無料ブログはココログ

森と林業と田舎の本

2021/03/03

Y!ニュース「黄砂が飛来するのは中国の里山が……」を執筆した裏事情

Yahoo!ニュースに「黄砂が飛来するのは中国の里山が破壊されたから。植林も砂漠化の一因だった!」を執筆しました。

これ、アップしたのが午後2時ごろ。通常、Yahoo!ニュース記事のアップはお昼までを狙う。なぜなら読まれるのはお昼休みが多いから。正確に言えば通勤時間帯や帰宅時間帯も多いが、朝早くアップするのは面倒(早起きはイヤ)なんで昼を狙う。

それが遅くなったのは、単に書き切れなかったから(^^;)。なぜか、執筆に時間がかかったのだ。わりと複雑な事象だけに、それをわかりやすくかみ砕くのに難儀したというか。

ついでに言えば、植林が砂漠化を推進することは、別記事として書きたかったテーマなんだが、こちらにも盛り込んでしまった。そのうち「植林は自然破壊」という記事もまとめたいのだが……。

中国の砂漠に植林を進めてきたといえば、故・遠山正瑛鳥取大学教授である。内モンゴルのクブチ砂漠への植林で有名で何万ヘクタールも緑化したとして英雄扱いになった人だ。実は、会ったことがある。それも向こうから会いたいという連絡があったのだ。ビッグネームからの電話だったかでびっくりした。これから中国に行くところというので、私も関西空港に出向いてお会いした。

その頃で、すでに80歳ぐらいだったと思うのだが、すごい熱量を感じた。なるほど、こういう人だから周りを巻き込んで植林が進められたのか。

ただ、私が協力することばなく日は過ぎて行くのだが……やがて植林に関する悪評が耳に入ってくる。植林の仕方も問題だが、そもそも植林することがよいことなのか? そんな疑問を持って取材をしたのである。すると鳥取大学の教授が言下に否定したね(^^;)。砂漠に木を植えるな、と。

ま、そんな思い出話もあるのだが、また別の機会に。

 

2021/02/22

地球温暖化で花粉量は1.2倍に。…」書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「地球温暖化で花粉量は1.2倍に。世界中で花粉症はなくならない」を執筆しました。

なんと、2回連続して花粉症の話題を書いてしまった。毎年1本のつもりが……。まあ、出し惜しみしてもつまらないか。それに、あんまりウケるネタでもない(^^;)。

元ネタはCNNなのだが、そこで紹介された論文を探して、でも英文だから読むのがイヤにやって、ええいと機械翻訳で読んでみて……ああでもない、こうでもないと頭を悩まされた。

トップ写真は、世界の花粉症がテーマだから、日本的なものは止めようと日本人やスギなども外して探した。まあ、これが限界かな。

悩んだのは、タイトル。本文では「気候変動」を使っているが、これはまだ日本ではなじんでいないし、何より花粉の量とつながるのは温暖化なのだ。平均気温が上がるから、植物も花粉をつくりやすくなり、それが飛ばす量を増やすことにもなる。変動と言ったら、寒冷化もあれば台風、大雨、日照りといった気象害も含むからなあ。

というわけで、タイトルはわかりやすさ優先、温暖化を使う。一方で、本文は「気候変動」を主に使用する。

ところで私は花粉症ではない、つもりだが、これらの記事を書くために調べたりして、結構詳しくなった。そして、花粉症はなくならないわ、という結論に達した(⌒ー⌒)。そもそもアレルギーというのが、人類の宿痾なんだと思う。完全にアレルゲンを取り除こうとすれば自然破壊にもなりかねないし、せいぜい効果テキメンの特効薬が発明されることを願うしかないだろう。

 

2021/02/16

フォレストジャーナルに「香り資源」記事

フォレストジャーナルweb版に記事を書いた。通常なら、それをSNS(フェイスブックとツイッター)に転送して済ますのだが、なぜか今回はツイッターが機能しない。

面倒だから、ここで紹介してしまおう。いつもどおり前・後編に分かれている。

Photo_20210216210701

森から生まれるオイルが林業を救う!? 今注目を浴びている「香り資源」の可能性
広がる「クロモジ」を活かした取り組み! 注目集める和の香りは地域づくりにつながるか

 

