無料ブログはココログ

森と林業と田舎の本

2024/02/21

近刊新著は『盗伐 林業現場からの警鐘』!

もうネットで公開されていたので紹介する。

次回、出版するのは『盗伐 林業現場からの警鐘』である。私が、もっとも書きたくなかった本なのだが……。

Photo_20240221105801

本が好き!ラボ 近刊情報サーチ 

版元ドットコム

どちらにも紹介されている。

おっと、Amazonと、楽天ブックスにも出ていた。

出版予定日は、3月末。帯文は、まだ試行錯誤中なので多少変わると思うが、内容は文字通り「盗伐」「違法伐採」問題。これに目を向けないいで現代の林業を語れない……でも、書いていると気分が悪くなる……。とうとう書いた。

情報封切りということなので、今後、内容を少しずつ紹介していく。

本日は目次から。

序章 目にした異様な山の光景

第1章 いにしえからあった盗伐
1.盗伐はいつから始まったか
2.木一本首一つの厳罰対策
3.「夜明け前」の入会林野
4.盗伐は雷鳴の響く夜に

第2章 盗伐事件の現場から
1.「盗伐」の法的な位置づけ
2.宮崎県国富町の事件
3.宮崎市高岡町の事件
4.宮崎県えびの市の事件
5.兵庫県佐用町の事件
6.鹿児島県霧島市の事件

第3章 「山が消えた」被害者の会設立へ
1.戦う盗伐被害者の登場
2.宮崎県盗伐被害者の会の結成
3.宮崎県の盗伐被害者の特徴
4.盗伐発覚後の開き直りと言い訳
5.警察による二次被害の実相

第4章 盗伐する側の論理
1.木材需要が膨らんだ論理
2.大量伐採を必要とする論理
3.監視が抜け穴だらけの論理
4.ブローカーが転売する論理
5.仕事をしたくない警察の論理

第5章 世界中で頻発する盗伐事情
1.熱帯諸国で起きる違法伐採
2.北米で狙われる巨木林
3.欧州を巡る林業界の闇
4.油と牛肉に化ける森林

第6章 世界の違法木材対策の動向
1.成立相次ぐ違法木材禁止法
2.EUの森林破壊防止規則
3.抜け道を用意したクリーンウッド法
4.NGOが生み出した森林認証制度
5.監視する国際環境NGOの実力

第7章 絶望の盗伐対策
1.遵法精神欠如と事なかれ主義
2.腐る林業と崩壊する地域社会
3.災害を招き地球を壊す林業
4.隔靴搔痒の盗伐防止策
5.試行続く盗伐を発見する手段
6.盗伐対策に必要な専門人材

おわりに
参考文献一覧

2024/02/07

Y!ニュース「被災地と支援基地が重なる富山……」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「被災地と支援基地が重なる富山県から見た能登半島地震」を執筆しました。

週末から月曜日にかけて富山県氷見市に講演に行っていたことはすでに記した。

となれば、当然、その夜は宴会があるわけですよ。お酒飲むわけですよ。参加した人の中には林業家もいるわけですよ。毎日奥能登に通っている人もいたわけですよ。当然、そこの事情も聞くわけですよ。一方で富山県側の被害についても語られるわけですよ。

私もそこそこお酒を飲んで、頭の中がトロンとしてきたわけです。そんなときに「あそこは、もう無住になるんじゃないか」「あそこは、再建不可能だろうな」なんて話を耳にすれば、そんな状況、メディアには載っていないよなあ、と感じるわけです。とくにニュースは石川県ばかりということを最初から感じていたわけですから、「だったら、それを記事にしましょう」と口にしてしまったわけです。

翌朝も、そんなやり取りをした記憶は残っていて、酒の席の上の話ではなくなって、現地を案内してもらうことになり、かくしてYahoo!ニュース化を図ったのが、この記事というわけです。

でも、書きながら「まてよ、私の執筆は森林、林業関係に限られていたよな。せいぜい農業や水産業を加える程度。編集部からいちゃもんがつかないか」と考えてしまった。
そこで林業がらみの支援の話も触れることに。なかなか面倒なのです(^o^)。

