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本の紹介

森林学・モノローグ

2019/04/19

今だから、万葉植物園

新元号が「令和」となり、その出典が万葉集だということで、万葉集への関心が高まっている。

そして、万葉集が生まれたのは奈良時代であり、奈良の地だ。実は生駒山にも多くの万葉の碑がある。

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生駒って、元号もありだな。。。

それはさておき、万葉植物園を覗いてきた。春日大社内にある。万葉集に登場する植物(樹木と草花)を集めて栽培しているのだが、いわゆる植物園的ではなく、むしろ庭園に近い。回遊する池もあるし、落ち着いて楽しめる。

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今だから、結構人が多いかと思っていたが、わりと静か。実はこの植物園、内部に藤園と椿園があるのだけど、藤の花が咲くのは来週ぐらいらしい。椿の花はちょうど咲き納め……と私はその端境期に訪れたことになる(^^;)。

実際、藤の花は蕾であったが……。来週から大行列ができるんじゃないかな。今回静かに鑑賞できたことは、今だから、である。

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椿は珍しい色の花がまだ見られた。ピンクに白に黄である。とくに黄色の椿の花は珍品。クリサンタという品種だ。椿の森は、なかなか風情がある。

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実は、ほかにも見所はいっぱいあった。この木まであったか! と思うものも。まさか万葉集には登場しないだろうが。それは、いつの日か紹介しよう。

 

 

2019/04/17

サバイバル植物再び

最近、つい目が行くサバイバル植物。なんだか目が慣れた?のかすぐ見つかる。つまり、決して珍しいものではないということか。

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これは側溝から延びているのだが、根っこがどうなっているのか見えない。側溝のフタ(グレーチング)も堅くて動かせないし、この幹を引っ張ってもびくともしなかった。単に側溝の底に給った土砂に根付いたのではなさそうだ。ひび割れなどに根を伸ばしたか。

しかし狭いグレーチングの隙間から外へ伸びるときに、かなり幹をこすっていますなあ。ちなみに植物の名はわからない。この芽はなんだろう。

 

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こちらは春日大社の参道だが、このクスノキの根はなぜ地表に盛り上がって、しかも横に延び続けているのか。地下に、何か硬い岩盤か、もしかしてコンクリートでもあるのかもしれない。

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こちらも参道だが、杭を打ったときは木が細かったのだろうが……それを飲み込む勢いで生長したらしい。杭は木の根っこに打ったようにも見える。もっとも柵は朽ちているのだから用なしである。

 

2019/04/16

堀ちえみさんのオーラ

タレント・堀ちえみさんが、舌がんに続いて食道がんの罹患を発表した。今日、手術だったかな?

自分の病歴を公表しなくてはならない立場も大変だな、でもそれが芸能人の価値かな、とか考えてしまう。

私は、堀ちえみに一度会ったことがある。いや、正確には身近に見ただけだが。それも20年くらい前ではないか。

それは大阪の某雑誌編集部のパーティーだった。
私も若干の執筆をしていたので招かれて参加していた。会場には、100人近くいたのではなかろうか。

その時、会場の一角が光って見えた(笑)。なにごとかと思えば若い女性がいる。彼女が光って見えた。ただし、私は彼女が何者か知らなかった。とくに美人とも感じなかった。でも、彼女の周りに人が集まり、たしかに光っていたのだ。それをオーラというらしい。
その後、紹介があって、彼女こそ堀ちえみだと知った。そういえば雑誌のグラビアによく登場していたことを思い出す。(念のため付け加えると、旅とアウトドアの雑誌である。)私は彼女を誰か気づかないうちからオーラを感じたのである。そして人が光ることを始めて知った(笑)。

思えば彼女はその頃30歳を超えていてアイドルは卒業していたはずだ。結婚・離婚をして子供も3人いた。それでも、芸能人はオーラを発するんだな、と私は感心したのであった。ちなみに、その後その雑誌の編集者と再婚した(後に離婚)。波瀾万丈の人生ではあるが、今も芸能の一線に留まっている。いっときに爆発的な人気をほこったアイドルが、あっと言う間に消えていくケースもままあるが、彼女は違った。

 

芸能人に限らず、それが光って見えるモノはたまにある。客観的に見たら、とくに違いが見つからないものでも、何か違いがあるのか目が向くというか惹きつけられる品はある。それが光って見える。不思議なもので、光るのは本物なのだろう。いくら本物に似せた品でも、張りぼての偽物は(心の目には)光らない。同類が山積みの中でも光るものは目立つ。

ともあれ、今もオーラを発し続けてがんに打ち勝っていただきたい。

2019/04/12

樹木の手術

たまたま目についた樹木。

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手前の木の幹をよく見てほしい。何か当て木をしている。なぜか。

