無料ブログはココログ

本の紹介

取材・執筆・講演

2017/09/09

Yahoo!ニュース「…ビーバー製材所に木の文化の原点を見た」を書いた裏側

Yahoo!ニュースに「国産樹種120種以上!ビーバー製材所に木の文化の原点を見た 」を執筆しました。

 
先週のお伊勢参りの途中に取材した武田製材を紹介。以前から気になっていた、FBでもアップされている木のあるところを訪れました。
 
勝手に呼び方を「ビーバー製材所」にしてしまったり、奥さんに聞いた話を折り込んだりしてしまったが、許してください(~_~;)。
 
以前より、スギやヒノキなど植林木以外の、主に広葉樹材(もちろん外材も除いた木)を製材しているところを取材したかったのだが、ようやく叶ったわけだ。実は、ここを取材したらこんな記事を書けるのではないか……という思いもあった(~_~;)。
 
見せてもらった中には、ソヨゴの木もあったのだが、それは白くて緻密な材だった。実は、神官が持つ木製の(シャク)は、通常ヒノキ製だが天皇の持つものはソヨゴ製なのだそうだ。そんな知識を披露したら、ソヨゴ材の需要が生れるのではないか。タナカ山林でも生産できるかもしれん(^o^)。
 
こんな杢も見せてもらった。
 
3
 
この縮んだような杢、なんの木だかわかるだろうか?
 
なんとスギなのだ。スギの皮がクマなどによって剥かれたところに脂が貯まって変性して生れるスギのあぶら杢というそうだ。
 
ここの製材所のように多様な国産樹種を挽いている製材所は福岡や岡山、愛媛、長野……と全国に何か所かあるようだが、まだまだ点であろう。
 
同時に売り先の確保も重要だ。製材所は、いわば素材としての多種類の木を挽いて提供する場であり、それをいかに使えるかを提案しなければ売れない。現在はネットを通じて知った人が買いに来るが、それでは隙間産業だ。
 
やはりどの木はどんな用途に向いているか、あるいは多種類の木片を組み合わせて何らかの品をつくることをできること、使用例をカタログか、HPでもいいから示すべきではないか。
加えて、それらの用途の品をつくっている人につなぐ役割も欲しい。いわば木材コーディネーターである。
 
誰か、立候補しない?
 

2017/09/06

庄三郎、亡くなりました(;_;)。

毎日新聞奈良県版に連載している『大和森林物語』。

 
とうとう土倉庄三郎が亡くなりました。。。
と、別に小説でもなんでもないが、6回目にしてとうとう死んでもらった。
 
 
 
話は、川上村大滝の磨崖碑を刻まれるまでを記した。本当は銅像についても書きたかったのだが、ちと複雑になる(3回も作り直しているうえ、場所も転々としている)し、一般的にはやはり磨崖碑の方が有名だろうから。
 
本当は6月7月の2カ月間を土倉庄三郎の回のつもりだったのだが、6回に延びて、しかも甲子園などの記事で少し間も抜けたから9月までずれ込んだ。もっとも、土倉ネタ自体はまだまだあるので終わらせることも辛いのだ。また第2シリーズを考えるか。。。
 
 
ともあれ、取り上げたい奈良の森に関するテーマはほかにもいっぱいあるので、今回は土倉関係の矛を収めて次の章に行こう。

2017/09/04

伊勢神宮で見てきたもの

せっかく伊勢神宮で講演すると伝えていたのだから、そこで見てきたものをいくつか紹介しよう、私の興味の持ったものを。。。。

 
まずは、斎宮
 
13
 
皇女がいた。。。
 
斎宮・をご存じだろうか。伊勢神宮のある伊勢市ではなく隣の明和町にあるのだが、伊勢神宮に仕えるため、天皇の代替りごとに都から伊勢に派遣された斎王のいる宮だ。そもそも伊勢神宮の起源として知られる倭姫命(やまとひめのみこと)が関わっている。
 
