らす
1 あなたがとるべき行動
2 変化はあなた自身から
3 環境問題の現状
4 情報源ならびに推奨文献

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

データを駆使して地球環境問題を語っている。基本的に気候変動やエネルギー問題、食料問題などがテーマだ。

タイトルの炭酸飲料も、問題としているのは、そこに含まれる砂糖と異性化糖(ブドウ糖果糖)だ。と言っても、日本人がすぐに飛びつく「合成甘味料は健康に悪い」レベルではない。そんな「思いつき批判」には目もくれず、ブドウ糖果糖の原料となるコーンの出自を追求する。コーン栽培に使われる莫大なエネルギーと水。実はアメリカで生産されるコーンの何割かがこの砂糖もどきに化けている。そして、多くが捨てられている。全世界でコーンとして食べられるのは、アメリカの生産量の10%にすぎない。

ほかに私が注目したのは、人口が増えたことよりも、消費するエネルギーや食物の増加の問題だ。人口は2倍になって、エネルギー消費は3倍になったのである。食料も、実は人口以上の生産が行われて余っている。穀物の半分は家畜の餌に回り、さらにバイオ燃料や異性化糖に使われていいる。畜産も、よりガタイの大きなウシ、ブタ、ニワトリが開発され、成長も早く肉と乳を生産するようになった。
にもかかわらず8億人が飢えている。単に人口が増えたから飢えている、のではないのだ。

そのほか複雑な気候変動の実態と再生可能エネルギーの欺瞞も淡々と指摘する。

森林に関する点は少ないが、二酸化炭素の吸収源と認められていることに触れている。だが、いわゆるカーボンニュートラルが成立すまには何十年もかかるため、目先の削減には結びつかない。逆に目先は大気中に二酸化炭素を増やしてしまう……。

さて、カーボンニュートラルの欺瞞は、私も指摘してきたことである。とくに森林が二酸化炭素を吸収源となって地球温暖化を助けてくれるという発想に。世間の思う環境問題と、現実はズレているのだ。

実は、現在執筆中の本の原稿でも、この問題に触れる予定である。森の機能を一般常識とは違う異論からの視点で語ろうと思う。森が地球温暖化を進め、森が山を崩す。植林が自然を壊す。花粉症は自然の摂理。
タイトルは本書にちなんで『The Lie of More Foresty!』とでもするか。日本語版は(日本語版しかないけど)『地球を滅ぼす「木を植えろ!」』なんてどうかしら。プライドがない。。。

 

2021/07/10

森林ジャーナリストwithout林業

今朝、ラジオ出演をした。CBCラジオの「北野誠のズバリサタデー」で、聴取エリアは、愛知・岐阜・三重県と、静岡、長野、滋賀の一部とのこと。テーマは「奈良の鹿~ナラシカ」。つまり『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』がネタである。
実は2回目。前回はウッドショックだったかな。そこで評判がよかったのか、二度目のお声掛かりでしたv(^0^)。今回の方が、気軽に話せるので楽かな(^o^)。ナラシカの魅力と、野生動物との共生に関してワヤワヤと話した。あ、もちろん電話出演である。名古屋のラジオ局だが、北野誠は関西人なので奈良の鹿については馴染んでいる。
 
『鹿と日本人』についても紹介してくれたので、ぜひ興味の湧いた方は手にとってほしい。この本、実はナラシカの本なのですよ。そして、『獣害列島』の先駆版というか、発展形が『獣害列島』。

さて、ここで記そうと思ったのは、ナラシカのことではない( ̄∇ ̄;) 。

一応出演前に、自分の書いた『鹿と日本人』をパラパラと目を通したのだが、前書きで自分の動物遍歴を語っている。そこで、これまで使った肩書を、「秘境ライター」「アウトドアライター」「ネイチャーライター」などと触れていた。私自身は単なるライターで通していたが、「森林ジャーナリスト」に落ち着いたのだ。
ただ、肩書はほかにもいっぱいあった。自分でつけたというよりは、勝手に付けられた。自分ではトラベルライター、関西アナリスト、田舎暮らし専門家なんてのもあったし、ノンフィクション作家とつけられたこともある。あと、割り箸評論家とか、土壌ジャーナリストとか、女子大生評論家、などと思いつきで増やしてきたのは知っている人もいるだろう。