反対側から見るとわかる。

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ようはこの樹木(カエデだと思う)、幹が裂けているのだ。上から何か……たとえばナラ枯れしたコナラの枝が折れて飛んできたとか……が当たってばっさり裂けた幹を再び縛りつけている。この公園の担当者が行ったのだろうが……成功するかな。
上手くこのまま融合すればいいが。それぞれの枝の葉は生きていたので、今のところ通水はしているよう。ただ裂けた部分は浮いていたので、くっついたわけではなさそうだ。

さあ、この治療は成功するかどうか。しばらく見続けよう。

 

2019/04/06

サバイバルさくらで花見

今日は快晴。そしてサクラの満開時期と重なった。明日は雨だという予報が出ているので、もっとも花見に適した1日だろう。

で、せっかくだから満開のサクラを紹介。

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これこそ、生駒中学校近くの側溝から生えるサクラ。以前も、ど根性サクラなどの名で紹介したかもしれないが、花のシーズンに訪ねるのは逃していた。今日はついに実現。サバイバルサクラの満開として、記録しておこう。根元は側溝の底で最初は割れ目だったよう。それが成長して今や幹の太さは30センチ近いのではなかろうか。そこには「お父さんお母さんより年上の木です。登らないでください」と記されている。幼稚園の親なら40歳ぐらいまで。そのくらいの樹齢はあるかな。

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生駒山のスリランカ料理店ラッキーガーデンのサクラ。まさに今日が満開。2日前は三分咲きだったからね。このサクラの木の下で料理を食べるのが名物。週末は予約しないと席が取れない。付属のヒツジ牧場(最近はヤギ化している)でもサクラが咲き誇っている。

 

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こちらは、平城宮跡のサクラと大極殿。ここも実はサクラの名所で数百本のサクラが咲いているが、なにしろ広いので静か。その意味では穴場だ。

大極殿の今については、また明日。

2019/04/05

サバイバルな大木

夕方のニュースを見ていると、京都府の桂川河畔にあるサクラに注目が集まっていた。

それは、昨秋の台風で倒れて根も剥き出しになっているのだが、そのままの状態で花が満開になったのだ。それでカワイソウといいつつも、花を見る人が集まっている。そのうち幹ごと立ち上げる計画もあるようだ。

ま、根っこが剥き出しなのは厳しいが、そこを土で覆うぐらいで、倒れたまま咲かせた方が名所になるのに、と思う。おそらく下手にいじるよりいまのまま根を晴らせた方が樹木の負担も少ないのではないだろうか。

 

で、思い出したのが、こちら。

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これは十津川村の玉置山山頂付近で見かけたスギ。この当たりは巨樹が林立しているのだが、そのうちの一本が倒れているのだ。ただし隣の木に引っかかったおかげで丹前に倒伏せずに済んでいる。そして枯れずに枝が上方に葉を繁らせている。

その根っこはこんな具合。

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結構、えぐれている。根も半分以上が剥き出し。だが、命脈を保っていた。直径は50センチ以上かな。

こういう状態も、サバイバル植物の一つと位置づけよう。(悪条件で生き長らえている植物のこと。ど根性植物、虐待植物、隙間植物、戦う植物……とその度に命名を変えているが、今のところサバイバル植物にしておく。)
このスギが倒れたのは数年前だそうだから、すでに落ち着いているのだろう。もちろん支えてくれている隣の木あってのことかもしれないが、このまま長生きしそう。

 

2019/03/27

ミツマタの花群落

十津川村より帰って来た。

期せずして紀伊半島内陸部一周してしまった。行きは五条市より国道168号線を南下したわけだが、今日は十津川村最南部より和歌山県北山村に入り、下北山村、上北山村、そして川上村、吉野町……というルートで帰ったからだ。

きつい……。丸1日、山の中を歩いたり運転していた気がする。

その中で、もっとも美しかったのは、これ。 

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ミツマタの群落に出会った。しかも花真っ盛り。これまでもミツマタ群落自体は何度か見ているが、今回ほど満開で、しかも目の前だったのは始めてかも。

人工林の林床に咲き乱れているのは、やはり過去に植えられたのだろう。和紙づくりをしていたのかもしれない。今は完全に野生化しているが。シカも食べないから、林床で増えたのか。これ、本気で取り組めば観光名所になるな。。。

2019/03/18

一本の梅の源平咲き

生駒山の応接間、ラッキーガーデンでは梅が満開であった。 

 
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白い花に紅の花……あれ、同じ木から紅白の花が咲いている。全体は白だが、ある枝だけが赤い。
誰か、接ぎ木した? あるいは突然変異? たまに傷がついた枝だけ性質が変わることもあるが……。
 
実はこれ、源平咲きというのだそうだ。本来は紅梅だったのに、突然変異で色素が落ちて白梅になってしまったものの、一部に紅梅が残ったのだろう。
不思議であるが、面白くもある。梅だけでなく桃なとほかの木にもあるそう。
 
 
もっとも、こんな一角もあった。 
 
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バナナの中で水仙が咲いていた。バナナは一年草なんで、毎年茎を切り捨て、そこから春になると新芽が出るのだが、今年は先に水仙だったらしい(^o^)。バナナの方も、芯に少し新しい芽が見えていた。
 