敷地面積137ヘクタールもある遺跡である。平城宮跡に匹敵する広さだ。
だだッ広い草原だが、一部に模型の宮がつくられている。これほど広い草原が維持されている点も面白い。
 
 
次に外宮の駐車場で見たもの。
 
2
 
これは第2駐車場だが、なぜか駐車場の合間に幾つも植え込みがある。植え込みといっても100年生の大木もあるから、元から森があって、これらの木を除いて駐車場にしたのかもしれない。
 
が、写真の木はコウヨウザンなのだ。近頃、早生樹の植林樹種として注目されているが、中国原産である。広葉杉と記す。外来種がなぜあるのか。ちょっと場違いであった。
 
聞いたところによると、神宮周辺の植栽や関連施設は田中芳男が設計したらしい。田中芳男と言えば、貴族院議員であり、博物学者でもある。動物園とか植物園の設立も進めた人物で、大日本山林会の会長も勤めている。ちなみに土倉庄三郎とも親交があった。
 
彼がコウヨウザンを取り入れたのかもしれない。植えたのは台湾が日本領になった時期かもしれないし、外来種・移入種問題という発想も弱かっただろう。
 
 
外宮(豊受大神宮)の参道の脇で見かけたもの。
 
5
 
異種の樹木が抱き合っていた(^o^)。いや、飲み込んでいるのか。こんなところに注目してしまうなんて……。
 
 
そして内宮(皇大神宮)。この写真は、宇治橋前。誰もが、ここを参道だと思っているが……。
 
Photo
 
実は、明治になるまで、ここには御師(お伊勢参りを先導者。今なら旅行業者ですな ^o^)の館が並んでいたらしい。つまり街だったのだ。それが撤去されて、こんな広い参道になったそう。
ついでに言えば宇治橋も、今では遷宮時に掛け替えるが、昔はそうではなかったらしい。つまり20年に一度の作り直しに入っていなかったとか。
 
意外や、神域は今より狭かったことになる。後世になるに従って広めているのだね。
 
そういや奈良の飛火野だって、かつては兵舎が建ち並んでいたらしいし。万葉集に出てくる歴史的な飛火野は別のところにあったとか。
 
歴史をたどると、現在の名所は結構ずれていたりする。こんなところに面白さを感じるへそ曲がりなのであった。
 
 
以上、仏都・奈良から神都・伊勢を訪れた者の感想でした\(^o^)/。

2017/08/30

WEBRONZA「水害と林業……」を執筆した理由

WEBRONZAに「九州北部大水害と林業の関係を考える 」を執筆しました。

 
このサイトは有料ページなので、契約していない人は冒頭しか読めない。
 
もっとも内容は、7月の水害発生時にブログやYahoo!ニュースに記した路線である。
ただ今回は、ちゃんと水文学の専門家に取材して、原稿チェックも念入りにしてもらったから自信を持って世に問える。(え、ブログ記事は自信がないのかって?)
 
それに本当に書きたかったこと、執筆した理由は、冒頭部分に示してあり読める。
 
>水害と森林の関わりについては、長年の研究で積み重ねた科学的な知見がある。
 
この部分である。
 
水害に限らない。どんな事象でも、それなりに科学的なテーマはコツコツ研究されており、多くの知見の上に現在がある。それに対して敬意を持たねばならない。
 
ところが、ときに過去の積み重ねを否定する声が出てくる。むしろ過去の研究成果をひっくり返すことが正しい、かっこいいと主張する輩が増えている。
人が森に手を加えたから水害が起きるのだ」と唱えると、納得した気持ちになって心地よいのだろう。 
とくにSNSでは、他人の発言にツッコミを入れるのを楽しんでいるようなところがあり、「こいつの知らないことを俺は知っている」と言いたがりが集まっている。
 
 
しかし長い年月をかけて見つけてきた科学的知見を軽視するなかれ。もしひっくり返したければ、積み上げてきた論文と同量の新事実を見つけるべきだろう。
修正することはあっても、それも積み重ねの上だ。アインシュタインの相対性理論が登場したからと言ってニュートン力学が否定されたわけでもなlい。 
 
