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森と林業と田舎の本

2024/04/11

山村で消える店、新たに誕生した店

先日、十津川村まで日帰りした。

かつては車を飛ばして片道4時間はかかる“秘境”だったのだが、紀伊半島大水害後、道が川の上をまっすぐに引かれて、トンネルもたくさん掘られて、なんだか高速道路のようになった。おかげで今では3時間を切る程度で役場まで到達できる。

ただ、4時間かけて通った時代は、まだバブルの名残もあって、沿線に多くの店や資料館などか観光施設があった。村おこしが盛んだったのだ。歴史や産直物などを扱い、また名物料理を売り物にしていた。

それが今の時代、軒並み閉店している。斬新なデザインだったり奇抜な?テーマで村おこし施設を建てたものの、利用者が伸び悩み維持費が高くつくようになったのだろう。山村で農産物もそんなにつくれないのに店を開いても、村外の品ばかり並ぶようになる。すると客も買わなくなる……そんな展開が読める。

昔ながらの店は命脈を保つのは難しい。もちろん道を真っ直ぐに引き直すと、店のあった沿線は旧道となり、寄られなくなる点もあるだろう。何より、人口減に加え、観光の流行もどんどん変わるのだ。

地域起こしの難しさは、ここにある。とくに観光に頼った策は、移り行く流行と戦い、適応しなくてはならない。

そんなときに見つけた店。

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蕎麦処 風庵。古民家風ではあるが、新しいそば屋だった。

なかなか本格的な蕎麦とてんぷらの香りが鼻を刺激する。店内からの景色もいい。

店や施設が消えるばかりではなくて、新たにできたのは有り難い。途中に寄れる店が少なくなったのだ。実際、流行っている。

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季節の定食。シメジご飯と野菜天ぷらほか一品。そして蕎麦そのものを味わうかけそば。当日は、少し肌寒かったのでかけそばにしたが、ざるでも食べてみたい。

おいしゅうございました。軽く昼食をいただくというにはもったいない本格派の店であった。観光ではなく、お仕事の途中の食事としては、多少、お高くついたが(^^;)。

2023/12/22

ならまちの無人本屋

ならまちは、奈良市の繁華街であるJR奈良駅からと近鉄奈良駅前にかけての地区から少し南より、古い江戸時代の町家が多く残る地区だ。
今ではおしゃれな店も増えて、昼間は観光客も賑わう。みんな一癖ありそうな品揃いの店が多い。それでいて、若者がつくったカフェや、多国籍料理と伝統的な和食の店が混在する。

ところが、少し路地に入ると静かな昔ながらの暮らしが続く。夜は、このとおり人気がない。

そんな夜の街を歩いてみた。

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なかなか、いい雰囲気。

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そして入った店。ここは無人古本屋「ふうせんかずら」だ。ID番号を打ち込んで入り、本を物色してカードで支払い、無人カフェで読書できる(お茶は一杯無料)という趣向だ。無人だから人件費をギリギリまで落とせるし、本を売ることと、カフェでくつろぎ読書を楽しむこと。この空間を売る商売だ。

先日紹介した啓林堂書店の「書院」読書コーナーと通じる発想かもしれない。奈良から新たな試みが次々と行われているのは楽しい。
書店というビジネスモデルも、新たな挑戦が必要な時代である。

ちなみに、私が滞在中は、ほかに誰もこなかった(^_^) 。いや、それが快適だったりして。こんな店か我が家の近くにあったらよいのだが。ならまちに三畳間の部屋を借りて、しばらく住んでみたいと思ったのであった。

 

2023/07/09

家構えから農村と山村の違いを感じる

このところ酷暑が続くが、できるかぎり出歩くことにしている。雨の日はショッピングモールとか(^^;)。

そして炎天下も散歩に出る。その度にコースを変えるが、このほど選んだのが奈良県立民俗公園。博物館もあるのだが、敷地全体が山を囲い込んだ状態で木陰を歩くのにちょうどいい。

この公園内には、奈良県内の古民家が移築されている。つまりフィールドミュージアムとして、近世の各地の建築が見られるわけだ。
なかでも国中(くんなか)と呼ぶのは、奈良盆地の農耕地帯。よく国中の豪農が吉野の山を買って所有者になった。一方で、吉野の集落もある。この吉野は十津川から吉野川沿いまで含む、今の吉野郡全体だが、ようするに山間部。山村の家屋だ。