ともあれ、富山の被災を忘れるなという点と、氷見は被災しつつも奥能登支援の基地になっている点と、被災地の復旧の問題点、という3階建ての記事になったのでありました。

20240205-090742

 

 

2024/01/30

「ひみ里山杉」の秘密

ひみ里山杉を知っているだろうか。

昨秋、ひみ里山杉活用協議会というところから講演依頼があった。開催は2月4日、つまり今週末である。

最初、ひみ?秘密じゃないか 里山? 杉? えっと、里山の森なら雑木林だろうし、杉の活用とあれば林業やっているのか。はて? と悩んでしまった。

ちなみに「ひみ」は氷見である。これは富山県の氷見市、地名だ。私は「氷見の寒ぶり」を思い出した。そうか、2月ならまさに本場、寒ぶりを食べられるぞ。という連想しかなかったのだが。

種を明かせば、ひみ里山杉と呼んでいるのは、ボカスギのことであった。こちらなら、知っている。スギの一品種だ。富山のボカスギ林業でそこそこ知られているのではないか。ボカスギとは成長のよい品種で、かつて電柱用として大いに出荷して有名だったらしい。ただ、今は電柱はコンクリートになったので、売れなくなり、なんとか建築材にすべく、「ひみ里山杉」というブランド名をつけて売り出し中であった。

ボカスギとは、ボカボカ育つという意味なのだろうが、これはブランド化にはおしゃれではないという判断をしたのか。

しかし、今ならボカスギなんて、可愛いと思うけどなあ。ボカちゃん、と呼ぶ“ゆるキャラ”つくればウケそうな気がする。

ちなみに、ボカスギ林業は、里山とも大いに関係がある。その点は、Yahoo!ニュースにも書いた。

能登半島地震の山林被害と特異な林業を俯瞰する

さて、肝心の講演だが、地震で延期・中止やむなしか? と私も氷見市の被害を調べていたのだが、幸い死者はなく、大事にはいたっていないらしい。講演会も開催される。

Photo_20240130174201

富山県、もしくは近隣で余裕のある方はご来場されたい。

1_20240130174301

講演タイトルおよび内容は、「新しい里山の形~ひみの林業の未来を考える~

里山と、林業の両方を織り込んだタイトルである。なかなか工夫しているだろう(笑)。
決めたのは、昨秋だから、内容を考える前にタイトルを決めている。

能登半島地震は石川県が注目されるが、富山県、とくに氷見市も被災地。私の講演が、直接、震災と関わるわけではないが、この地域の未来を考えたい。

多分、寒ぶりも食べられると思う(^-^)/ 
食べて応援!気分で来訪していただいてもOK。(多分)

 

2024/01/29

Y!ニュース「林業に外国人労働者を入れる前に…」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「林業に外国人労働者を入れる前に定着率を上げろ」を書きました。

……でも、なんだか毎度同じことを書いているような気がして、むなしい(-_-;)。

まあ、今度「特定技能」が改正されることになったことと、世間では人手不足という点で、林業もほかの業界も全部一緒くたにしているように思えるので、しっかり指摘しておきたいという気持ちもあったので書いたのだけどね。

そういや、自動車運送業。こちらも担い手の不足が問題になっているが、給与はどれぐらいもらっているのだろうか。

安い安いと聞かされるが……。

実は、1980年前後、私が新人記者として取材した中に佐川急便に勤めていた人がいた。
彼は起業を目論んでいて、まず資金を稼ごうと佐川急便に務めたときの給与は、最低月給80万円以上だった。頑張れば頑張るほど給与は上がると聞かされたそうだ。3年で1000万円貯めるのが目標で、実際達成した。その後起業したのだが、失敗。再び舞い戻ったそうだ。そして一戸建てのマイホームも建てていた。再び起業するための資金も貯めているとのことだった。
これは40年前の話だから、おそらく現在は2~3倍くらいの感覚で見るべきだろう。初任給の額から見ても、それぐらいになっている。つまり給与は160万円以上である。

