お米価格形成の不思議な循環
ディスカウント店で、久しぶりに米の価格が4000円(5キロ)割れを見かけた。
もっとも全部ではないし、他の店では相変わらず4000円台をキープしている。総選挙ですっかり忘れられてしまったが、物価高騰の象徴であった、お米。ちなみに「お米券」の配布はどうなった(笑)。イランケド
昨年からの米の価格は経済学の常道を外し続けていて、「足りないから高い」から「新米が大量に出ても高い」「売れずに在庫がたまっているのに高い」という状況が続いている。
一応、識者の説明では「高く買いつけたから、安売りできない」と言うもの。でも、高いから買う人も量も減っている。だからだぶつく。保管のための倉庫代も高くつくから、安くできない……という不思議な循環。
本当は安く放出して損切りするべきなのに、その決断ができないのは、米業者はこれまで価格形成に需給を睨んだ真剣な商売をしてこなかったからだろう。
思うに、昨年は備蓄米を放出したから、今度は高いままの米を買い取ってくれることを期待している。新年度予算にそれが組み込まれるのを待っているのだ。しかし、確実に政府が買い上げる保証はないわけで、ジリジリとチキンレースのようになってきた。
農協は、農家の安売りを邪魔して、必死で陳情しているに違いない。大臣が大臣だから……。今年の新米が出始める7月直前まで粘るかな。それを過ぎたら古米扱いで、どうやっても高いままでは売れない……。
でも、写真にある秋田県の米が、いきなり3500円台というのは、多分、一部の業者が先週あたりから投げ売りを始めたのだろう。
今週の相場を見ると、こんな感じ。
今週は青森、山県、茨城の米が下がった。いよいよ崩れだすかな。ウッドショックの際の木材価格も、暴騰したあげくに一気に暴落したからね。同じ軌跡が見えるようだ。























































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