時代は200年を越える江戸後期、近世から明治・大正当たりの近代のものと幅はある。が、思ったね。

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これ、国中の庄屋筋の家。

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こちら吉野の名主の家らしい。

一目で思うのは、吉野の方が立派。だいたい藁葺きと板葺きの差もあるし,家屋内を見ても、国中の方が見すぼらしい……といっては失礼だが、狭くて柱も細くて。山村の方が大黒柱や梁の立派なこと。それに広さも違う。畳は国中にはある。吉野背はフローリング(笑)。

もちろん、住む地域以上に、家の造りは身分とかも影響するだろうし、山の方が木材をたっぷり使えるのも当たり前だが、今の価値基準からすると、山村の方が豊かに感じてしまった。

実際、山村は貧しく見せつつ、実は暮らしは豊かで財産をかなり持っていたという研究もある。山中では米はあまり食えないが、焼畑で陸稲やソバ、ヒエ、ムギなどの穀物は十分に採れたらしい。川魚や獣肉も手に入った。そして、たまに木を切り出すと一財産になる。

平地の基準で「米が採れないから貧しい」とか、平地がないから生産力がないと決めつけられん。

 

 

2023/02/03

ならしかトレイン~シカ電車

ついにシカ電車に乗った。近鉄奈良線の「ならしかトレイン」である。

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外観は奈良の名所とシカ。萌え絵もある。

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内装もシカ一色。座席の鹿子模様に加えて、吊り革だって。

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見よ。シカが逆立ちしとる。

シカ電車が就役したのは昨年末だったと思うが、なかなか出会えなかった。近鉄奈良線を走る本数は少ないのである。正確には「ならしかトレイン」というそうだ。ようやく出会えた、乗れた\(^o^)/。

ちなみに奈良のシカ、奈良公園のシカを略して言いやすく「ナラシカ」と名付けたのは、私だ。『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』で命名したのだが、あまり広がらなかった。だが,ここで使われているとは。

やはり奈良はシカなのだ。古社寺よりも大仏よりも何よりもシカ。これが私の持論。大仏は一度見たらなかなか二度目は来ないが、公園でシカと戯れたら、また奈良に行きたくなる(と信じる)。観光資源は一にも二にもシカである。

 

 

2022/10/23

巨大重機の杜

石川県の小松市に来ている。で、駅前にいきなり現れるのは、巨大重機であった。

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露天で石炭を掘る無人の重機だという。日本じゃ使えねえ。

考えたら、コマツの創業の地なのだった。でも、移転しちゃった(>_<)。

そこで、代わりにつくったのが、「コマツの杜」。

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里山を再現している。田んぼもあるでよ。コマツは、やはり農業のイメージだからな。

やたら立派な駅前にのんびりできる空間なのであった。

 

2022/10/09

復元城巡りの旅

先の旅は、実は城巡りでもあった。ただし復元したものばかり。

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広島・福山城。実は今年が築城400年ということで、大規模リニューアルオープンしたばかり。戦前は国宝だったのだが、1945年の大空襲で焼けてしまい、戦後はコンクリート造りで再築城した。しかし、かなりいい加減というか、過去の城から離れた姿をしていたのだ、

それを復元にもどしたというのだが……実は福山城博物館になっていて、入って思うのは「お城のテーマパークか」ということ。徳川四天王の展示のほか、映像やら射的やらロボット馬乗りやら……。しかも1階は入場スペースが石垣を隠しているし、天守の最上階には展望台となるベランダ! が周囲を取り囲んでいるし。まあ、元がコンクリート造りのままなんだよな。

次に訪れたのが、鬼ノ城。

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実は岡山には古代の山城跡が見つかっている。その正体は明確ではないが、白村江の戦いで破れた大和王権が、新羅の日本侵攻に備えて防御のために築城したと伝わるもの。つまり約1400年前のものだ。

こちらも復元であるが、発見された石塁や土塁、そして版築などを再現して、雰囲気がある。こちらの方が過去の姿に関する資料は少ない(ほとんどない)にも関わらず、本物ぽく見えるし迫力がある。

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時間がなかったので、全域を回れなかったのが残念。しかし、山全体を取り囲んでいるので、かなり広い。

ちなみに大和防衛用に九州から中国四国地方にたくさんつくったが、最後の防衛拠点が生駒山にある高安城である。痕跡は倉庫跡などわずかにしか残っていないが、古代山城のモデルを、この鬼ノ城に求めるなら、おそらく規模は生駒山全域になるのではないか。そう思うと、改めて高安城を見直したくなる。