拙著には、かつて「森は酸素を出さない」とか「木を伐って森を守る」なんて一般人の常識とは逆の言葉が並んだから、奇をてらう意見を集めているかのように誤解する人もいた。
逆だ。私は可能な限り定説となった知見を選んで扱っている。 むしろ間違った常識が広がっていることに警笛を鳴らしているつもりだ。
 
おりしもフェイクニュース、オルタナティブ・ファクトなんて言葉が流行り出したが、踊らされてはいけない。

2017/08/24

Yahoo!ニュース「名古屋城天守閣のために…」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「名古屋城天守閣のため鎮守の森が伐られている 」を執筆しました。

 
この情報がもたらされた直後、愛知県新城市の取材が決定した。なんという偶然。私にこの記事を書きなさい、という天の御告げなのだろう(笑)。
 
さらに、その直後に某雑誌から「何か記事を書きませんか」という申し入れがあった。ならば、こんなネタどう? と本件を紹介する。なんというグッドタイミングか……。
 
 
ただ、その雑誌、執筆者の名前は載せないのだという。そして、私のこの情報をどこからもたらされたのか、と聞いてくるのである。
 
情報源の秘匿はジャーナリストの必須条件である。なぜ、そんなことを聞くのか、と問い返すと、「市民活動家の方が訴えている、ということであれば……」。
 
これって、情報源が市民活動家の場合は色眼鏡で見るということ? 
今回はまったく違うのだが、記事の事実関係が重要なのであって、誰が情報源であっても関係ないだろう。そして私は現地取材をしており、情報源からの一方的な情報だけに頼って垂れ流そうとしているわけではない。
こうしたスタンスの編集部とは信頼関係が築けそうにない。
 
というわけで、Yahoo!ニュースに記したのである(^o^)。
 
 
ちなみに名古屋城天守閣の木材の調達先に関しては、私には腹案がある。
 
まずは集成材を使うこと。これならいくらでも手に入る。
 
もう一つ、自前の、つまり名古屋市の大木があることに気づいたのだ。
 
それは名古屋城に向かって歩いているとき。大通りの両側には街路樹が並んでいる。多くがケヤキと見えた。そして、それは直径50センチ以上もある大物ぞろい。これを使えばいいではないか。枝分かれが多いので直材は2メートルくらいしか採れないだろうが、それは組み手でつなげばよい。
地元の木で天守閣を建てたら、愛着も一塩だ。
 
どうだろ?
 
3

2017/08/23

大和森林物語5は、『林政意見』!

毎日新聞奈良県版に連載している「大和森林物語」の5回目は、土倉庄三郎の5回目でもあり、『林政意見』を取り上げた。

 
 
実は、この連載の土倉庄三郎の項目は、5回で終わらせる予定だった。つまり今回が最終回だから、やはり庄三郎が亡くなる話にする……はずだった。
 
だが、直前で心変わり。いや、正確に言えば「庄三郎死す!」の原稿も書いていた。しかし、どうも引っかかる。
ちょうど九州北部大水害が起きて、水害と森林に関することが話題に上っている。この点について庄三郎の意見もあるのだ。それに触れたい。
 
というわけで、急遽変更。上記の『林政意見』の出版話に切り換えることにした。
 
ちなみに紙面には載らなかった『林政意見』とはこんな感じ。
 
Photo
 
そっけない(笑)。
 
だから中身をちょい見。
 
2
 
こっちも文字ばかりでそっけない(~_~;)。
 
少し、新聞記事の後半を引用しよう。
 

 庄三郎らが対策として挙げたのは、国有林を分割して、国に残す一部以外は府県郡村に移管することだ。自治体が森林を基本財産とすることで林業振興と貧民の救済につなげることを訴えた。

 林業は山に近いところで経営すべきで、遠くの中央政府が机上で行うものでない、という信念があったのだろう。

 また山川省を設けて、全国の山林河川の業務を統一するよう提案した。治山・治水は両輪なのである。省庁の縦割りが災害対策の進まぬ理由と見抜いていた。これも現代に通じる問題点と言えるかもしれない。

