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森と林業と田舎の本

2020/11/24

シダーボールの利益は?

ダイソー百均ショップでこんなものを見つけた。

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シダーボールとある。材料はスギ。さすがに国産だと思うのだが……。これを消臭剤として売り出しているのだ。本当に消臭効果はあるのだろうか。湿気は多少吸い込むから臭いの元も吸着するか。

百均だから売値は100円。(消費税は上乗せされるが。)

さて、これをつくっている人はどれだけ儲かる仕事になるだろう、と想像してみた。

とりあえず卸値は50%として50円としよう。そこからパッケージ費や原材料費や人件費などの経費を引いて……粗利率はどうかな、60%とすると30円。12個のスギのボールをつくって30円の利益を得られると考える。

もちろん手づくりではなく、木材をボールにする機械を使うだろうが、その減価償却はどれぐらいか。そもそも生産力は?
1日1万個つくれたとして、833個の商品となり、2万5000円ほどか。ちょっと厳しいな。もし粗利がもっと低いと立ち行かなくなる。やっぱり1日に2万、3万個つくらないと。大工場なら、1日100万個だってできるだろうが、売りさばけまい。

シダーボールは百均専用の商品とは限らない。百均がいつまで仕入れてくれるかもわからない。ボールの大きさを変えて、ほかの商品にもすべきだろう。木のボールの砂場は最近人気だし、入浴材としても売っていた。小さな粒にすれば枕にも使えるだろう。なんだかんだと頑張れば、そこそこの売上は確保できるか。
まあ、基礎となる数字が全部推測だから、現実のことはわからない。

結局はアイデア勝負かな。もっとも、デカい丸太を扱うことをよしとする感覚の林業家に、こうしたきめ細かいビジネスができるか。何でも試す心がけがないとヒット商品は生まれないよ。

 

2020/10/30

首里城再建。文化か森林か……とモヤる

10月31日は、首里城火災が起きた日。つまり昨年の火災からちょうど1年である。そのためか、このところ新聞やテレビなどでは首里城に関する特集記事や番組などがいくつも組まれている。

それらを見ていると、ふと心にモヤモヤした気分になった。沖縄の人々がいかに悲しんでいるか、早い復元を望んでいるか……を語るのはよいのだが、現実の再復元には途方もない壁がある。そもそも(焼け落ちた首里城の)1992年の再建からして、いかに苦労したことか。だいたい再現したい過去の首里城を見た人がいない(過去の姿とは江戸時代のことを指すうえ、沖縄戦で資料のほとんどは失われた)のだから。

ただ私の興味は、つい木材の調達になる。大径木材が大量に必要だったからだ。すでに沖縄には本来使われた樹種(イヌマキ)の大木はない。そこで前回はタイワンヒノキに目をつけたのだが、台湾でも伐りすぎによって伐採禁止。……そこで何とかできないかと模索するのだが、そこで描かれる“苦労”が、どうも引っかかる。特別に伐らせてくれないかと考えてしまうのだ……(結局、すでに伐られて材木店の在庫として眠っていたタイワンヒノキの製材を集めた)。そこでは、首里城は特別なんだから、という意識がかいま見える。

いや、これは首里城だけの話でない。21世紀は木造建築物の復元ブームのようなところがあり、各地で大径木材の奪い合いが起きているのだ。名古屋城の本丸御殿や天守閣、あるいは平城宮の大極殿、そして興福寺の中金堂……巨大木造建築物なら何でもなのだが、〇〇〇復元のために大木が必要だから、森にわずかに残されていた大木を伐らせてくれ、ご神木も伐らせてくれ、カナダやアフリカの原生林から伐り出してもいい、という発想がちらつくのだ。

これは復元を担う建築家や文化関係者の発想だろうか。文化(建築)と自然(森林)を天秤にかけて、つい文化の方が大切だと考えてしまうのは。

しかし、首里城もその他の天守閣や寺院も古代宮殿も、別にないと困る施設ではない。あえて言えば観光には役立つだろうが。もちろん復元することで多くの人々が過去の文化・歴史に触れることができ想像力が高まるとか、あるいは復元工事を通じて過去の伝統工芸の技法を追求できるとか、何とでも言えるのだが、それに比べて数百年かけて自然が育んだ大木と、それらを取り巻く森林生態系の劣化をいかに考えるか。あんまり想像力を働かせていないように感じる。