まあ、当時は働き方改革どころではないが、数年間だけ、がむしゃらに働く前提では不満の出ない額だったのだ。雇用主も、稼ぎたい金額を聞いて、それに合わせて仕事を与え、貯まったら辞めるのが当たり前だったそうだ。

どうだね。雇用主諸君。

 

2024/01/19

Y!ニュース「能登半島地震の山林被害…」を書いたら裏事情

Yahoo!ニュースに「能登半島地震の山林被害と特異な林業を俯瞰する」を執筆しました。

今は地震被害のニュースが飛び交っているから、一応書いておかないといけないな、という気持ちで書いたのだが、林業関係者・林業に興味ある人以外は、読んでくれないだろうな、とも思う(^^;)。

まあ、林野庁も頑張っているのだよ、ということも伝えておこうか。

ただ問題は写真なのだ。

トップは通信社のものだが、中にアテの巨木写真を入れた。

実は以前能登町に仕事で行った際に、終わってから能登半島を一周した。それこそ輪島の朝市も昼頃行ったし(ほとんと閑散としていた……)、最北端の岬にも立った。棚田も見た。

ところが、その際にたっぷり撮ったはずの写真が見つからないのである。どうやらパソコンから消えたらしい。何かファイルごとごみ箱に入れた?ああ、もったいない。今思えば貴重な写真があったのだが。かろうじて見つけたのは、スマホの中にあった2枚だけ。その一枚が、アテの巨木なのであった。

もう一枚が、こちら。超巨大ベンチ。

Photo_20240119130301

 

 

2024/01/16

まだ続く?「山林購入」記事

今週の週刊現代(1・13・20号)には、「山、買ってみました」という記事が載っている。

Img_20240116144531

正確には、タイトルは「キャンプブームで購入客が増えているけれど……その夢と現実」である。

実は、昨年末に、この記事の取材を受けた。一昨年は、山林購入の話題がブームとなり、私も引っ張りだこだったんだけどねえ(^^;)。
まだ続いていたか。

しかし、申込があったときは、「山林を購入したら苦労するよ」という記事にはしたくないとのことだった。やっぱり新年号、夢のある話として、でも実際に押さえるべき点も指摘しておきたい、ということで、私がコメンテーターとなったのであった\(^o^)/。

それで、この4ページの記事。なるほど……やっぱり大変だ~という指摘満載であった(笑)。私のコメントも、そんな部分が使われておる。まあ、そう言うこと。

私も、自分の山を楽しんでいるが、それはかなりゆるく遊んでいるからで、上手く行かなくてもいいのよ。

ちなみに田舎暮らし系のコメントを求められることもあるのだが、そこでも田舎暮らしは大変だ、失敗例を聞かせてほしいという依頼が多い。たしかにあるのだけどね。失敗例は。楽しいという記事は、すでに表に出ているから、どうやら逆張りの記事をつくりたいということなのだろう。そして山林購入ブームがあって、それを大変だあという記事が出て、今はその次の「大変だけどやっぱり楽しいよ」という記事が求められているのではなかろうか。

ならば、次は山林購入の地獄話を楽しく語る記事がよいかもけしれないぜ。

私は、そのどちらにも対応できるオールマイヤーなのであった(笑)。

気が向いたら読んでください。

 

2024/01/13

目利きと感情。「最期の声~ドキュメント災害関連死」に思う

能登半島地震、発生から2週間になろうとして、急速に災害関連死が増えてきた。

災害直後ではなく、しばらく経ってからの死というのは、なんとも地味にしみじみと恐ろしいと思う。それも肉体的な怪我だけが原因でなく精神面の痛手も含むのだ。

この正月、ノンフィクションライターの山川徹さんと飲んだ。奈良の町を4軒も梯子した。その間にも能登の震災の情報はチェックしていて、「死者が60人を超えた」「また一人増えた」と話していた。

彼の最新の作品が『最期の声 ドキュメント災害関連死』(角川書店)である。彼は東日本大震災に関する著作もあって、10年も前より温めていたテーマだという。実は、取材を進めている頃にも会っていて、このテーマについて聞かされていたが、正直「地味だな」という印象はあった。重いテーマであるのはわかるが、読者の琴線に触れる部分が少ない。目立たないのだ。災害関連の報道はたくさんあるが、関連死という切り口は狭間に入っていて扱う人は少ないだろう。