前編は、「香り資源」として森の植物から取り出す精油の紹介。後編は、その中でも注目株の「クロモジ」にクローズアップ。

この連載、スタートする際に「書籍で『絶望の林業』書いたから、ここでは『希望の林業』にしておきますよ」と約束してしまった(^^;)。
それで、林業界の中の新しい動き、の中でも多少とも希望のある話題を選ぶことにしているのだが……なかなか大変ですわ。しかも毎月となると。だいたい林業活性化の特効薬なんかはないというのが私の持論なんだが、産業としてではなく、個人・各企業の頑張りで成功しているケースを探している。あるいは、まだ成功という結果は出ていなくても、グッドアイデア!と思えるものを選ぶ。

まあ、どんなアイデアでも、それを成功させるか失敗させるかは、個々人の取り組む人の努力と才覚に任せられている。誰でも成功、なんてアイデアはない。それなのに全国に同じアイデアを強引に勧める愚を犯すのは……●●●だ。私としては、アイデアを紹介して、それを取り入れる全国の挑戦者の中から一人か二人ぐらいは生き残り、成功させる人が現れることを期待しているのだが。

エッセンシャルオイルに関しては、一部でビジネスとして軌道に乗せているようだ。意外なところではオークヴィレッジだろう。ここのグループ会社である正プラス株式会社は、国産精油を他種類出している。yuicaブランドだったか。

ちなみにクロモジ研究会には、私も接触しているんだが、そこで養命酒の主成分がクロモジだということを初めて知った。逆に言えば、今クロモジをビジネスベースに乗せているのは、養命酒製造株式会社だけだろう。養命酒(あるいはクラフトジンでもいいけど)呑んで、「香り資源」に取り組んでください(^o^)。

私は、木材もしくは森林の価値は、「官能」だと言っている。五感に響く商品でないと売れない。木材自体が、視覚・触覚に訴えているが、ほかにも香る林業、聴く林業、味わう林業を開発すると「希望の林業」になると思うよ。

 

2021/02/10

Y!ニュース「スギ花粉症の「特効薬」になるか……」書いた裏事情

Yahoo!ニュースに『スギ花粉症の「特効薬になるか 飛散防止剤の効果と課題』を書きました。

裏事情と書いたが、実は裏でも何でもなく、本文の最後に追記されている。【この記事は、Yahoo!ニュース個人編集部とオーサーが内容に関して共同で企画し、オーサーが執筆したものです】の通りだ。

そう、これは編集部からの依頼原稿。どうやらこの時期、Yahoo!ニュース個人では一斉に「花粉症」関連の記事のアップを狙ったようだ。

調べてみると、こんなにある。
「国民病」の花粉症、症状を和らげるためにできること コロナ禍での懸念点と対策を医師が解説
肌に症状が出る「花粉皮膚炎」 すぐ実践できる4つの対策
花粉症シーズンでも家は換気が必要、どう対策? 花粉が一番入らない方法は

それぞれ医師やら住宅やら美容やらジャーナリストが専門分野から花粉症を論じている。私も、発生源(^^;)の森林の分野から書いたということになるだろう。まあ、ほかのは対策ハウツウに近いが、私のは科学的な花粉と飛散剤開発の解説になっていて、花粉症の人からすると役に立たない情報だろうなあ。

ちなみに私は、依頼されないでも毎年この時期には花粉および花粉症の記事を書いてきた。こちらも遡ってみると……。

花粉とマイクロプラスチックは似たもの同士?

縄文人はくしゃみをしたか? 当時のスギ花粉量は現代と一緒だった

花粉症対策の嘘。間伐すればするほど花粉飛散量は増え補助金で潤うカラクリ

無花粉スギに未来はあるか? 

花粉症対策には、道路の舗装を剥がすべし!


もっと前から書いているはずだ。この調子で書き続けたら花粉症の本が出せるかも(⌒ー⌒)。毎年1本だと20年ぐらいかかるかもなあ。

 

 

 

 

2021/01/30

「FRIDAY」の山林買収記事

今週発売の「FRIDAY」の『大ブーム!「山を買う」って実際どうなの?』という記事に私のコメントが載った。

もともと山林買収ブームの記事を私がYahoo!ニュースに執筆したのは昨年9月。それからテレビのワイドショーやらニュースやら、雑誌と次々と来る。私も出演したりコメント寄せたり記事を書いたり……と続いたが、今年になってもまだ依頼があるとは思わなかった。

20210130_204609

最初は、山林にプライベートキャンプ場をつくることに関する鼎談をやりませんか、という依頼だった。鼎談、つまり3人ぐらいが集まって対談しようというのだ。そこで私はどんな人と話をするかまで提案したのだが……役者が3人となると、そこに編集者とライター、そしてカメラマンで6人になる。これって「密」じゃない? ヤバくない?

