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森林学・モノローグ

2018/10/19

生長した?壁面緑化

京都駅前にヨドバシカメラの建物があるのだが、その壁面は大規模な緑化をしていることで知られる。

 
おそらく完成直後に、このブログなどで紹介しているはずだ。
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そのときの写真。撮影は2012年4月であった。
 
そこを何年ぶりか確認した。
 
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こんな具合。6年経って、ずいぶん緑が濃くなった……というか、分厚くなった。ちょっと立体的である。
 
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なかには細いながらも幹のある樹木も見える。壁面緑化は基本、草本ばかりと思っていたが、多少は木本も育つようだ。どこまで大きくできるかわからないが。。。
少しは生態系も育つんじゃないか。そのうち鳥が巣でも作ってくれないかなあ。
 

2018/10/14

津山に絶滅危惧種の宝庫あり!

津山市の鍛冶屋を絶滅危惧扱いしてしまったが、実は正真正銘の絶滅危惧種の宝庫が津山市にはある。

 
つやま自然のふしぎ館だ。実は以前は津山科学教育博物館という大層な名だったのだが、改名したらしい。私は大昔に訪れて感激した。今回は鍛冶屋も訪ねられなかったことだし、再会のつもりで訪れた。
 
いやはや、すごいよ、ここは。この館は森本慶三というキリスト教者が世界から集めた主に動物・昆虫の標本と剥製、模型、さらに化石に岩石、骨格を元につくられたものなのだが、展示資料は約2万点(プラス4万点・整理中とか)。そのうち剥製は何千点になるのか。 
 
ともかく開館は昭和38年だが、30数年かけて世界中から寄贈などを受けてつくったらしく、今では手に入らない絶滅種・絶滅危惧種の剥製まで大量にあるのだ。
 
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説明文のほとんどが手書きなのが味がある。経年劣化が激しく剥製としては残念な部分もあるのだが、古色蒼然とした展示室の雰囲気がよい。昔の大学研究室を思い出す(笑)。
 
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学術的というよりは、マッドサイエンティストの館(^^;)\(-_-メ;)を想像する。
 
 
津山市は、幕末から明治にかけて数々の洋学者を輩出している。このふしぎ館も単なる展示施設に終わらせないで、活かせないだろうか。

2018/10/10

ハートの樟脳香

今日は、吉野の山の中、下市町の某神社で行われた伐採を見学。

 
それは台風で倒れたり倒れそうな木の処理なのだが、そのうちの1本がクスノキだった。 
二股になっていた片方の幹を落とす。断面を見ると、そこだけで5,60年はある。密な年輪があり、樹液がにじむ。切り口から見事までの樟脳の香りが漂う。 ただ一方向に割れが入って腐れが進んでいた。
 
で、私はお土産?に、その断面を薄くカットしてもらう。
 
それが、これ。
 
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おおお、ハート形になっているではないかheartheartheart
 
これを自分の車に積み込んだら、ものすごい香りが充満(笑)。消臭効果抜群だ。虫も入ってこないだろう。1週間やそこらは楽しめそうだ。
 
しかし、これなら倒した幹いハート形の板をいっぱい作って「道の駅」にでも置けば、わりと売れるんじゃないか。ハート形で人気を呼ぶし、樟脳の香りで実用的だし。なんか効能とか由来を書いておけば、1枚500円ならすぐ捌けるだろう。1000円でも売れるかな。そのままだとチップか燃料にされる木に大きな付加価値が付く。 
 
 
ところで、こちらが終了してから黒滝村の道の駅に寄って昼食を食べた。コンビニ形式なのだが、作りたてが出る。私は鳥天丼を頼んだのだが……。
 
容器は弁当扱いなのでプラスチック製なのは残念だが、箸を見よ。
 
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吉野杉の天削げの割り箸だぞ!1センチ程度の箸の幅に、年輪を数えたら20を超えていた……。さすが割り箸の聖地だ。コンビニ弁当にこんな箸が付いてくるなんて。
 
弁当は温かくて美味しかったが、この割り箸効果もあるんじゃないか。
ハートの樟脳と天削げ箸で満足度の高い取材であった\(^o^)/。

2018/10/08

楠木の根元

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今日は、ちょっと某寺に出かけていたのだが、その境内にあったクスノキの大木。……の根元。よく見ると、小さな芽がいっぱい吹き出している。
 
こういうのを萌芽というのだろうか。別に上部の幹が伐られたわけでもないのだが。
よく観察しなかったが、もしかしてどこかに台風で枝が折れたとか何かあったのかもしれない。それが萌芽発生のシグナルとなったとか?
 