すでに令和の首里城復元計画は進んでいる。主な木材は国産ヒノキを使うのだそうだ。調達できる目途が立ったとも聞く。首里城の柱は直径60センチ級らしい。それぐらいならあるだろうな、というのが私の感想。しかし直径60センチの柱となる木材とは、おそらく樹幹としては80センチくらいは必要だろうし、そうなると150年~200年生のヒノキだろう。これ以上の太さとなると、かなり厳しいが、今ならかろうじて200年生のヒノキは残っている。
おそらく、神社の境内に生えるご神木クラスか、はたまた山主が「この森で1本だけ残しておいた」ヒノキを拝み倒して伐り、かき集めるのではなかろうか。

まったく伐るなというつもりはない。ヒノキもいつかは枯れるわけだし、その前に木材として使われるのも宿命だ。しかし象徴的に数本、というのではなく、全部の柱を無垢のヒノキで、となると無理が出る。それに今全部を根こそぎ伐って使ってしまったら、今後出てくるでなろう、ほかの文化財としての木造建築物の修復・復元に使える木がなくなることも意味する。
それは、ほかの素材も同じだ。とくに首里城は漆塗りが多いらしいが、国産漆は極めて少ない。首里城再建のためとごっそり集めたら、ほかの文化財級の漆芸で困ったことになるだろう。

しかし建築側の気持ちとしては、今自分の担当する建築物は全部無垢の木(や国産漆)を使いたいという願望が強いようだ。それが森を破壊しかねないと気づいても、目をつぶってしまうのか。また厳密な復元・再建を言えば、樹種も揃えないといけないはずだが、イヌマキでもヒノキでもタイワンヒノキでも、いやアフリカのアパやカナダのウェスタンレッドシダーでもいいというのは、いかがなものか。無垢の木にこだわりつつ、なぜ樹種はこだわらないのか。いっそ樹種を重視すれば、首里城は細いイヌマキを集めて寄木にするという手もあるのではないか?

……とまあ、そんなことをもやもやと感じたのであった。これは森林側視点の発想だろうか?

文化のためなら自然破壊も致し方なしとか、森林こそ至上のもので文化は二の次とか言うつもりはないが、もっと穏やかに対応できないか。首里城の正面の数本は無垢の大材だけど、ほかのものは集成材を使う……という折り合い方だってあるはずだ。
ちなみに現在東大寺大仏殿は、江戸時代に再建されたものだが、柱のほとんどは寄木づくりだ。それもヒノキだけでなくスギやマツも混ざっている。その時代には、大木がなくなっていたからだ。ただ虹梁だけは無垢の大木を日向から運んだ。それが今や国宝だ。

ちなみに国産材ならスギは60センチ級、いや80センチ級の材でもまだまだある。そして集成技術も防腐技術も進歩している。この際、スギを使うとか、集成材や鉄骨を使って建てて、それなりの価値を生み出す建築に挑戦する勇気はないのか?

ちなみに以前、このような記事も書いている。

首里城復元に使うべき木材はスギだ。琉球の歴史をひもとけば見えてくる木材事情

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2006年に訪ねた際の首里城。

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大仏殿。柱は様々な樹種の材を鉄鋲と銅の環で束ねた寄木である。

2020/09/22

東京チェンソーズの「山男のガチャ」

昨日の続きではないが、こんなものを見つけた。

「山男のガチャ」新発売

東京チェンソーズが生み出したもので、端材や枝からつくる小さな木製品をガチャガチャで売っていくらしい。

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上記サイトより借用。

頑張っている(笑)。現在8種類の品を出していて、1回500円。

実は東京チェンソーズの面々とはどこかで会ったような気もするが、ちゃんと話したことはない。それでも、その動きはウォッチしている。

なぜなら、アイデアを絞り出してあの手この手で林業を事業として成り立たせようとしているから。これって、実は林業家にもっとも欠けている姿勢ではないか、と思っていた。
この会社も、林業会社をつくったという時点では、伐採仕事などがメインだったはずだが、それでは十分な利益が出ないことに気づいて、事業を広げている点に私は注目していた。東京美林倶楽部なんて仕組みで資金調達を行い、今は玩具など木工まで始めている。おそらく、原料(素材)だけを扱っていたら展望が開けないことに気づいたのだろう。最終商品まで手を伸ばさないと、採算が会わないのが現在の林業界だ。