そこで、また肩書を変えられないか、新たな肩書はないか、と思い出したわけである。

森林ジャーナリストと名乗り始めてン十年。最初は拒否っていたんだが。森林以外のことが書けないじゃないか、って。
かといって、林業ライター、林業ジャーナリストと呼ばれるのはイヤ。林業は森林の一分野で、森林そのものに大きく影響を与える産業だから「林業のことも書くライター」だと自負しているからだ。しかし最近は林業という括りの執筆が増えてきた。つまらん。これでは、いよいよ仕事の分野が減る(-_-;)。

そこで「森林ジャーナリストwithout林業」ではいかがか。森林の中でも林業以外の分野のジャーナリスト。

でも林業のことを書くときは、「森林ジャーナリストwithin林業」か? 林業のことだけを書く業界ライターでなく、森林に影響を与える一分野の林業のことを書く。それともinculouding林業かな。英語は、知らんけど。

いっそ、森林ジャーナリスト+と、森林ジャーナリスト- としてしまうか?(マイナスはイメージよくない……。。)

 

 

2021/07/06

Y!ニュース「5年後が危険!伐採跡地が崩壊するとき」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「5年後が危険!伐採跡地が崩壊するとき」を書きました。

これは、編集部から「熱海の土石流事故に関連した記事を何か書きませんか」という要請があったからだ。もっとも先週2日に「保安林解除?…」の記事を書いたばかりで、そこにメガソーラーなどの問題も触れている。その直後に土石流となったわけで、先見の明があるようで、実はネタがかぶっているよ、と言いたい(笑)。それでもホイホイと了承したのは、仕事を断れない我が貧乏性ゆえ、おだてられると伸びるタイプだから(^^;)。

もっとも、どんな切り口に変えるかと思案したところで思い出したのは、「伐採直後より後の方が地盤は緩む」という話だ。これ、実は私がン十年前の学生時代に授業で習ったもの。意外感となるほど感でよく覚えている。学生時代の勉強が、直接的に役立つ機会というのはあまりないように思う。今回は貴重な体験。

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こんなグラフもある。伐られて腐る根と、新植の根の伸長を合体すると、5、6年ぐらいが一番、土壌の緊縛力が弱ることがわかる。

ただ、本文では5、6年後と書いたが、実際は樹種と土地によっていろいろだ。グラフは、たしかスギだろう。それをタイトルでは「5年後」とビシッと書くのがこの業界に長い私のテクニックよ( ̄∇ ̄) 。もちろん再造林した苗の根が伸びるのも千差万別だろうが、だいたい20年ぐらいとした。

なお、私の記憶だけで記事を書いたわけはなく、論文に目を通して確認していますぜ。


ちなみに、もう一つ書きたかったテーマは、やはり盛り土の件だ。盛り土は崩れやすいとみんなが思っている。メディアに登場する専門家は、一応「必ずしもそうではない」と言い添えるが、抵抗虚しく、「盛り土=悪!」となっている。

本当は林道・作業道の開削事例も含めて、説明したかったのだが、ちょっと専門的すぎるし、私の手元の資料では素人読者を十分に納得させるだけの材料がなかった。だから、少し触れただけ。

誰か、詳しく優しく解説できる人いたらやっておかないと、今の林道づくりが全否定されちゃうよ。

2021/07/03

家具もウッドショック!?

今も、「ウッドショック」バブルが続く。ウッドショック報道が、巷の報道にあふれているのである。

で、私の所に取材が来る。私が取材するのではなく、私が取材されるのだ。私は、自分で記事をいっぱい書いたし、テレビもラジオも出たからもう食傷ぎみなのだが、これもオツトメとして受ける。

先日も、Zoomによる取材を受けた。取材者は女性(複数)だったから受けてよかった。(違

まあ、私の言うことはあんまり変わらない。基本は「ウッドショックというけど、ショックを受けているのは工務店とか製材関係者であり、林業関係者じゃないですよ」ということ。林業、とくに山主は、全然高値の影響を還元されていないわけだ。安く買った原木を製材して高く売る、というのは便乗値上げかも。これもビジネスか。

そんな中で面白い質問があった。「家具も値上がりしていますが……」

えっと。本当?ウッドショックで木製家具が値上がりしているの?