322004000018

だからこそやりたい、それでもやりたい、と全国各地を取材に歩いているのだから応援はするが、出版物としては売りづらいだろうな、と想像していた。

彼の作品は多数あって、なかには売れて賞を取ったものもあるから、私なんかよりずっと売れっ子なのだが、その中では渋い本になるだろう。
実際、「その前の本が売れたから版元がOKしてくれた」とも聞いた。でも売れ行きはイマイチ(^^;)とか。

それを言えば、私も『山林王』で同じ経験をしている。この手のテーマがベストセラー……とはまでは行かなくてもベターに売りたいのだが、それが難しいのだ。それでも書きたいから書いた、としか言えない。彼も、覚悟の上だろう。とはいえ、まったく売れないと版元も困るから、そこそこ売れるようにするのが腕の見せ所となる。

話は変わるが、AIの時代、ライターの仕事も取って代わられるのではないか、という話が出ている。たしかに情報を集めてきて、それを読める文章にするという機能なら、将来はAIの方が並のライターよりもうまくなる可能性はある。5W1Hさえ押さえたら、新聞記事の速報などAIに任せられるかもしれない。

だが「売れないかもしれないけど、書きたい」という衝動と、その取材は、AIにはできない。既成の情報を寄せ集めでは書けない。AIは、しょせん予定調和で文章をつむぐだけだ。未知の驚き、想定外の驚きを与える文章は無理である。情報の裏の意味を読み取るのも苦手の(はず)だ。

これからの書く仕事に重要なのは、目利きだろう。数ある何を情報から何を選ぶべきか、また同じ情報に接しても、そこから何を読み取るか。 逆に言えば、現場に何度通っても、大人数に取材しても、目利きでなければAIに負ける。
そして「感情」が大切になるのだろう。AIにないのは感情だ。いっそ感情に任せてなぐり書きするのもよいかもしれない。ついでに、読んでもらえるようにする必死さも。

今後、災害関連死が話題になれば、また「最期の声」も注目されるだろう。林業に注目が集まれば『山林王』も(^^;)。めざすは、ロングセラーだ。

ちょっと遅めの年頭の所感である。

2023/12/28

1年を振り返る

今年は、父が亡くなったので、年賀状は作成しない。もともと送り先は毎年縮小させてきたから、今更だが。ちなみに送られてきたものはありがたく読ませてもらいます。

ただ私の年賀状は、一応は1年間を振り返るようにしているので、ここで触れておく。

〇何といっても、『山林王』出版!

 思えば土倉庄三郎翁を調べ始めてから、ざっと20年が経っている。いや翁を知ったのは、初めて川上村に足を運んだ時だから、1980年代末。ざっと35年前 (@_@)。調べ出したのが2004~05年ぐらい。『森と近代日本を動かした男 山林王・土倉庄三郎の生涯』として出版したのが2012年。『樹喜王 土倉庄三郎』として再版したのが2016年。そして拡大書き下ろしの『山林王』が2023年3月である。

これで打ち止め? いや、まだ先があるのよ~(⌒ー⌒)。

2_20231228122301

〇自宅のリビングをリフォーム

 木材業界を自分事として体験。最初はフローリングの張り直しだけのつもりだったが、やがて壁も天井も照明も総取っ替えになった。フローリングはチークだが、壁材に使ったのがフランウッド(以前はケボニー化木材と呼んでいた)。スギとヒノキを広葉樹材のように仕立てて強度・耐久性が増すという、私がイチオシしてきた素材だ。通常はデッキなど外装用だが、日本で初めての内装への使用だ。ここで記録をつくったことを宣言する( ̄^ ̄)。

