使い捨て薪ストーブ
急に冷え込んできた今日この頃、またたき火がしたくなってきた。
おりしも長野県大町市で、薪ストーブの普及を目指す「ウッドストーブサミットinおおまち」が開かれたというニュースが流れた。薪ストーブの構造や、薪の調達方法について報告があったそうだ。
以前、このブログで木質ペレット批判?をしたので、私はバイオマスエネルギーに否定的と捉える人もいるだろうが、そうではない。木質バイオマス自体には期待している。あくまで木質ペレット、それも林地残材を元にペレットを作って、林業振興の足しにしようというのはムリだと論じたのである。
そこで、改めてどんな形なら木質バイオマスのエネルギーが使えるか、考えてみると、
まずは木材発電所のような規模の発電設備を備えた施設を建設すること。そうなれば、使えるのは製材屑やチップなどがそのまま使える。
あるいは温水供給のためのボイラー。だがチップボイラーも、それなりの規模の施設でなければ設置できない。が、それでは市民に縁遠い。
そこで考えられるのが薪ストーブだ。一般庶民がバイオマスを楽しむにはペレットストーブよりも薪ストーブ(^o^)。
とはいえ、薪ストーブは、マニアックな愛好家のものとされ、なかなか増えていない。ストーブが何十万円と高く、火付きが大変で、また煙突煤などの掃除も面倒、何より薪の調達に困る……。木質ペレットストーブがのさばってきた(^^;)のも、その間隙を突いてきたようなものだ。
そうした「大変さ」を乗り越え、また薪を手に入れるために山に通うのが楽しい、とまでいう人はいい。だが、一般市民はそこまでして薪ストーブにこだわらない。あくまで趣味として、薪を燃やしてみたいだけ。普段はファンヒーターで、お客さんが来たら薪ストーブで喜ぶ。
では、いかに普及させるか。
考えてみると、たき火が好きだ、やりたいと言っている私でさえ、ひと冬の間に、たき火を行えるのは何十回もない。いや10回越すのも難しい。
同じく、薪ストーブを楽しみたいと口にはするが、本格的な薪ストーブを購入し、薪の調達に走り回るほど本気でない人ならたくさんいるだろう。噂の薪ストーブを、試してみたい、という根性なしの人向けの商品がほしい。
ならば、全部まとめた「使い捨て薪ストーブ・セット」を売り出せないか。
ストーブは、ひと冬保てればよい。その間に火を入れるのは、10回程度を目安にする。だからダルマストーブ的なブリキ製で十分。ただし趣味だから、見かけだけは立派にしたい。そして春が来たら、破棄する。だから掃除もいらない。それに10回分の薪をセットにして販売する。着火材も付けよう。
価格は、できれば1万円~3万円に抑えたい。その程度なら、惜しくないし、一度の薪ストーブを楽しむのに1000円、2000円なら無理しないですむ。ダルマストーブは、4000円くらいからあるから、それに薪を付けてそのくらいの価格にできないか。
これでひと冬薪ストーブの楽しさを感じた人は、いよいよ本格的な薪ストーブを買えばよいのである。10回では足りない人は、追加の薪購入サービスもある(^o^)。
部屋に設置するのも、窓を利用して簡単に煙突を外に出すとか、小さな庭で行えるようにしてほしい。薪は、燃やす時間を考えればスギやヒノキの間伐材や枝で十分だが、一応香りとかも考えて広葉樹材も混ぜる。そして、一本一本能書きを付ける。
……どうだろうなあ。需要ないかなあ。
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