「はい。実はこの前テーブルを買おうとしたら、値上げされていたんです。17万円が19万円に」

それをウッドショックのためと説明を受けたそうだ。そりゃ、アメリカで家がたくさん建てば、家具の需要も増えるだろうが……。

私は、一応確認したが、やはり硬い広葉樹材の家具だったようだ。今の木材不足は針葉樹の建築材ではなかったっけ。広葉樹まで値段上がっていたかなあ。だいたい、すでに完成品だったわけで、素材を仕入れたのはいつなんだ。

「それ、便乗値上げじゃないですか」と言うと、それにショックを受けていた(笑)。こんなウッドショックもあるか。

ちなみに、いつ価格高騰は解消するのか、と聞かれたが、それはわからない。ただし、所詮これはバブルなのだ。実需ではなく、流通の問題。だから、バブルはいつ弾けてもおかしくない。……と応えた。せっかくだから、アメリカの木材先物のグラフを張っておく。

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もう、急降下しておりますぜ。アメリカではバブルは弾けたのかもしれない。

ちなみに日本では合板ショックも起きているそう。たしかに製材不足で合板用のB材も製材に回っているからなあ。。。いや、熱帯産木材合板も値上がりしているそうだ。こちらは主要産地のマレーシアでコロナ禍が急拡大して、工場が人手不足に陥ったから。

便乗値上げでないことを願う。いや、この際だから便乗値上げでも木材は何でも高くなった方がいいか。

 

 

 

2021/07/02

Y!ニュース「保安林解除を迅速化?…」を執筆した裏事情

Yahoo!ニュース「保安林解除を迅速化?森林破壊進める再生可能エネルギー」を執筆しました。

基本、先に書いたブログ記事の延長のように見えるが……実は、保安林解除マニュアル作成よりも、再生可能エネルギーが必ずしも二酸化炭素削減には役立っていないし、むしろ森林破壊に手を貸している点を書きたかった。

詳しく書けば長文の「再生可能エネルギーの嘘」だが、そこはサラッと流している。詳しいことは、次に執筆する本に書こうかと思う(^o^)。保安林解除を初めとして、多角的に地球環境を考えないで進む政策がおぞましい。

ちなみに使った写真は、平群の太陽光発電所予定地の伐採現場だ。せっかくだから、別の写真も披露。

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尾根の里道を残して両側を削るように伐採しただけでなく、地面も削りやがった。場所を選ぶと360度見渡せる“絶景”だヨ……。

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工事現場に残された重機類。1台ぐらいグラップルはあるかと思ったが、どうもない。ユンボばかりで、よく伐採と集材ができたな、と逆に感心する。土工の仕方も、ごっそり地面を削っていて、林業地の道づくりとはかなり違う。

 

 

2021/06/19

Y!ニュース「……改正された木材利用促進法」書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「国産材の評判落とすかも?改正された木材利用促進法」を書きました。

木材利用促進法の改正案は、以前から聞いていたのだが、もっとも興味深かったのは、
「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」から
「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」
という名称の変更(笑)。

以前は、木材需要を増やしたい、それは林業振興の意味合いが強かったのに、それを「脱炭素社会」のためと理由を大幅に変えた。中身は拡大しただけで大きな違いはないのに目的をガラリと変えたのは面白いと思っていた。ただ、それを記事にしても面白くない。そこで切り口を変えて、「国産材」という言葉が登場しないよ、という点から書いたのである。

ところで、法律の名前がとにかく長い。文字数にして39文字。以前は24文字だから15文字も伸びた。だいたい法律の正式名称はどれをとっても長いのだが、これって何か好みがあるのか? 

そういや昨年、奈良県に森林に関する新条例(森林環境管理制度の枠組と方向性を決めたもの。これを元に奈良県フォレスターアカデミーを設立し、奈良県フォレスターの養成を行っている)が定められたとき、私もその委員の一人だった。そこで最終段階でタイトルをどうするか話し合った。私は「できるだけコンパクトに、誰でも口にできて意味がわかりやすいもの」と主張したのだが、荒井知事は、「長い方がいい」と断固いうのである。

そして決まったのが、「奈良県森林環境の維持向上により森林と人との恒久的な共生を図る条例」。32文字だ。押し切られた。意味は……わかったようなわからんような(^^;)。

なんか、法律とか条例は長い文言の方がかっこいいとかいうイメージあるのかね?