そこで「森の中でやりましょ!」とまで提案して(笑)、いや、そんなに熱心だったわけじゃないのだが、まあ、記事づくりに参加していたわけだ。が、そこに緊急事態宣言となると、もはや集まれない。結局、ライターの電話取材でまとめることになったわけである。コロナ禍で記事づくりも苦闘中と言うわけだ。

C15lcuapkzgbkeo1612009135_1612009270-1

さて、私が気になったのは、記事そのものや自身のコメントではなく、写真に写っている山とその値段。

和歌山県古座川町の約69ヘクタールが3321万9220円だと (@_@)。。。もっともヒノキ山で作業道も入っているとか投資価値があるというが、果たして……赤字にならないかしらん。それに、これは林業用物件でキャンプ場には向いていないぞ。

ほかにもあるが、「一つの基準」として6000坪が150万円前後とある。2ヘクタール足らずだから、これは、それぐらいかな。

私も生駒山に山林を買い足したいのだが……1ヘクタールぐらいの出物、ないかなあ。


ちなみに今週のFRIDAYには、渋野日向子のスクープのほか、袋とじもあります(^o^)。

 

2021/01/25

Y!ニュース「温暖化で森林がCO2の発生源……」書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「温暖化で森林がCO2の発生源になる!」を執筆しました。

この元ネタの論文がニュースになったときは、すぐに目をつけていた。なんか『「森を守れ」は森を殺す』(20数年前の拙著タイトル)そのものの内容だからだ。

ただ、これをYahoo!ニュースの記事にするには、元論文を読まないといけない。というわけで挑戦したのだが……記事中にもリンクを張った、これである。

サイエンス・アドバンシズ(1月13日)How close are we to the temperature tipping point of the terrestrial biosphere?

読めん(泣)。。。英語は諦めて、機械翻訳に頼るが、それでもわからん。翻訳の善し悪し以上に、日本語としても専門用語が目立ち非常にわかりにくいわ。それに数式が多すぎ。非常に複雑な観測データを元にしたのだろう。
で、そうそうに投げ出したものの、理屈はわかる。それこそ20数年前に『「森を守れ」は森を殺す』を執筆したときから「森林はCO2を吸収するのか排出するのか」というのは大きなテーマだったからだ。

そこに、土壌が排出するCO2に関する研究を思い出したのである。これは日本の、たしか広島で観測されたデータを元にしていたのではなかったかな。気温が上がるとCO2排出量が増えたという……。

思えば「森林を巡る常識の嘘」というのは、私にとって最初からのテーマである。これからも追求していきたい。

 

2021/01/23

オンライン講演に寄せられた質問について

本日は、オンライン講演「なぜ、野生動物は都会に出没するのか」だった。参加していただいた皆さん、ありがとうこさいます。

Photo_20210123213701

Zoomを使った講演で、全体の時間は1時間と少しだが、そのうち40分を私が話して、そのほか連絡事項以外は質問を受け付けたのだが、それが驚くほどたくさん寄せられた(チャット形式で書き込まれるほか、Q&A欄もある)。

残念ながら時間の都合で質問は全部は取り上げられなかった。そこで幾つかこの場を借りて返答してみたい。まあ、参加者がこのブログを読んでくれるかどうかはわからないのだけど(^^;)。

 

Q.野生動物が多かった江戸時代にも、獣害が問題になっていたのでしょうか。

A.はい、非常に多かったようです。今より酷かったかもしれません。古文書に、田畑が全滅し年貢を減免した話も書き残されています。その対峙のために銃の使用許可を求める嘆願書も出ています。この時代、侍より百姓の方が、火縄銃をたくさん持っていました。ただし、使用と弾丸に関しては厳しく管理されていました。

Q.都市への獣害増加では、中型(動物)が想定されているかと思いますが、大型動物(シカ、イノシシ)はいかがでしょうか。

A.すでにイノシシは都市に出てきていますね。そのうち都会の空き家に住み着くイノシシの家族が登場するかもしれません。シカとクマは、出没しても、すぐに発見されて捕まえるか駆除するか、追い払っている状態です。でも、地方都市などでは毎晩シカが市街地を歩いているケースもあるようです。人間側も、シカなら人に危害の恐れがないので見逃してしまい、それでシカも平気になるのでしょう。でも、それが動物側が「人は怖くない」と覚える元になるので、どんどん増えてしまいかねません。