まあ、樹木の生理学的なことはわからないが、大木に小さな芽がモコモコ出ているのが、何か可愛いのであった(^o^)。
 
 

2018/10/05

北海道平取町の森の伐り方

北海道で、また震度5弱の地震があったという。9月の大地震の余震とのことだが、まだまだ揺れ続けている。

 
ところで、地震のあった北海道南部、厚真町のグーグルマップを見ていて、衛星写真に切り換えて気づいた。森にヘンな模様?がある。 
 
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これは、なんじゃい?
 
ようは伐採したのだろうけど、列状というか帯状間伐だろうか。
どうも本土では見ないような伐り方。
周辺はゴルフ場のようだが、それと関係あるのかないのか。
 
つまらんようだけど、気になったのである。
 
ちなみに、ほかにも農地なのか林地なのか、妙に幾何学的な伐り方をしているところが多いのは北海道特有だろうか。
 

2018/10/04

森林減少の原因は?

世界の森林減少の原因を分類した研究結果が、サイエンス に発表されていた。 
森林モニタリング技術を利用して、2001年~2015年の15年間の変化の調査によって原因を調べたようだ。
 
私流に思い切り簡単にまとめると
 
森林減少の27%は農業。永続的な商品作物栽培への転換だ(年5万平方キロメートル)。これは自給自足的な農業、焼畑のような移転型の農業は含めないという意味か。アブラヤシなどが頭に浮かぶが、小麦やトウモロコシや大豆なども大規模な商品作物だろう。
 
林業で26%
野火(山火事)が23%
焼き畑は24%。
都市化(居住地化?)によるのは1%未満
 
結局は、農業と林業で過半を占める原因ということになる。焼畑も農業ではあるし、野火も人為的に火をつけるケースも多い。つまり大半が人間のしわざということになる。
一般人が都市の開発で森林が減っていくように思いがちだが、たいした面積ではなさそうだ。
 
ただ農地はたしかに森林には戻さない(焼畑以外)が、林業は跡地に植林した場合は含めていないのか。焼畑と野火も、その後放置したら草木が生えて森林にもどるはずだ。繰り返し火入れをするとダメだが。
ほか気象原因(いわゆる砂漠化など)は含まれないのだろうか。
 
この当たりの説明がないと、全体像をつかみにくい。
 
それに、これは「森林減少の原因」だけど、森林化の起きている地域もあるわけで、その原因も知りたいところだ。
 
ま、参考資料ということで。

2018/09/29

森歩き最新トレンド

森で見かけた森林ウォーキング……というか、森林散策のご一行。

 
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セグウェイツアーであった。特別仕様なのか、タイヤは太くて馬力もありそう。これなら、登りも疲れない。ゆっくり周りを見ながらガイドの話を聞ける。高齢化進む日本社会の森歩き(歩かないけど)最新トレンドであった。 
 
林業のアシストスーツが開発中だが、その前に森林散策アシストスーツも作れないか。
 

2018/09/22

明治神宮のヒガンバナ

明治神宮ネタを続ける。

 
今回、神宮内を歩いて気づいたのは、ヒガンバナだ。 
 
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これは宝物殿前。ヒガンバナが咲いていたのだ。ちょっと驚いた。
本殿の裏側に当たる宝物殿前は草地が広がっていて、ちょっと深い「鎮守の森のある明治神宮」というイメージとは違った景観が広がっているが、ヒガンバナとは意表を突いた。
 
なぜならヒガンバナは種子を稔らせないで、球根で増えるからだ。つまり自生する例はほとんどなく、たいていは人が植えたのである。勝手に分布域を広げることはない。
 
このことを私は四年前のYahoo!ニュースに書いていた。
ということは、明治神宮にも植えられたか。明治神宮にいつ頃からヒガンバナが咲くようになったのかは知らない。造営直後からなのか、意外と最近なのか。秋の一時期だし、私がそのときによほど気をつけて見ていなければ気づかないだろう。
 