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そして最後が烏城こと岡山城。もっとも、11月までリニューアル中で中には入れなかった。まあ、以前入って登っているからよいのだが、真っ黒な城も見た目はよろしい。さて、中はどうなることか。

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日本全国に多くの城が観光対象になっているが、そもそも現在も築城時の姿を残しているのは、たしか12くらいのはず。そのほかは、ほとんど復元なのだが、それも往時の姿を忠実に再現しているものは数少なく、なかにはなかったはずの天守閣をつくり、屋根の形も「かっこよく」するため勝手にでっち上げたりと、かなりいい加減。加えて観光施設として展望台やらエレベーターをつけたり、内部もパビリオン化している。コンクリート造りそのものを絶対ダメとは言わないが、歴史的価値ゼロのものも多い。

城を地域のシンボルに見立てて、観光拠点にしたがるケースが多いが、その結果が、テーマパークだと私は情けなく感じてしまうよ。

実は福山なら「草戸千軒」という川の中州にあった港町の遺跡があって、その復元も博物館で行われている。こうした中世の町並みを実地に規模で復元した方がよほど迫力あって楽しめると思える。

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城に頼る町おこしは、よほど気合を入れないと恥ずかしいし、そろそろ頭打ちではないかな。

 

2022/10/05

歴史的景観の活かし方

実は旅に出ている。

広島の福山と、岡山の倉敷。

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カフェの窓から見える福山城。今年築城400年でリニューアルしたばかり。その中身は徳川四天王を前面に出す。

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こちらは、夕暮れの倉敷美観地区のお堀端。明治の文明開化風情だ。

どちらも歴史的景観を売り物にしているのだが、テイストは真逆。それは街づくりのベクトルの違いでもある。

さて、明日は大原美術館だな。

2022/09/27

山村カフェの魅力の秘密

川上村に行ってきた。実は、わりと重要なことがあったのだが、それは改めて。

ここでは帰りに寄ったカフェのご紹介。

川上村には「匠の聚」(たくみのむら)と名付けられた地区がある。そこに芸術家たちが移り住んで創作活動を行っている。アーティストを招くという手の村おこしは各地にあるのだが、ここが一味違うのは、ギャラリーとカフェが付属(さらにコテージもある)している点。ちょうどギャラリーで木工の昆虫展(松本一平作品展)が開かれていると案内を目にして、ちょっと寄り道してみたのだ。

しかし、幹線から離れてうねうね山道を登って行って、おいおいこんな奥まで来たら遭難しちゃうよ、的な感覚に襲われたところで、急に峠に出て眺望が開ける。そこにあるのが「匠の聚ギャラリー」。

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昆虫は、こんな具合。かなり巨大でオーム(王蟲)の子どもみたいなのもあるから、ジブリの世界みたい(^^;)。なかなか精巧で、しかし細かな足や触覚まで一刀彫とは恐れ入る。

ちなみに、このギャラリーはコンクリート打ちっぱなしで地下にある。この空間自体がアートだ。

そしてカフェコーナー。村では珍しい若い女性もいる(⌒ー⌒)。

4_20220927195701奥吉野の山並み。

1_20220927195701抹茶スムージー。

メニューまでオシャレだ(笑)。

山村の魅力を売り物にしようと、よく自然いっぱい、地のものを食べて飲んで……という世界観があるが、それだけではきつい。都会から来た人は一時はそれを楽しむかもしれないが、多少とも長居をすると飽きてくる。もっと洗練された世界にも触れたくなる。もちろん地元の人なら尚更だろう。

その点、このギャラリーは、一瞬「山村」を遮断してくれる。もしくは窓枠の外にある遠くの景色にしてくれる。さらに一角にある「小西保文アトリエ記念館」(小西は亡くなられた住人で、世界的な画家)を覗くと、なんだかニューヨーク・ブルックリンの画廊か!みたいな空間が広がっている。目の前に生のキャンバスがあるのだ。その絵からは、都会の薄汚れた臭いがする。

それが心地よい(^o^)。山と森ばかりだと飽きる\(^o^)/。

田舎の土地が自然を売り物にするのはいい。いや、それ抜きに売るものはないはずだ。しかし……それだけだと一過性になってしまう。その点、オシャレなカフェがあると点数高いよ。

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オマケの展示。村で働く人。

2022/09/21

神津島のハイマツからジンをつくる?