 

2021/06/10

Y!ニュース「ウッドショックの価格は安すぎる!…」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「ウッドショックの価格は安すぎる!木材価格を決めるのは何か」を執筆しました。

私の中では、ウッドショックのニュースは3月に終わっていたのだけど、結局は5月に入ってからYahoo!ニュースに書いて、すると別の所からも書いてくれと言われ、あげくはテレビやラジオに出てしゃべり、もういいよ……と思っていたのに、また書いてしまった(笑)。

今回は、一般紙などがあまりにも「木材が高くなった高くなった」と連呼するので、これぐらいで高いと言うな、という気持ちから。

まあ、役物・銘木と一般木材の価格を並べて紹介するのは業界的にはタブーなんだろうけど、一般人は区別せずに「木材」としか思わないだろうから、あえて何が価格差を生み出すかという点を示したかった。むしろ役物と一般材を別物とする発想こそ、業界の垢、つまりダメダメな固定観念なんだろう。その垢を落とさない限り、世間は見えない。

それにしても、意外と役物のいい写真がない。もっと、ちゃんと撮っていればよかった。せっかくだから、もう一枚用意した写真を。

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2021/06/04

「情報に基づいて行動するのは苦手」論

何日か前の朝日新聞。

豪雨災害などで避難指示が出ても、4分の3の人は逃げない、避難しない状況に関する記事なのだが、そこで理由を一刀両断に説明するのは、関西大学の元吉忠寛教授(災害心理学)。

「人間は情報に基づいて行動するのが苦手だから」

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私はこれを読んで、我が意を得たり!と一人にんまりした。別に私は、避難指示に対してどう対応するかを考えていたわけではない。むしろ、災害というより日常的に「人は理屈を重ねて説明しても理解しない、(理解しても)そのとおりに行動しない」のではないか、という疑問というか、確信に近い思いを持っていたからだ。

よく何かの事象を理解してもらうために、ていねいに、わかりやすく、整然と示すことが大切と言われる。私のように文章で情報伝達する者にとっては、基本というか永遠の課題かもしれない。

だがいくら(理屈を)ていねいに記しても、わかりやすく(実は端折って情報を簡略化したり使う言葉を変えるだけ)しても、通じないものは通じない。もしかして、大脳新皮質では理解しているのかもしれないが、それを認めたくないと大脳基底部が抵抗しているのではないか、とさえ思う。そして優先順位は基底部にあり、感情的に納得したものだけを理性的に理解したことにするのが人間の本性だと。

記事には「直接的な危険には感情的に対応できる」とあるが、これって感情で判断するのであって、理屈による判断にたいして従わないってことではないか。さらに感情によって理屈をねじ曲げることもあるのではないか。

というわけで、私は誤読・誤解はあるのが常態だと思うことにしている。誤読の自由もあるだろう、だが、それに私が対応するのはエネルギーの無駄に感じる。

むしろ大脳基底部の感情・直感を刺激する文言を選び出すことに力を注ごうと迷っている。もっとも、私の中の感情は、そんな馬鹿げた理由で文章つづるのはイヤだ、誤読されようが好きな表現で記すぞ、という大脳基底部の命令も潜んでいるのだが。

それでも核心部を誤読させない文章作法とはいかなるものか、悩み続ける。

 

 

2021/05/27

デジタル旧世代

女子大生からメッセージが来た。それが、なんとInstagramからである。

いや、インスタでもダイレクトメッセージのやり取りができるぐらい知っておりますよ(^^;)。ただ、滅多に来ないから。しかも初めての人だったから。ああ、時代はインスタなんだ、と思った次第。

そもそも私は、インスタを真面目に使っていない。撮ったけど使い道のない写真を、この際だからインスタにでもアップするか、程度に利用しているだけ。またフォローもかなりいい加減に、ああ美しいな、可愛いな、と思ったらクリックするだけ。おかげで、開くと美人画か動物(シカ、ネコ、ウサギ、金魚……)なんかが並んでいて目の保養になる。