そのことに気づいている林業家は意外と少ない。みんな、山仕事に執着しすぎ(^^;)。

まあ、さすがにガチャガチャの玩具で儲かるとは思わないが、あの手この手を繰り広げることに価値がある。ガチャガチャそのものは、以前私紹介したが、もはやイオンモールにまで進出して全国展開するほど人気のある玩具だ。「驚異!ガチャガチャの世界

自分でガチャを設置するのもよいが、木工作品そのものをガチャ専門店に扱ってもらう方向もあるのではないか。もっとも、そうなると商品の品質レベルが相当厳しく要求されるし、安定供給するだけの数が生産できるのかも考えなくてはならないが。

ともあれ、ジタバタしつつ、突破口を見つけることを期待する。

 

 

 

 

2020/09/21

板切れの値段は好きに決められる

地元の百貨店で見かけた板きれ。

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何かわかるだろうか。オリーブの板でつくったカッティングボードだ。というとかっこ良く聞こえるが、ようするにまな板。それも、かなり不定形の荒っぽい作りだ。オリーブの廃木を薄切りにして、表面をプレナーで磨いただけである。まあ、面白い杢が見えるものもあるが……そんなにたいした手間をかけていない。テクニックもいらなさそう。

気になったのは値段である。値札の一つを拡大してみよう。

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4400円。ほかにも4180円、3900円などがあった。なかなかの価格である。それで思い出した。

これはツイッターなのだが、短い(50センチくらい?)の丸太、つまりタンコロを1万円で売りました、という話である。

さらにヒノキの板1枚を1000円で売った人も。1立米で6400枚採れるので1立米単価640万円だ、というのだ。こちらは、料理用だ。板に味噌を塗って焼いて出す旅館の料理用だという。

実は、ウッドプランクという商品もある。これはアメリカなどで流行っているのだが、ワインなどの酒に浸した板切れの上に生の食材を乗せてそのまま火にかける。すると、ちょっと燻製みたいな味付けになるのだ。これが人気バーベキュー料理らしい。こちらの価格も、似たようなものだろう。豪華キャンプ~グランピング流行りの日本でも、潜在的需要は大きいと私は睨んでいる。しかも非日常のキャンプの時なら、1枚で1000円ぐらい痛くもないだろう。

個人の才覚で、木材価格は決められるのではないか。いずれも、加工にすごいテクニックがいるわけではない。そうした売り先を見つけてくる運と営業努力は必要だろうが……。とくに雑木のような捨ててきた樹木をいかなる商品にするか、どこに売るかがポイントだ。営業力に自信がなければある人ある会社を探してきて口説き、組むのもよいだろう。もちろん価格設定には説得力が必要だ。その程度の努力はしなさいよ。

私は、林業による地域振興なんぞは無理と、ようするに絶望しているのだが、個人の才覚で「稼げる林業」にするのは可能だと信じている。そんな林業家だけが生き残るんじゃないか。

2020/09/18

法隆寺の柱の傷、を見る

9月下旬とは思えない暑さの日、法隆寺を訪れた。

法隆寺は我が家から近くて、よく前を車で通るが、実は中に入っての参拝はここ数十年行っていない。記憶のあるのは30年ぐらい前?
いやあ、そんなモンですよ(^^;)。

で、まさに久しぶりに訪れたのだが、やっぱり閑散としているなあ。ごった返すイメージだった観光客がいない。土産物店の駐車場に入れたが、何か買い物したら駐車料金は無料だよ。寺の真ん前に停めて、これは有り難い。

というわけで、南門をくぐる。参拝料は1500円と多少張るが、広大な境内の施設をみんな見られると思えば悪くない。(若草伽藍は見られなかったんだけどねえ。。。。)

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やっぱり、これでしょ。五重塔と金堂。どちらも国宝で現存する日本最古の木造建築物。ほかの建物もほぼみんな国宝か重文指定だ。

とにかく境内が空いている。数少ない修学旅行生を引き連れた観光ガイドが、「こんなに静かに見られることなんか、これまでなかったんですよ。チャンスです!」と叫んでいる(笑)。実際、写真を撮るにしても、ほぼ人が入らないアングルで撮れるのは、まず普通の時間帯ではない。しかも、各所でお坊さんに話しかけるチャンスも多いので、いろいろ聞き出すこともできる。