週末訪れた伊豆諸島の神津島には、天上山という標高577メートルの火山があるのだけど、なんと6~7合目以高は、森林限界になっている。植生は膝の高さにしかない。

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しかも山頂周辺は岩石地帯で、砂漠もある。まるで3000m峰を登ったみたいな気分である。なんとハイマツまであるのだ。(種としてはクロマツだろうけど。)海風が強いからだろうが、不思議だ。

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こんな具合に岩に張りついている。

そこで気になったのが、ハイマツの実である。

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私は考えたのだよ、この実をスピリッツに漬け込んだら、ジンになるのではないかと(^^;)。神津島の特産品が誕生するぞ。島に酒造メーカーがないのはちと弱いが、梅酒など果実酒のようなつくり方ならできるはず。度数60度ぐらい(コロナウイルス消毒用アルコールとして作ったけど、売れていないから買い集めたらいい)のスピリッツを仕入れて、ハイマツの実をボタニカルとするのだ。ジンの味を決めるのはジュニパーベリーだが、その日本名はセイヨウネズ、ネズマツとも言うではないか(ネズはビャクシン科だけど)。実際実は爽やかなヤニ臭さがあって、似ていなくもない( ̄^ ̄)オイオイ

最近、日本の酒造メーカーがこぞってクラフトジンを作り出している。日本酒の消費が頭打ちで、何か新商品を考えたら、蒸留酒となるのだろう。その中でウイスキーに向かうメーカーはあるものの、熟成に最低でも数年かかる。その点、ジンはハーブのような植物性材料を漬け込むだけだから、早い。しかもボタニカルの種類によって個性を出せるから差別化しやすいからこぞって参入すると睨んでいる。

サトウキビをつくる南洋の島でラム製造が流行ったこともあるが、寒い本土では真似できない。そこでジンに行き着いた?

……というような読みをしてみた。

ちなみに私も、新たなお気に入りのジンを発見。

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ケイデンヘッド社のクラシックジン。クラシックとは? と試しに購入したが、イギリスで誕生した頃のジンの味を保っているとの評判。これがガツンと来るのだよ。度数50度と高いからだけど(^^;)。これに神津島ハイマツの実を入れてみようなかな。

追記・クロマツではなくネズそのものではないか、との指摘。ハイマツではなくハイネズだった。

2022/08/27

町並み保存か、町並み創生か

先日岡山に行った際、帰り道に道草して真庭市を訪れた。めざすは銘建工業……ではなく、町並み保存地区である。しっかり観光するのだ(^o^)。

ここは合併前の勝山町に残る江戸時代の町並みということだった。たしか20年ぐらい前にも訪れているのだが、当時はあまり観光化もしていず、目立った地域でもなかった。城下町などの木造家屋の町並みを小京都とか名付けて伝統的な歴史風情を売り出す手法は各地にあるが、ここもその一つ。

ただ正直言って、さほど伝統的な家屋が多いわけではない。モルタル家屋や店舗も多く、むしろ昭和レトロを感じさせる(^^;)。

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これがもっとも木造家屋の目立つ通りの一角かな。

そのうえ私の訪れたのが平日の朝なのだ。空いている店もあまりないし、人通りも少ない…というかほとんどない。困ってしまう(^^;)。江戸時代の武家屋敷なども残されていたのだが、そもそも2万5000石ほどの小藩だけに城下町や城自体も小さかったみたい。

代わりに目に止まったのが、のれん。

20220824-102331酒屋?

20220824-102111バイク店

20220824-102102はて? 木挽きか(そんな職業、今はないだろー)

これがいい。かかっているのは通常の住宅もあれば店舗もあるが、店の扱う商品を描いたりもする。ひのき草木染めだそうだ。こちらの方が木造家屋の町並みより映える。のれんの町並みの方を売り出す方がいいんじゃないか。

こちらは歴史があるわけではなく、いわば町並み創生だろう。誰か仕掛け人がいるのかどうか、通りの家が思い思いの柄ののれんをかけると、一気に町並みがおしゃれになる。

中途半端な江戸時代の町並みを売り物にするより“のれんの街”を強調した方がよいように思う。安上がりだし。

私も奮発して、こんな草木染めののれんをお土産に買おうか、と思った。どこにかけるのか悩むが、自宅の部屋の壁でも楽しめる。でも、高いかなあ、大きさも柄も気に入るだろうか。。。と考えながら町並みを歩く。

残念ながら、草木染めの店は閉まっていた。早すぎたかなあ。

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