Q.(獣害)対策は国や自治体で対応していかないと難しいと思ったのですが、音頭を取るのはどこの政府機関でしょうか。

A.現在は、農作物や水産物なら農水省、林業被害なら林野庁、生物多様性とか生態系劣化の問題なら環境省。建物や工作物、そして河川を下って街に出てくるのだから国交省も関わるし、銃などは警察庁かな。とにかく縦割りです。それを統合した省庁をつくるのも一案でしょうね。無理そうだけど(^^;)。

Q.もし害獣と言われる生き物がすべていなくなったとしたら、人にどんな影響があるかわかれば。

A.わかりません(笑)。でも、害獣というのも数が多いからで、1頭1匹1羽だけならカワイイ動物なのかもしれませんから、いなくなると寂しいですね。そうした人以外の動物がいることが、人間の精神に及ぼす影響があるかもしれませんし、文化を産み出す元かもしれません。昔話にいっさい動物が出てこなかったら味気ないと思います。

メモをとれたのはこれぐらいかな。ほかにもあったかもしれませんが、お許しを。


正直、オンラインで講演するというのは、自宅だから楽のはずなのに、妙に緊張して疲れる。相手の顔も見えないし。今後回数を重ねたら慣れるのだろうか。でも出かけて直接しゃべる方が楽というか面白いなあ。いや、講演そのものより、出かけるという行為が楽しいんだろうな。私もコロナ禍の被害者だ。

もっとも参加側は、全国から可能になって楽なんだろう。質問も直接するより書き込む方が気軽なのかもしれない。

 

 

2021/01/16

Y!ニュース「大都会に出没する野生動物の侵入ルート…」を書いた理由

Yahoo!ニュースに「大都会に出没する野生動物の侵入ルートと隠れ家はどこだ」を執筆しました。

拙著『獣害列島』出版を受けて、

SpringX 超学校 「つくること、食べること、生きること なぜ野生動物は都会に出没するのか

というオンライン講演をすることになった。ただ本と同じ内容を話すのでは芸がない。何か新味となるテーマは、という相談をして、獣害という以前の野生動物が出没する理由、それも農山村ではなく都会まで足を伸ばす理由、ということをテーマにすることになった。

ま、この記事は、その講演内容のネタばれ?である(笑)。

もちろん、丸ごとこの記事読んだら講演を聞く必要がないよ、と思われたら困るから、その延長にまた新しいことも話す予定だ。

考えてみれば、農山村にイノシシやシカが出没して深刻な獣害を引き起こしていることは、地方の人間なら自明の理というか、すでに知っている情報だろう。そして、それが地方の都市にも侵食してきたのが現状だ。そこからもう一歩進めると、大都市にも大型野生動物が侵入して被害をもたらす事態ではないか。すでに散発的にイノシシやシカが東京の都心部に登場してニュースになっている。そこから次に起こることを都市住民にも自覚してもらいたい……というのが講演の趣旨になるだろうか。

Photo_20210116170901

ともあれ、オンライン講演は、私にとってもまだ試行段階。どうなるか、講演の進め方自体にドキドキしている。

 

2021/01/11

「クマにどんぐり」論争に一石投げ入れた?

本日、ZAKZAKに「困ったクマにドングリで大論争 「ビーガン」団体の活動に生態系破壊懸念の声」という記事がアップされた。

これは1月8日の夕刊フジに掲載されたものの転載だが、日本ヴィーガン協会が行った「クマにどんぐり」を運ぶ運動のためのクラウドファンディングに寄付が殺到したことを元にした記事で、私がコメントしている。

Photo_20210111214301

私を(電話)取材した記者は、とくに生態学に詳しいわけでも、その前の日本熊森協会の運動についても知らなかったが、直感的に「ヘンじゃね?」と思って取材を始め、クマの都会出没にコメントしていた私のところに連絡してきたというわけだ。そこで私が20年も前から問題になっている熊森協会の問題と歴史を含めて解説したわけである。で、クマの餌になるように人がドングリを運ぶことの問題点を総ざらえ的に説明した。