ちなみにラッキーガーデンでは、バナナは葉が伸びると、スリランカ料理のお膳になる。

2019/03/14

花の品種ははかなくて

大阪の中之島を歩いた。ここには大阪市庁のほか大阪府立図書館中之島分館や中之島中央公会堂……などが建ち並ぶが、さらに東の一角には中之島バラ園がある。 

 
ここには約310種、約4000株のバラが植えられている。大阪で一番、日本でも有数のバラ園だ。しかも無料。
 
とはいえ、この季節は剪定の真っ盛り……らしい。
 
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このとおり短く刈り込まれている。バラは冬の手入れが欠かせない。さもないと5月に花を咲かせられない。
 
ただ、私が気になったのは、この左写真に写っている標識。「サラバンド」というフランス発祥の品種らしいが、誕生したのが1957年とある。 
 
これは相当古い。約60年前だ。ほかの品種の多くが1980年以降、いや2000年以降に誕生した品種が多数なのに。
 
バラは古くから栽培されていたが、現代的な大輪の花の咲く品種が誕生したのは1867年。ラ・フランスである。
ほかにも日本のノイバラを導入することによって多くの品種が生み出された。おかげで多数の品種が毎年開発されている。おそらく総数は数万種、いやもしかしたら累計十数万種に達するかもしれない。
 
もっとも、現在残っているのは、そのうちの1割ぐらいだろうか。2万種もあるかどうか。
なぜなら、新品種が生まれても流行らなかったら消えていくからだ。その遺伝子が残されることはあまりない。
 
これはバラに限らずほかの花も一緒である。
 
私はカーネーションの父・土倉龍治郎がカーネーションの新品種をいくつも生み出したと知って、その花を見られないかと思ったのだが、栽培どころかまったく記録に残っていなかった。大正時代の話である。
 
花は流行に左右され、その品種を求める人がいなくなれば栽培されずに消えていくのだ。その遺伝子を残すための栽培などはされない。せめて、何と何を掛け合わせて、どんな新たな特徴があるのか記録しておいてくれたらよいのだが、民間の品種づくりの現場では、そんな手間のかかることはしないみたい。
近年は遺伝資源に注目が集まっている。とくに野菜などの作物は種子会社や公的機関が保存のための栽培をする。だから種子法改正にも猛反対が起きた。が、果たして花の品種は記録されているだろうか。
 
 
では、樹木はどうだろう。スギは1万種以上の品種があるとされるが、果たしてデータバンクはあるのだろうか。樹木だから、一度植えて育てたら比較的長く保たれるようにも思うが、保存する意識があるかどうかは怪しい。
 
最近はエリートツリー(一昨日の項目参照。笑)づくりが盛んだから、もしかして細胞レベルで保存されているかもしれないが……。
 
 
はかなく消えていった幻の花の数々に、少しばかりのエールを送りたい。
 
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野バラ、ならぬ野良バラ。種子が飛んできて勝手に映えたらしい。新品種?かも。

2019/03/10

フェルメールから動物園へ

大阪に出たついでに、大阪市立美術館で開かれているフェルメール展に行ってきた。

 
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混んでいたら止めようかな。。。と思っていたが、かろうじて並ばずに見られそうなので入る。(オープン時は時間制限があったそう。)
 
なお、知らない人向きに紹介しておくが、フェルメールの絵は6点のみ。後は同時代の周辺画家の作品である。フェルメールに堪能できるわけでみない。それに有名な「真珠の耳飾りの少女」や「牛乳を注ぐ女」など「青」の名画はない。とはいえ、やはり絵の前には人だかり。残念ながら私の好みの絵は少なかった。
それに番人がうるさい。なんだかんだと注意能書きを垂れている。やれ鞄は前で持てだの、近づきすぎるなだの、うるさいわい。何か注意をしないと仕事していないと思われると強迫観念でもあるのか。
 
すっかり気が削がれて、次に入ったのは隣の天王寺動物園(^o^)。
 
いやあ、動物園なんて久しぶりだわ。しかも男一人だもんな。。。。うちの娘は小さいとき、動物園行かない? と誘ったら、かならず断りやがった。私が行きたかったのに。
 
最後に動物園に行ったのはいつだろうか……。と考えて、思い出した。なんだ、数年前に北海道旭川の旭山動物園に行っているし、昨年は帯広動物園に入ったじゃないか(ブログにも記した)。意外と各地で時間があると動物園に行っているのである。それに身近なところでは、生駒山のラッキーガーデンでヤギやヒツジに餌やってるしなあ。
 
天王寺動物園は、改修中が多かったのだが、それでもコアラやレッサーパンダもいる。ライオンにトラにサイもいる。 
 
でも、私が注目したのは、こんなものであった。。。 
 
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いつから植物に意趣替えしたのだろう?
 

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森と林業と田舎