照葉樹林の鎮守の森ばかりに目を向けていると、ヒガンバナが異質の風景を映しているように思える。薄暗い照葉樹林内には生えないで、田畑のある田園風景になじんでいるからだろうか。 
 
もう一つ、気をつけたい穴場がある。 
 
なんと明治神宮の中に水田が開かれた一角があるのだ。一般心は立入禁止の場所だけど。ここで取れた稲は奉納される。神道は、稲作文化と綿密につながっているうえ、多くの儀式が稲と結びついているわけだ。
そして、その傍らにもヒガンバナが……。
 
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これ、かなりの望遠で撮りましたよ。
 
つまり神社の中の里山(^o^)。ちょっと景色が違う。
ちなみに、この水田は21世紀になってつくられたもので、造営時からあったものではない。もしかしたら、ヒガンバナもその際に持ち込まれたのかもしれない。
 

2018/08/31

週末はPC異変

雑貨店で見かけたこれはなんでしょう?

 
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古材を並べたように見えるが、実は玄関マット。素材は、おそらく合成樹脂。
こんなところにも、古材のデザインが使われるようになるのは、流行っていると言ってよいのだろうか……。
ほかにも、車のサンシェードでも古材デザインを見かけた。前に紹介したが、掛け時計の背景に使われているものもある。
 
 
さて、ここでお知らせ。
 
実は、パソコンを買い換えた。と言っても、セッティングは明日から。この週末で行うはずだが……ちょっと恐れている。
というのも、現在Windows7機を使っていて、9年前のもの。今度はWindows10になるのだ。Windows10パソコンは操作がガラリと変わるという巷の評判もあるし、単にケーブルをつなぐだけですぐに使えるようになるかどうかわからん。
しかも、私は親指シフトという絶滅危惧種(^^;)のキーボードを使っていて、これを設定するのがなかなか大変なのである。
 
なにしろ使えるパソコンが市販のものになく、結局、法人用オーダーメイドになった。そのほかソフトやドライバーも別途である。さらにデータの移設も大変だ。たまりにたまったデータは400GBに達するのだから……。
 
ともかく、土曜日からとりかかる。その間は、どうなるかわからない。ブログの更新もできるかどうかわからない。そこで、先にオヤスミ宣言をしておく。
そのほか、メールもちゃんと受信できるか、さらにホームページは、そもそも仕事の原稿は……と考え出すと頭が痛くなる。
 
 
もし月曜日になっても更新がなかったら、難渋している証拠だと思って声援を送ってください(^O^)。もっとも、その声援が読めるかどうかもわからないけど。(あ、スマホで見ることはできる。)
 

2018/08/30

大正時代の皆伐?

毎日新聞の連載・大和森林物語「紀伊半島の探検家群像」⑧ で、大正時代の登山隊の記事を書いた。

 
最近、毎日新聞のネット記事も有料化が進んで、契約しないと冒頭しか読めないが、それでいい。1915年(大正4年)に、関西の財界人の大登山隊が結成されたことを紹介した。
 
探検家とは言えないようなお金持ち登山である。その記録が『吉野群峰』と『吉野群峰写真集』にまとめられて報告書となっている。それを読むと、人夫などが31人もおり、毎晩野営地ではワインやウイスキーなどを飲んでいる(@_@)。
 
それはともかく、気になったのは、その中の写真の1枚だ。
 
15 (成瀬匡章氏提供)
 
これはちょっと一部を拡大しているが、小天井が岳の山腹を進む隊である。
 
その周りの植生を見てほしい。あきらかに伐採されている。この時代にこの奥山で皆伐が行われたのか。ちょっと意外を通り越して、疑問ばかりだ。
 
おそらく原生林だったろうから、皆伐してその木をどのように搬出したのだろうか。どこの林業家が手がけたのか。ともあれ、探検めいた大登山隊が行くところに、林業やっている人がいたわけだよ。予想以上に戦前から開発は進んでいたのかもしれない。
 
 
ちなみに、この毎日新聞の記事で、写真のキャプションにミスがあった。ネットでは見られないが、大峰山の「鐘掛岩の展望台」の写真に「西の覗き」と書いてしまった。
「写真集」にあったキャプションの転記ミスである。
 
今度、訂正を出さねばならない(泣)。。。
 

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森と林業と田舎