20231227_235943

なお、その残材を使って、現在は縁側づくりを自前で行っている。

〇クマ出没が急増

 『獣害列島』著者として、クマの記事の取材を受ける側に回る。私も書いたが、とにかくコメント依頼が多い。私はクマの専門家ではないのだよ。研究者に申し訳ない。

〇いきなり盗伐と再造林

 皆伐跡地の再造林がなかなか行われない問題。加えて意識の底に眠らせていた盗伐問題が、ふつふつと蘇る。急遽、各地の取材に走り回る。再造林に関しては、すでにいくつかの媒体で記事にしたが、盗伐の方は来年春に出版予定で進めている。辛い仕事であった。。。

〇奈良のシカ「虐待」問題でも、多くのコメントをした。『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』を書いたものとして放置はできない。

〇東京在住の娘が引っ越し

 新居に入りきれないものを送ると言われて届いた段ボールは、のべ10箱以上。それも特大サイズばかりだ。中に詰まっていたのは……ぬいぐるみとフィギア(-_-;)。コウペンちゃんお茶犬、カードキャプターさくら、鬼滅の刃……我が家が埋まる。おい、なんとかしてくれ。

一緒にワインや日本酒、泡盛、ウイスキーとチョコも入っていた。ゴディバだよ。

20231226_190229

まあ、許してやるか(^_^) 。

さて、今年はブログもこれぐらいにしておこう。来年は、いかなる展開になるだろうか。

2023/12/12

クマ記事最終局面?「AERA.dot」に登場

AERA.dotに「クマ被害急増ついに八王子にも出没?「人間がクマのすみかを奪っている」は間違い 専門家が語る本当の理由」の記事が載った。

なんと、私が全面的に登場する。しかも「専門家」として。

いやー私は、少なくてもクマの専門家ではない、と何度も念を押したのだけどな。それに秋田県を始めとして各地のクマ出没地を取材し、またクマの研究者などにも会っているみたい。その上で私を専門家としたのだから、信じよう( ̄^ ̄)、違うって。。。

12月に入って、いくら暖冬とはいえ、そろそろ冬眠するクマも増えてきただろうから、出没も減るだろう。つまり最終局面に入った。私も、いくつもの雑誌・新聞・ネットメディアに出没したが、これが最後になるのではないか。

また記事でも、さまざまな切り口をとった。そもそも夏前に「今年右派クマの出没が増える」と警告していたし、さらに出没するのはクマの生息数が増えているから、それでは野生動物の生息数の調べ方は、というのから、クマ駆除にクレームをつける人物らの正体、そして暖冬で冬眠するしない? まで。

最後?の記事で私が強調したかったのは、東京23区にもそのうち出没しますよ、という点だ。

その点をアエラも採用してくれた。そして掲載寸前に八王子市の役所近くに出没が確認されている。タイムリー!(笑)
ただ、ついに圏央道を越えて都会にも、とニュースでは騒いでいるが、どこを都会にしているんじゃい。これまで八王子は田舎扱いしていたんじゃなかったのか。

なお、クマが増えた理由として、私は「人工林にだって餌はある」という点を強調した。スギしか生えていないスギ林はそんなに多くない。

クマも、人工林も、実際に現場に行かずに研究したり意見を言っている人が多いのではないか。

Photo_20231212164601

 

2023/12/08

もはやクマの専門家(笑)~北日本新聞

クマの出没多発現象について、いろいろ取材を受けたり自ら執筆したりしているが、その一つの掲載紙が届いたので紹介しよう。

北日本新聞(主に富山県の新聞)である。3人登場である。

Photo_20231208203001

三者三様の意見だが、とくに齟齬は見られない。

ただ軽井沢のピッキオの手法は、お金がある自治体が以前より地道に取り組んできた成果であって、現時点でほかの市町村は真似できないだろう。20年かけてたどり着いたのだから。
学習放獣の効果は、私は疑わしく思っているし、発信器をつけても、それで電池が保てるのは半年ぐらいではないか。そして電波をとらえて存在位置を確認するのは、かなり手間のかかる作業だ。GPSをつけて自動的に位置を教えてくれるのならいいのだが……。

さて、今後は「AERA.dot」にも記事が掲載予定。そういや「週刊プレイボーイ」の取材も受けたが、載ったのだろうか。確認できない。

 

より以前の記事一覧

February 2024
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    

森と筆者の関連リンク先