皆さん、お勧めですよ! 奈良の観光地は、本来静かな環境で悠久の時間を感じるようにしないと魅力は伝わらないと思っているのだが、それを実現するには、地元に泊まって早朝歩くしかなかった。その場合は中には入れないのだが……。

で、私の目的はこんなもの。

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これが1300年前の木材だ。直径80㎝以上あるが、芯去り材、そして辺材は削ったのだろうから、原木の直径は、おそらく2~2・5メートルはあったのだろう。ほかにも幅が一メートル以上の一枚板のヒノキもあった。そんな木材が調達できた時代だったのだ。

ただ、よくよく見てほしいのは、この柱のそこかしこに修繕の痕があること。満身創痍とでもいえるほど、各所を抉って埋め木している。この修繕の痕を見たかったのだ(⌒ー⌒)。腐ったのか、何らかの傷があったのか。柱の傷は〇〇〇年前の~♪。
実は法隆寺全体がそんな状態で、五重塔も部材はかなり入れ換えている。おそらく創建時のものは3分の2くらいだという。最期の修理は昭和に行っているから、わりと新しい木も混ざっているはずだ。なかには樹種が違うんでないの?と思わせる埋め木もある。

ほかにも建物によっては円柱ではなく角柱もあって、よく見れば鎌倉時代の建築だったり。建築様式の時代の差も気づけるよ。

かくして堪能(……というには時間が足りない。とにかく広い)して、元の土産物屋にもどり、ソフトクリームをいただく。

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これ、柿ソフト。奈良特産である。これが駐車料金か。何かお土産買って帰ろうかなあ。。。

 

2020/09/17

住宅一軒に使われる木材量

家を建てるためには、何本の木が必要ですか。

農林水産省のサイトにあった、こども相談のQ&Aだ。

意外と難しい。もちろん住宅といっても千差万別で、広さも構法による違いもある。加えて一本の木とは、樹種が何でどんな太さ・長さなのか……などと考えると。

その解答は、こんな具合。

「在来工法木造住宅の木材使用量調査」によれば、床面積1立方メートルあたりの合板類を除く木材使用量は0.19立方メートルです。45坪程度の住宅をたてるためには、29立方メートルの木材が使用されていることになります。
樹齢約50年の杉の木の平均の木の高さ22メートル、胸の位置の直径が25センチメートルくらいとして、ぶどまりを60%として試算すると、約90本の木が必要ということになります。」

在来工法で、45坪程度の家という前提では、29立方メートルか。そして50年生のスギとして90本。なるほどね。

そりゃスギだけで家を建てるわけでなく、歩留りが60%行くのかどうか、地域によって育つ速度も違う、BC材の割合は、そもそも伐って搬出する木のほかに何本切り捨て間伐しているか……まで考えると複雑でもっと増えそうだが、大雑把な目としてはこんな具合でいいのだろう。広さもいろいろあるから100本前後と言った方がすっきりと説明できてイメージが湧くかも。

そして100本の生育した木が生えているスギ林は……何ヘクタールになるか? 50年生で残っている本数は、どうだろうなあ。仮に700本、いや計算しやすいように(^^;)500本としたら、0,2ヘクタールということになる。

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実際は合板を多用する住宅も増えた。こんな建築を見かけたが、果たして何本分の木材を使っていることになるか。となると、外材も含むか。

説明に使う目安としての数字を示してもらえると助かるなあ。

 

2020/09/09

木彫りのクマ再び

帰ってきました、灼熱の北海道より。。。

関西は少し雨も降ったようだけど、涼しい(^_^) 。初の30度切りだそうで。北海道から避暑に来た気分。

ところで、函館空港の土産物売り場で、「木彫りのクマ」コーナーを発見。

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そもそも北海道土産と言えば、「木彫りのクマ」というのが定番だった時代がある。これは何もアイヌの伝統技術ではなくて、大正時代だったかに、困窮する道民を見て徳川義親伯爵が、スイスで見かけたクマの木彫りを参考に製作を勧めたのが始まりとされている。冬の間の稼ぎにさせようとしたのだ。その目論見は見事に成功し、戦後は一世風靡する。我が家にも昔あった記憶がある。

さすがに最近は廃れたかに見えたが、むしろ進化しているらしい。デザインを一新して新たなクマの木彫りが広がって人気を呼んでいるようだ。

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私が気に入ったのは、これ。

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写真が真正面すぎてわかりにくいが、実はころころとでんぐり返りをする、転がりクマなのだ。思わず奮発して買おうかと思ったのだが……価格は大きい方で1万6500円とか。。。これは作家のアート作品になってしまうのだなあ。ちょっと気合が入らなかった。