思えば、この問題の記事はいくつもある。そもそも私も、本ブログで昨年12月26日に「どんぐり騒動」として記している。

その前には J-CASTニュースで「クマのために「山にドングリを」 論争呼ぶクラウドファンディング」もあった。こちらでは両論併記というか、環境省の逃げ腰が目立つ。

そして共同通信の「クマ対策、各地で模索続く ドングリ集め給餌、植栽も」という記事を昨年のうちに流していた。ここでは出没するクマ対策の一つとして、どちらかというと好感を持って伝えている。だが、それに反論というか問題を指摘する声が高まったのだろう、年が明けて再び配信した。

クマ対策、山にドングリをまくのは大丈夫? 専門家、生態系への影響を危惧」。(1月8日)

こちらは懐疑的というかどんぐり撒いちゃダメという論調だ。ただ後半はふるさと納税でどんぐりのなる木を植えることを“好感”を持って伝えているから、記者はわかっていないのかな?

ともあれ、なかなかの賑わいだ(笑)。いや他人事ではいけませんね。私も一石を投げ入れた一人だし。正直なところ、別にどんぐり運んでも、生態系に与える影響はさして大きくないと思っている。運んで何百キロかのどんぐりの大半は鳥や虫やネズミ、せいぜいイノシシが食べるだけで、クマの口にはほとんど届かないだろう。そして残ったどんぐりも芽吹くことは少ないし、自然の中に飲み込まれていく。ただ、無駄なことやっているとしか思わない。

実は、ほかにも取り上げたいというメディアはあるのだが、どうせなら本丸の熊森協会を取材してほしい。彼らの資金源を洗えば面白いよ、と伝えているのだが。すると腰が重くなる……。

私自身も、以前も書いた通り、この問題は面倒くさい。。。むしろ興味を持っているのは「なぜ、クマなの?」ということや、「なぜ、ネコは可愛がられて駆除されないの?」なのだ。
カワイイという感情の正体を追いかけたいのだが……世間はカワイイとカワイソウの二つの感情で動いているというのが私の持論。ただカワイイはカワイソウと語源が同じなんだよなあ。不憫だという同情と好ましい・美しいという感性の関係も気になる。でも、これは心理学の世界になるし、世間を敵に回す(怖)からなあ。結論は、どう考えても
「ノネコを、どんどん駆除しろ」になるからだ(⌒ー⌒)。

ネコやクマがカワイイなら、農作物食って駆除されるシカやイノシシもカワイイし、ネコに食われる鳥の命はどう思うんだ、というだけである。

2021/01/09

Y!ニュース『2021年「南洋材時代」の終焉……』書いた裏事情

Yahoo!ニュースに『2021年「南洋材時代」の終焉迎えるか』を執筆しました。

実は、冒頭に記した大新合板工業が廃業するというニュースは、昨夏に流れていた。その時は読み流していたのだが、年末になって「南洋材」について書こうと決意。これをもって2020年最後の……

と、ところが書けなかったのだ。幾度も手を出すが筆が進まない。もともと(紙の記事と違って)ネット記事は速筆が自慢。一気書きすることが多いのだが、今回ばかりは何日も書いては直し、寝かし、また悩む。だんだん主題が変わって「南洋材時代」に対する自分の体験まで入ってくる。自分の南洋材、熱帯ジャングルに対する思いを再認識してしまった。

とうとう年末は諦めて2021年最初の1本とした。つまり2年越しの記事なのである(^^;)。

もちろん、一つの会社が解散したからといって、すぐに南洋材の輸入がストップするわけではない。ほかにも南洋材を扱う会社はある。合板でなくても家具や建具も作られている。またアフリカや中南米から輸入する業者もいる。だが、そうした南洋材商品は、いまや銘木扱い……とまで行かなくても高級で珍奇な材の商品となるだろう。もしかしたら寺社の大径木建築に使われるかもしれないし、高級デッキなどになるかもしれない。

それはそれでよいのではないか。何もすべての南洋材を輸入するな、というわけではないのだ。高値で少量販売することは、その国にとって利益をもたらすわけで、むしろ木材のイメージを高めるだろう。南洋材を安物と思っている日本人が古いのだ。

南洋材時代が終わり、木材のイメージを新しくして未来に臨むスタート。それが2021年であってほしい。

 

 

 

 

より以前の記事一覧

March 2021
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

森と林業と田舎