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ツイッターもフェイスブックも、ブログからの転載が中心。「いいね」も「シェア」も滅多にしない。ようするに私にとってSNSは拡散用ツールとして利用しているようなものだ。最近は、たまには他者の投稿に「いいね」を押さねばとか、コメントつけようかなとか、前向きに取り組んでおります(^^;)が。


このところ、デジタル弱者という言葉がよく登場する。ようするにデジタルを指すのはパソコン・スマホ関連のツールなんだろう。その点、私は1日何時間もパソコンの前に座っているし、SNSも一応代表的なものは全部使っているから弱者だとは思わない。
このところ、毎日「貴方のPCを乗っ取りました。身代金として17万円を……」というメールが来るが、鼻で笑って削除している。騙されないよ。その程度のリテラシーはあるのだ。

が、明らかに先端デジタル社会からは取り残されているように感じる。発信メディアはブログから動かない。SNSも脇扱いだし、noteもclubhouseもやらない。キャッシュレス社会だというが、私の使うのはほぼクレジットであり、スマホ決済なんてわけのわからないことは手を出さない(⌒ー⌒)。電子マネーもめんどくさい。

それにしても相互通信機能を持っているのは、メールのほかmessengerにLINEにInstagram、ショートメールと数多くなってきた。さすがに最近はツイッターのDMはこなくなったし、携帯のメールもほぼ消滅しつつあるが、いっぱいありすぎて一体誰と何を使ってやり取りしたのかわからなくなる。メールなら検索機能もあるし、長く書けるが、1行しか表示されないSNS系のDMは書きにくいことおびただしい。

スマホ自体は見る・読むのに利用するが、あまり書き込みには使いたくない。だって最近、スマホ指になって親指が痛いのよ(^^;)。

私の世代は、ウィンドウ95をきっかけとしてパソコンを扱いだした。イマドキのスマホとSNS中心世代と同じデジタルと言っても隔絶感がある。いわばデジタル旧世代だ。デジタル弱者だけでなく、こうした世代間格差にも気にかけてくれ。

今後、パソコンは親指シフト入力(これを知っている人も少なくなった)が使えなくなるようだが、その時私は原稿を書けなくなるのではないか、とおびえている。それこそ引退しどきかなあ。いまさらJISのキーボードを使える自信がない。

ちなみに冒頭の女子大生には、メールにしてくれ、と返信した(笑)。メールでは、たっぷり長文を書く予定だ。

 

2021/05/18

Y!ニュース「樹木が排出するメタンガス……」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「仰天!樹木が排出するメタンガスが地球を温暖化していた?」を執筆しました。

このニュースというか研究内容は少し前にネットで読んでいたのだが、それは興味深いと思いつつもYahoo!ニュースに書こうとは思わなかった。ところが先日、芦生の森を訪ねて、見事に研究現場を見てしまったものだから、よし、と色気を出してしまう。

ただ、この記事は、そんなに注目されないだろうと思っている(笑)。その前の「ウッドショック」とは大違いだ。こちらは、私がたまたま情報を早くキャッチしたことで書いたものの、とくにイチオシではなかった(^^;)。林業とか木材の情報なんて、そんなに興味持つ人がいるのかな、ぐらいの気持ちだったのだが、なんだか連鎖的に情報が拡散されている。

森林ジャーナリストとしての私は、このところ科学情報とか環境問題に興味を向けている。というか取り上げることが増えた。

しかし、やはり世間的には科学上の新発見とか、気候変動の仕組みとか、ようするに小難しく、自分には直接関係ない(と思っている)話題には食いつかない。それに比べてウッドショックは、別に家を建てる予定などなくても木材価格が上がったいうのは産業・経済的に興味が持てたのだろうか。

もう林業なんかキライだ! と叫んでいるのに、なかなか足が洗えないわ(-_-;)。

お口直しに、せっかくだから新緑の芦生の森の写真を。中央にあるのが、カツラの巨木。胸高直径340センチ、樹高38・5メートル、樹冠の広がりは30メートル四方ぐらい。ドローン撮影である。(撮影は私じゃないよ)

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