でも、お店の人が説明してくれて、「写真だけ撮ってもいいですよ」というお言葉に甘えたのであった。

北海道の木彫り(のクマ)。再び人気に火がついていますぜ。もっと定番のお土産商品にできないか。潜在的な魅力は高いと思うのだが。

2020/09/04

広葉樹王国、再び

先日の遠野の道の駅で、数多くの広葉樹材を見かけた。

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何十種類あるだろうか。ほとんどが広葉樹材。こんなに岩手には広葉樹が多く、しかも出荷させるのか、と驚く。

が、何か既視感が……。

以前も同じようなものをブログにアップしたような気がする。どこで見かけたんだったっけ。

ずっと考えて、探していたんだが、このほど発見。

なんと5年前に遠野に訪れたときに、同じ道の駅で見かけたのだった。それをアップしていた(笑)。

その時も「広葉樹王国?」とタイトルをつけている。なんだ、いつ見ても同じ感想を持っているのか。

でも、今回の方が種類は多い気がする。単に広葉樹の種類が多いのは、多分西日本のはずだ。とくに紀伊半島は多い。だが、商品として人の目にさらされることは、ほとんどないだろう。紀伊半島の山村に住み着いた木工職人が、「材料は街のホームセンターや材木店に行って仕入れます」と言っていたぐらいだから。その点、岩手はすごいv(^0^)。

折しも、林業界では、スギやヒノキばかりでは限界を感じてきたのか、最近は「広葉樹」が目立つ。研究現場は広葉樹の育成関連が増えているし、植林しても広葉樹の早生樹とか、広葉樹利用の手引きとか、広葉樹のまちづくりとか……。

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広葉樹の時代が来れば、岩手はトップランナーになれるかも。

 

 

2020/09/01

花巻おもちゃ美術館、大人の見所

遠野のこと、とくに河童のことばかり紹介してきたが、実は花巻おもちゃ美術館にも寄ってきた。

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6月にも訪れているが、この時は建設中だったので、まだおもちゃもなかったし、見映えはよくなかった。そこで今回、無理言って訪問したのである。ちなみに開館の1時間前(^^;)。朝9時である。おかげで開館前の準備風景も見ることができたのだが……。

ここは子どもたちが遊ぶ場なのだが、大人が喜びそうなコーナーを紹介しよう。

まず、段々畑 (@_@)。野菜やフルーツが各畑に稔っている。

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次に大木から薪を拾って……。ちゃんと乾燥している(^_^) 。

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バーベキューだ!

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ちなみに野菜以外にも、肉や魚などももある。バーベキュー台の向こうでは、ぶどう狩りをして、デザートの収穫ができる。

……これで世のお父さんは楽しむv(^0^)。でも、子どものノリはイマイチだろうな……。こんな凝ったアウトドア・イメージは大人のもので、子どもはもっと直截的な遊びを喜ぶようだ。

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スマートボールや剣玉コーナー。このスマートボールも凝っていて、左横のコーナーから玉を入れると、ころころと動いてスマートボール機に到着する、ピタゴラスイッチみたいな仕組み。

子どもが何を喜ぶかは、なかなか大人感覚ではわからない。全国で次々とおもちゃ美術館を立ち上げる動きが広がっているそうだが、私はおもちゃ美術館そのもののビジネスモデルには不安を感じている。面白いし、木育にもいいが、経営は成り立つの?

だが、花巻おもちゃ美術館のビジネスモデルは面白い。ここでは語らないけど(^^;)、上手く軌道に乗ることに期待する。

 

2020/08/29

木の歩道

き今日はシンポジウムなのだが。。。

朝から酷暑。5時に起きて町を散歩したが、早くも熱を感じる。

で、気づいたのは、遠野の町の歩道は木の道であること。

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かなり太い材だ。もともと枕木や木炭などの産地だが、贅沢な使い方。まあ、こんなことを散歩しながら考えていてもなあ。。。

あ、コロナの締め付けのある中にシンポは盛況でした。ここでも熱を感じました。

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でも、懇親会もなくなり、さらに晩酌も禁止(コロナ感染予防のため)なんだよ(泣)。

 

 

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