 そして林学の専門教育を受けた官吏の養成も主張した。3年後、続編に当たる「再ビ林政ノ刷新ヲ論ズ」を発表しているが、この点に関して各府県に森林行政機関を設けて、専門の官吏を養成すべしとした。地方の人材を侮るな、ともある。

これは二人の合作で、しかも口述筆記だから、どこが確実に土倉庄三郎の意見なのか特定することは難しい。ただ語調からすると、全体がかなり檄文的で、仲邨博士よりは庄三郎の部分が強いように思う。
 
 
次回こそ、庄三郎に死んでもらう(~_~;)。

2017/08/18

Yahoo!ニュース「「林業は成長産業」って本当?」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに『「林業は成長産業」って本当? 』を執筆しました。

 
直前に、「日本の林業は「成長産業」 若者比率など驚くべき状況……」と言った記事がネットで流れたので、それに対する当てつけだろう、と思っている人が多いと思う。実は……その通りだ(笑)。
 
いや、インスピレーションをいただいたのは事実なんだが、ずっと前から考えていたのだよ。記事にも触れた通り、そうした取材で私のところに連絡が幾度も入っているから。その度に説明するのだが、納得しないというか、そんなことを言われたら困るという反応になる。番組や記事にならなくなると思ったのだろう。
 
 
もう一つ。「成長産業」という言葉に思い出がある。
 
私が勤めたばかりの新人の頃、リクルート社の「成長企業の研究」という冊子づくりを命じられたことがある。ようするに企業案内というか就職活動の冊子なんだが、その広告ページとは別に、冒頭に就職運動に関するノウハウや企業情報を調べるハウツウを書かされたのだ。
 
Dsc_0577
 
問題は、タイトルにある「成長産業」の定義だ。
 
担当者ははっきり言った。「中小企業のこと」。
 
大企業の就活案内冊子は別にある(いわゆるリクルートブック)。それに対する中小企業の案内なのだが、中小企業と書いたら人気が出なくなる。だから「成長企業」と名付けて、将来性のある会社と思わせるのだと。
 
実際、紹介するのは小さな会社ばかり。本当に成長しているのかどうかも怪しいのだが、業績が伸びている、社員数が増えている、特別な技術を持っている、世界で(日本で)ここだけの商品を持っている……と特徴を探して取り上げる。
 
ま、あの頃は日本経済全体が堅調だったからそれでもよかったのだろう。ブラック企業なんて言葉もなかったし。
 
ともあれ、私にとって「成長産業」と聞くと、この「成長企業」を思い出す。そして疑いの目で見るのである。

2017/08/12

Yahoo!ニュース「生物学的に見た介護の効用」書いた裏側

Yahoo!ニュースに「生物学的に見た介護の“効用”」を執筆しました。

 
だんだん、森林ジャーナリストから離れていく(~_~;)。
 
ただ、この記事を書こうと思った直接のきっかけは、日経ビジネスオンラインの「介護生活敗戦記 」である。著者の松浦晋也氏は、私と同年代で、ノンフィクション作家。加えて科学技術ジャーナリストの肩書も持っている。が、ようするにフリーランスのライターだ。
 
そこにシンパシーを感じた(~_~;)。だから介護そのものよりも、自宅で仕事をしているために介護担当になることや、介護に時間を取られていると収入が減る……など結構身につまされるのである。
 
フリーというのは時間は自由になるのだが、それゆえに雑事に時間を取られやすく、すると仕事ができなくなる。というか、仕事に時間を割かなくなる。気がつくと仕事してない、のである。
 
 
それに取材先で、取材の用件は終わった後の雑談で、意外や多くの人が介護および介護予備軍であることを知る。それで話が盛り上がることにもなる。
 
日本がとてつもない社会になりつつあることを肌で感じる。事態は猛烈な速度で進行しているのだ。
その末に訪れる将来の未来図を読みつつ、今を生きねばならない。
 

2017/08/06

伊勢神宮で講演!

なんと、伊勢神宮で講演を行うことになった。

 
1_2
 
9月2日(土)13時~14時30分
伊勢神宮せんぐう館催事室
演題  森林は街がつくった
講師  田中淳夫氏(森林ジャーナリスト)
内容  「森林を求め、林業を生み出したのは街の人である」をテーマに、日本林業の近現代史と現況について解説を行い、あるべき林業の未来像をお話しいただきます。
 
※聴講を希望される方は当館ウェブサイトのお問い合わせフォームか電話・FAXでお申し込みください。 当日受付も可能です。(定員40名)
※いずれも聴講無料ですが、別途入館料が必要です(大人300円)
 
☎ 0596-22-6263
  

ところで、式年遷宮記念せんぐう館は2013年の第62回式年遷宮を記念して開館した新しい施設。場所は、外宮(豊受大神宮)にある。一般に参拝客がよく訪れる内宮(皇大神宮)とは違うので要注意。(伊勢市駅前)
 
そして注目すべきは、現在開催中の企画展示である。(9月25日(月)まで) 
 
「式年遷宮はつづく―御杣山ー」
 
「御杣山」とは、式年遷宮の造営に必要な御用材をいただく山のこと。
かつては伊勢周辺の山々に定められていた。しかし式年遷宮に必要なヒノキの適材不足となり、江戸時代以降の御杣山は、木曾地方(長野県・岐阜県)に移される。
一方で、明治時代に神宮の宮域林でも必要な木材を生産できるようにと森づくりが進められ、第62回式年遷宮では一部を宮域林から伐りだしている。
今回の展示は、御杣山変遷の歴史とその背景を解説しているのだ。
 
私は現地の展示は見ていないのだが、展示説明資料だけ拝見した。これがスゴイのだ、日本の林業史の一端を示しているかのよう。
 
たとえば鎌倉時代に東大寺大仏殿を再建した重源上人が伊勢に訪れた話もあり、もしかして東大寺に伊勢神宮の木を使わせてくれと頼んだ? 形跡もあったりする。
 
2
 
これは、常設展示の様子。古い林業・大工道具や、外宮正殿の原寸大模型もある。
 
 
3 
 
現在の宮域林。約5446ヘクタールあるが、将来木施業が取り入れられ、200年生のヒノキを育てる針広混交林になっている。(せんぐう館を訪れたら、この森に入れるわけではないので、念のため。)
 
多分、日本の森林史的にも、林業的にも、伝統建築的にも面白いはず。私は、講演ではそんな展示を引き継いで、近現代の森林事情を放すつもりだ。もっとも自分の講演より、それらを観覧することを楽しみにしている(^^;)\(-_-メ;)。
 
よろしければ、お伊勢参りついでに参加ください。

2017/08/01

大和森林物語4は明治のコウウヨウザン

毎日新聞の奈良県版に、「大和森林物語」を連載していることは以前にも紹介した。それはネットにも公開されるので、全国でも読める。

ただ隔週であるため気づかないこともあると思って、本ブログで告知を何回かした。
 
実は本日は第4回目が掲載。紙面の都合で掲載日程がずれているから改めて紹介しよう。
 
第4回目は「土倉庄三郎編」の第4回でもある。 もっとも、取り上げたのは次男の龍治郎であり、コウヨウザンだ。
 
 
川上村にはコウヨウザンが植えられている。現在確認できているのは2本。これが植えられた秘話の紹介だ。
 
 
龍治郎は、庄三郎以上に謎が多いのだが、また魅力的な人物である。台湾では相当な大物実業家であったし、帰国後の東京時代もよくわかっていないが、多分、表に出ないところで思いもしない事業を展開していたと想像している。
 
そしてコウヨウザン。今になって注目を集め、広島県では造林樹種に選ばれたとのことなので、今後植林面積も増えていくのではないだろうか。
 
5

より以前の記事一覧

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

森と林業と田舎